【夏の登山の救世主】早・楽・うまい「流水麺」アレンジレシピ4連発!

2019/08/06 更新

シマダヤが販売する流水麺は、水でほぐすだけで食べられるチルドタイプの麺類。うどん、そば、そうめん、冷やし中華などバリエーションも豊富で、スーパーマーケットなどで入手可能です。この商品の最大のメリットは火を使わずに食べられること!今回は、流水麺を山でおいしく調理する心得や、流水麺を使ったアレンジレシピを紹介します。


アイキャッチ画像、記事中画像撮影:YAMA HACK編集部
シマダヤの「流水麺」をご存知ですか?茹でずに水でほぐすだけで食べられるのが特徴で、うどんやそば、そうめんなどバリエーションが豊富。スーパーマーケットのチルド商品コーナーで簡単に入手できます。今回は、流水麺を使った便利なアレンジレシピや、山で流水麺をおいしく食べるためのコツをご紹介します。

バーナーいらずの流水麺で、夏の登山をもっと気軽に


流水麺の最大の長所は、火を使わずに水でほぐすだけで簡単に食べられる手軽さ。麺をお湯で茹でる必要がなく山へ持っていく道具を最小限にすることができるので、登山愛好家の間でも少しずつ注目されはじめまています。

家庭で調理する場合は、流水で麺をほぐしてから食べることが推奨されていますが、実は少量の水でも流水麺は簡単にほぐれます。水が貴重な山でも、工夫次第でおいしい麺料理を楽しめるのは大きなメリットですね。

山に持っていくとき、注意したいこと

保冷方法
流水麺はチルド商品のため、高温になると傷んでしまうことと、日持ちしないことを理解しておきましょう。

生ものである流水麺を山へ持っていくときは、保冷剤や凍らせたペットボトルを添えて、温度が上がりすぎないよう工夫する必要があります。山へ出かける前にその日の最高気温を予め調べておき、どの程度の保冷が必要か検討してください。

また、流水麺は日持ちしないため、何日もかかる縦走への携行はおすすめできません。日帰り登山用にするか、縦走登山の場合でも初日に食べきるようにしてください。

流水麺を山で調理するときのコツ

基本的なほぐし方

水が貴重な山で流水麺を調理するときは、普段とは違うちょっとした工夫が必要です。

水を入れる
まず、流水麺のパッケージを少し開け、50~100ml程度の水を袋の中に注ぎましょう。

よく揉み込む
そして袋全体を手でよく揉むことで、流水麺がほぐれて食べられる状態になります。流水麺をほぐすため、注いだ水は捨てずに麺と一緒に食器の中へそのまま入れます。後から食材や濃縮麺つゆをかける、いわゆる「ぶっかけ麺」として仕上げれば、ぬめりや水っぽさを感じることなくおいしく食べられますよ。

材料を「生もの」と「常温保存可能なもの」に分ける

準備するもの
流水麺のアレンジレシピに使う材料は、保冷が必要な「生もの」と、そうではない「常温保存可能なもの」があります。生ものである食材を山へ持っていくときは、流水麺と同じように保冷剤や凍らせたペットボトルを使って保冷してください。調理に必要な材料は出発前に自宅で切り分け、ラップに包んでジッパー付き保存袋へ入れると、かさばることなく持ち運べますし、山で出たゴミをジッパー付き保存袋へ入れて持ち帰れます。

めんつゆは濃縮タイプを!小さな容器に使う分だけ移し替えよう

おつゆ
流水麺アレンジレシピに欠かせない「めんつゆ」は、濃縮タイプがおすすめです。水で好みの濃さに調整できる上に、必要な分だけ小分けの容器に詰め替えれば、荷物の重量も抑えられます。小さな醤油の空き容器など、しっかり蓋のできるものは汁漏れもせず安心です。

YAMA HACK編集部がおすすめする流水麺アレンジレシピ

ここからはYAMA HACKおすすめの流水麺アレンジレシピを4つご紹介します。

温泉卵がトロリ!冷やしたぬきそば

完成品
「流水麺そば」を使った、ぶっかけそばのアレンジレシピです。サクサクの揚げ玉と、トロリとした温泉卵のハーモニーがたまらない一杯。

揚げ玉に油分があるため、意外と食べ応えがありお腹にたまります。温泉卵を崩しながら豪快に食べてみてください。

<材料>
流水麺そば
揚げ玉
市販の温泉卵
かまぼこ
カイワレ大根
めんつゆ


<作り方>
①かまぼこはひと口大にスライスし、カイワレ大根は根を切り落としておく
②流水麺そばを少量の水で軽くほぐし、食器に盛る
③めんつゆと水を加え、麺をかき混ぜてほぐし、好みの味になるよう調節する
④揚げ玉、かまぼこ、カイワレ大根をトッピングし、最後に温泉卵を中央に割り入れる

