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登山にぴったりな携帯・ポータブルラジオおすすめ10選!活用術も紹介

登山に必ず持っていくという人も多い、携帯ラジオ(ポータブルラジオ)。貴重な情報収集手段になるだけでなく、雷を探知したり熊を除けたりと、マルチに活躍するんです。

今回は、登山における携帯ラジオの活用術や選ぶポイント、おすすめモデルを紹介。ライターサイズの超小型ラジオから、防水ラジオやモンベルのラジオまで、厳選10モデルが登場します。登山だけでなく災害時にも役立つので、一つ持っておいて損はないアイテムです。

目次

アイキャチ画像撮影:筆者

いつでもどこでも「携帯ラジオ」で手軽に情報を入手!

携帯ラジオ
出典:PIXTA

長期縦走など天候の変化が気になるとき、天気予報や気象情報は大切ですよね。では、山でそれらの情報を得るツールには何を使っていますか?

「スマートフォン」

もちろんそれも大切ですが、それにプラスして携帯ラジオもあると安心です。
スマートフォンの電波が入らないところでも、ラジオなら受信できることも。また、流しっぱなしでクマよけや落雷対策にも使えるなど、ラジオならではのメリットがたくさんあります。
最近は名刺サイズで100gを切るものもあり、実は携帯にも便利なんです。

携帯ラジオが登山で役立つ4つのワケ

ソロテント登山
出典:PIXTA

登山中のどのようなシーンで携帯ラジオが役立つのか、具体的に見ていきましょう。

①天候・ニュースを随時チェックできる

天候変化の激しい登山において、天気情報は非常に強い味方に。大雨・大雪・雷など登山中の事故に直結するケースも多くあります。しっかりと天気情報を仕入れつつ安全な登山をしましょう。

NHKラジオ第2(AM放送)では、毎日16時ごろ「気象通報」が放送されています。知識があればこの放送を聴いて天気図を書くことができるので、昔から登山者をはじめ漁業関係者など、天候の予測が必要な人たちに利用されてきました。

②落雷対策に

落雷

出典:PIXTA

登山中、隠れるところがない尾根道などでは雷を避けるのが困難。雷の音が人の耳に聞こえるのは遠くても10km程度の範囲なので、雷の音が聞こえ始めてから隠れる場所を探すのでは、間に合わなくなることも。

周波数の関係上、ラジオのAM放送はおよそ50km以内で発生している雷のノイズを拾うため、AM放送を聴いていれば早めに雷の発生を知ることができます。ノイズが激しくなってきたら、雷が接近している合図。ルート変更や避難など、柔軟な対応を早めにとることができます。

③ソロ登山にうってつけ

ソロ登山をする際、長時間一人で行動するためなにか音が欲しくなることも。そんなとき、携帯ラジオは寂しさを紛らわせてくれます。

また、小屋やテント場で過ごす時間の相棒にも。本は何冊も持っていくと重いですし、スマートフォンは緊急時のためにもバッテリーの消耗を抑えたいところ。ラジオなら100時間を超える連続聴取が可能なモデルもあり、ずっと聴き続けることもできます。

④熊よけにも

熊注意

出典:PIXTA

登山で遭遇したくない熊。実は熊鈴の代わりに、携帯ラジオを利用している人もいます。山の中のテント場など、停滞するときもラジオを鳴らしておけば熊対策になり安心。ただし、周りの人の迷惑にならない範囲で音を出すようにしましょう。

登山用の携帯ラジオを選ぶポイントや、注意点は?

携帯ラジオ

撮影:筆者

携帯ラジオを登山で使うときの注意点と、選ぶポイントを押さえておきましょう。

様々なシーンで使うならワイドFM対応モデルがおすすめ

登山中、様々なシーンでラジオを聴きたいならワイドFM対応モデルがおすすめです。AM放送は障害物に回り込むので山間部でも受信できますが、ノイズが多く音質が悪いのが弱点。FM放送は放送中継局が高い場所にあるので山頂では受信しやすいですが、放送範囲が狭く、エリアごとに聴取できる放送が限られます。

電波塔

出典:PIXTA(山頂にあるFM電波塔)

FM放送の電波でAM放送が聴けるワイドFMなら、AM電波が届きにくい場所でもAM放送を聴くことができ、しかもクリアな音質で快適です。

なお、FM・ワイドFMは棒状のロッドアンテナで、AMは本体に内蔵されたアンテナで受信します。それぞれ、感度が悪いときは向きを変えてみましょう。

※イヤホンがFMアンテナを兼ねているモデルもあります。

電池切れに要注意!長期縦走では、もしもの備えも

登山者

出典:PIXTA

長期縦走中に電池切れという事態にならないように、なるべく使用可能時間が長いものを選ぶようにしましょう。ただし、仕様上の使用可能時間はあくまでも目安。電波環境や使用方法によっては電池の減りが速くなることもあるので、要注意です。特に寒いときは電池が消耗しやすくなります。

