全行程距離 | トータルタイム | 所在地 |
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約27km | 約15時間30分 | 大分県九重町、竹田市 |
1日目:牧ノ戸峠登山口から久住山を経て法華院温泉山荘へ
行程距離 | コースタイム | 宿泊地 |
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約10km | 約6時間30分 | 法華院温泉山荘 または 坊がつるキャンプ場 |
牧ノ戸峠登山口→星生山→久住山→中岳→稲星山→白口岳→鉾立峠→法華院温泉山荘
九重登山の代表的な登山口「牧ノ戸峠登山口(標高:1,333m)」から出発。最高標高の中岳が標高1,786 mなので、高低差はそれほどありません。各ピークもそれぞれ100から200m程度を登り下りするぐらいですが、数が多いので体力と相談しながら、ルートを選択しましょう。

2日目:法華院温泉山荘から大船山、三俣山を経て長者原登山口へ
行程距離 | コースタイム |
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約17km | 約9時間 |
法華院温泉山荘→坊がつる→①→大船山→②→平治岳→③→坊がつる→法華院温泉山荘→④→諏峨守越→三俣山本峰→三俣山南峰→諏峨守越→⑤→長者原登山口
2日目は、法華院温泉山荘(または、坊がつるキャンプ場)から、早朝から東側の大船山(たいせんざん)、平治岳(ひいじだけ)に登頂後、一旦、法華院温泉側に戻り、通り過ぎて、最後の山である三俣山(みまたやま)に登頂します。最後の三俣山はかなり疲労もたまっているはずなので、残りの体力と相談して登頂するか決めましょう。
三俣山はやまなみハイウェイからよく見える山。大鍋小鍋と言われる火口跡は紅葉の名所です。三俣山を下りると長者原登山口へ下山。
【宿泊】法華院温泉山荘
法華院温泉山荘は、九州で一番標高が高い温泉がある小屋。先に紹介した宝満山キャンプセンターとともに九州で2つしかない営業小屋で、こちらは、寝具や食事も用意してもらえる山小屋です。こちらの温泉は、立ち寄り湯ができるので、坊がつるキャンプ場にテント泊しても入ることができます。ランチ営業やってるので、今回のプランの2日目のランチにもおすすめ。併設のキャンプ場やバンガローもあります。
所在地:大分県竹田市久住町大字有氏1778番地
電話: 090-4980-2810
宿泊料金:(1泊2食付寝具付) 大人9,000円 小学生以下6,500円 (テント)300円
【宿泊】坊がつるキャンプ場
九州で山キャンプと言えばココ。ラムサール条約のの登録湿地でもある「坊がつる」の一部がキャンプ場になっています。広々とした草原の開放感の中、気持ちのいい風と、満天の星は感動ものです。水場やトイレ、避難小屋もあります。
所在地: 〒878-0202 大分県竹田市久住町大字有氏
電話: 0974-76-1117(竹田市役所)
料金:無料
登山口アクセス情報(牧ノ戸峠登山口)
一番標高が高く、車でのアクセスもいいため九重連山の中でも一番登山者が多い登山口。
【マイカー利用の場合】
大分自動車道「九重IC」より約40分。登山口に200台分の無料駐車場がありますが、週末やミヤマキリシマ、紅葉のピーク時は早朝から満車状態です。今回のプランでは、長者原登山口へ下山ですので、車は長者原へ置き、タクシー利用(予想料金1,720円)で牧ノ戸登山口へ行くことをおすすめします。
【公共交通機関利用の場合】
JR久大本線豊後「中村駅」から日田バス利用、1時間4分で牧ノ戸峠バス停、ただし1日2便。別府駅からも亀の井バス・くじゅう高原線のバスが出ていますが本数はあまりありません。
登山口アクセス情報(長者原登山口(九重登山口))
牧ノ戸登山口に次ぎ、登山者が多い登山口。登山口周辺にはタデ原湿原が広がり、九重らしい風景が広がります。
【マイカー利用の場合】
大分自動車道「九重IC」より約30分。登山口に500台分の無料駐車場があり、満車になることはほとんどありません。
【公共交通機関利用の場合】
JR久大本線豊後「中村駅」から日田バス利用、54分で九重登山口バス停、1日6,7便はあります。別府駅からも亀の井バス・くじゅう高原線のバスが出ています。
亀の井バス
日田バス
福岡で人気の脊振山地を1泊縦走「脊振山地縦走プラン」
全行程距離 | トータルタイム | 所在地 |
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約32km | 約14時間 | 福岡県糸島市・福岡市、佐賀県三瀬町など |
福岡市近郊の登山者なら必ず登る脊振(せふり)山地。東西50kmにも及ぶ長い山地ですが、そのうちの雷山(らいざん)から主峰脊振山までの30km程度、人気がある山々を縦走するプランです。縦走路には、山小屋やキャンプ場はありませんので、一度ふもとに降りて山中キャンプ場に宿泊します。標高1000m程度、それほどアップダウンもなく、2日を通じ、玄界灘を横目に見ながら、まるで天空の散歩道みたいな縦走です。
1日目:雷山観音前から雷山、井原山を経て山中キャンプ場へ
行程距離 | コースタイム | 宿泊地 |
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約15km | 約6時間30分 | 山中キャンプ場 |

金山山頂へのアプローチ前で、1日目は終了。山中キャンプ場へ下ります。山中分岐から、山中キャンプ場へは約1時間、金山は翌朝の楽しみに取っておきましょう。
2日目:山中キャンプ場から金山、脊振山を経て椎葉集落へ
行程距離 | コースタイム |
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約17km | 約7時間 |
山中キャンプ場→金山→鬼ヶ鼻岩→矢筈峠→脊振山→矢筈峠→椎原
山中キャンプ場で疲れを癒したら、2日目の縦走に出発しましょう。1日目で下ってきた登山道を金山方面へ約1時間30分で金山(かなやま)山頂へ。その後、鬼ヶ鼻岩(おにがはないわ)を通り、最後のピーク、主峰でもある脊振山です。

脊振山頂を後にすると、縦走路少し戻って矢筈峠から椎葉集落へ下り、背振山地縦走は終了です。
【宿泊】山中キャンプ場
所在地: 〒842-0301 佐賀県佐賀市三瀬村三瀬山中
電話: 090-9795-3674(12時~18時(平日のみ))
宿泊料金:(ログハウス) 3,000円~5,000円 (テント)500円
登山口アクセス情報(雷山観音前)
雷山観音(雷山千如寺)の下にある雷山登山者用の駐車場が、一般的な雷山登山口です。立派できれいな水洗トイレが有り、バス停もすぐそばなので、公共交通機関の場合もここから出発することになります。
【マイカー利用の場合】
福岡前原道路「前原IC」より 車で約15分。広いので満車になることはありませんが、雷山千如寺の紅葉の際は、周辺が込み合います。
【公共交通機関利用の場合】
JR筑肥線「前原駅」より、糸島市コミュニティバス利用で雷山観音前バス停まで約22分です。