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ベースレイヤー 冬

「冬のベースレイヤー」覚えておきたい選び方の基本を徹底解説!登山シーンごとの“おすすめウェア”も見逃せない

登山の服装で肌のいちばん近くに着用し、汗を吸い上げ拡散させる役割を持つベースレイヤー。過酷な環境の冬山において、最も重要性の高いウェアとも言えます。

そんなベースレイヤーも、素材や形状、厚みなどの種類がとにかく豊富。どんなポイントで選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

この記事では、冬のベースレイヤーの選び方に着目し、機能や役割、選び方のポイント、シーンごとのおすすめアイテムを紹介します。

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目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

冬山の基本は肌をドライに保つこと

厳冬期 登山している人
撮影:筆者

厳しい寒さと強い風が吹きつける冬山では、肌をドライに保つことがとても大切です。

例えば、登山中にかいた汗で肌が濡れたままになると、冷たく強い風を受けることで一瞬にして体温は奪われていきます。体の冷えは集中力を低下させ、疲労感を増幅。低体温症や凍傷などを引き起こすリスクを高めることにもなります。

冬 行動している人
撮影:筆者|ラッセルはあっという間に汗だくになってしまうことも

さらに雪山ではラッセル(深雪をかきわけて進むこと)などの運動量の大きな行動を伴うこともあり、ピッケルやアイゼン・防寒着などを持っていくため、荷物の総重量も必然的に重くなります。

また気温の低い環境では、人の体は体温を保とうとして基礎代謝が上がるため、運動をすれば体温も上がりやすい状態に。体温が平温以上になると、発汗することで熱を下げようとする働きが生まれます。そのため、冬の登山は歩いているうちにいつの間にか汗をかいてしまうことも。

このように、冬は汗とは無縁の季節のように感じますが、実はとても汗をかきやすいのです。

冬山の安全・快適に欠かせないベースレイヤー

ベースレイヤー 冬
撮影:筆者

こうした登山中の汗を肌に残さないために必要不可欠なのがベースレイヤーです。ウェアの中で最も肌に近い位置に着用し、汗を吸い上げ拡散させるのが役割。アンダーウェアやインナーとも呼ばれ、夏の登山やスポーツでも使われている定番アイテムです。

ベースレイヤー いろいろ
撮影:筆者

そんなベースレイヤーは厚みや素材、形状や特徴もさまざま。冬という限られたシーズンであっても「どんな山でも間違いない最強のウェア」というものは存在せず、状況に適したベースレイヤーを選ばなければなりません。

登山の服装は「レイヤリング」が基本

レイヤリング 仕組み
撮影:筆者

冬のベースレイヤーを語る上で欠かせないのが、レイヤリングの概念です。

レイヤリングとはウェアを重ね着すること。機能や役割の異なる「ベースレイヤー」「ミドルレイヤー」「アウターレイヤー」の3レイヤーを基本構成とし、近年ではベースレイヤーの下に「ドライ系インナー」を加えた4レイヤーの考え方が主流です。

レイヤリング 構造
作成:筆者
  • アウターレイヤー(シェルレイヤー)
    雪山では防風性と耐久性に優れたハードシェルが一般的。雨・雪や風の侵入を防ぐとともに、体温を外へと逃がさない役割を持ちます。
  • ミドルレイヤー(ミッドレイヤー)
    保温と汗の移行が主な役割。冬はフリースやアクティブインサレーションが人気。種類も多く、季節や気候に応じたウェアを選ぶ必要があります。
  • ベースレイヤー
    レイヤリングの基礎ともいえる、肌に近い位置に着用するウェア。汗を吸い上げ素早く拡散する役割を担っています。
  • ドライ系インナー
    ベースレイヤーのさらに下に着るウェア。汗の逆戻りを防ぐ疎水性のある素材が用いられることが多く、肌をよりドライに保ち、ベトつきや汗冷えを軽減します。

この4レイヤーが機能することで、肌から出た汗をベースレイヤーが吸い上げミドルレイヤーへと移行。ミドルレイヤーが体を保温し、アウターレイヤーが雨や風から体温低下を防ぐ。というふうに、山の変わりゆく天候に適応し、体温を調整することができます。

