十分なスペースが確保された猿投神社横の駐車場から、今回のコースはスタート。まずはウォーミングアップ気分で、舗装された道を歩いて登山口をめざします。
しばらく歩くと見えてくる、赤い車輪が色鮮やかなトロミル水車。昔の人が猿投山に流れる沢の水を生活に使っていたことに思いを馳せながら、山道に向かって歩を進めていきます。
花崗岩の多い猿投山ならでは、一つ目の巨岩に遭遇。「お倉岩」と名付けられた三角形型にとがった岩を見ながら、いよいよ登山道へと入っていきます。ここからが本格的な山登り。
木の階段もしっかり整備されています。森林浴を楽しみながら進みましょう。
登山道に入って30分ほどのところが東海自然歩道のコースとの合流ポイント。
途中にある、猿投神社の西の宮は絶好の休憩スポット。鎮守の森にふさわしく、ゆっくりとくつろぐには最高です。
コースの終盤には、巨石・御船石が鎮座。猿投神社の御祭神である大碓命が乗ってきた船が石に変化したと伝わる由緒ある石に関心しながら山頂へ。
顔がカエルの顔のように見えるカエル岩まできたら、山頂はもうすぐです!
標高629mの山頂は開けていてゆっくりできます。木々の合間からは角度によって平野や街など、多彩な風景を見ることができますよ。
しっかり歩きたい人におすすめ!雲興寺往復コース
- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:4時間50分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
沢沿いのルート、手応えある登り、展望と、非常にバランスの取れたコースです。道や標識はもちろん、トイレも整備されているので、安心して快適な山登りができるでしょう。
トイレもしっかり完備した雲興寺駐車場。そのすぐ側の車道横にある橋を渡って、猿投山の参道へと入っていきます。
しばらくすると涼しげな沢が見えてきます。濡れた岩場の道に配慮して、木の階段が整備されているので安心して歩けます。
展望が開けた場所にはそこから見える山の図が。分かりやすく表示されていて、配慮がうれしいですね。
ダイナミックな鉄塔の近くにはベンチがあり、休憩ポイントとしても最適な場所。ここでしっかりと給水&休憩して次の登りへ。
キレイなトイレも設置されています。細かいところまで配慮が行き届いていることも人気の秘密です。
終始歩きやく整備された道のため、周りの自然を楽しみながら気持ちよく歩けます。
少し勾配のきつい坂を登ると、真四角に切り出されたかのような巨石に遭遇。どうやってこの形になったのか思いを巡らすのも醍醐味ですね。
休憩所を過ぎて、5分ほどで猿投山山頂へ。絶好のロケーションでいただくランチは最高ですよ!
立ち寄りたい周辺施設情報
ハイキングの後は、猿投山の麓にある温泉でサッパリ、公園でホッコリ、道の駅で名物のB級グルメをパクパク。色々楽しめるお立ち寄りスポットを紹介します。