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モンベルの日傘5モデルをガチ比較!軽さ・遮光・サイズ感の違いは?

モンベルの日傘5モデルをガチ比較!軽さ・遮光・サイズ感の違いは?

暑い時季の山では、標高が上がるにつれ日差しが増して暑さにぐったり……そんな経験はありませんか?そこで役立つのが「日傘」です。

今回は、人気のアウトドアブランド・モンベルの日傘・最新5モデルを紹介。選び方のポイントをふまえてそれぞれの違いを比較するので、自分にぴったりの1本が見つかります。

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目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

登山に日傘ってアリ?実はめちゃくちゃ快適なんです

登山 日傘イメージ

提供:PIXTA

山では、標高が上がるほど紫外線量が増えます。森林限界を超えた稜線上や広い平原といった日陰がない場所では、まともに日差しを浴びることになり、体温がグッと上昇。帽子だけでは首まわりや肩がガンガン焼けてしまうし、地味に体力を削られてしまいます。

そんな時に頼りになるのが「日傘」。帽子だけでは補えない首や肩の直射をブロックし、体感温度を3〜7度下げる効果も。暑さ対策や熱中症対策に役立ちます

ただし、安全に使用できる場所を選んで使用することが大切。岩場など足元が不安定な場所や強風の中では使えません。なだらかで道幅のある登山道で、周囲の迷惑にならないように活用しましょう。

山の日傘ならやっぱりモンベル!頼れる3つの魅力

モンベル 日傘 登山準備

撮影:筆者

最近では、山の中でも傘をさして歩く人の姿を見かけるようになりました。中でも使用率が高いのがモンベル。それもそのはず、モンベルの傘は長年培ってきた登山のノウハウを活かして作られた、山に適した傘なのです。

モンベルの日傘の3つのメリット

  1. 高いUVカット効果で、高山帯でも頼りになる
  2. 軽量&頑丈な作りでガンガン行動できる
  3. コンパクトで持ち運びに便利

高いUVカット効果で、高山帯でも頼りになる

モンベル 日傘 高いUVカット効果

撮影:筆者

標高が1,000m上がるごとに、紫外線量は約10〜12%増加すると言われています。つまり、3,000m級の高山では、平地よりも紫外線が約30%も強まる計算に。

モンベルの日傘の紫外線遮へい率はなんと99.7%。高いレベルのUVカット効果があるため、低山から高山までカバーできます。すべてのモデルが晴雨兼用で使い勝手も◎。

軽量&頑丈な作りでガンガン行動できる

モンベル 日傘は軽量

撮影:筆者

傘骨の素材は、耐久性のあるカーボン繊維強化樹脂やグラスファイバー。親骨とジョイントパーツを一体成形することで、パーツ数をなるべく減らし、故障のリスクを抑えながら軽量化も実現しています。

生地には、はっ水加工を施した20デニールまたは75デニールのポリエステルを採用。十分な強度と軽量性を備えた、アウトドア仕様の設計です。

コンパクトで持ち運びに便利

モンベル 日傘をバックパックに収納

撮影:筆者

1gでも軽いほうが行動しやすい登山。その理想を追求したモンベルの傘は、一般的なものと比べてかなり軽量に作られています。

一般的な重量モンベル製の重量
折りたたみ傘約250~350g130〜200g
長傘約400〜600g214〜271g


収納しやすいところも嬉しいポイント。折りたたみタイプは収納サイズが26〜27cmとコンパクトで、バックパックのポケットにもすっぽり収まります。長傘タイプも、バックパックのサイドポケットに差せる長さで、30L以上の容量であれば、外側に飛び出しにくくなっています。

モンベルの日傘【最新5モデル】を比較

モンベル 日傘5モデル

撮影:筆者

登山での使いやすさをしっかり考えて作られた最新の5モデルを、実際に使ってみたレビューを交えて紹介します。それぞれに違った個性があり、「どれを選べばいいかわからない……」という人も多いはず。次の3つのポイントを意識して選ぶと、自分にぴったりの日傘が見つけやすくなります。

①軽さを取るか、カバー力を取るか?
とにかく身軽に動きたい人には、軽量&コンパクトなモデルがおすすめ。一方で、稜線歩きや長時間の行動が多い人は、しっかり日差しを防げる広めの傘が快適です。