ライター橋爪

ライター橋爪

基本的なレイヤリングの概念は夏も冬も変わりません。また、ボトムスも同様の考え方です。

この中でも、ベースレイヤーはレイヤリングにおいて最も基礎となる部分。他のレイヤーがどれだけ高機能であっても、下地がしっかりしていなければ、正しい機能は発揮できないのです。

冬のベースレイヤー選び。押さえておきたい5つのポイント

冬のベースレイヤー 選び方
作成:筆者

冬のベースレイヤーは「とにかく温かい方がいいのでは?」と考える人もいるかと思いますが、それは間違いです。大切なのは、目的の山の環境やアクティビティ強度、自身の体質に合わせて、汗処理機能と保温性のバランスを考えること。

自分にどのようなベースレイヤーが合っているかを知るためにも、ベースレイヤーにどのような種類があって、どのようなポイントで選べばいいのかを理解することが大切です。

冬のベースレイヤー選びで押さえておきたいポイントは全部で5つ。

  1. 素材
  2. 形状
  3. 厚み
  4. ドライ系インナーとの組み合わせ
  5. フィット感

詳しくみていきましょう。

ポイント1|素材は3種!冬はウールやハイブリッドが人気

冬 ベースレイヤー 素材
撮影:筆者

ベースレイヤーで機能的な特徴が顕著に出るのが、どんな素材を使っているかということ。夏や冬も含めて、大きく「ウール」「化繊」「ハイブリッド(ウール+化繊)」の3種類が基本です。

ウール化繊ハイブリッド
メリット・濡れても暖かさをキープ
・防臭効果でニオイにくい
・調湿機能でムレを軽減
・天然繊維で肌に優しい
・汗冷えのヒヤッと感が少ない
・乾きやすい
・軽い
・汗をかいてもサラリとした着心地が持続
・洗濯がしやすい
・比較的安価で耐久性がある
・化繊とウール、それぞれのメリットをいいとこ取りした素材
・ウールと化繊の含有率で特性が変わる
デメリット・乾きはゆっくり
・洗濯などのケアが面倒
・保管時は虫食いに注意
・化繊よりも重い
・価格が高い
・汗のニオイがしやすい
・石油由来の素材なので、着心地が気になる人もいる
・保温性はあまりない
・大きなデメリットはなし
・含有率によっては中途半端な機能になってしまうこともある
向いているシーン・秋冬などの寒い季節
・寒暖差の激しい夏の登山
・真夏の登山
・発汗量の多いアクティビティ
・トレイルランニング
・あらゆるシーズンのアクティビティ

この中でも、保温性があり濡れても暖かさをキープしてくれるウールやハイブリッドが冬の寒い季節に向いていると言われています。

ライター橋爪

ライター橋爪

化繊がNGというわけではなく、冬用の化繊ベースレイヤーも登場しています。
乾きやすさを重視したい人や、ウール素材に起きやすい静電気が気になる人は、化繊を選ぶのも手だと思います。

ポイント2|3つの形状から目的に合ったものを

冬 ベースレイヤー 形状
出典:AmazonAmazonAmazon

ベースレイヤーで機能的な特徴が顕著に出るのが、どんな素材を使っているかということ。夏や冬も含めて、大きく「ウール」「化繊」「ハイブリッド(ウール+化繊)」の3種類が基本です。

ラウンドネックジップネックフーディ
メリット・オールシーズン対応
・あらゆるアクティビティに対応
・日常使いできる
・オールシーズン対応
・温度調整しやすい
・頭部や首まわりを保温保護できる
・バラクラバ代わりになるモデルもあるので、装備を減らして軽量化も可能
デメリット・特になし・登山以外のアクティビティや日常では使い勝手があまり良くない・温度調節が苦手
・レイヤリングが難しい
向いているシーン・あらゆる登山シーン・あらゆる登山シーン・秋冬
・ベースレイヤーのみで行動する冬のトレランなど

