9食目:パンとスープとヤマ日和
普段なら「夏山シーズンイン!!!」とばかりに、心も体も山へ向かう季節。
日帰りで針ノ木岳に行ってたなぁとか、まだ残雪が多いから温かいものをお昼には食べたいなぁとか。そこで思い出したのが、春&秋の山に持っていく定番食「スープ」です。
またもや絵映えしないですね。でも鉄板メニューです。ただし、家での下準備が必要。
【スープの素の作り方】
1)圧力鍋で切ったタマネギをバターもしくはオリーブオイルで透明になるまで炒める
2)そのまま水を適量足し、蒸し器をのせ、適当な大きさにカットしたカボチャをのせる
3)約3分程度蒸したあと、自然放置
4)蒸し器からカボチャを鍋に入れ、タマネギ、コンソメと合わせる
5)ハンドブレンダーでペースト状にする。最後に塩コショウで調味
これを密閉容器に入れて、必要分ごとに冷凍しておけばOK。山に行くときは凍ったまま持っていきます。
フィスラー|圧力鍋 3.5L ビタクイック プラス
サイズ 内径:22cm / 幅:42.5cm / 高さ:14.5cm / 深さ:10.5cm
容量:3.6L (満水容量)
重量:3kg
蒸し器・三脚・レシピブック付き
ブラウン|マルチクイック 5 (MQ535)
消費電力:350 W
取り外し可能なシャフト:〇
刃の材質:ステンレス
強力で静かなモーター:〇
セット内容:本体(モーター部分)、泡立て器、ブレンダーシャフト、チョッパー(カッター)、 専用計量カップ、専用スパチュラ、オリジナルレシピブック
ジップロック|スクリューロック(473ml*2コ入)
●密閉性が高くもれにくいため、液体の保存に便利です。※フタをしっかり閉めてお使いください。
●食品の冷凍保存から、電子レンジ加熱まで幅広くお使いいただけます。
●フタごと電子レンジ加熱できます。※フタを閉めずにずらしてお使いください。
容量:473mL/1コ
サイズ:縦118X横118X高80mm/1コ
これ、宣伝みたいですが、実際に我が家で使っているアイテムです。
圧力鍋は三脚と蒸し器がセットでついていると、今回のような二役調理ができて地味にズボラ可能。フードプロセッサーと迷った結果、選んだマルチクイック。理由は鍋の中で直接使えるので洗い物がラク。スクリューロックは汁物を入れられるのですが、いまのところこぼれたことは一度もなし(保証するものではありませんが個人の経験として)。
「多少の出費なら、面倒くさいことは道具に頼りたい!」というひとなら、たぶんいい付き合いができると思います。
調理といっても温めるだけです
スクリューロックに入れて凍らしたものを自然解凍し(山道を歩いているときに解凍できます!)、常温保存可能な牛乳もしくは豆乳をいれ、ペーストを溶きながら温めます。ついでにパンもフライパンで温めました。
ちょっと山で食べたくなる感じじゃないでしょうか??
スープの上に振りかけているのは「デュカ(dukkah)」という名前のエジプトのスパイス塩。ナッツやスパイスを先のブレンダーを使って粉砕して作ります。
天然酵母パンも実は簡単に作れます!
コロナウイルスでの外出自粛でスーパーの売り場から姿を消したのは、マスクだけではありません。家ごもり→何か作りたいという流れで、小麦粉もなくなりました。日本だけでなく海外でも「Home Baking」が大流行。
実は山歩きで摘める「山ぶどう」もいい天然酵母になるんですよ(ちゃんと摘んでも大丈夫な場所かは確認しましょう)。
うちにあるいちばん古い酵母は2016年に作ったもの。時折瓶を開け、空気を入れ、砂糖(酵母のエサ)をあげるだけで長生きしています。
小麦粉と酵母、砂糖、塩、水があれば、バターがなくてもシンプルなパンが作れるので、ぜひ山歩きができるようになったら試してみてください!
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