センス抜群と話題沸騰中!アジアの山ブランドに大注目
ウルトラライ(UL)ハイクの浸透とともに、注目度が高まっているガレージブランド。機能的でハイセンス、豊かな経験に基づいてデザインされたギアは、UL愛好家たちから熱烈な支持を得ています。
そんな中、最近山好き・ギア好きハイカーの間で「アジアの山ブランドってセンスいいよね〜」という声がちらほら。次に日本でブレイクするのは、アジア発のブランドなのかもしれません。
そこで今回は、ガレージメーカーを中心に韓国、香港、中国の注目ブランドと一押しアイテムをご紹介。デザイン性と機能性を両立したかっこいいアイテムが勢ぞろいです。
【韓国】CAYL(カイル)

【注目アイテム】MARI
アシンメトリーでスタイリッシュなデザインが目を引くバックパック。ロールトップ部分から底面まで大きくジッパーがついているため、まるでボストンバックのようにガバッと開くことができます。もちろん軽量で防水性が高いのも特徴。日帰り〜1泊2日のハイクにぴったりです。
<CAYL>ってどんなブランド?
「岩を登る」ためだけでなく「人生を登る」ためのモノづくりにこだわっている韓国発のガレージブランド。クライミング、トレイル、ランニング、ハイキングギアを中心に展開しています。デザイン性が高く、タウンユースでも個性が光るラインナップが魅力です。
【韓国】KOVEA(コベア)
【注目アイテム】Solo 2
初めてのソロクッカーにおすすめしたいモデルです。1.2Lポット、0.9Lポット、ボウル×2、おたまのセットが手のひらサイズの巾着に収まる収納力と、軽量性、機能美、コスパ、全てがパーフェクト。1〜2人用での使用に最適です。
Solo 2
素材: アルミニウム、プラスチック
収納時サイズ: 6.5 x 16.5 x 11.5㎝
総重量: 650g
<コベア>ってどんなブランド?
KOVEAは“Beyond the Limits(限界を超える)” がコンセプト。シンプル&スタイリッシュなKOVEAのギアは、山でもよく見かけますよね。韓国国内でも多くのデザイン賞を受賞している実力派ブランドです。
【韓国】mountainrover(マウンテン ローバー)
【注目アイテム】tarsier bag2 (RED Zip_75g)
人気のサコッシュはかわいいだけじゃない超軽量モデル。ショルダーストラップ、ショルダーパッドが肩のストレスを軽減してくれます。マチが3cmあるので、荷物もしっかり入りますよ。防水素材使用なので、スマホやデジカメを入れても安心です。
<マウンテン ローバー>ってどんなブランド?
アウトドアシーンにぴったりのバックパック、サコッシュ、ポーチを展開している<mountain rover>。ミニマリストに向けた超軽量で機能的なモデルをバリエーション豊かに発表しています。すぐ売り切れになる人気アイテムも多いので、見つけたら早めのゲットがおすすめです。
【韓国】MMCMGEAR(MMCMギア)
【注目アイテム】Audacious backpack40
ロールトップでアシンメトリーの今っぽいデザイン。全面の大きなポケットは調節可能なので、ザックに入れたくない大きな荷物もしっかり収納できます。ショルダーベルトも背丈に合わせて調節可能。一人一人にフィットした背負い心地のよいアイテムです。
<MMCMギア>ってどんなブランド?
軽量、頑丈、もっと機能的に。まさにULのためのギアを展開しているMMCMGEAR。まるで現代アートのような高いデザイン性で、今後大注目のガレージブランドです。自社製造にこだわる姿勢も応援したくなります。
【韓国】Snowline(スノーライン)
【注目アイテム】CHAINSEN PRO
チェーンを使ったアイゼンのパイオニア<Snowline>が生み出す“CHAINSEN PRO”。 登山靴だけでなく、ソールの柔らかいシューズにも装着可能です。軽量で着脱も簡単、コンパクトに収納できるので、1セットは持っておきたいですね。これからの季節の雪渓ハイクにもおすすめです。
CHAINSEN PRO(チェーンセンプロ)
サイズ・カラー:S=オレンジ(シューズ20.5〜23.0cm)、M=レッド(シューズ22.5〜25.0cm)、L=ネイビー(シューズ25.0〜27.5cm)、XL=グレー(シューズ27.0〜30.0cm)
重量:S=280g、M=330g、L=360g、XL=410g (※各ペアー1組)
<スノーライン>ってどんなブランド?
