【レビュー】黒テムレスの実力はいかに? 12月の雪山で試してみた!

2021/10/12 更新

ここ最近、雪山登山者の間で一気に広まった「防寒テムレス」というグローブをご存知ですか? 安価でありながら防水かつ蒸れないという優れもので、もはや雪山遊びの常識とまで言われているほど。真っ青な色が特徴でしたが、この度満を持してブラックテムレスが発売! その実力の程を、実際に12月の雪山で試してみました。

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

雪山では定番となりつつある手袋「TEMRES(テムレス)」

ブラックテムレス
撮影:YAMA HACK編集部(写真は旧モデル)
雪山へ行く登山者の間で、既に常識となりつつあるグローブ「テムレス」。1,980円とお求めやすい価格ながら、山での使用を前提としたこのグローブ。
2019年秋からはTEMRESというブランドも立ち上げ、年々進化を続けています。
とはいうものの…その実力が気になるところですよね。


そこで実際に、編集部員が雪山でブラックテムレスを試してきました!

凄まじいテムレス率

12月西穂高
撮影:YAMA HACK編集部
場所は12月の西穂高。
驚いたのが、テムレスの着用率の高さ! すれ違うパーティーの3組に1人くらいはテムレス(ブルー)を着用しており、小屋の中では「それ!テムレスブラックでしょ!」と声をかけられるほど。雪山ギアとして浸透していること、そして注目度の高さが伺えます。

気になる実力は?

グローブ
撮影:YAMA HACK編集部(写真は旧モデル)
山行は2日間で両日とも比較的暖かく、気温は-10度~0度ほど。

内側のボアは思ったほどモコモコではありませんが、印象以上に暖かく、寒さの面では今回の山行では特に問題ありませんでした。

また、スマホの操作が可能で、地図アプリ操作も可能でした。ヌルヌルサクサクというほどではありませんでしたが、地図のピンチアウト程度であれば問題なくできます。

稜線
撮影:YAMA HACK編集部
稜線で風速20mくらいの中歩いた感じでは、問題ありませんでした。

懸念点もある…

テムレス
撮影:YAMA HACK編集部(写真は旧モデル)
安価なのでしょうがないですがドローコードがなく手首から上が短いため、雪が入る恐れはあるなぁとも感じます。
もう1点、もっと気温が低くて風雪の中であれば単独使用にはやや怖い、という印象も受けました。中にもう1枚グローブがあると安心かなと思います。

手袋と手の大きさ比較
撮影:YAMA HACK編集部(写真は旧モデル)
サイズ感として、今回は成人男性でLサイズでしたがちょうどピッタリサイズ。Mサイズだとフィットはするけども少しきつめに感じました。
インナーグローブをつける場合はできるだけ薄めのものを購入し、LLサイズを購入した方がいいかもしれません。

でも全く蒸れなかったのはやっぱりすごい

テムレスグローブ
撮影:YAMA HACK編集部(写真は旧モデル)
今回一番驚いたのはテムレスの着用率。冒頭にも書いた通り、もはやテムレスは冬山の定番と言っても差し支えないのかもしれません。
ただ、コスト以上の能力がある反面、低コストなりの弱点があるのもまた事実。-20度以下の気温や、暴風が吹き荒れる厳しい環境ではやや不安を感じると思います。特に指先は最も凍傷になりやすい部位。
行く山や予想される環境下によって使い分けたりインナーグローブを持っていくなどシーンによってうまく使い分けてみてくださいね。

TEMRESの全商品をチェック!

ITEM
防寒テムレス
素材:ポリウレタン
サイズ:S・M・L・LL


ITEM
TEMRES 01winter
素材:ポリウレタン
サイズ:M・L・LL・3L

ITEM
TEMRES 02winter
素材:ポリウレタン
サイズ:M・L・LL・3L

ITEM
TEMRES 03advance
素材:ポリウレタン
サイズ:S・M・L・LL


ITEM
TEMRES 04advance
素材:ポリウレタン
サイズ:M・L・LL・3L

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ブラックテムレス
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YAMA HACK編集部 草替

YAMA HACK運営&記事編集担当。雑誌で見た槍ヶ岳にビビビっと来て、突然登山に没頭。長い距離を歩くのが好きで、年に1度はアルプスの縦走をします。でも日帰り低山も、山ごはんも、クライミングも大好きです。分かりやすく、読む人の発見に繋がる記事製作を心がけています。

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