冬山では基本的にはベースレイヤー+ミドルレイヤーで行動することになります。そのため、ラウンドネックやジップネックはレイヤリングもしやすいことから人気です。

フーディは便利な機能を備えていますが、他と比べると使用シーンや使用時期が限られます。使い道が定まってから選ぶと良いでしょう。

ライター橋爪

ライター橋爪

私は、シーンを問わず幅広く使えるラウンドネックを一番多用しています。日常のインナーとしても使えるので一石二鳥です。

ポイント3|冬=厚手は注意!シーンに応じたチョイスを

冬 ベースレイヤー 厚み
撮影:筆者|写真下が薄手、上が厚手

〈モンベル〉のベースレイヤーがわかりやすい例ですが、「ライトウェイト(薄手)」「ミドルウェイト(中厚手)」「ヘビーウェイト(厚手)」(※)などの“厚み”を設定しているメーカーもあります。

「冬=厚手」というイメージもありますが、これもケースバイケースで、環境や体質によって変わってきます。また同じ素材であっても、厚みによって保温性や吸湿速乾性などの特性も変わってくるので、大まかに厚みごとの特徴を理解しておくとよいでしょう。

※)モンベルの場合:ライトウェイト→L.W ミドルウェイト→M.W ヘビーウェイト→EXP. で厚みを展開

ライトウェイト

夏や発汗の多いアクティビティに向いていますが、冬でもミドルレイヤーとの組み合わせ次第で使うことも可能。保温性はそれほどありませんが、通気性・速乾性の高さが魅力です。

ミドルウェイト

秋冬を中心に、真夏を除く幅広いシーズンに対応します。保温性と通気性・速乾性のバランスも良く、冬の登山で最も使い勝手のよい厚みと言えます。

ヘビーウェイト

厳しい寒さに対応する保温性を持っています。暖かさを優先して厚みを持たせているため、その分、通気性・速乾性は落ちやすい傾向にあります。

ライター橋爪

ライター橋爪

個人的な感覚ですが、私は厳冬期の3,000m級の山やテント山行でない限り、基本的に厚手は選びません。
まずは中厚手程度のモデルを選んでミドルレイヤーで保温性を調整するのがおすすめ。必ずしも冬=厚手ではないので注意しましょう。

ポイント4|ドライ系インナーもセットで考えよう

ドライ系インナー ドライレイヤー
撮影:筆者

汗の逆戻りを防ぎ、汗冷えを軽減してくれるドライ系インナーの力は絶大です。一枚余計に着ることになるので、夏山では逆に蒸れやすくなるデメリットもありますが、冬山においてはベースレイヤーとセットで考えておきたいウェアです。

ドライ系インナーの中には、水を含まないポリプロピレンを使っているものや、撥水加工を施しているものなどがあります。まずは“定番”と言われるミレーの「ドライナミックメッシュ」シリーズや、ファイントラックの「ドライレイヤー」シリーズを試してみるとよいでしょう。

ライター橋爪

ライター橋爪

真夏の登山を除いてはほぼ100%着用しています。汗冷えのない快適感を知ってからは、これなしの登山は考えられないくらいですね。

組み合わせによってはベースレイヤーの襟元からドライ系インナーがはみ出てしまうこともあるため、気になる人は要注意です。

ポイント5|機能を発揮するにはピッタリサイズが大切

冬 ベースレイヤー フィット感
撮影:筆者

冬のベースレイヤーやドライ系インナーは、体にフィットするサイズを選びましょう。肌に密着することで、汗をムラなく処理する効果が生まれます。

基本的にはタイトなシルエットが多いですが、モデルによってはゆとりがあるモノもあるので注意。ピチピチすぎるのも息苦しかったり動きにくかったりするのでよくありませんが、自分の体型に合ったサイズ選びが大切です。

冬のシーンごとにおすすめベースレイヤーを厳選!