電波さえ入ればスマートフォンも使えるので、情報収集手段はラジオだけに頼らず、スマートフォンのモバイルバッテリーも持っていくようにしましょう。なお、携帯ラジオの中にも、モバイルバッテリーで充電できるものもあります。

また、熊よけとして使いたい場合は、もしもの時のために熊鈴やホイッスル、熊撃退スプレーも持っておくと安心です。

周囲の迷惑にならないよう、イヤホンなども忘れずに

夜のテント場

出典:PIXTA

当然ですが山には他の登山者が数多くいます。夜、テント泊などをする際にラジオを流す人が問題視されることも。大音量で流してしまっては周りの人々に多大な迷惑をかけることになります。

携帯ラジオを使用する際は周りをしっかりと確認し、イヤホンをつけるなど、他の人の休息を害することのないように配慮しましょう。

▼携帯ラジオの選び方について詳しく知りたい方は、こちらをチェック

ここからは、登山に最適な超小型ラジオ5モデルと、災害時にも便利な携帯ラジオ5モデルを順番に紹介していきます。

▶登山に最適な超小型ラジオはこちら
▶災害時にも便利な携帯ラジオはこちら

登山に最適!超小型ラジオ5選

まずは、登山で携帯するのに便利な名刺サイズ程度の超小型ラジオを紹介。ポケットに入るほど小さいことから、「ポケットラジオ」と呼ばれることもあります。長時間使用可能なものを選びました。

※山岳では地形やエリアなどの使用環境により、AM放送(中波)・FM放送(超短波)ともに電波が届かない場合があります。
※各アイテムの電池持続時間は目安です。電池の種類や使用環境によっても異なりますので、ご注意ください。

SONY (ソニー) SRF-R356

バックライト付きで視認性抜群

画面はバックライト付きなので、視認性も抜群。単4乾電池1本で最長100時間の使用が可能なスタミナモデルです。上部に7個のプリセットボタンがあるので、登山中でも簡単に選局可能。同社が以前販売していた「山ラジオ」の後継として使用する人も多い、人気のモデルです。

口コミ・レビュー

なかなかの優れ物です!
何十年振りにラジオを購入しましたが、使い勝手の良さと使用時間にびっくりです。コードがかなり細いので、これから使いながら耐久性をみていきます。良い買い物ができた思います!

出典:楽天市場

サイズ約57.6×94.5×18.9mm(最大突起部含む)
重量約80g(電池含む)
受信バンドAM / ワイドFM
電池持続時間【単4アルカリ乾電池×1本】
〈イヤホン〉FM:78時間、AM:100時間
〈スピーカー〉FM:27時間、AM:32時間

パナソニック RF-P55-S

ダイヤルパネルが光って暗くても使える

デジタルチューナー搭載なので選局がかんたん。暗いところでも操作しやすい「蛍光色ポインター&光るダイヤルパネル」で、夜のテント内でも便利です。

サイズ67.0×117.0×28.5 / 69.5×117.4×29.7mm(本体寸法 / 最大外形寸法)
重量159g / 111g(電池含む/含まず)
受信バンドAM / ワイドFM
電池持続時間【単3アルカリ乾電池×2本】〈イヤホン〉FM:94時間、AM:96時間 〈スピーカー〉FM:64時間、AM:68時間

東芝 TY-SCR5

モバイルバッテリーからのUSB充電が可能

乾電池での最大時間は47時間程度で、他機種より短めですが、USBによりモバイルバッテリーから充電ができるのが特徴。LEDライトが付属しているので、暗いテント内で便利です。

口コミ・レビュー

防災も兼ねて購入しました。常に枕元に置いて朝のニュースを聞いています。予想以上に軽くてびっくりです。バッテリーも長持ち仕様で満足しています。

出典:楽天市場

サイズ55×91×14mm(突起物含まず)
重量約51g(電池含まず)
受信バンドAM / ワイドFM
電池持続時間【単4アルカリ乾電池×2本使用時】〈イヤホン〉FM:43時間、AM:47時間 〈スピーカー〉FM:39時間、AM:42時間 【USB充電時】〈イヤホン〉FM:32時間、AM:38時間 〈スピーカー〉FM:29時間、AM:30時間

OHM(オーム電機) AudioComm RAD-P210S-S

シンプルなラジオ

高感度でクリアな音声が特徴。高機能でもなくアナログチューニングのため、長時間使用可能で低価格。とにかくラジオだけ聞ければいいという人におすすめ。

サイズ約55×92×21mm(突起物含まず)
重量約71g(電池含まず)
受信バンドAM / ワイドFM
電池持続時間【単4乾電池×2本】〈イヤホン〉FM:145時間、AM:150時間 〈スピーカー〉FM:58時間、AM:60時間

