『膝の悩みにはどっちが良いの?』膝サポーターとサポートタイツを徹底比較!

2019/04/12 更新

登山の悩みでつらいものと言えば膝痛!一度痛くなるとそっと足をついても痛いから地獄の下山となってしまうこともありますよね…。膝痛には膝サポーターやサポートタイツが良いと聞きますが、自分はどちらを選べばいいのか分からない方も多いと思います。そこで今回は実際に膝サポーターとサポートタイツを着用して登山して気になる点やどんな方におすすめか検証してみました!メーカーの方の話も必見です。


アイキャッチ画像撮影:nao

なんとかしてよ!この痛み!

登山膝
撮影:nao
登山は楽しいものですが、毎回困るのが膝の痛み…。登りはなんともなかったのに、下山時に膝が痛くなってなかなか下りられない、なんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

膝の保護にはサポーター?それともサポートタイツ?

膝痛 サポーター タイツ
撮影:nao
膝の保護には膝サポーターやサポートタイツ、テーピングが良いと聞きますが、テーピングは毎回巻くのはめんどうだし、なんだか難しそう。

しかし、膝サポーターとサポートタイツも、どちらが自分に合っているのか分からなくて選べない…。安い買い物ではないので、購入する前に詳しく知りたいところです。

実際に膝サポーターとサポートタイツを使ってみた

膝サポーターとサポートタイツ
撮影:nao(左:ザムストEK-3ひざ用サポーター、右:C3fitのインパクトエアーロングタイツ)
そこで今回、膝サポーターとサポートタイツを実際に使用してみて違いを比べてみました!使用したのは「ザムストのEK-3ひざ用サポーター」と「C3fitのインパクトエアーロングタイツ」。

「EK-3」は膝全体を包み込みんで圧迫・保護し、膝を安定させることができる膝サポーター。そして「インパクトエアーロングタイツ」は膝だけでなく腰、もも、ふくらはぎにかけてしっかり守ってサポートしてくれるタイツです。

【1】安定感が魅力!膝サポーターを検証

登山膝サポーター
撮影:nao
膝サポーターを着用して、往復4時間の登山をしてきました。

膝サポーターの主な強みは、「着脱が簡単」「モデルによっては締め付け調整が可能」「固定力が強い」という点。反対に気になる点は膝ピンポイントのケアのみになるという点です。
登山膝サポーター
撮影:nao
検証前は、「大きい段差などで動きが妨げられないか」「膝裏に汗をかかないか」「パンツの下に履いてもかさばらないか」という点が気になっていました。ですが、このモデルは膝裏の生地がとても薄いので、足を曲げるのに驚くほど支障がなかったです。

上からロングパンツをはいて検証しましたが、暑さを感じることもなく厚みも気になりません。しっかり固定されているため安定感があり、膝の痛みを感じることなく登山ができました。

【2】脚全体のサポートが強みのサポートタイツ

膝サポートタイツ
撮影:nao
次にサポートタイツを検証。筆者は普段からサポートタイツを使用していますが、日帰り程度の登山であれば膝の痛みは出ていません。ただ、重い荷物を背負う2日以上の縦走時には、タイツを履いていても痛みが膝に出ることも。

サポートタイツの良さは、「膝以外の部分もサポート可能(筋肉のブレを抑えたり、着圧効果、腰などのブレも抑える)」「UV機能があるものも」など、総合的に脚をサポートしてくれる点。一方、気になる点としては着脱が困難であったり、締め付けの具合の調整ができない部分です。
膝サポートタイツ
撮影:nao
膝の安定感だけで考えると、膝サポーターに軍配あり。ですが、サポートタイツを履かないと他の部分(ももやふくらはぎ)に疲れを感じたので、普段サポートタイツに助けられていることを実感しました。

メーカーの人にもズバリ聞いてみた

実際に履いてみてもサポーターとサポートタイツそれぞれの良さがあり、迷ってしまいます。そこで、それぞれのメーカーに、どんな時に使うのがおすすめか聞いてみました。

膝サポーターのメーカー(ザムスト)に質問

膝サポーター
撮影:nao

膝サポーターの特徴は?

ザムスト担当者
一般的に膝サポーターは「圧迫固定」と「シームレス」の2タイプに分けられます。

圧迫固定タイプは、ステー(支柱)やパッドにより動きを制限したり負担を軽減することが目的。シームレスタイプは、保温や保護・軽い圧迫を目的として作られています。

ZAMST(ザムスト)のサポーターは、圧迫固定タイプを中心にラインナップされており、膝だけでも11種類のサポーターが。なので、その中から目的に応じて選んでいただくことができますよ。

膝サポーターとサポートタイツは、どうやって使い分ければいいですか?