冬 ベースレイヤー いろいろ
撮影:筆者

冬のシーンやアクティビティの強度によっても、適したベースレイヤーは異なってきます。

あくまでも一例ではありますが、以下のシーンごとに【汗処理機能重視】【バランス重視】【保温性重視】【コスパ重視】に分けて厳選したベースレイヤー・ドライ系インナーを紹介します。

↑クリックで各シーンごとのおすすめアイテムにジャンプできます

〈冬の低山ハイク〉におすすめのベースレイヤー

冬 低山 登山
出典:PIXTA

極端に寒がりな人ではない限りは、それほどベースレイヤーの保温性を気にする必要はありません。保温性はミドルレイヤーで調整しましょう。厚みは薄手〜中厚手程度で、素材は好みのものを。秋のベースレイヤーとの併用も可能です。

例:高尾山や六甲山、丹沢など、標高〜1,500m程度の天候が安定しやすい山

汗処理機能重視

ザ・ノース・フェイス 【メンズ】ロングスリーブドライクルー|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥5,280(税込)
重量
サイズ S、M、L、XL
素材 Lightweight PP Doubleface Grid ECO(ポリエステル85%、ポリプロピレン15%)

リーズナブルな価格も魅力の化繊生地

肌面には疎水性のあるポリプロピレン、表面には吸汗拡散性をもったポリエステルを配備した2層構造のベースレイヤー。汗が逆戻りしにくいため汗冷えを軽減します。薄手の生地で、夏山から冬の低山まで、発汗の多い方におすすめです。

ザ・ノース・フェイス 【レディース】ロングスリーブドライクルー|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥5,280(税込)
重量
サイズ S〜L
素材 Lightweight PP Doubleface Grid ECO(ポリエステル85%、ポリプロピレン15%)
バランス重視

ファイントラック 【メンズ】メリノスピンライトロングスリーブ|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥8,910(税込)
重量 115g
サイズ S〜XL
素材 ポリエステル63%、ウール37%

薄く軽く温かいハイブリッド素材

化繊の汗処理機能とメリノウールの保温・調湿性を兼ね備えた薄手のベースレイヤー。ウールの抗菌消臭機能をさらに強化加工しているため、長期山行でもニオイにくく、繰り返しの洗濯でも高い消臭効果を持続します。

ファイントラック 【メンズ】メリノスピンライトジップネック|ジップネックタイプ

参考価格 ¥10,450(税込)
重量 125g
サイズ S〜XL
素材 ポリエステル63%、ウール37%

ファイントラック 【レディース】メリノスピンライトロングスリーブ|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥8,690(税込)
重量 100g
サイズ S〜L
素材 ポリエステル63%、ウール37%

ファイントラック 【レディース】メリノスピンライトジップネック|ジップネックタイプ

参考価格 ¥10,120(税込)
重量 105g
サイズ S〜L
素材 ポリエステル63%、ウール37%
保温性重視

スマートウール 【メンズ】クラシックオールシーズンメリノベースレイヤーロングスリーブ|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥13,420(税込)
重量 170g(Mサイズ)
サイズ S〜L
素材 ウール87%、ナイロン13%

あらゆるシーズンに対応。メリノウールメインのハイブリッド生地

メリノウール素材を軸に、ナイロンを加えることで、保温性と耐久性を両立。薄手ながらも温かく、秋冬の登山で活躍する1着です。

スマートウール 【レディース】クラシックオールシーズンメリノベースレイヤーロングスリーブ|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥13,420(税込)
重量 133g(Mサイズ)
サイズ XS〜 M
素材 ウール87%、ナイロン13%
コスパ重視

モンベル 【メンズ】ジオライン M.W.ラウンドネックシャツ|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥4,730(税込)
重量 159g
サイズ S、M、L、XL
素材 ポリエステル100%

コスパ抜群の定番ベースレイヤー

5,000円内で買える価格が嬉しい、高機能な化繊ベースレイヤー。素早い吸汗拡散性だけでなく、繊維の隙間が多いマイクロファイバー構造により、温かい空気を保持。冬の低山でも使いやすい保温性も確保しています。

