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奇石怪石乗り越えて、目指すは老舗のダムカレー!《ゲザン道ノススメ #09  石老山》(2ページ目)

下山後の「いただき」は、相模湖駅バス停の目の前にある、いかりやレストラン デミタス

いかりやレストラン デミタスの全景
撮影:はらぺこworks

いかりやレストラン デミタス

  • ▼住所:神奈川県相模原市緑区与瀬本町13-13
  • 下山後のルート例:相模湖駅バス停より徒歩0分
  • 営業時間:10:00~18:00 木曜定休日
  • 電話番号:042-684-2536

サクッとやわらかなヒレカツに一目惚れ!

いかりやレストラン デミタスの相模ダムカレー
撮影:はらぺこworks

相模ダムカレー

けんすけ

相模湖エリアを代表する山に登ったからには、注文せずにはいられなかったのがこちらの相模ダムカレー。まず目についたのが、ごはんの山を守るように配された3枚のヒレカツです。外はサクッと、中はやわらか。これを濃いめのカレールーとごはんに合わせたときの幸せといったら、もう!山という趣味に出会えたことを感謝したくなります。
 
おもしろいと思ったのが、カレーという湖面に走るオレンジ色の波紋。実はこれ野菜ペーストのソースだそうで、ほどよい酸味があってカレーを食べるスプーンがぐいぐい進みます。これって福神漬けやアチャールみたいな、カレーの付け合わせにも似た効果があるのかもしれませんね。
 
見た目も味もボリュームも、大満足の一品。ごちそうさまでした。

思わず気になって注文したけれど隠れファンが多いのも納得!

いかりやレストラン デミタスのウエスタンジュリアン
撮影:はらぺこworks

ウエスタンジュリアン

ちゅみん

よくわからないけれど「なんかおもしろそう!」という直感を信じ、思い切って注文してみることに。ドキドキしながら待っていると、肉と野菜と卵が熱々の鉄板に乗って登場。これが、ウエスタンジュリアン!
 
ごま油の香りが食欲をそそり、いっしょに頼んだごはんとめちゃめちゃ合います。さらに、生卵を崩すとコクとまろやかさがアップ。でも、これだけじゃないんです。「お好みでどうぞ」と出されたソースをかけると、得も言われぬジャンクさ。鉄板とソースの組み合わせって、最強になりがちですね。
 
ちなみに、お店の方にメニュー名の由来を聞くと、ウエスタンはいわゆる「西部風」という意味で、ジュリアンは野菜炒めを表している、と先代店主から聞いたそうです。しかし、いくら調べても「ジュリアン=野菜炒め」の理由がわからないとか。それでも、隠れファンの多いメニューで、リピーターの数も少なくないそうですよ。

いかりやレストラン デミタスは、こんなお店

いかりやレストラン デミタスの入口外観
撮影:はらぺこworks

お土産を扱うお店の脇にある階段を上がって2階が、いかりやレストラン デミタス。今では作ろうと思っても作れない、その時代ならではの趣が入り口からも感じられます。

いかりやレストラン デミタスの店舗入口にある食品サンプル
撮影:はらぺこworks

入り口にある食品サンプルを見ると、ハンバーグやオムライスなど洋食店の定番メニューに並んでカツ丼の姿も。登山帰りに食べたいものばかりが並ぶショーケースと、その奥に掲げられたビールのフラッグがなんとも刺激的です。

いかりやレストラン デミタスの店内
撮影:はらぺこworks

クラシックな雰囲気の店内はゆったり広々。4人掛けのボックス席が8席と、中央には5人ほどが座れるテーブル席があります。

いかりやレストラン デミタスから見える相模湖駅のバス停
撮影:はらぺこworks

駅からもバス停からも近いため、土日や祝日になると登山客はもちろんのこと、近隣の複合レジャー施設に遊びに来る方などが多く訪れます。

いかりやレストラン デミタスの店内にあるレトロなガムの自動販売機
撮影:はらぺこworks

店内にはいろいろとレトロ感のあるものがありますが、このガムの自動販売機もそのひとつ。

相模ダムカレーのポスター
撮影:はらぺこworks

町おこしの一環で始めたという相模ダムカレーは、店主の方が予想する以上に好評とのこと。短期的なメニューになるかと思いきや、いまやお店を代表するメニューのひとつになっているそうです。

いかりやレストラン デミタスで、ゲザン道

いかりやレストラン デミタスの店内
撮影:はらぺこworks

新しいお店ができるなど変わりつつある相模湖エリアの中で、今も変わらぬ雰囲気を感じさせてくれるいかりやレストラン デミタス。土日祝日は登山客や観光客が多く訪れますが、地元の方からも愛されているお店です。平日などは地元の常連客と店主の方が他愛のない話に花を咲かせている様子もみられ、昔から変わらない相模湖らしい温かさが今も残っていることを感じました。

今回のゲザン道 都々逸

※都々逸とは、七七七五からなる定型詩のひとつです。

ゲザン道都々逸

日本にはいろいろな山や麓がありますが、どの山でもその地域ならではの特徴があり、そこで暮らす方やお店も、そこにしかない魅力があるように思えます。

山との付き合い方はさまざまですが、時には下山後も含めて楽しんでみるなんていかがでしょうか。もし、あなた自身が見つけたおすすめの「ゲザン道」がありましたら、ぜひ、InstagramやX(旧twitter)に「#ゲザン道ノススメ」で投稿してみてください。

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ゲザン道のロゴ
ロゴデザイン:はらぺこworks

YAMA HACKでは、「ゲザン道ノススメ」におすすめしたいお店を募集しています。下山メシ、下山酒、下山カフェなど、「ゲザン道ノススメ」でおすすめしたいお店がありましたら、下記のアンケートフォームからご連絡ください。

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