<Snowline>は、世界で初めてチェーンアイゼン、チェーンスパイクを開発した韓国のブランド。登山用品だけでなく、アレンジ自由なキャンプテーブルやコンパクトチェアなど、発想力豊かなラインナップも人気です。しかも機能的でお手頃価格。
【韓国】ZEROGRAM(ゼログラム)
【注目アイテム】PCT UL2 MF
自然と一体化できる開放的なデザインのダブルウォールテント。重量わずか1,17kgですが、耐風性、悪天候に非常に強いので安心して使用できます。長時間テント内にいてもストレスフリー!
PCT UL2 MF
インナー 15D ripstop Nylon Pu / Sil coating、20D nylon MF、
フロア 15D ripstop nylon PU coating、
ポール DAC Featherlite NSL 8.5mm(1 hubbed poleset)、
ペグ DAC(RED)
カラー:LIGHTGRAY、RED
※REDは一部取扱店、ZEROGRAM Showroomのみでの販売
重量:1.17g(ミニマム)1.36kg(収納)
<ゼログラム>ってどんなブランド?
「究極的に重さのないギア」の開発をモットーにしている、ULにぴったりのガレージブランド。テントやタープを中心に展開しています。ストリートによく合うセンス抜群なデザインにより、人気上昇中。今や日本でも定番のブランドになっています。
【香港】HeA Camper(へー キャンパー)
【注目アイテム】Solo Table S
Solo Table Sは、ころんとしたかわいいフォルムの一人用キャンプテーブル。同じサイズのSolo Tableを上にジョイントさせたり、横に並べて机の幅を広げてみたり、シンプルかつ自由自在な使い方ができます。重量わずか130gなので持ち運びも楽々。登山にも携行しやすいデザインです。
<へー キャンパー>ってどんなブランド?
ウルトラライトでアレンジ自由なキャンプテーブルやランタンが人気の<HeA camper>。”HeA(へー)”とは香港のスラングで、ゴロゴロやリラックスしているという意味なんだそう。軽くて簡単、手軽に楽しく使える山道具の数々は、見ているだけでワクワクします。
【香港】Luxe outdoor(ルクセ アウトドア)
【注目アイテム】Sil Rain Chap
超軽量、超コンパクトに持ち歩けるレインチャップス(股から下だけのズボンのような雨具)です。片足ずつ履けるので、すでにポンチョを着ている状態でも着脱しやすいのが魅力。両面シリコンコーティングにより防水性と耐久性を強化しています。
<ルクセ アウトドア>ってどんなブランド?
【中国】Outdoor Yogui(アウトドア ヨギ―)
【注目アイテム】UL Trekking Poles
100%カーボン構造、10cmあたりの重量わずか10gを実現させたウルトラライトなトレッキングポール。折りたためば3分の1のサイズで持ち運び可能です。サイズは6種類で、カラーは4色展開。おしゃれを楽しむような感覚で、自分にぴったりの1本を探してみましょう。
<アウトドア ヨギ―>ってどんなブランド?
<Outdoor Yogui>は2016年にデビューした軽量トレッキングポールの専門ブランド。耐久性抜群なので、トレラン時や本格登山にもぴったりです。複数のポールを連結可能にしたり、長さを調節できるようにしたりと、今までありそうでなかったアイデアを次々発表しています。
【中国】The Free Spirits Tents(ザ フリースピリッツ テント)
【注目アイテム】PRE TENTS LIGHTROCK
大きな岩をイメージしてデザインされたPRE TENTS LIGHTROCK”。出入りのしやすい馬蹄型の入口が特徴です。吊り下げ型の自立式テントなので簡単に設置でき、風にも強い構造になっています。通気性の高いナイロンを採用しており、テント内では快適に。1.25kgと軽量な点も魅力です。
<ザ フリースピリッツ テント>ってどんなブランド?
中国のテントメーカーの中でもトップクラスの実力派ブランド。ファミリー向けから本格的な登山遠征向けまで、多種多様なテントを取り扱っています。構造設計と自社製造にこだわり、軽量化をとことん重視。まるで宇宙ステーションのような、近未来的なデザインも魅力です。
ネクストブレイクに乗り遅れるな!
高い機能性と洗練されたデザインでぐんぐん知名度をあげているアジアの山ブランド。アジアの山好きたちが自由な発想でつくった山道具には、今後も注目したいですよね。お値打ちモデルも多いので、日本に本格上陸する前にゲットしてみるのはいかがでしょう。