OHM(オーム電機) AudioComm RAD-P3331S-S

超軽量コンパクト

名刺より小さなライターサイズのイヤホン専用ラジオ。単4電池1本で使えるので超軽量です。長期縦走では予備電池を持っておけば長く使えます。

サイズ42×81×17mm(突起物含まず)
重量約37g(電池含まず)
受信バンドAM / ワイドFM
電池持続時間【単4乾電池×1本】FM:60時間、AM:60時間

災害時にもあると便利!携帯ラジオ5選

山にも便利なら災害にも便利。ということで、持ち運びやすさよりも災害時に役立つ機能に注目して厳選したモデルを紹介します。もちろん山でも使えますよ。

※山岳では地形やエリアなどの使用環境により、AM放送(中波)・FM放送(超短波)共に電波が届かない場合があります。
※各アイテムの電池持続時間は目安です。電池の種類や使用環境によっても異なりますので、ご注意ください。

東芝 TY-JKR6

アウトドアでも安心な防水防塵仕様

手回し充電も使え、室内照明向きのランタンモードと懐中電灯モードの2種類のLEDライトが付いているラジオ。ワンタッチで簡単に選局できます。

口コミ・レビュー

お気に入り
電池がなくても使えるのとデジタル選局&LED&サイレンが付いてるので便利です。携帯に充電もできるのでいいですよ。車の中に入れてます。

出典:楽天市場

サイズ135×60×46mm(ボタンなどの突起物含まず)
重量約247g(電池含まず)
受信バンドAM / ワイドFM
電池持続時間【単4乾電池×2本使用時】〈スピーカー〉FM:30時間、AM:30時間 【1分間に150-180回手回し充電した場合】〈スピーカー〉FM:15分、AM:15分

山善 YTM-R100

コンデンサ充電池で10年保管可能

耐用年数10年のコンデンサ充電池を採用。長期間ほったらかしでもイザという時には充電して使えます。手のひらに乗るほどコンパクトなので携帯にも便利。

口コミ・レビュー

災害に備えて防水手回しラジオライトを探していました。
コンパクトで10年の長期保管が可能ということでこちらに決めました。
手回しで試したところラジオも聞けましたし万が一の時には活躍してくれそうです。

出典:楽天市場

サイズ130×40×76㎜
重量約220g(電池・ストラップ含まず)
受信バンドAM / ワイドFM
電池持続時間【単3アルカリ乾電池×2本使用時】〈イヤホン〉FM:220時間、AM:350時間 〈スピーカー〉FM:120時間、AM:160時間 【2分間で300回手回し充電した場合】〈イヤホン〉FM:50分、AM:75分 〈スピーカー〉FM:40分、AM:60分

ヤザワ LL85BK

雨の日でも安心の防雨型

防雨仕様(IP-X3相当)なので雨の日でも安心。警報機付きなので緊急事態には警報を鳴らすこともできます。0.3WスーパーLEDライト搭載で、夜間の行動にも便利。

サイズ60×151×60mm
重量185g(電池含まず)
受信バンドAM / FM
電池持続時間【単3乾電池×4本】〈スピーカー〉FM:168時間、AM:168時間

WINTECH(ウィンテック) KDR-201WP

ソーラー&手回し&USB充電対応の防滴型ラジオ

ちょっとした雨でも安心な防滴型(IPX3等級)。電源は、乾電池とソーラー・手回し充電・USB充電に対応しています。カラビナ付きハンドストラップで持ち運びに便利。

サイズ157x53x74mm
重量約304g
受信バンドAM / ワイドFM
電池持続時間

モンベル H.C.マルチラジオ

短波も受信可能!

パソコンなどのUSB端子に接続して充電ができ、手回しハンドルと本体のソーラーパネルを用いた補充も行えるので、電力の供給を受けられないような状況でも使用できます。

サイズ133×63×48mm
重量231g
受信バンドAM / ワイドFM / 短波
電池持続時間【単4アルカリ乾電池×3本使用時】30時間 【1分間手回し充電時】20分 【満充電時(USB・手回し・ソーラー)】9時間30分

軽量&コンパクト! 携帯ラジオで新たな登山ライフを

ライトと携帯ラジオ

出典:PIXTA

ウェアや登山靴と違って必須アイテムではありませんが、携帯ラジオがあれば登山の安全性や快適性をアップさせることができます。”備えあれば憂いなし”とあるように、突然の災害で慌てないためにも一つは持っておきたいアイテム。マルチに活躍する携帯ラジオを手に入れて、安全な登山を楽しみましょう!

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