【メーカー担当者にズバリ直撃vol. 7】 “自社ブランド以外”で愛用している山道具をベタ褒めしてください! <finetrack>編

2020/04/06 更新

いつも山道具に触れている“審美眼”を持ったアウトドアメーカーの担当者たち。自身が山に行くときのウエアやギアは、どんな風に選んでいるのでしょうか。自社製品はもちろんですが、ライバルメーカーの製品を使う場面もあるのでは!? そこで今回は、<ファイントラック>の担当者を直撃! 実は愛用している「他社製品」をぶっちゃけてもらいました!


アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

「実は、コレ愛用してます」な自社ブランド以外の山道具を教えてください!

ブランドを背負って自社製品の広報活動に日々励んでいる各メーカーの担当者たち。しかし、プライベートな山行では、ライバルでもある他のアウトドアメーカーの製品を使うこともあるのではないでしょうか?

finetrack TOKYO BASE
撮影:YAMA HACK編集部(finetrack TOKYO BASE)
メーカー担当者が自社ブランドの製品をおすすめするのは当然のこと。ならば、『実は愛用している他社の製品をベタ褒めしてもらおうではないか』というのが当企画なのです。

早速、実際に使っている“自社以外”の山道具を紹介してもらうべく、担当者を直撃しました!

▼第一弾~第六弾はこちら

第七弾は、<finetrack>の直営店舗“TOKYO BASE” 根本 勇哉さんがぶっちゃけ!

finetrack TOKYO BASE 根本さん
撮影:YAMA HACK編集部
finetrack TOKYO BASE スタッフ・根本 勇哉さん
高校の修学旅行で利尻岳に登ったのが最初の登山。社会人になってから山の魅力にどんどん引き込まれ早10数年。現在のメインアクティビティは、フリークライミング、アルパインクライミング、沢登りなどの垂直移動系。冬はスノーボードも。普段は店舗におりますので、ぜひ遊びにいらしてください!

ズバリ、愛用している他社製品は?

EPIgasのREVO-3500
撮影:YAMA HACK編集部(EPIgasの「REVO-3500」)
根本さん
私が愛用しているのは、<EPIgas(イーピーアイガス)>のストーブ「REVO」です。


編集部 荻原
「ストーブといえば」のメーカーは他にもありますが、どうしてこれにしたんですか?


根本さん
登山を始めたばかりの頃に買ったものなんですが…それこそもう15年くらい前。当時は右も左も分からない状態で、周りの山仲間から勧められたことが大きいですね。

【ベタ褒めポイント①】軽量・コンパクト、それでいてタフ

EPIgasのREVO-3500
撮影:YAMA HACK編集部
根本さん
現行モデルは「REVO-3700」ですが、これはその前の「REVO-3500」。当時選べるモデルの中で最軽量だったことが決め手になりました。イグナイター(点火装置)を使わないときは取り外せるので、よりコンパクト化できるのもいいですね。

※現行モデル「REVO-3700」は取り外せません。
編集部 荻原
収納サイズもかなりコンパクトですね!


根本さん
今はもっと軽いバーナーなんかもありますけど、年月が経ってみて分かったことがあって。


編集部 荻原
ほう、なんでしょう?


finetrack TOKYO BASE根本さん
撮影:YAMA HACK編集部
根本さん
REVOは異常に耐久性が高くて、ずっと使い続けられることです。1回だけ中のネジが緩んでしまって修理したくらいで、基本的には何のメンテナンスもせずに今に至っています。


編集部 荻原
特別なメンテナンスをせずに15年はすごいですね!

【ベタ褒めポイント②】優れた耐風性で、火力もばっちり

EPIgasのREVO-3500
撮影:YAMA HACK編集部
根本さん
REVOは風に強いところも気に入っています。風で火がゆらめくことはあっても、風防を使わなくても消えたりはしないですし、どんな状況でも使いやすくて万能です。


編集部 荻原
風に強いのは、山では本当助かりますよね。


EPIgasのREVO-3500火をつけた様子
撮影:YAMA HACK編集部
根本さん
それから、このサイズにしては火力が強いところもいいですね。REVO-3500は出力3500kcal。最大火力と最小火力の差が大きくて、とろ火もできますよ。

※現行のREVO-3700の出力は3700kcal
編集部 荻原
火力が強いと時短になりますし、とろ火ができると山ごはんの幅が広がりますよね。


EPIgasのREVO-3500
撮影:YAMA HACK編集部
根本さん
バーナーヘッドの髪の毛くらいの細さのアミアミ部分から炎が出るんですが、火がきちんと横にまんべんなく広がります。

炎が1点集中にならず、風が吹いた時でもちゃんと調理ができるくらいの火力があるし、これで困ったことは一度もないです。


編集部 荻原
軽量コンパクトで火力の強いバーナーがどんどん出てくると、最新のものに買い換えたくなったりしませんか?

