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《レンゲツツジ》を満喫できる関東近郊の7山!初夏の高原をいろどる真紅の大輪と新緑のコラボレーション(2ページ目)

甘利山(山梨県)〜見頃は例年6月中旬〜

甘利山MAP

地図の出典:YAMAP・ツツジのイラストの出典:いらすとや
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コースタイム:約4時間20分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
*交通アクセス*
【公共交通機関の場合】
・往路:新宿駅〜韮崎駅・JR中央線特急で約110分/韮崎駅〜甘利山グリーンロッジ・タクシーで約60分
・復路:甘利山グリーンロッジ〜韮崎駅・タクシーで約60分/韮崎駅〜新宿駅・JR中央線特急で約110分【クルマの場合】
マイカー利用の場合は中央自動車道・韮崎ICが最寄り

 

コース概要
広河原(30分)→甘利山(90分)→御所山・青木鉱泉分岐(30分)→千頭星山(20分)→御所山・青木鉱泉分岐(70分)→甘利山(20分)→広河原
参考:ヤマプラ
甘利山からの富士山
出典:PIXTA(甘利山からの富士山)

登山口の広河原には宿泊もできる甘利山グリーンロッジのほか、駐車場・トイレ・売店があります。ここから、レンゲツツジが咲く斜面をひと登りで甘利山へ。富士山を背景に広がる真紅の群落を求めて、早朝から多くの写真家たちで賑わいます。

千頭星山への稜線から振り返る甘利山

出典:PIXTA(千頭星山への稜線から振り返る甘利山)

奥甘利山、大西峰を経て千頭星山に向かう稜線は新緑が美しい樹林帯。視界が開けたポイントから振り返ると、富士山や八ヶ岳を背景にレンゲツツジで赤く染まった甘利山を堪能できます。

鳳凰三山・地蔵岳のシンボルである岩塔・オベリスク

出典:PIXTA(鳳凰三山・地蔵岳のシンボルである岩塔・オベリスク)

千頭星山の山頂は樹林帯の中ですが、木々の合間や少し奥に進んだ展望所から日本百名山・鳳凰三山を間近に望めます。下山は往路をたどりましょう。

霧ヶ峰(長野県)〜見頃は例年6月下旬から7月上旬〜

霧ヶ峰MAP

地図の出典:YAMAP・ツツジのイラストの出典:いらすとや
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コースタイム:約3時間57分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
*交通アクセス*
【公共交通機関の場合】
・往路:新宿駅〜茅野駅・JR中央線特急で約130分/茅野駅〜車山肩・アルピコ交通バスで約45〜60分
・復路:車山肩〜茅野駅・アルピコ交通バスで約45〜60分/茅野駅〜新宿駅・JR中央線特急で約130分【クルマの場合】
マイカー利用の場合は中央自動車道・諏訪ICが最寄り

 

コース概要
車山肩(47分)→蝶々深山(20分)→物見石(35分)→奥霧小屋(30分)→八島湿原(45分)→諏訪神社(30分)→沢渡(30分)→車山肩
参考:ヤマプラ

霧ヶ峰のレンゲツツジ

出典:PIXTA(霧ヶ峰のレンゲツツジ)

車山肩から湿原へ下り、蝶々深山へ向かう斜面は、見頃になるとまさに真紅のじゅうたん。天気がいい日には、北アルプスの山並も望めます。

八島湿原のレンゲツツジ

出典:PIXTA(八島湿原のレンゲツツジ)

約3000ヘクタールの草原に、八島ヶ池・鎌ヶ池などの池沼が点在する八島湿原。この周辺にもレンゲツツジが咲き、四季を通して美しい湿原の景観をより鮮やかに引き立てます。

ころぼっくるひゅってのラムミルクとケーキ

撮影:washio daisuke(ころぼっくるひゅってのラムミルクとケーキ)

諏訪神社から沢渡は林道を歩き、車山肩に戻ります。下山地点にある「ころぼっくるひゅって」のカフェは、トレッキング後、ひと息入れるのに絶好のスポットですよ。

美ヶ原(長野県)〜見頃は例年6月下旬から7月上旬〜

美ヶ原MAP

地図の出典:YAMAP・ツツジのイラストの出典:いらすとや
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コースタイム:約4時間2分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
*交通アクセス*
【公共交通機関の場合】
・往路:新宿駅〜松本駅・JR中央線特急で約160分/松本駅〜美ヶ原高原美術館・アルピコ交通バスで約100分
・復路:美ヶ原高原美術館〜松本駅・アルピコ交通バスで約100分/松本駅〜新宿駅・JR中央線特急で約160分【クルマの場合】
マイカー利用の場合は中央自動車道・岡谷ICが最寄り

