クーラーボックス

コスパで選ぶクーラーボックスBEST15!おしゃれで高保冷力なら文句なし

クーラーボックスのコスパを上げるのも下げるのも、あなたの選び方&使い方次第!高性能なクーラーボックスでも使い方によっては残念な結果に。逆に、安価なクーラーボックスでも、上手に活用すれば抜群の保冷力を発揮させることができるんです。

そこで、本記事ではクーラーボックス選びの基礎やシーン別の選び方高コスパのおすすめモデル使い方のコツを紹介します。

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

まずは押さえておきたい!クーラーボックス選びの基本

様々なクーラーボックス

撮影:筆者

クーラーボックスの選び方を知らずに買って「失敗した!」なんてことがないように、クーラーボックス選びの基本を押さえておきましょう。

ハードタイプかソフトタイプか?

ハードタイプとソフトタイプ

撮影:筆者
クーラーボックスは大きく分けて、ハードタイプとソフトタイプの2種類。それぞれメリットデメリットがあります。

 

ハードタイプソフトタイプ
メリット・耐久性が高く長持ち
・保冷力が高く食品を長く保存できる
・畳むとコンパクトになり保管場所に困らない
・軽量で取り回しやすい
デメリット・使わない時はちょっと邪魔
・価格が高めなものが多い
・布素材を多用しているため耐久性が低い
・保冷力が低いので長時間の保冷には向かない

 

ハードタイプ|高耐久&しっかり保冷

使わないときは邪魔

撮影:筆者(筆者のキャンプ道具置き場)
一般的にクーラーボックスと言えばこのタイプ。樹脂でできた四角いボディで耐久性があり保冷力が高く、小容量から大容量まで幅広く用意されています。

 

しかし、使わない時は単なる箱で、家の中ではちょっと邪魔な存在になります。

 

 

ソフトタイプ|小さくたためて保管場所に困らない

折りたたんだソフトタイプ

撮影:筆者
軽量で取り回しやすいですが、保冷性能や耐久性はハードタイプに劣ります。しかし、折り畳むことができるので保管場所に困りません。

 

 

保冷力の要は断熱材

クーラーボックスの断熱材

撮影:筆者
クーラーボックスの保冷力は、使用している断熱材で決まります。クーラーボックスの断熱材は主に4種類。選ぶときには必ず確認し、用途に合っているかを判断しましょう。

 

ポリエチレン
・断熱性は低いが柔らかで折り畳むことができるのが特徴
・ソフトクーラーボックスで多用される
発泡スチロール
ポリスチレン
・価格が安い
・ウレタンにくらべ断熱性が低く耐久性も低い
・短時間のデイキャンプやお土産の持ち帰りなどにおすすめ
発泡ウレタン
ポリウレタン
・ハードタイプに最も使われている断熱材
・一般的なキャンプやBBQなどでは問題なく使える
真空断熱パネル
 ・4つの中では断熱性が最も高い
・ウレタンなど他の断熱材と組み合わせることが多い
・重量は重く価格も高い
・魚の鮮度維持が必要な釣りに向いている

 

使い勝手やデザインも要確認

クーラーボックスを持つ人

出典:PIXTA

性能以外に、使い勝手も大切な要素。例えば、持って移動することが予想される場合、肩掛けストラップや大きなハンドルが必要です。

大型クーラーボックスであればキャスター付きがおすすめ。最近はキャンプサイトを華やかにするデザイン性豊かなものも多くなっているので、好みやシーンで選ぶようにしましょう。

シーン別クーラーボックスの選び方

クーラーボックスは使用するシーンを想定して選びましょう。

クーラーボックス選びで一番悩むのが容量。一般的な目安はありますが、飲み物の量、食材の量により変わるので、小容量のクーラーボックスを予備で用意するなど柔軟に対応しましょう。

デイキャンプやBBQの場合

ピクニックで使うクーラーボックス

出典:PIXTA
短時間で終わるBBQやデイキャンプの場合、取り回しやすい小型のハードタイプやソフトタイプが最適。特にソフトタイプは、ストラップや持ち手が使いやすいものが多いのでおすすめです。

 

一般的な容量の目安
ソロ5~15L
2~3人20~30L
4~5人40L以上

 

▶デイキャンプやBBQににおすすめのクーラーボックスはこちら

 

キャンプの場合

キャンプのクーラーボックス

出典:PIXTA
キャンプは長時間保冷が必要なのでハードタイプがおすすめ。夏は保冷剤の量や飲み物が増えるので、プラスで小容量のソフトタイプを併用するのも便利。

 

  • 一般的な容量の目安
  • (1泊キャンプを想定)
ソロ20L
2~3人25~40L
4~5人50L以上

 

▶キャンプにおすすめのクーラーボックスはこちら

 