ザムスト担当者
商品により機能が異なるので一概に言い切れませんが、サポーターの一番の目的は“支える“ことなので、膝に不安がある場合に使用します。

膝のお皿の動きのサポート・脚全体の軽い圧迫による筋振動抑制などにはサポートタイツを選ぶなど、それぞれ目的に合わせて使い分けてください。

膝サポーターはどんな人におすすめですか?

ザムスト担当者
サポーターは、ケガの予防のために使用していただくのが一番です。しかしケガをしてしまった場合にも、復帰に向けた段階で活用いただけますので、膝に不安があり少しでも動かすのが心配という方におすすめ。

今回ご使用のZAMST EK-3についていえば、「サポート力と動きやすさの両方を求める方」におすすめです。膝裏に非常に薄い素材を使っており、登山(登り)時に膝を深く曲げる際にもかさばりが少なくなるよう設計されています。

ですので、初めて登頂に挑む初心者はもちろん、膝に不安を抱えながら登山に挑む方や、宿泊を伴うような長距離長時間の登山に挑む方におすすめ。備えあれば憂いなし、持っていて安心の製品です。

※ZAMSTサポーターを選ぶ際は、SOFT・MID・HARDのサポートレベルや各サポーターの特長を参考に、できればスポーツ量販店などの実店舗にてご試着いただいたうえでご自分の悩みに合ったものをお選びください。

サポートタイツのメーカー(C3fit)に質問

サポートタイツ
撮影:nao

サポートタイツの特徴は?

C3fit担当者
C3fitのラインナップで最も多くの部位をサポートするのが、インパクトエアーロングタイツです。腰、もも、膝、ふくらはぎなどの多くの部分をサポートと動きやすさを両立しています。

通気性に優れたドライメッシュを主素材としているので、汗をかいて時のイヤーなべたつきも軽減。UV機能も付いているので登山中の日差し対策もできます

サポートタイツは膝サポーターとは、どのように使い分ければいいですか?

C3fit担当者
サポートタイツは転ばぬ先の杖として、カラダに痛みや不具合が出る前から使って欲しいです。

サポートタイツはどんな人におすすめですか?

C3fit担当者
膝などに痛みが出る前から使っていただけますし、膝以外の脚全体を総合的にサポートしたい人におすすめです。

膝のみならサポーター、脚全体ならサポートタイツを選ぼう

膝サポータータイツ
撮影:nao
今回、膝サポーターとサポートタイツを比べた結論は

・膝の痛みだけ解決したいなら膝サポーターがおすすめ
・脚全体をサポートしてほしいならサポートタイツがおすすめ

私は何もしていない状態では膝の痛みはないので、普段の登山ではサポートタイツを履いて登り、重たい荷物を背負っての縦走時は、膝サポーターを持って行こうと思います。
膝痛 サポーター タイツ

撮影:nao
それにしても、膝サポーターもサポートタイツもどんどん進化しているようで、使い心地がとても良かったです。昔使ってみて苦手だなと思った方も、ぜひもう一度試してみてはいかがでしょうか?

皆さんが、膝の痛みを気にすることなく楽しい登山ができますように。

今回試したアイテムはこちら

■ザムスト EK-3 ヒザ用サポーター 左右兼用)
圧迫力を調整ができるのがうれしい。膝裏には肌当たりのなめらかな素材を採用するなど、サポート力だけでなく快適性にも気が配られたサポーターなので、長時間の使用でも安心です。
ITEM
ザムスト EK-3 ヒザ用サポーター 左右兼用)

ZAMST公式
■C3fit インパクトエアーロングタイツ
腰、もも、ひざ、ふくらはぎなどの多くの部分をサポートし、登山者の歩きを支えてくれます。ドライメッシュ素材を使用しているため通気性も抜群。そのため、汗をかいてもベタつきを感じにくいのもうれしいですね。
ITEM
インパクトエアーロングタイツ(メンズ)

ITEM
C3fitインパクトエアーロングタイツ(レディース)

C3fit公式

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膝サポーターとサポートタイツ
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nao
nao

両親の影響で子供の頃から山に登り、大きなザックを背負う人を見て自分には無理だなあと思っていたらいつの間にかそうなっていました。歩き続ける縦走が好き。下山後の温泉とビールも大好きです。どうぞよろしくお願いします。

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