【レビュー】フォークとスプーンのいいとこどり!麺類も汁物も食べやすいスポーク

ここからは、実際にHOVERLIGHT SPORK(シルバー)使用したレビューをお届けします。
まずは、山の定番カップラーメンを食べてみました。フォーク部分の溝がしっかりとあるため、麺類を簡単にすくいとることができます。ここまでは、想定内。
続いて、HOVERLIGHT SPORKならではの「ここがいい!」というポイントを紹介していきます。
HOVERLIGHT SPORKのGOODポイント
・超軽量なので携帯性抜群
・麺類もお米も食べやすいから、山での食事の選択肢が広がる
・かっこいいから持っているだけで気分がアガる
パスタを上手に巻き取ることができる!
ミートスパゲッティにも挑戦。フォーク部分が短かったり先端部分に丸みがあるタイプのスポークの場合、パスタをうまく巻き取ることができず、すくって食べることになります。
HOVERLIGHT SPORKは、くるくるフォークを回せば、パスタを綺麗にきちんと巻き取ることができました。麺をすくいとるだけでなく、からめとるのも得意な印象です。
長さがあるのが◎フリーズドライ商品を食べやすい

フリーズドライのお米(今回はガパオ)も1度にたくさんすくえ、食べやすかったです。
アルファ化米の商品に付属する小さなスプーンだと、持ち手が短く「食べにくい、手が汚れる」と感じることがあります。
しかし、HOVERLIGHT SPORKは16.5cmと長さがあり、袋の底に残っているお米まで、手を汚すことなくすくえる点がポイントです。
内側に湾曲しているから、指にフィットして持ちやすい

持ち手も内側に湾曲しているスポークやカトラリーは珍しいもの。筆者は初めてこのタイプを使用しましたが、適度な湾曲でスプーンとしてスープもしっかりとすくえます。
ただ、湾曲しているがゆえに「持ち手までスープが上がってきて手が汚れるのでは」と心配でしたが、普通に使用している分にはまったく問題ありませんでした。むしろ内側に湾曲していることで指がフィットして持ちやすかったです。
最後まで具材を逃さずキャッチ!

フォーク部分でパスタを食べた後、残ったミートソースはスプーン部分で最後まで綺麗にすくって完食できました。先端部分の絶妙な角度がクッカーの縁にいい具合に添い、具材が最後まですくいやすい!
薄いのでどこにでも収納しやすい

極薄なのでちょっとした隙間にスッと収納することができます。ケースとともに使用しても重さは10gしかないので、食材と一緒にパッキングするもよし、ザックのポケットにいつでも使用できるよう常備しておいても荷物になることはありません。
使用して感じた「ここが気になる」ポイント

見ての通り折りたたみ式ではないため、小さく畳むことはできません。長さ16.5cmなので、クッカーやコップなどの料理器具に仕舞うのは難しいところ。
実際、筆者が使用した写真のクッカーの高さは約13cmなので、はみ出してしまいました。
逆に、メスティンなど大きめサイズのクッカーなら収納可能。ただし、金属製のクッカーに収納する場合は、DCFのケースに入れないと金属同士が擦れる、カチャカチャと不快な音が気になるかもしれません。
ウルトラライトなスポークを山の相棒に!

HOVERLIGHT SPORKの美しいフォルムに惚れ惚れします。持ちやすさ、強度などギアとしての機能性を意識しながら、綺麗な曲線を描いたデザインが本当に秀逸。
そして、とにかく軽い……軽すぎて無くさないかちょっぴり不安になるので、DCFケースとセットで使用することをおすすめします!
重量:7g
サイズ:165×40×24mm
素材:アルミニウム
カラー:ブラック・グレー・シルバー
本体価格 / ケースセット価格:1,980円 (税込)/ 3,300円(税込)
HOVERLIGHT HOVERLIGHT SPORK(本体のみ)
軽さにこだわるブランド「HOVERLIGHT」

『HOVERLIGHT』を立ち上げた「関川鋼販株式会社 / 有限会社アイデアセキカワ」は、会社としてSDGsに取り組み、「プラスチックを減らす活動」のひとつとして繰り返し使えるアルミのストローも製作。その過程で、金属製で繰り返し使える先割れスプーンの製品化を思いつき、ブランドがスタート。
ブランド名のHOVERLIGHTは“浮くくらい軽い”の意味で、軽量さに特化したアイテムを生み出す方針を表しています。
「世界で最も軽い金属製品」への挑戦を掲げ、超軽量な新製品を開発中。これからも目が離せないブランドです!