釣りの場合

釣りのクーラーボックス

出典:PIXTA
釣り場の移動や魚の鮮度を保持が必要なので、保冷力重視で持ち運びやすいものを選びましょう。容量は釣る魚を目安に、また魚の体長に内寸を合わせることも大切です。魚の保存目的とは別に、昼食や飲み物を保冷するサブクーラーボックスがあれば便利です。

 

一般的な容量の目安
  • 小型魚
  • (アジ・メバルなど)
6~17L
  • 中型魚
  • (クロダイ・メジナなど)
20~30L
  • 大型魚
  • (マダイ・ヒラメなど)
30~50L

 

▶釣りにおすすめのクーラーボックスはこちら

 

次項からは比較的低価格でも、性能や機能が充実した高コスパなおすすめクーラーボックスをシーン別に紹介します。

 

デイキャンプやBBQに最適|高コスパ厳選5モデル

ホールアース|MINI COOLER 6 【6L】

デイキャンプやピクニック、スポーツ観戦や運動会など、気軽に使える小型ハードタイプクーラー。大きなハンドルで取り回し抜群です。

 

高コスパポイント
天板が反転しテーブルになるので、別途テーブルを持参する必要なし。

ホールアース ミニクーラー6

 

 

タイプハードタイプ
容量6L
外装内装素材ポリプロピレン
断熱材ポリウレタン
重量(約)930g
サイズ(約)W28×D22×H18.5cm(本体のみ)
税込定価2,090円

 

DOD|ソフトくらこ (10) 【10L】

薄型で四角い独特の形状は、一見ビジネスバッグのようにも見えます。手で持つ、ショルダーにする、背中に背負う、バイクの荷台に載せる、バッグパックの背中に接続するなど、多様な持ち方ができ移動性抜群です。ソフトタイプですが、折り畳むことはできません。

 

高コスパポイント
緩衝材付きのバッグとしても使用可能。カメラや精密機器の運搬にも使える。

 

タイプソフトタイプ(折り畳み不可)
容量10L
外装内装素材アウター:ポリエステル(ラミネートPVC) インナー:PEVA
断熱材ポリエチレン
重量(約)700g
サイズ(約)W41×D29×H13cm
インナーサイズ:(約)W36×D25×H11cm
税込定価5,040円

 

コールマン|エクストリーム(R)アイスクーラー/25L 【25L】

キャンプまで使える容量の25Lソフトクーラー。厚手の断熱材が入っており、保冷力が高いのが特徴です。肩掛けストラップ付きで持ち運びやすくなっています。きれいなブルーで、清涼感があるデザインで人気です。

 

高コスパポイント
5000円を切る価格で高い保冷力。蓋にある小さな取り出し口がさらに保冷力を高めます。

コールマン エクストリーム(R) アイスクーラー/25L

 

タイプソフトタイプ
容量25L
外装内装素材PETアルミニウム、ポリエステル、PETアルミニウム(取り外しライナー部分)
断熱材ポリエチレン
重量(約)1,100g
サイズ使用時サイズ:約W41×D27×H28cm
収納時サイズ:約W41×D28×H10cm
税込定価4,780円

 

ロゴス|氷点下パック 抗菌・ベーシッククーラー XL 【37L】

10mm厚の断熱材を使用しているため抜群の保冷力。蓋裏には、ロゴスの保冷パック「氷点下パック」がきれいに収まる内ポケットがあります。キャンバス生地の落ち着いたデザインなのでどんなシーンでも違和感がありません。

 

高コスパポイント
内側が抗菌加工されているので保存品などを衛生的に保ち、子供がいる場合も安心。

ロゴス 氷点下パック 抗菌・ベーシッククーラー XL

 

タイプソフトタイプ
容量37L
外装内装素材ポリエステル、EPE、PEVA、PP
断熱材ポリエチレン
重量(約)800g
サイズ使用時サイズ:W42×D29×H36cm
税込定価5,300円

 

キャプテンスタッグ|スーパーコールドクーラーバッグ43L 【43L】

上部と底部が樹脂製で固い素材を使用。上下に潰すように畳みます。天板部分は、飲み物を置くサブテーブルとして使用可能。持ち運びしやすいショルダーベルト付きです。

 

高コスパポイント
ソフトクーラーでは珍しい43Lの大容量。上下面は樹脂、側面は補強版入りで耐久性が高い。

キャプテンスタッグ スーパーコールド クーラーバッグ 43L

 

タイプソフトタイプ
容量43L
外装内装素材上部・底部:ポリエチレン(PUコーティング)
本体生地:側面/ポリエステル(PUコーティング)内側/EVA
断熱材ポリエチレン
重量1,500g
サイズ使用時サイズ:(約)W42.5×D34.5×H34.5cm
収納時サイズ:(約)W42.5×D34.5×H12.5cm
税込定価11,550円

