アクティブシーンの相棒となるフリースを街着したい!
アウトドアで着るフリースジャケットは、いま巷に溢れるそれとはちょっと違います。例えば毛足が短かかったり、素材使いがハイブリッドだったり。さらに機動力を考慮し、体にぴったりとしたタイトフィットのものが主流です。それゆえスポーティな印象が強くなり、普段使いしにくいのが正直なところです。
そこで、しっかりアウトドアシーンで使えるスペックを持ちながら、街にも馴染む究極のフリースジャケットを求めて3つのアイテムをご紹介します。なお渋々モデルをつとめる筆者は177cmのガッチリメタボ体型であり、タイトフィットなどとても着れたもんじゃない体型であり、皆様のご参考になりうるかどうか不安を覚えるところです……。うまく皆様ご自身の体型に脳内補完していただけますと幸いです!
王道アクティブ仕様!だけどデザイン性がピカイチ
ARCʼTERYX 「デルタ LT ジャケット」 ¥16500(税込み)
1着目は名品と名高いこちら。<アークテリクス>をして、もっとも万能と言わしめるフリースジャケットです。
素材に伸縮性、断熱性、通気性に優れ耐久性の高いポーラテック社の「ポーラテック®クラシック100マイクロベロアスモールグリッド」を採用。レギュラーフィット仕様とのことですが、体へのフィット感は高く、アクティブなフリースジャケットの王道をいくデザインのように見えます。
しかし純粋にデザイン性が高く街着としてスタイリッシュに使える、さすが<アークテリクス>という1着です。
左の腕にはアームポケットが配されており、お馴染みの始祖鳥ロゴが鎮座しています。素材も切り替えられており、アクティブな雰囲気を醸し出します。
着こなしをチェック!
ダウンジャケットのインナーに合わせています。明るい色のダウンジャケットと合わせることで、黒の存在感を引き立て同時に引き締め効果もプラス。フィールドでの着用時と同様、ミニマルなデザインのためインナーとしてほとんど干渉なく着心地は快適そのものです。
室内で上着を脱いでもカーディガンのような見た目のため、落ち着いたカジュアルスタイルにまとまります。ボトムに使っているミリタリーパンツとの相性もバッチリですね。
アームに関しては少しタイトめです。今回はMサイズを着ていますが、個人的にはワンサイズアップがジャストサイズだと思います。
【まとめ】ただただ普通にオシャレ!なんです
インナーでもアウターでも様になる、<アークテリクス>のデザイン力が存分に発揮されたフリースジャケット。スタイリッシュゆえに合わせるものを選ばず、どんなシーンにでも使えます。
もちろん機能面も申し分なく、真夏以外の3シーズン着用可能。アクティブシーンに最高のパフォーマンスを発揮してくれる1着は、ワードローブとしても欠かせないアイテムとなるはずです!
(問)バンブーシュート
TEL:03-5720-1677
素材をハイブリッドしたアクティブフリース
L.L.Bean 「アドベンチャー・ハイブリッド・フリース・フルジップ・ジャケット」 ¥13200(税込み)
モデル名にアドベンチャーの名を冠する<エル・エル・ビーン>のフリースは、カジュアルなアイテムに付く織りネームタグではなく、よりスポーティな刺繍タグを胸に備えるなどアクティブ感強め。
一方で毛足の長いパイルフリースをメイン使いしており、カジュアル感もしっかり持ち合わせているので、街でもアウトドアでもクロスオーバーに着ることができます。
ディテールも両サイドに伸縮性に優れるニット素材を採用し、胸ポケットにはナイロン素材を採用。ハイブリッドな素材使いが一段と高いパフォーマンス性を印象付けます。