モンベル 【メンズ】ジオライン M.W.ハイネックシャツ|ジップネックタイプ

参考価格 ¥5,500(税込)
重量 174g
サイズ S、M、L、XL
素材 ポリエステル100%

モンベル 【レディース】ジオライン M.W.ラウンドネックシャツ|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥4,620(税込)
重量 122g
サイズ S、M、L、XL
素材 ポリエステル100%

モンベル 【レディース】ジオライン M.W.ハイネックシャツ|ジップネックタイプ

参考価格 ¥5,280(税込)
重量 136g
サイズ S、M、L、XL
素材 ポリエステル100%

〈森林限界を越えない雪山ハイク〉におすすめのベースレイヤー

樹林帯 登山
出典:PIXTA

低温下での行動となるため、暖かさを重視しつつも、快適な着心地が求められます。基本はベースレイヤー+ミドルレイヤーで行動することになるので、両者を組み合わせた総合的な保温性と汗処理機能のバランスが求められます。

例:冬の北八ヶ岳、入笠山、赤城山、樹林帯のスノーハイクなどの雪山

汗処理機能重視

パタゴニア 【メンズ】キャプリーン・ミッドウェイト・クルー|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥12,650(税込)
重量 176g
サイズ XS〜XXL
素材 リサイクル・ポリエステル100%

パタゴニアで最も多用途

中空糸とダイアモンド型のグリッド・パターンにより、汗処理機能と保温性を備えた中厚手ベースレイヤー。100%リサイクルポリエステルを使用。さらに保温性に優れた「サーマル・ウェイト」も展開されていますが、こちらは多用途に使えるのがメリット。

パタゴニア 【ウィメンズ】キャプリーン・ミッドウェイト・クルー|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥12,650(税込)
重量 153g
サイズ XXS〜XL
素材 リサイクル・ポリエステル100%

パタゴニア 【メンズ】キャプリーン・ミッドウェイト・ジップネック|ジップネックタイプ

参考価格 ¥13,750(税込)
重量 204g
サイズ XS〜XXL
素材 リサイクル・ポリエステル100%

パタゴニア 【ウィメンズ】キャプリーン・ミッドウェイト・ジップネック|ジップネックタイプ

参考価格 ¥13,750(税込)
重量 170g
サイズ XXS〜XL
素材 リサイクル・ポリエステル100%
バランス重視

モンベル 【メンズ】スーパーメリノウール EXP. ラウンドネックシャツ|ラウンドネックタイプ

提供:モンベル
参考価格 ¥10,780(税込)
重量 195g
サイズ S、M、L、XL
素材 ウール79%+ポリエステル18%+ナイロン2%+ポリウレタン1%

モンベル独自の構造で温かく快適

断熱層を保持する構造により、スーパーメリノウールに速乾性をプラスしたモンベル独自のベースレイヤー。天然の吸湿発熱素材により暖かに包み込みつつ、汗をかいても冷えにくいのが特徴。防臭力も備えています。

モンベル 【メンズ】スーパーメリノウール EXP. ハイネックシャツ|ジップネックタイプ

提供:モンベル
参考価格 ¥11,880(税込)
重量 231g
サイズ S、M、L、XL
素材 ウール79%、ポリエステル18%、ナイロン2%、ポリウレタン1%

モンベル 【ウィメンズ】スーパーメリノウール EXP. ラウンドネックシャツ|ラウンドネックタイプ

提供:モンベル
参考価格 ¥10,340(税込)
重量 157g
サイズ S、M、L、XL
素材 ウール79%、ポリエステル18%、ナイロン2%、ポリウレタン1%

モンベル 【ウィメンズ】スーパーメリノウール EXP. ハイネックシャツ|ジップネックタイプ

提供:モンベル
参考価格 ¥11,330(税込)
重量 184g
サイズ S、M、L、XL
素材 ウール79%、ポリエステル18%、ナイロン2%、ポリウレタン1%
保温性重視

アイスブレーカー 【メンズ】200 オアシス ロングスリーブ クルー|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥16,500(税込)
重量 非公開
サイズ S、M、L
素材 ウール100%

