待ってました!カッコ良すぎるココヘリの新モデル
2021年4月、ついに「ザ・ノース・フェイス」モデルのココヘリ会員証が登場。シンプルにロゴがデザインされ、山はもちろん普段のバッグにもつけたくなるスタイリッシュさ。
誰もがこのデザインを待ち望んでいたのではないでしょうか。
嬉しさのあまり、そのままザ・ノース・フェイスのプレスルームへ直撃してしまいました!
担当者へ直撃取材!コラボの理由は予想外のものだった
担当であるザ・ノース・フェイスの本武史さんへインタビュー。
ぜひ詳しく教えてください!
アイテムと情報の両方が手に入るベースをつくりたい
ザ・ノース・フェイスの店舗にできた、新しい取り組み。
それは、ギアやウェア買いに来た登山者へ向けて、その土地の山情報を知れるキッカケとなるベースキャンプを提供することでした。
事前に下調べをしていても、刻一刻と変わる自然に対して、”今日明日どういう状態か”の情報はなかなか手に入らないもの。天気はどうなのか、登山ルートに危ないところはないか現地で知れる手立てがあれば安心ですよね。
そんな登山者の思いに寄り添ってできた、「店舗とお客様の新たな繋がり」について詳しく伺います。
山の情報を「知る」キッカケづくり
2021年4月1日、「ザ・ノース・フェイス グラヴィティ 白馬」にフィールドインフォメーションデスクが設置されました。これは、ビジターセンターのように山の天気や登山道の状況など、フィールド情報を発信するものです。
アウトドアブランドのショップ店内にこのようなデスクが設置されるのは、業界内でもあまり類をみない試み。
より安心安全な登山が楽しめるような仕組みをつくりたい、という思いから始まりました。
登山をする人のベースキャンプを目指して
数年前から構想はあったものの、「山の情報」は登山者の命にも関わるため、正確に伝えるための仕組みづくりに難航。1店舗だけで白馬エリアすべての登山コースを網羅するのは、容易なことではないですよね。
そこで4名の現地登山ガイドと契約。登山道の状態や危険箇所をリアルタイムで伝えられるようになりました。
また山岳気象情報「ヤマテン」が提供する、白馬エリア3日間の天気情報や日本雪崩ネットワークからの雪崩情報を毎日更新。これらは専用のインフォメーションボードから確認できます。
また情報収集のために店舗を訪れた人へ向けては、ザ・ノース・フェイスのアイテムの魅力を知るキッカケとなって欲しい。
そんな登山者の拠り所になるようなベースを、今後も増やしていきたいと思っています。最近では「THE NORTH FACE+ グランフロント大阪」にもインフォメーションデスクができました。
訪れた人たちへ安心安全に登山を楽しんでもらうために
訪れた人たちへ向けて、登山に対する安全意識も伝えていきたいと語る本さん。
そこで白馬店のインフォメーションデスクに追加されたのが、山岳遭難サービスを提供しているココヘリでした。特別感を持って欲しいことからオリジナルのデザインモデルを開発。それが今回のコラボにいたった大きな理由です。
ココヘリの認知が増えたり、安全対策をはじめたりと、このモデルがキッカケになってくれたら嬉しいと話してくれました。
現地には、ココヘリを紹介するポップアップも展示。スタッフが使用方法や入会の仕方についても教えてくれます。
特別なデザインに加えて入会金も1,000円お得になるので、入らない手はありませんね。
次世代へアウトドアを普及していくための活動も応援
さらにこのモデルに契約をすると、チャリティー活動にも貢献。次世代のアウトドア活動を発展・継続させていくためにと、毎年年会費の1%が青少年の安全登山を守る取り組みに寄付されます。
自分の身を守るための道具としてだけでなく、アウトドア業界全体へ少しでも貢献できると思うと気持ちがいいですね。
山のいろんな情報を「知る」キッカケを拡げたい
今回、コラボの理由について伺いましたが、単なるモデルの開発だけでなく、そこには登山者に対する思いがありました。
フィールドを愛し楽しんで欲しいからこそ、魅力はもちろん危険やリスクも知って欲しい。だからこそフィールドインフォメーションが設置され、それに付随してココヘリとのコラボモデルが開発されました。
ザ・ノース・フェイスは、ウェアやギアなどのアイテム販売だけではなく、登山のさまざまな情報と登山者を繋ぐ架け橋として、より身近な存在になっていくことでしょう。
特別な思いによって作られたココヘリとのコラボモデル。ぜひこの機会にゲットしてみてはいかがですか。
ココヘリのコラボモデル詳細はこちらザ・ノース・フェイス グラヴィティ 白馬の詳細はこちら