②バックパックに入れやすいサイズ感か?
使用するバックパックのサイドポケットに収まるか、取り出しやすいかなど、収納時のサイズにも注目。コンパクトにたためるモデルは行動中のストレスも少なく済みます。

③自分の登山スタイルに合っているか?
日帰りが中心なのか、テント泊の縦走を楽しむのか。晴れ限定なのか、雨でも歩くのか。登山スタイルによって「最適な1本」は変わってきます。まずは自分の山の楽しみ方を思い浮かべてから、それに合う傘を選びましょう。

▼ラインナップ一覧

モデル名タイプ重量直径
(使用時)
おすすめの人
サンブロックアンブレラ 55折りたたみ
(8本骨)
200g98cm・遮熱、遮光性重視の人
・山での耐久性を求める人
トラベル サンブロックアンブレラ 50折りたたみ
(6本骨)
130g88cm・軽量コンパクト重視で、使用時の大きさを求めない人
・普段使いや旅行がメインの人
トラベル サンブロックアンブレラ 55折りたたみ
(6本骨)
159g95cm・軽さとカバー力のバランスを求める人
・普段使いや旅行がメインの人
O.D.アンブレラ プラス 50長傘
(8本骨)
214g86.5cm・開閉時のスムーズさを求める人
・山での携行性を重視する人
O.D.アンブレラ プラス 60長傘
(8本骨)
271g101cm・開閉時のスムーズさを求める人
・しっかりカバーできる大きさを求める人
・山でも街でも使いたい人
モデル名をクリックすると、商品解説にジャンプします

夏山の強い味方「サンブロックアンブレラ 55」

モンベル 日傘 サンブロックアンブレラ 55

撮影:筆者

遮光性・遮熱性に特化したモデル。生地の表面には日差しを反射するシルバーコーティングを施し、裏面は黒くして光を吸収。日差しをしっかりシャットアウトしながら、良好な視界を確保します。

大柄な人もしっかりガード!頼りになるスタイリッシュな1本

モンベル 日傘 サンブロックアンブレラ 55使用

撮影:筆者

直径が約98cmと広めなので、首・肩・背中までカバーでき、大柄の男性でもすっぽり収まるのが好ポイント。表面のシルバーカラーはスタイリッシュな印象で、コーディネートにも合わせやすそうです。

重量200gとやや重めですが、その分しっかりと日差しを遮ってくれるので、炎天下での安心感があります。

こんなシーン、こんな人におすすめ
・紫外線量の多い7〜9月の登山、稜線歩きが多い高山
・遮熱・遮光性重視、しっかり日差しを防いで熱中症対策したい人

    サンブロックアンブレラ 55

    骨数8
    重量200g
    直径(使用時)98cm
    骨長55cm
    収納サイズ【折り畳み時】25cm
    【傘袋収納寸】27cm
    カラーライトグレー

    5モデル中で最軽量!「トラベル サンブロックアンブレラ 50」

    モンベル 日傘 トラベル サンブロックアンブレラ 50

    撮影:筆者

    重量約130g!5モデルの中でダントツ1位の軽さです。6本骨構造にすることで驚異的な軽量化を実現しました。収納時も長さ26cmとコンパクトで、バックパックの隙間にすっきり収まります。荷物を減らしたい人にとって、持ち運びしやすいのは大きな魅力。

    「え、これ持ってる?」持ち運びしやすさならコレ

    モンベル 日傘 トラベル サンブロックアンブレラ 50使用

    撮影:筆者

    持っている気がしないほど軽量で、山道でも軽快に歩けそうな1本。遮光・UVカット性能は、後述する55サイズと同等ですが、使用時の直径は88cmとやや小さめなので、大きさを必要としない人や小柄な人に良さそうです。

    ただし、6本骨構造のため、風が強い時には注意して使いましょう。

    こんなシーン、こんな人におすすめ
    ・標高の低い山、旅行に
    ・軽量・コンパクトで持ち歩きやすさを重視したい人

      トラベル サンブロックアンブレラ50

      骨数6
      重量130g
      直径(使用時)88cm
      骨長50cm
      収納サイズ【折り畳み時】23cm
      【傘袋収納寸】26cm
      カラーブルーグリーン、オレンジ、タン