 

キャンプに最適|高コスパ厳選6モデル

キャプテンスタッグ|シエロ クーラーボックス14 【12L】

ソロキャンプやサブクーラーボックスに最適な12Lハードタイプクーラー。大型ハンドルで持ち運びに便利。ワンタッチで開閉できる蓋のロックで、不意に蓋が開くこともなく中の冷気を逃しません。

 

高コスパポイント
ハードタイプでありながら、メーカー希望小売価格3,500円の低価格が魅力。

キャプテンスタッグ シエロ クーラーボックス14

 

タイプハードタイプ
容量12L
外装内装素材蓋・本体・ハンドル・バックル・ベルト:ポリプロピレン、蓋パッキン:発泡ポリエチレン
断熱材発泡スチロール
重量1400g
サイズW37.5×D27×H28cm
税込定価3,850円

 

コールマン|エクスカーション(R)クーラー/16QT 【15L】

製造工程でCO2排出量を抑えた「サーモオゾンインサレーション」を使用している、環境に配慮したクーラーボックス。デイキャンプやソロキャンプなどに使いやすいサイズです。大型のベイルハンドルで持ち運びも簡単。

 

高コスパポイント
突出したポイントはないものの、定番クーラーボックスならではの信頼性がポイント。

コールマン クーラーボックス エクスカーションクーラー 16QT

 

タイプハードタイプ
容量15L
外装内装素材ポリエチレン、ポリプロピレン
断熱材発泡ウレタン
重量1,800g
サイズ約W39×D31×H29cm
税込定価3,980円

 

ロゴス|アウトドアクーラーM 【25L】

肩掛けストラップ付きの持ち運びやすハードタイプクーラー。底部に水抜き栓があるので、簡単に水を抜くことができます。キャンプサイトでカッコよく決まるアースカラーも魅力。

 

高コスパポイント
断熱材は一体成型で熱が漏れにくい構造。長時間の保冷が可能。

ロゴス アウトドアクーラーM

 

タイプハードタイプ
容量25L
外装内装素材本体:ポリプロピレン
ロック部:ABS 樹脂
断熱材
重量2,900g
サイズW49.2×D27.8×H36.6cm
税込定価6,900円

 

コールマン|ホイールクーラー 28QT 【26L】

駐車場からテントサイトまで遠い場合に便利なキャスター付き。キャリーハンドルは収納できるので、車での移動時も邪魔になりません。

 

高コスパポイント
取り回しやすいキャリータイプ。飲み物をたくさん入れても、持ち運びが苦にならない。

コールマン ホイールクーラー28QT

 

タイプハードタイプ
容量26L
外装内装素材ポリエチレン
断熱材発泡ウレタン
重量3,300g
サイズ約W49×D34×H42/94cm
税込定価5,980円

 

SHINWA|ホリデーランドクーラー 48H  【48L】

バックルでしっかりと蓋をロックできるキャスター付きクーラーボックス。蓋に小物の出し入れができる投入口があるので、無駄に冷気を逃しません。

 

高コスパポイント
実売価格10,000円前後なのに、大容量かつキャスター付き。

SHINWA ホリデーランドクーラー 48H

 

タイプハードタイプ
容量48L
外装内装素材ポリプロピレン
断熱材
重量5,950g
サイズ(約)幅76.5×奥行35×高さ36cm
内寸底部:(約)幅65×奥行25.5×高さ26.5cm
税込定価

 

コールマン|エクストリームクーラー/52QT 【49L】

蓋部分にもフォームがあるので、日が当たるところに置いても保冷力が長時間続きます。蓋4箇所に缶やペットボトルを置くことができ、サブテーブルとしても活躍。

 

高コスパポイント
家族やグループのキャンプにピッタリのサイズ。保冷力が高いので炎天下のBBQにも。

コールマン エクストリームクーラー/52QT

 

タイプハードタイプ
容量約49L
外装内装素材ポリエチレン、ポリプロピレン
断熱材発泡ウレタン
重量4,600g
サイズ(約)W65×D38×H42cm
税込定価9,980円

 

釣りに最適|高コスパ厳選4モデル

ダイワ|ミニクール S650 【6.5L】

釣りのサブクーラーとしても活躍する小型クーラー。内部を仕切るプルーフケースが付いているので、おにぎりやサンドイッチなど昼食を濡らさなず保冷できます。

 

高コスパポイント
小型のボディでありながらイスにもできる頑丈さ。イスを別途持っていく必要なし。

 

タイプハードタイプ
容量6.5L
外装内装素材
断熱材スチロール
重量1,500g
サイズ外寸 W22×D33×H25cm
内寸 W15×D22×H19cm
メーカー希望本体価格5,200円

 