メリノウール100%の高い保温性

1平方メートルあたり200g/m2のメリノウールを使った中厚手ベースレイヤー。素材はメリノウール100%で、肌に直接触れてもチクチクしにくい優しい肌触りが特徴。天然素材の心地よさと機能性を併せ持つ1着は、本格的なアウトドアシーンから日常の保温着まで幅広く活躍します。

アイスブレーカー 【ウィメンズ】200 オアシス ロングスリーブ クルー|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥16,500(税込)
重量 非公開
サイズ XS〜M
素材 ウール100%

アイスブレーカー 【メンズ】200 オアシス ロングスリーブ ハーフジップ|ジップネックタイプ

参考価格 ¥18,700(税込)
重量 非公開
サイズ S〜L
素材 ウール100%

アイスブレーカー 【ウィメンズ】200 オアシス ロングスリーブ ハーフジップ|ジップネックタイプ

参考価格 ¥18,700(税込)
重量 非公開
サイズ XS〜M
素材 ウール100%
コスパ重視

ミズノ 【メンズ】ブレスサーモアンダーウエアEXクルーネック

参考価格 ¥6,050(税込)
重量 非公開
サイズ S〜LL
素材 ポリエステル90%、合成繊維(ブレスサーモ)10%

汗をかくと発熱!良コスパで暖かく快適

税込6,000円程度とリーズナブルな価格設定。汗をかくと発熱するブレスサーモ繊維を配合し、保温性と汗処理機能の両面に優れています。体の動きにフィットするストレッチ性により動きやすさも実現。冬の幅広いアクティビティに最適なコスパに優れた1着です。

ミズノ 【ウィメンズ】ブレスサーモアンダーウエアEXクルーネック

参考価格 ¥6,050(税込)
重量 非公開
サイズ S〜LL
素材 ポリエステル90%、合成繊維(ブレスサーモ)10%

〈本格的な雪山登山〉におすすめのベースレイヤー

厳冬期 登山
出典:PIXTA

ラッセルなどの激しい運動を伴うこともあるため、保温性を重視しつつも高い汗処理機能が求められます。ベース+ミドル+アウターのレイヤーを着用して行動することも多く、ベースレイヤーに限らずレイヤリングの総合的な機能も重視されます。

例:谷川岳、木曽駒ヶ岳、西穂独標、南八ヶ岳、伯耆大山など

汗処理機能重視

パタゴニア 【メンズ】キャプリーン・サーマルウェイト・クルー|ラウンドネックタイプ

提供:patagonia
参考価格 ¥13,750(税込)
重量 147g
サイズ XS〜XL
素材 ポーラテック・パワー・グリッド(リサイクル・ポリエステル92%、ポリウレタン8%)

レイヤリングしやすい滑らかな表面感

肌面は起毛とメッシュの凸凹とした構造。隙間に空気層ができることで保温力を高めつつ、非常に薄い凹部分で通気性も確保しこもった熱を放出します

パタゴニア 【メンズ】キャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック|ジップネックタイプ

提供:patagonia
参考価格 ¥15,950(税込)
重量 176g
サイズ XS〜XL
素材 ポーラテック・パワー・グリッド・リサイクル・ポリエステル92%、ポリウレタン8%

パタゴニア 【ウィメンズキャプリーン・サーマルウェイト・クルー|ラウンドネックタイプ

提供:patagonia
参考価格 ¥13,750(税込)
重量 122g
サイズ XS〜XL
素材 ポーラテック・パワー・グリッド(リサイクル・ポリエステル92%、ポリウレタン8%)

パタゴニア 【ウィメンズ】キャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック|ジップネックタイプ

提供:patagonia
参考価格 ¥15,950(税込)
重量 139g
サイズ XS〜 L
素材 ポーラテック・パワー・グリッド・リサイクル・ポリエステル92%、ポリウレタン8%
バランス重視

