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「週末登山→月曜しんどい」をサポート!リカバリーウェア「BAKUNE」が疲れた体に“優しすぎた”ワケ

週末登山の疲れ、翌週に持ち越したくないあなたへ。今回は話題のリカバリーウェア「BAKUNE」を実際に試し、夏場の寝心地や登山後の快適さを徹底検証しました。使用感をリアルにレポートします!

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目次

週末登山、疲れは平日に持ち越したくない……

登山、女性
撮影:筆者

楽しい週末登山! しかし帰ってきた後の疲れが抜けず「月曜からしんどい…」と、重い身体を引きずってはいませんか。そんな登山者の休息をサポートしてくれるかもしれないのが、TENTIALのリカバリーウェア「BAKUNE(バクネ)」。
いま巷で話題の「着ることでリカバリーをサポートする」と噂されるアイテムです。

一体どんなウェアなのか、そして実際どうなのか? 日常で、旅先の登山で、試してみました!

※あくまでも個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません

BAKUNEを開封。見た目と手触りは至って普通

TENTIALのリカバリーウェア「BAKUNE」シリーズは、快適な睡眠環境をサポートする機能性パジャマ。
血行が促進され、コリ等を改善し、疲労回復が期待できるアイテムです。

今回試したのは、「BAKUNE Dry Women’s」というアイテム。薄手の長袖長ズボンで夏場にぴったりな1着なのだそうです。

リラックスウェア
撮影:筆者

一見普通のリラックスウェアですが、どのような特徴があるのでしょうか。

①薄手でさらりとした触り心地

生地感の確認
撮影:筆者

素材感はかなり薄手で、さらりとした触り心地。夏用のリラックスウェアとして心地よさそうな印象です。

生地を伸ばす
撮影;筆者

引っ張ってみるとかなりストレッチ性があるのがわかります。しかも向こう側が透けるほど薄い。

②首回りもゆったりしていて苦しくない

着用カット
撮影:筆者(モデル:163㎝/着用サイズ:Mサイズ)

実際に着用してみると、さらりとした滑らかな着心地です。首回りもゆったり開いており息苦しさを感じることもありません。デコルテも綺麗に見えて女性らしいラインを感じられます。

④ウエストの締め付け感

着用カット
撮影:筆者

ズボンは幅広ゴム+紐で体型に合わせてちょうどよい締め付け感に調整できます。両サイドにはポケットが付いているので、スマートフォンや小物も入って便利です。

という特徴がありますが、ただ……この段階だとシンプルな「着心地良いリラックスウェア」であり、「BAKUNE」と称する実力は正直わかりませんでした。果たして疲労回復をサポートしてくれるのでしょうか?

ただのパジャマじゃない?1週間着て気付いたこと

BAKUNEを着て寝転ぶ
撮影:筆者

まずは普通の平日に着用! 季節は夏、エアコンは毎日の設定温度と変えず27℃、寝具もいつもと同じもので試してみます。

さて、それではおやすみなさい。確かになんだかうとうと……zzz

〜7時間後〜

朝日、富士山
出展:PIXTA

\劇的な何かは感じられなかったけれど、なんだか寝心地が良かった/

ちなみにスマートウォッチで睡眠ログを取ってみましたが、特に変化は見られず。ただ、体感として「なんだか良い寝心地だった」という印象の中、眠りに落ちた気がします。

そんな感想を抱いたのが記念すべき第1日目。そのまま1週間ほど着用を続けてみます。そうすると、安眠につながるポイントをひとつ見つけました。それは「ちょうど良い温度に包まれる心地よさ」です。

出典:PIXTA

近年の夏場は、エアコンをかけっぱなしで寝るのが一般的。そんな中、半袖半ズボンのナイトウェアで寝ている人が一般的だと思います。かくいう私もそうでした。

ただ、寝る前は暑いけれど、夜中に手足が冷えて寒い思いをして目が覚めたり、かといって布団を被りすぎて汗をかいてしまったり、「ちょうどよい暖かさ」をキープするのが難しい一面もあります。

その悩みを解決してくれるかもしれないのが、この「BAKUNE Dry Women’s」。でもこんなに薄手の素材なのに、なぜ汗をかかない程度に心地よさを感じられるのでしょうか。

“寝心地の良さ”の理由は特殊繊維「SELFLAME®︎」

引用:TENTIAL公式サイト

この「心地よさ」を支えているのが、独自開発の特殊繊維「SELFLAME®︎」にあるといいます。

この繊維は体から発せられる遠赤外線を活用して、自らの体温を熱エネルギーとして蓄え、幅射することで血行を促進し、寝ている間のリラックスをサポートしてくれます。

そのため、空調の効いた室内でもホッとする寝心地の良さをキープしてくれたようなのです。

夏バテ気味の出先で着てみたら「やさしさ」を感じた

さて、そんな不思議な1週間を経て、実際に旅行先の日帰り登山の前後に着用してみます。宿は一般的なビジネスホテルで、環境や寝具もいつもとは異なるのですが、ここでアクシデント。

撮影:筆者(フィルムカメラ) 海沿いから一気に標高を上げる

なんと、登山中に軽い熱中症気味になってしまいました…。幸いにも大事には至らず、頭痛と気持ち悪さと食欲不振などの症状を抱えて宿へ帰還。ミネラルと水をしっかりと飲み、空調の効いた部屋で寝ることにします。

出先のベッドとBAKUNE
撮影:筆者

「何をするのも怠い」という状態で、BAKUNEを着て横になりました。寒くなく暑くもない心地よさの中、「ほっとした気持ち」や「寝心地の良さ」を感じながら、ゆっくりベッドの上で休むことができました。

【結論】快適の価値を感じる、自分を労るための1着

BAKUNEカラー展開
提供:TENTIAL公式

BAKUNEは、着るだけで劇的な変化がある──そんな即効性のある回復を保証するものではありません。

けれど、疲れた体にそっと寄り添い、「今夜はゆっくり休もう」 「自分をちゃんといたわろう」と思わせるようなウェアでした。登山前の高揚感や、登山後の疲労感。そんな登山のある日々を支えてくれるお守りのような存在です。

決して安い買い物ではありませんが、「自分へのやさしさ」に投資をしたい登山者にとっては、ほっと心がゆるむパートナーになるかもしれません。