ダイワ|クールライン GU 800X 【8L】

管理釣り場や海釣り公園など、ちょっとした釣りに便利。ワカサギや小物釣りに最適です。蓋に魚の投入口があり、冷気を逃しにくくなっています。

 

高コスパポイント
肩掛けストラップ付きで持ち運びやすく、ピクニックなどのレジャーにも活躍。

 

タイプハードタイプ
容量8L
外装内装素材ポリエチレン、ポリプロピレン
断熱材ウレタン
重量2,000g
サイズ(外寸)W22.5×D37.5×H25cm
(内寸)W15×D28×H19cm
メーカー希望本体価格9,700円

 

シマノ|ホリデークール 20L 【20L】

大人が踏んでも座ってもビクともしない堅牢ボディが売り。軽量、脱着可能な蓋、十分な保冷力と、釣り用クーラーボックスとして必要な機能が揃っています。

 

高コスパポイント
シンプルでいて、基本性能にこだわったハイコストパフォーマンス。

 

タイプハードタイプ
容量20L
外装内装素材
断熱材発泡ポリスチレン
重量2,900g
サイズ(外寸)46.5×29.2×31.6cm
(内寸)34.6×21.8×25.5cm
税込定価9,900円

 

ダイワ|ソフトクール 4500 EX 【45L】

ハードクーラーの技術を投入したソフトクーラー。底面は30mm厚の断熱材を使用しているため、地面の熱をシャットアウトします。そのほか、内容物を上下から効率よく冷やす「Z冷却」など、保冷力へのこだわりが詰まっています。

 

高コスパポイント
氷や魚をそのまま収納できるPVCインナーや買い物カゴがスッポリ入るなど機能満載。

 

タイプハードタイプ
容量45L
外装内装素材
断熱材発泡ポリエチレン+発泡ウレタン
重量1,900g
サイズ(外寸)W51×D35×H30cm
(内寸)W48×D32×H27cm
メーカー希望本体価格未定

 

さらにコスパが上がるコツやアイテム

キャンプグッズとクーラーボックス

出典:PIXTA

クーラーボックスを選んだら今度は使い方。ちょっとしたコツや便利アイテムを使うことで、さらにコスパをアップしましょう。

使う前夜から冷やしておく

クーラーボックスの予冷

撮影:筆者
使う日の前夜から予冷用の保冷剤でクーラーボックスを冷やしておきます

 

当日、飲み物や食品を詰める前に予冷用の保冷剤を取り除き、本番用の保冷材に入れ替えて使えば、長時間保冷力が続きします。

 

クーラーボックスは前夜から予冷

 

クーラーボックスを分けて開閉を減らそう

二つのクーラーボックス

撮影:筆者
大容量のクーラーボックスに全部入れるより、複数に分けた方が蓋の開閉回数が減るので冷気が逃げにくくなります。

 

例えば、飲み物はソフトクーラー、食品はハードタイプのクーラーなどのように使い分ければ保冷力がアップします。

 

飲み物と食品はクーラーボックスを分けて開閉回数を減らす

 

置き場所に気を付けよう

日陰のクーラーボックス

出典:PIXTA

クーラーボックスの保冷力を左右するのは外気温。できるだけ保冷時間を長くするため、木陰やタープ下の直射日光が当たらない場所に、地熱の影響を受けないように地面から離して置きます

専用のスタンドなら安心して置くことができます。

ロゴス フラットクーラースタンド

■仕様
総重量:(約)1.0kg
サイズ:(約)幅49.5×奥行34×高さ42cm
収納サイズ:(約)幅64×奥行34.5×高さ2.5cm
耐荷重目安(静止荷重):(約)50kg
主素材:[フレーム]アルミ[ベルト]ポリエステル

クーラーボックスは日陰&台の上に

 

保冷剤を選んで保冷力アップ

クーラーボックスに欠かせないのが保冷剤。保冷剤の中でも最強と評価が高いのが、ロゴスの氷点下パックシリーズです。

例えば、「氷点下パックGT-16℃」だと、表面温度-16℃と一般保冷剤に比べて保冷能力約8倍にもなり、クーラーボックスの保冷力がパワーアップします。

ロゴス 氷点下パックGT-16℃・ハード1200g


ロゴス 氷点下パックGT-16℃・ハード900g


ロゴス 氷点下パックGT-16℃・ハード600g

ロゴス氷点下パックでさらに保冷力アップ

 

クーラーボックスを上手に選んで賢く使いこなそう

3つのクーラーボックス

撮影:筆者

クーラーボックスは数千円から数万円まで、大小様々な製品が発売されています。たしかに数万円するクーラーボックスはとても優秀。しかし、数千円のクーラーボックスでも選び方次第、使い方次第で数万円のクーラーボックスにも負けません

本記事を参考に、コスパの高いクーラーボックスを上手に選んで賢く使いこなしましょう。