【ベタ褒めポイント③】大きなゴトクと抜群の安定感

EPIgasのREVO-3500
撮影:YAMA HACK編集部
根本さん
他のバーナーも使ってみたり、山仲間のものを見たりもしているんですが、やはりREVOかなと。一体型ガスバーナーの中でも、ゴトクの安心感が大きいんですよね。


編集部 荻原
たしかに、収納サイズがコンパクトな割に、ゴトクが大きめですね。


根本さん
230gのガスカートリッジが収まるサイズのクッカーがしっかり乗って、安定感があります。ゴトクの操作も引いて倒すだけ。シンプルで楽ですよ。


EPIgasのチタンクッカー
根本さん
<EPIgas>のチタンクッカーも一緒に使っています。底に特徴があって、裏側を見てください。


編集部 荻原
あ、なんかザラザラしてる!


EPIgasのREVO-3500
EPIgasのチタンクッカー底のATS加工の効果
撮影:YAMA HACK編集部(気泡が満遍なく出ていることからも、チタンクッカー底のATS加工により、ムラなく熱が伝わっていることが分かる)
根本さん
底に、ATS(Aluminum Thermal Spraying)というアルミを吹き付ける加工がしてあるんです。チタンだと火があたっているところしか温まらないけど、ATS加工のおかげで、鍋底全体に熱が伝わるようになっています。


編集部 荻原
ムラなく温まるってことですね。


根本さん
チタンクッカーなのに、これで米も炊けましたよ。鍋底がザラザラしているから、ゴトクの安定感も増します。

山でコーヒーをよく飲むので、注ぎ口があるところも便利です。


EPIgasのバーナーREVOとチタンクッカー
撮影:YAMA HACK編集部
編集部 荻原
うわ~REVOとクッカーのセットでほしくなってきました!


根本さん
軽量な中でも安定感と耐久性があって、火力も強い。そうなると、他のに買い替える理由がなかったりして。REVOを使うと、他のバーナーが本当に使えなくなっちゃいますね(笑)


ファイントラック根本さん
提供:根本さん
根本さん
バックカントリースノーボード、山頂でのひとコマ。厚手の保温グローブをしていても操作できる構造なので、気軽に湯沸かしができます。


EPIgas|REVO-3700

<finetrack>のイチオシも語らせて!

編集部 荻原
ファイントラックのおすすめ商品もぜひ教えてください。


根本さん
私のイチオシは、これです。



ファイントラック初のシングルウォールテント「カミナモノポール」

カミナモノポール
撮影:YAMA HACK編集部([左]カミナモノポール1(1人用)本体、[中]ペグ、[左]ポール、総重量はわずか890g)
根本さん
カミナドームと同じ素材のポール1本を使ったテントです。

コンセプトは、テントとツェルトのミッシングリンク(間をつなげる)。それぞれの良いところを取り入れたテントなんです。

収納時も従来のテントに比べて、かなりコンパクトで軽量ですよ。


編集部 荻原
いいとこ取りとは気になります!


根本さん
いわゆるモノポール(シングルポール)テントって真ん中にポールを立てますが、そうすると居住性があまり良くないですよね。それを解決したのが「カミナモノポール」なんです。

居住性・耐風性もしっかり確保!

ファイントラックのカミナモノポール
撮影:YAMA HACK編集部(カミナモノポール1、耐風性確保には安全性のために9ヵ所のペグダウンを推奨)
根本さん
1本ポールを通すことで、コンパクトながらも居住性をしっかり確保。シングルウォールなのに、前室があるというのも大きなメリットです。


編集部 荻原
汚れたものや濡れたものを、前室に置きたいですもんね。


根本さん
耐風性も高く、風速25~30メートルの耐風テストもクリアしました。


編集部 荻原
中に入ってみた感じは、普通のテントとなんら変わらないですね。「カミノモノポール」は、どんな人におすすめですか?


根本さん
ULハイカーや装備の軽量化を考えは始めた方におすすめです。

まずはテント(カミナドーム)でテント泊の楽しさを知ってもらって、テントの居住性をもとに自分が許容できる範囲を分かった上で、カミノモノポールを選んでもらえればと思います。TOKYO BASEで試せるので、ぜひ見に来てください。


finetrack|カミナモノポール

愛用している山道具“ベタ褒め”リレー企画、次回は…

今回も普段はなかなか聞くことのできない、メーカー担当者が愛用している“他社製品”を知ることができました。いつも山道具に触れている審美眼を持った方々が、どんな風にギア選びをしているのか、興味深いですね!

次回予告

<ファイントラック>の根本さんがベタ褒めしてくれた、<EPIgas>を訪問! 担当者が愛用している他社製品とは!?


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YAMA HACK編集部 荻原
YAMA HACK編集部 荻原

YAMAHACK運営&記事編集担当。もともと旅行が好きだった延長で山へ登るように。山の魅力やワクワクするような山道具など、アウトドアにまつわるあらゆる情報をお届けしていきます。

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