みんなが買っている“あったかパンツ”は?

軽くてあたたかいダウンやフリース素材のパンツは、山中泊を伴う登山やキャンプの必須アイテム。最近ではすっきりしたシルエットのタイプも増え、街着としてもお家でのリラックスウェアとしても人気です。
とはいえ、素材や機能によって価格も大きく異なるウェアなので、どれを選べばいいか迷ってしまいますね。
今回は、YAMA HACK読者のみなさんがAmazonや楽天市場で実際に購入した一着をランキング形式で発表します。あったかパンツ選びの参考にしてみてくださいね。
読者が購入した「ダウンパンツ」TOP5
まずはダウンパンツのTOP5です。
ダウンパンツ選びのポイントには「素材」「フィルパワー(羽毛のかさ高性)」「撥水性」「軽さ」などがあります。どんな機能や特徴を持ったダウンパンツが人気なのでしょうか。
【第5位】ネイチャーハイク|ダウンパンツ

抜群の軽さと保温性がある天然のグースダウンを使用した、約250g(Lサイズ)と非常に軽量なモデル。防水・撥水加工も施されており、アウトドアアクティビティで使用しても安心のスペックです。
丸洗い可能なので、お手入れも簡単。ポケット付きタイプと、ポケットなしの2つのデザインがあります。
ネイチャーハイク ダウンパンツ
素材 | 表地・裏地:20D 400Tナイロン 充填物:90%グースダウン(800FP) |
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重量 | 約250g(Lサイズ) |
【第4位】グラミチ×タイオン|ダウンパンツ

出典:楽天市場/CROUKA
大人気ブランドのコラボレーションモデル。
GRAMICCI(グラミチ)のクライミングパンツが持つ機能性や強度と、インナーダウン専業ブランドTAIONの持つダウン素材へのこだわりが融合。耐久性とあたたかさを兼ね備えた人気商品です。
グラミチ×タイオン ダウンパンツ
素材 | 表地:ナイロン100% 裏地:ポリエステル100% 充填物:ダウン95%、フェザー5%(800FP) |
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重量 | ー |
【第3位】アクシーズクイン|ベーシックダウンパンツ

日本発の登山用品メーカーであるアクシーズクインのダウンパンツは、700フィルパワーと野外活動には十分なあたたかさを保ちつつ、たったの194gという超軽量を実現しています。
街着としても活用しやすいベーシックなデザイン。運動時に着用すると内側に結露することがあるので、行動時ではなく、休憩時に着用するのが◎です。
アクシーズクイン ベーシックダウンパンツ
素材 | 表地:旭化成IMPACT 20d×10dnナイロンタフタ 表地:旭化成IMPACT 20d×10dnナイロンタフタ 充填物:ホワイトダックダウン70g(blusign認証)(700FP) |
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重量 | 194g |
アクシーズクイン ベーシックダウンパンツ
素材 | 表地:旭化成IMPACT 20dn×10dnナイロンタフタ 裏地:旭化成IMPACT 20dn×10dnナイロンタフタ 充填物:ホワイトダックダウン70%(blusign認定)(700FP) |
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重量 | 176g |
【第2位】ザ・ノース・フェイス|アコンカグアパンツ

出典:楽天市場/エレスポ2
羽毛ではなく、化繊中綿である「光電子®リサイクルダウン」という、高度なテクノロジーを採用したモデル。光電子®は人体から発せられる遠赤外線を利用して衣服内をあたためる仕組みで、ダウン量が少なくても保温性を高めることができます。
また、このダウンパンツは両サイドがフルオープンになるため、靴を履いたままでも簡単に着用できるところも魅力です。
ザ・ノース・フェイス アコンカグアパンツ
素材 | 生地:20D Bio-Based Ripstop Bylon(ナイロン100%) 充填物:GreenRecycled CLEANDOWN 光電子(ダウン72%、レーヨン20%、フェザー8%) |
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重量 | 約460g(Lサイズ) |
【第1位】ナンガ|ミニマリスム ダウンパンツ

