2,000円でお釣りがくる!amazonで見つけたドライインナーが実力者揃いだった

2019/06/12 更新

近年レイヤリングの高機能アイテムとして注目を集めている、『ドライインナー』。でも、専門ブランドのものは5000円以上もするしちょっと手が出せない…そんなあなたに朗報です!amazonで見つけた激安ドライインナーを発見しました。今回はそんなお得なドライインナーの実力を検証。すると意外にも想像を越える、パフォーマンスを秘めていました。


アイキャッチ画像撮影:ぶん

【 朗報 】2,000円以下でドライインナー発見!

アマゾン検索画面の修正
撮影:ぶん
素肌の上に直接着て、かいた汗を肌から遠ざける機能を持つドライインナー(※1)。その優れた吸汗性と速乾性はレイヤリング界の革命とも言える人気アイテム。

その高機能っぷりから「試してみたいけど、インナーに5,000円か…」とモヤモヤしている方も多いのでないでしょうか?

そこで、編集部員が下記の2つの視点でamazonパトロールを実施。

①ドライインナーによく使われている「ポリプロピレン」を使っている
②商品の特徴がミレーの高機能インナー『ドライナミックメッシュ』と似ている

そこで発見した『ハイコストパフォーマンスドライインナー』を紹介します。
※1)これらの高機能インナーは、正式なカテゴリが決まっておらずメーカーによって呼び名もさまざまです。今回は「ドライインナー」としてご紹介します。

激安ドライインナー3銃士が登場!

商品一覧
撮影:ぶん
今回、発見したのは3つ。

①カジメイク  クレーターメッシュ 半袖シャツ
amazon参考価格:¥1,000〜¥1,500
②おたふく手袋 デュアルメッシュ ショートスリーブ クルーネックシャツ
amazon参考価格:¥1,500程度
③A.D.ONE  メガドライ
amazonでの参考価格:¥1,500程度

※販売価格は出品者により異なります。

詳しい特徴は、各商品の検証部分で紹介します。

検証条件

観音山で検証
撮影:ぶん
【検証場所】
兵庫県新温泉町にある観音山(標高245m)
※余談ですがここ兵庫県新温泉町は「孤高の人」のモデルでもある「加藤文太郎」の生誕の地。生前はこの観音山にもトレーニングでちょこちょこ登っていたそうです。
【気温】
日の気温は13度で湿度30%程度
【着用者】
身長169㎝、体重59㎏、細身の筋肉質
【検証方法】
往復1時間のコースをピストンして吸汗速乾性を検証。
【レイヤリング】
肌着:検証するドライインナー
ミドルレイヤー:登山用フリース
アウター:登山用ハードシェル
※ドライインナーは、その上にベースレイヤーを着ることで本来の機能が発揮されますが、今回は生地の特性を知るためインナーの重ね着はせずにテストを実施。
それでは、それぞれの検証結果を見ていきましょう。

①ワークブランドからの黒船インナー『クレーターメッシュ

クレーターメッシュ
撮影:ぶん
国内ワークウェアメーカー『カジメイク』のスポーツウェアブランドから発売された商品。

クレーター構造のメッシュが汗を外側へと拡散させ、ベタつきを軽減。また重ね着した際に、インナーとの間に適度な空気層を作るため、保温力も維持できる優れ物。

とにかくコスパがスゴい!体を優しく包んでくれるような安心感が魅力

クレーターメッシュ1
撮影:ぶん(着用サイズはMサイズ)
その名の通り、クレーター状にボコボコした生地が特徴的。実際に着用してみるとメッシュ状でゴツゴツした見た目とは裏腹に、生地は肌触りも良くとても快適

サイズはMからで、一般的なサイズ感よりもタイトな作りに。そのため、小柄な方でもMサイズでフィットすると思います。伸縮性があるためキツすぎずゆるすぎず、歩行時も違和感なく着用可能です。

汗はしっかり処理される?

クレーターメッシュ2
撮影:ぶん
この特徴的な凸凹生地が肌面への密着を少なくし、汗冷えを軽減してくれている模様。検証で大量の汗をかきましたが、数分間の休憩を取った際も汗冷えすることはありませんでした。

また、汗が残っているような不快感もなかったです。

クレーターメッシュのここがちょっと気になる

クレーターメッシュ3
撮影:ぶん
メッシュ生地になっているため、どうしてもこれ1枚ではスケスケになってしまいます。しかしドライインナーは基本的に重ね着をするので、レイヤリングでカバーすれば問題なし。

また、仕方ないことですが、タグの部分はメッシュに比べると汗抜けが悪くなるので要注意。

どんなシーンで使えそう?