      “ちょうどいい”が詰まった「トラベル サンブロックアンブレラ 55」

      モンベル 日傘 トラベル サンブロックアンブレラ 55

      撮影:筆者

      軽さ・コンパクトさ、カバー力を兼ね備えた“バランス型”モデル。直径約95cmと十分な広さがあり、大柄な人や、30L以上の大きめのバックパックを背負っていても、差しやすいサイズ感です。

      「ちょっと広め、でも軽い」を叶えた優秀モデル

      モンベル 日傘 トラベル サンブロックアンブレラ 55使用

      撮影:筆者

      重さは159gで、前述の「50」と比べてもわずか29gの差。広めのサイズながら軽く持ち歩けるので、軽量化とカバー力の両方を実現できます。道幅が広めの登山道や、木々の少ない平原で日差しからしっかりと守ってくれそう。

      なお、こちらも6本骨なので、風が強い日は風向きに注意しながら使うのがおすすめです。

      こんなシーン、こんな人におすすめ
      ・広めの登山道があるコース、旅行に
      ・携帯性と大きさのバランスを求める人

        トラベル サンブロックアンブレラ 55

        骨数6
        重量159g
        直径(使用時)95cm
        骨長55cm
        収納サイズ【折り畳み時】25cm
        【傘袋収納寸】27cm
        カラーブルーグリーン、オレンジ、タン

        シンプル設計で使いやすい「O.D.アンブレラ プラス 50」

        モンベル 日傘 O.D.アンブレラ プラス 50

        撮影:筆者

        軽量でシンプルな長傘タイプ。裏面のブラックコーティングにより遮熱効果があり、雨からも日差しからも守ってくれます。8本骨構造に加え、持ち手部分にも高い強度を持たせているため、耐風性があり悪天候にもしっかり対応してくれそうです。

        サッと使えてストレスなし!開閉ラクラクな実用派

        モンベル 日傘 O.D.アンブレラ プラス 50使用

        生地の滑りもよく、開閉のしやすさは抜群!トレッキングポールのような形状の握りやすい持ち手も好感触です。折りたたまずに使えるので、素早く行動したい時に便利

        30L程度のバックパックならサイドポケットにも収まりますが、小さめのものだと上部が飛び出してしまうので注意が必要です。

        こんなシーン、こんな人におすすめ
        ・天気が読めない日(変化の大きい日)や、風が強い日に
        ・開閉を楽にしたい人、晴れでも雨でも登山を楽しむ人

          O.D.アンブレラ プラス 50

          骨数8
          重量214g
          直径(使用時)86.5cm
          骨長50cm
          収納サイズΦ5 x 61cm
          カラーブルーグリーン、オレンジ、タン

          頼れるビッグサイズ「O.D.アンブレラ プラス 60」

          モンベル 日傘 O.D.アンブレラ プラス 60

          撮影:筆者

          5モデルの中で最大サイズ。直径101cmと、大きめのバックパックまでしっかり覆える広さが魅力です。重量は271gとやや重めですが、8本骨形状と相まって耐風性の高さもピカイチ。

          日差しも雨もお任せ!普段使いにも◎

          モンベル 日傘 O.D.アンブレラ プラス 60使用

          撮影:筆者

          「わっ、大きい!」というのが率直な感想。背中までガードしてくれて涼しく歩けそうです。日差しはもちろん、頑丈な作りで悪天候にも対応できそうな安心感があります。大きくて重みがあるので好みは分かれそうですが、登山だけではなく日常でも使いやすいので、1本持っていて損は無し!

          こんなシーン、こんな人におすすめ
          ・長時間行動や炎天下での縦走、稜線歩き
          ・快適性重視の人、普段使いしたい人

            O.D.アンブレラ プラス 60

            骨数8
            重量271g
            直径(使用時)101cm
            骨長60cm
            収納サイズΦ5 x 71cm
            カラーブルーグリーン、オレンジ、タン

            ▼「O.D.アンブレラ プラス」をさらに詳しく知りたい方は、こちら

            モンベルの日傘で夏の登山を快適に

            モンベル 日傘で登山

            撮影:筆者

            モンベルの日傘は、どれも登山シーンをしっかり想定して作られているので、安心して使えます。用途やスタイルに合わせて選べば、きっとあなたにぴったりの1本が見つかるはず。今年の夏は、日傘を取り入れて登山を楽しんでみませんか?

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