調理のコツ

用意するもの
事前準備として、かまぼことカイワレ大根はラップで包み、温泉卵と一緒にジッパー付き保存袋へ入れておくと、山での調理の手間が省けます。揚げ玉を多くするとこってりとした味わいになり、少なくするとまろやかです。揚げ玉の量は好みによって調節してみてください。

さっぱり食べたい!すだちおろしうどん

すだちうどん
「流水麺うどん」を使ったアレンジレシピです。スライスしたすだちを敷き詰めた涼し気なビジュアルはSNS映えもばっちり。つゆにすだちの香りと酸味が移り、さっぱりして爽やかな味わいです。猛暑でバテた体でもするすると食べられ、すだちに含まれるクエン酸で疲労回復効果も狙えます。汁ごとごくごく飲み干せる一杯です。

<材料>
流水麺うどん
大根おろし
すだち
市販のフリーズドライネギ
めんつゆ


<作り方>
①すだちのてっぺんと下の部分を切り落とし、薄くスライスする
②流水麺うどんを少量の水でほぐし、器に盛り付ける
③めんつゆと水を加え、好みの濃さに調整する
④全体を覆うようにすだちを盛り付け、中央に大根おろしをトッピング
⑤フリーズドライのネギを振りかける

調理のコツ

用意するもの
大根おろしは、セブンイレブンで販売されている冷凍のものが小分けになっていて便利です。凍ったまま持っていけば保冷剤代わりにもなりますよ。

もはや完全栄養食!パワーサラダ風冷やし中華

パワーサラダ風中華麺
野菜、果物、たんぱく質を組み合わせたサラダを「パワーサラダ」といいます。現代人に不足しがちな栄養素を補えることから、若い世代に人気です。「流水麺冷し中華」とパワーサラダを組み合わせ、たんぱく質、野菜、炭水化物がすべて入った完全栄養食のような冷やし中華にアレンジしてみましょう。登山家必須アイテムのトレイルミックスを使うことで、手軽に栄養価の高い麺料理が作れますよ。

<材料>
流水麺冷し中華
市販のサラダチキン(切り落としタイプ)
きゅうり
ミニトマト
トレイルミックス(ナッツ&ドライフルーツ)
ゆでたまご

<作り方>
①きゅうりはスライスし、ミニトマトはヘタを取っておく
②流水麺冷し中華を少量の水でほぐし器に盛る
③きゅうり、ミニトマト、サラダチキン、ゆでたまご、トレイルミックスをトッピング
④流水麺冷し中華付属のたれをかける

調理のコツ

準備するもの
きゅうりは事前に家でスライスし、ヘタを取ったミニトマトと一緒にラップで包んでジッパー付き保存袋へ入れると、山での調理が楽になります。卵も家で茹でておけば、山で火を使う必要がありません。ただし、生卵に比べゆでたまごは劣化が早いため、保冷剤を使うことをおすすめします。サラダチキンは塊のものが主流ですが、近ごろは切り落としタイプも登場しています。自分でカットする手間が省けるため、時短したい方はぜひ切り落としタイプのものを購入してください。

宮崎の郷土料理をアレンジ!サバ缶冷や汁そうめん

冷や汁そうめん
九州の宮崎県には、冷たい味噌汁をご飯にかけて食べる「冷や汁(ひやしる)」という郷土料理があります。流水麺そうめんと、保存性の高いサバ缶を使った、食べ応えのあるアレンジレシピにしてみました。

<材料>
流水麺そうめん
きゅうり
サバ水煮缶
ミョウガ
シソ
すりごま
インスタント味噌汁
氷水

<作り方>
①きゅうりは薄切りにし、シソとミョウガは細く刻む
②流水麺そうめんを少量の水でほぐし、器に盛り付ける
③インスタント味噌汁、サバ水煮缶の汁、氷水を麺がひたひたになるまで器に注ぎよく混ぜる
④きゅうり、サバ水煮、ミョウガ、シソ、すりごまをトッピングする

調理のコツ

用意するもの
きゅうり、ミョウガ、シソは出発前に刻んでラップで包み、ジッパー付き保存袋へ入れて持っていきましょう。すりごまは使う分だけ小分けにして、小さめのタッパーやチャック付きポリ袋に入れると荷物を少なくできます。インスタント味噌汁は出汁入りのものを使い、一人前に2つ入れる程度が丁度良い塩加減です。サバの臭みが苦手な人は、氷水を使うのがおすすめですが、気にならない場合は常温の水でも作れます。氷水は、サーモスや象印など保温性の高いマグボトルで山まで持っていきましょう。

水分、塩分、カロリーをまとめて補給して豊かな登山ライフを!

完成イメージ
流水麺のアレンジレシピを4つご紹介しました。どのメニューも「ぶっかけ麺」になっています。

山ではなるべく汁ごと飲み切るようにし、どうしても汁が残った場合は持ち帰るか、下水設備の整った場所で処理することを心がけてください。山頂で味わうぶっかけ麺は水分や塩分の補給にもなり、格別の味わいです。便利な流水麺を活用して、登山ライフをより豊かなものにしてくださいね。


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流水麺
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YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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