検証の結果で考えると、メーカーが謳っているように「オールシーズン」で使えそうな一品。もちろん雪山でも使えそうですが、その場合はこのインナーの上に着るベースレイヤーのセレクトも重要です。使用を検討する場合は、気にしてみてください。

また、テストした所感だと山岳メーカー並の性能があるとは言い難く、アルプス長期縦走であったり3,000m級の雪山登山を想定される際には、やはり信頼のおけるメーカー物を使用した方が良いでしょう。低〜中山登山はもとより、スポーツや日常生活におすすめのアイテムになりそうです!
ポイント
①脅威のコストパフォーマンス!試しに買ってみて損はなし
②クレーター構造のメッシュがオールシーズンの快適性を実現!
③登山からスポーツ、日常使いまでオールマイティーに使用できるドライインナー

②『異素材の組み合わせが生み出す速攻吸汗性!『デュアルメッシュ

デュアルメッシュ
撮影:ぶん
大阪発ワーク商品の総合メーカーおたふく手袋』。トップシェアを誇る作業用手袋を主力としつつ、高機能のワークウェアも高い評価を受けています。

デュアルメッシュは「汗を解き放て。」のキャッチコピーが印象的なウェア。ポリエステルとポリプレピレンを組み合わせることによって、高い吸汗性と速乾性を実現。汗を瞬時に肌から外へと拡散させます。

サラッとした着心地とほどよい伸縮性

デュアルメッシュ1
撮影:ぶん(着用サイズはSサイズ)
ディアルメッシュの「スッと着れてピタッとフィットする」着心地は魅力の1つ。写真では全体的にキュっと体にはりついているように見えますがそれほどきつさはなく、メッシュ構造で作られた生地はサラサラしており、肌触りもイイ感じ

肌が透ける心配もないので、肉体に自信がある方はこれ1枚でもガツンと着ることができそうです。

汗はしっかり処理される?

デュアルメッシュの生地
撮影:ぶん
デュアルメッシュは吸汗性が特に高く、かいた汗も肌に残ることなくドライ感が残り続ける印象を受けました。また常時肌にフィットしている状態なので、ペタペタと離れたり引っ付いたりする不快感もありませんでした。吸汗速乾機能の高いウェアを組合わせることで、汗の拡散を促進させることができそうです。

デュアルメッシュのここがちょっと気になる

デュアルメッシュ2
撮影:ぶん
検証ではSサイズを着用しましたが、胴体のフィット感はジャストなのに対し、肩幅・袖丈が若干キツめで身丈が長めなのが気になりました。サイズの種類は豊富ですが、サイズ選びがやや難しいかもしれません。ドライインナーとして重ね着を目的とする場合は、体にフィットとしている方が効果的なのでサイズ選びには注意してみてください。

どんなシーンで使えそう?

ランニングなどのアクティブに動くシーンで、大活躍間違いなし!登山においては、低〜中山、森林限界を越えない程度であれば充分に活用できると感じました。

今回の検証では、登山専門メーカーのインナーと同等かそれ以上の機能は感じることはできませんでした。そのため、環境変化の大きい3,000m級の高山や冬季の使用は万が一を考え避けておいた方が良さそうです。
ポイント
①汗をかいてもサラッとした肌触り!着心地良好インナー
②文句なしのコスパ!ベースレイヤーとの組み合わせでさらに高い効果が得られそう
③低〜中山であれば充分に活用可能!アクティブなシーンに最適

③「アディダス」の姉妹ブランド!口コミ評価は実力の現れ?『A.D.ONE メガドライ

メガドライ
撮影:ぶん
A.D.ONEは「アディダス」の創始者の孫によって設立された、アメリカ生まれのスポーツブランド。日本の市場からは撤退してしまったようですが製品はどれも激安!「安価な割に高品質な物が多い」との口コミも、多数見受けられました。
メガドライは、二重構造のハイブリッド素材を採用。水分を含まないポリプロピレンを肌側にすることで、汗が肌に戻るのを防ぎます。

ゆったりと着れるサラサラ生地でストレスフリー

メガドライ2
撮影:ぶん(着用サイズはMサイズ)
スポーツTシャツらしい、ゆったり感のあるシルエット。通気性がとても良いです。ウェアの内側は小さなクレーター状の素材が使われており、外側はサラサラとした肌触りの良い質感。

汗はしっかり処理される?