ファイントラック 【メンズ】メリノスピン®︎ サーモ ジップネック|ジップネックタイプ

参考価格 ¥11,330(税込)
重量 190g
サイズ S〜XL
素材 ポリエステル65%、ウール35%

厳冬期対応の快適ベースレイヤー

ハイブリッド素材のベースレイヤー。ウールの保温性に加え、生地の層に暖かな空気が保ちやすい2層の袋編み構造を採用。速乾性にも優れているため、雪山登山からアイスクライミングまで、冬の幅広いアクティビティに対応します。

ファイントラック 【メンズ】メリノスピンサーモフーディ|フーディタイプ

参考価格 ¥12,100(税込)
重量 230g
サイズ S〜XL
素材 ポリエステル65%、ウール35%

ファイントラック 【ウィメンズ】メリノスピンサーモジップネック|ジップネックタイプ

参考価格 ¥10,890(税込)
重量 165g
サイズ S〜 L
素材 ポリエステル65%、ウール35%

ファイントラック 【ウィメンズ】メリノスピンサーモフーディ|フーディタイプ

参考価格 ¥12,870(税込)
重量 205g
サイズ S〜L
素材 ポリエステル65%、ウール35%
保温性重視

アイスブレーカー 【メンズ】260 テック ロングスリーブ クルー|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥17,600(税込)
重量 非公開
サイズ S、M、L
素材 ウール100%

厚手の100%メリノウールで高い保温性を発揮

ニュージーランド産メリノウールを100%使用した、260g/m2の厚手ベースレイヤー。厳冬期の登山でも高い保温性を発揮します。シンプルなデザインで、前後にずれた肩の縫製ラインはバックパックとの干渉を軽減。裾はドロップテールを採用し、背中の露出を抑えた設計に。

アイスブレーカー 【メンズ】260 テック ロングスリーブ ハーフ ジップ|ジップネックタイプ

参考価格 ¥23,100(税込)
重量 非公開
サイズ S〜L
素材 ウール100%

アイスブレーカー 【ウィメンズ】260 テック ロングスリーブ クルー|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥20,900(税込)
重量 非公開
サイズ XS〜M
素材 ウール100%

アイスブレーカー 【ウィメンズ】260 テック ロングスリーブ ハーフ ジップ|ジップネックタイプ

参考価格 ¥23,100(税込)
重量 非公開
サイズ XS〜M
素材 ウール100%
コスパ重視

モンベル 【メンズ】スーパーメリノウール EXP. ラウンドネックシャツ

参考価格 ¥9,020(税込)
重量 195g
サイズ S、M、L、XL
素材 ウール79%+ポリエステル18%+ナイロン2%+ポリウレタン1%

リーズナブル&高い保温性で厳冬期登山に対応

ウールをメインに化繊を配合した人気ベースレイヤー。何よりも魅力なのは、保温性や発熱性、速乾性など厳冬期登山にも対応するスペックを持ちながらも、一万円を切るお手頃な価格設定。これから冬山にチャレンジする方の最初の1着にもおすすめです。

モンベル 【メンズ】スーパーメリノウール EXP. ハイネックシャツ|ジップネックタイプ

参考価格 ¥10,120(税込)
重量 231g
サイズ S、M、L、XL
素材 ウール79%+ポリエステル18%+ナイロン2%+ポリウレタン1%

モンベル 【ウィメンズ】スーパーメリノウール EXP. ラウンドネックシャツ|ラウンドネックタイプ

参考価格 ¥8,030(税込)
重量 157g
サイズ S、M、L、XL
素材 ウール79%+ポリエステル18%+ナイロン2%+ポリウレタン1%

モンベル 【ウィメンズ】スーパーメリノウール EXP. ハイネックシャツ|ジップネックタイプ

参考価格 ¥9,130(税込)
重量 184g
サイズ S、M、L、XL
素材 ウール79%+ポリエステル18%+ナイロン2%+ポリウレタン1%

合わせて揃えたいドライ系インナー

ドライ系インナー ドライナミックメッシュ
撮影:YAMA HACK編集部

あらゆるアクティビティを快適にサポートしてくれるドライ系インナー。半袖や長袖のタイプがありますが、半袖がオールシーズンで使えるので便利。ぜひベースレイヤーとセットで揃えてみてください。