 

コース概要
美ヶ原高原美術館(15分)→牛伏山(15分)→山本小屋(20分)→美しの塔(10分)→塩くれ場(40分)→王ヶ頭(20分)→王ヶ鼻(67分)→塩くれ場(10分)→美しの塔(20分)→山本小屋(25分)→美ヶ原高原美術館
参考:ヤマプラ
美ヶ原のレンゲツツジ
出典:PIXTA(美ヶ原のレンゲツツジ)
美ヶ原高原美術館からレンゲツツジの咲く斜面を登り、約15分で牛伏山へ。美ヶ原のシンボル・美しの塔や、放牧された牛たちに塩を与える岩が点在する塩くれ場を経由して広大な牧草地の中を歩きます。日本百名山・美ヶ原の最高地点である王ヶ頭へ。
王ヶ鼻と背後にそびえる北アルプス
出典:PIXTA(王ヶ鼻と背後にそびえる北アルプス)
王ヶ頭から20分ほどで、美ヶ原高原の突端部・王ヶ鼻に到着。石仏が並ぶ広場からは、槍・穂高連峰をはじめ北アルプスの山々が連なる絶景の山岳パノラマを楽しめます。
百曲下降点から振り返る王ヶ頭と槍・穂高連峰
出典:PIXTA(百曲下降点から振り返る王ヶ頭と槍・穂高連峰)
復路は美ヶ原高原台地の端、通称・アルプス展望コースを進みましょう。百曲下降点まで来たら塩くれ場へ向かい、美ヶ原高原美術館まで戻ります。

湯の丸山(長野県)〜見頃は例年6月中旬から下旬〜

湯の丸山MAP

地図の出典:YAMAP・ツツジのイラストの出典:いらすとや
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コースタイム:約5時間5分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
*交通アクセス*
【公共交通機関の場合】
・往路:東京駅〜佐久平駅・北陸新幹線で約85分/佐久平駅〜小諸駅・JR小海線で約15分/小諸駅〜地蔵峠・タクシーで約30分
・復路:地蔵峠〜小諸駅・タクシーで約30分/小諸駅〜佐久平駅・JR小海線で約15分/佐久平駅〜東京駅・北陸新幹線で約85分【クルマの場合】
マイカー利用の場合は上信越自動車道・小諸ICが最寄り

 

コース概要
地蔵峠(15分)→湯の丸キャンプ場(15分)→中分岐(40分)→鞍部(60分)→烏帽子岳(45分)→鞍部(50分)→湯の丸山・南峰(10分)→湯の丸山・北峰(10分)→湯の丸山・南峰(30分)→鐘分岐(10分)→牧柵ゲート(20分)→地蔵峠
参考:ヤマプラ

地蔵峠周辺は放牧地

出典:PIXTA(地蔵峠周辺は放牧地)

地蔵峠からは、レンゲツツジ群落地へのリフトも運行されています。今回は湯の丸キャンプ場〜中分岐を経て、湯の丸山の南斜面を歩くコース。ここから小烏帽子岳を越えて烏帽子岳を往復します。

湯の丸山山頂
出典:PIXTA(湯の丸山山頂)

広いガレ場が広がる湯の丸山南峰、さらに進むと三角点のある湯の丸山北峰へ。天気がいい日には、北アルプスの大展望を楽しめます。

レンゲツツジと湯の丸山
出典:PIXTA(レンゲツツジと湯の丸山)

ガレ場の斜面を下り、樹林帯に入ると濃霧時の遭難防止に鐘が設置された鐘分岐へ到着。やがてレンゲツツジの群落に入り、振り返ると湯の丸山が堂々とそびえています。リフトに沿ってスキー場の斜面を下り、地蔵峠に戻ります。

雨でも負けない美しさ!レンゲツツジを楽しむ花登山へ

霧の中のレンゲツツジ

出典:PIXTA(霧の中のレンゲツツジ)

レンゲツツジの見頃である6月から7月上旬は、ちょうど梅雨どき。天気予報が芳しくないと登山意欲も低下しがちですが、雨や霧の中で幻想的に浮かび上がるレンゲツツジの色彩もまた違った風情が。

さらにこの季節の山々には、レンゲツツジ以外にもたくさんの花々が咲き誇ります。レインウェアなどの対策をしっかり行い、ぜひ雨の日でも花登山を満喫してみてはいかがでしょうか。

※この記事内の情報は特記がない限り公開初出時のものとなります。登山道の状況や交通アクセス、駐車場ならびに関連施設などの情報に関しては、最新情報をご確認のうえお出かけください。

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