メガドライの生地
撮影:ぶん
速乾性が高く、汗で濡れた生地は早い段階でドライな状態に戻りました。2層構造の生地が、しっかり機能している印象です。

しかし、服のサイズがゆったりしているため肌とウェアに隙間が出来てしまい、汗をしっかり吸い上げきれていない印象が。また、肌にくっ付いたり離れたりすることが多く、背面に不快感を感じることがありました。

メガドライのここが気になる

メガドライ1
撮影:ぶん
さすがスポーツブランドだけあって、機能は申し分ありません!ですが「ドライインナーとしてはどうだろう?」というのが正直なところ。
詳しく見てみると、そもそものカテゴリが「ドライマルチウェア」のようで、登山のインナーとして使用するには使い勝手が難しそうです。

サイズがMサイズからとなっており、タイトに着たい方や小柄な方には小さなサイズがないのも難点。

どんなシーンで使えそう?

マラソンやスポーツなどのシーンで、大活躍できるでしょう!通気性の良いフレッシュなデザインになっているので、夏場などはこれ1枚で過ごせそう
もし山であれば、春〜秋の低山ハイクでの使用がおすすめ。「スポーツをメインに、ちょっとしたハイキングでも使いたいな」という方にピッタリです。
ポイント
①一流スポーツブランド系列だからこその信頼性
②マラソンやスポーツに最適!抜群の機能
③山で使うのであれば低山ハイクがおすすめ

どれもコスパに優れた物でした!まずはお試しでポチッと

まとめ用ドライインナー
撮影:ぶん
今回厳選したウェアは「登山での使用」という観点でみると、山岳ブランドのドライインナーよりは活用シーンが限られる印象。どれもお値段以上の優れたものでしたが、登山においてインナーは命にもかかわってくる重要な装備ですので、使用の際はまずは中低山での使用や、着替えを用意した上で試してみることをおすすすめします

気軽にポチッと買える安くて高機能のドライインナーで、登山をもっと快適にしちゃいましょう!

今回ご紹介した商品はこちら

ITEM
カジメイク クレーターメッシュ 半袖シャツ
カラー:ブラック、ホワイト
サイズ:M、L、LL
素 材:ポリエステル79% ポリウレタン21%

冬の登山のベースレイヤーのさらに下に着用しました。
薄いメッシュ素材なのにベースの下に一枚着るととにかく暖かいです。
それでいて汗をかいてもべたつきが抑えられ汗冷えもしにくいです。
ミレーのメッシュに比べると機能は劣りますが、価格を考えると十分です。
価格が安いので、今では登山だけでなく日常でもなくてはならないです!
まだ夏には使っていないので夏はどうか楽しみです。



ITEM
おたふく手袋 デュアルメッシュ
サイズ:M、L、LL
カラー:グレー×ブラック、マゼンタ×グレー、ブルー×ネイビー、ブラック×レッド
素 材:ポリプロピレン62%、ポリエステル38%

圧着感は強くなく適度なフィット感。
私の胸囲がMサイズ上限なので今回は試しにLサイズを購入、バッチリ。
作業の上着を脱いでもデザインがシンプル(マークが適度なワンポイント)でクール。
グレー×ブラックのグレーが落ち着いた色で他のメーカーにはあまり無くてカッコいいと思う。
何より「オタフク」ってのがチャーミング(笑)、性能、品質に信頼感あるし裏切ってない。
この手の商品はたくさんあるけど超お気に入りです。



ITEM
A.D.ONE MEGA DRY
サイズ:M、L、LL
カラー:ブラック、ホワイト、ネイビー、
素 材:ポリエステル 55% ポリプロピレン 45%

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ぶん

日本アルプスに囲まれた、長野県の伊那谷生まれ。登山好きな母親に連れられ、山を駆け巡って育つ。アルパインクライミングや沢登り、冬山縦走など、ちょこっとスパイスの効いた登山が大好き。

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