汗処理機能重視

ミレー 【メンズ】ドライナミック メッシュ ショートスリーブ

参考価格 ¥6,600(税込)
重量 110g
サイズ S-M、L-XL、XXL
素材 DRYNAMIC MESH ポリプロピレン66% ナイロン28% ポリウレタン6%

究極のドライを実現するロングセラー商品

絶大な安定感を誇る、ドライ系インナーの超定番。水分を含まないポリプロピレンをベースに、かさ高メッシュで編み上げることで肌の汗を素早く吸収し、ベースレイヤーへと拡散。肌面の冷えを防ぎ、ドライな状態を保ちます。

ミレー 【ウィメンズ】ドライナミック メッシュ ショートスリーブ

参考価格 ¥6,600(税込)
重量 90g
サイズ S、 M
素材 DRYNAMIC MESH ポリプロピレン66% ナイロン28% ポリウレタン6%
バランス重視

ファイントラック 【メンズ】ドライレイヤーウォームT

参考価格 ¥5,830(税込)
重量 79g
サイズ S〜XL
素材 ポリエステル90%、ポリウレタン7%、複合繊維(ポリエステル)3%

ドライで温かい。快適が持続するドライ系インナー

多くの登山者から圧倒的支持を得ている「ドライレイヤー」シリーズに、保温性を付与したモデル。ベーシックモデルの1.5倍もの保温性を持っています。肌から汗を遠ざけ体温低下を防ぎ、冬季のあらゆるアクティビティに対応します。

ファイントラック 【ウィメンズ】ドライレイヤーウォームT

参考価格 ¥5,390(税込)
重量 62g
サイズ S〜L
素材 ポリエステル90%、ポリウレタン7%、複合繊維(ポリエステル)3%
保温性重視

アクリマ 【メンズ】ウールネット クルー ネック

参考価格 ¥17,600(税込)
重量 211g
サイズ XS〜XXL
素材 80% MERINO WOOL 19.5µ 120g/m², 20% POLYAMIDE
RIB:96% MERINO WOOL 19.5µ 250g/m², 4% ELASTNE

メリノウールベースで温かくて快適

ノルウェーのアウトドアブランド〈アクリマ〉のドライ系インナー。120g/m2 のメリノウールと、ポリアミドの混紡素材を使用した特長的な「メッシュ」を発汗・発熱の多い場所に配置したユニークなウェアです。ロングトレイルやスキー・スノーボードなど、冬のあらゆるシチュエーションで快適な着心地を提供します。

アクリマ 【ウィメンズ】ウールネット クルー ネック ウーマン

参考価格 ¥17,600(税込)
重量 175g
サイズ XS〜XL
素材 80% MERINO WOOL 19.5µ 120g/m², 20% POLYAMIDE
RIB:96% MERINO WOOL 19.5µ 250g/m², 4% ELASTNE
コスパ重視

ティーエスデザイン 【メンズのみ】TS DRY ショートスリーブ

参考価格 ¥3,509(税込)
重量 約170g
サイズ フリーサイズ
素材 ドライメッシュ(ポリプロピレン55%・ナイロン35%・ポリウレタン10%)

低価格でドライを実感!

Amazonなどで3,000円以下で購入できる価格が魅力の、ワークブランド発ドライ系インナー。ドライメッシュ構造により通過した汗の逆戻りを軽減し、肌をドライな状態に保ちます。とりあえずドライ系インナーの実力を試してみたい!という人におすすめです。

自分にピッタリのベースレイヤーで冬山も安心・快適に

冬 ベースレイヤー レイヤリング
撮影:筆者

ベースレイヤーは、知れば知るほど奥の深い世界です。

冬のベースレイヤー選びに正解はなく、自分自身の登山経験の中から、山の環境や季節、体質などを踏まえて適したものを選んでいくしかありません。どんなシーンでどんな目的で使うかを考えながら、ぜひ自分にピッタリのベースレイヤーを探してみてください。

最適なベースレイヤーが見つかると、冬の登山が、もっと安心で快適になりますよ。

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