1位は、アウトドア用シュラフ開発の老舗であるナンガのダウンパンツ。山岳ガイドが監修を務めて開発された超軽量・超コンパクト、しかも超撥水という、アウトドアフィールドで大活躍すること間違いなしの1本です。
両脚の大腿部にはメッシュ地が配されたベンチレーションがあり、衣服内の細かな温度調節が可能。サイドはフルオープンになるので着脱もストレスフリーです。
ナンガ ミニマリスムダウンパンツ
素材 | 表地:7dn×7dn ミニリップストップナイロン 裏地:7dn×7dn ミニリップストップナイロン ダウン:スペイン産ダックダウン90-10%(超撥水加工)(770FP) |
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重量 | ー |
読者が購入した「フリースパンツ」TOP5
続いては、フリースパンツのTOP5を紹介します。
ダウンは基本的に天然素材ですが、フリースは合成繊維の起毛素材。人工で作る素材なので、さまざま機能を持たせられる点が魅力です。
例えば、自宅で洗濯できること、高い透湿性や速乾性、肌触りの良さなどがあります。1枚で履くタイプのフリースパンツのほかに、中間着として活用できるアクティブインサレーションパンツもランクインしていますよ。
【第5位】アンドワンダー|アルファダイレクトパンツ

着用したまま体を動かしたい人にぴったりの、保温性と耐摩耗性を兼ね備えたモデル。撥水性のあるコーデュラナイロンを腰まわりやお尻、膝などダメージを受けやすいとことに配置しています。
アンドワンダー アルファダイレクトパンツ
素材 | 生地:ポリエステル100%(別布部分)、ナイロン93%、ポリウレタン7% |
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重量 | 250g |
【第4位】スタティック|アドリフト パンツ

Octa®CPCPC®という新素材を使ったアクティブインサレーションパンツ。Octa®は中核が空洞になっている特殊な形状をしたポリエステル繊維なので、軽量で通気性が良く、しかも保温性も高いのが特徴です。
着用したまま運動しても蒸れにくく、快適に過ごすことができます。
スタティック アドリフトパンツ
素材 | 生地:Octa®CPCP®ポリエステル100% |
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重量 | 135g(Mサイズ) |
【第3位】フーディニ|モノ エア パンツ

Polartec® Power Air Lightという特殊な繊維を使用することで、従来のフリースの弱点でもあった“使用とともに繊維が抜け落ちていく現象”を解消した画期的なパンツです。
何年も長く着用できることが魅力。表生地と裏生地の間に配置された無数の小さなポケットの中に繊維が中綿のように編み込まれており、断熱性も抜群です。
フーディニ モノ エア パンツ
素材 | 生地:Polatec® Power Air Light 73% recycled polyester, 27% elastomultiester |
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重量 | 402g |
フーディニ モノ エア パンツ
素材 | Polartec® Power Air Light 73% recycled polyester, 27% elastomultiester |
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重量 | 380g(Sサイズ) |
【第2位】ナンガ|ポーラテックフリースジョガーパンツ

全体的にゆとりがあるシルエットながら、すっきりとした裾リブ仕様のジョガーパンツタイプ。柔らかで肌触りが良い生地感と相まって、動きやすさは抜群です。
使用されているポーラテックサーマルプロ®という素材は、これまでの素材に比べて重さに対するあたたかさの比率が最高レベル。寒い日のアウトドアシーンでも高い保温性を期待できます。
ナンガ ポーラテックフリースジョガーパンツ
素材 | ポーラテック サーマルプロ® |
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重量 | ー |
ナンガ ポーラテックフリースジョガーパンツ
素材 | ポーラテック サーマルプロ® |
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重量 | ー |
【第1位】ザ・ノース・フェイス|マウンテンバーサマイクロパンツ

直径8マイクロメートル以下(髪の毛の100分の1以下)という極細繊維で作られたマイクロフリース生地を使用。軽量であたたかいだけではなく、肌触りも柔らか。快適な着心地を提供してくれます。
普段着としても、アウトドアレジャー中の中間着としても、マルチに活躍する1本です。
ザ・ノース・フェイス マウンテンバーサマイクロパンツ
素材 | Versa Micro 100 EC(ポリエステル100%) |
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重量 | 約280g(Lサイズ) |
ザ・ノース・フェイス マウンテンバーサマイクロパンツ
素材 | Versa Micro 100 ECO(ポリエステル100%) |
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重量 | 約250g(Lサイズ) |
あったかパンツがあれば、寒い冬もアクティブに楽しめる!

撮影:YAMA HACK編集部
冬本番ももうすぐ。ダウンやフリースを使ったあったかパンツは、保温性だけではなく蒸れにくさや軽量性などアクティビティを快適に楽しむための工夫がなされています。
防寒対策を万全にして、寒さに負けずアウトドアフィールドに飛び出しましょう。紹介したランキングを参考に、快適に過ごせる“あったかパンツ”を見つけてくださいね!