知ってる人は知っている! 冬のアウトドアの救世主「防寒テムレス」とは

2018/06/04 更新

冬も山を楽しむには、「保温」が大事。その中でグローブ選びもとっても重要な要素です。今回は、登山者の間でにわかに話題になっている手袋「防寒テムレス」をご紹介します!安くてあらゆる場所で購入することができる優れもの。登山も釣りもバイクもテムレスがおすすめ!

アイキャッチ画像出典:SHOWA

冬用グローブ、何使ってる?

冬山の登山者
出典:PIXTA
冬のアウトドアを快適に楽しむポイントは、ズバリ防寒。指先を冷えから守るグローブは、地味ながらとても重要なアイテムです。暖かく快適でしかも安い! 冬山ラバーズにはもう常識? の逸品グローブを紹介します。

今使っているスノーグローブに満足してますか?

保温性や防水性に優れた冬用のグローブはいろいろありますが、なんだか手に合わない、暖かいけど指が動かしにくい、高かったのに思ったより暖かくなかったなど、理想のグローブと出会うのはそうそう簡単ではありません。グローブは山道具の中でも、シューズに並んで選ぶのが難しいアイテムです。

知らなきゃ損! スノーグローブの切り札「防寒テムレス」

防寒テムレスの画像
出典:Amazon
一見するとただのゴム手袋ですが、これが知る人ぞ知る「防寒テムレス」です。雪国暮らしの家庭には、必ずといっていいほど転がっている定番アイテム。しかしこの“青いヤツ”に隠された高いポテンシャルが、登山、山スキー、スノーシュー、アイスクライミングなどを楽しむ人たちにも、絶大な支持を受けているのです。もちろんただのゴム手袋ではありません。「テムレス」=「手 + ムレ + なし(Less)」。そう、つまりゴム素材でありながら、透湿性のある手袋なのです。

「防寒テムレス」のここがすごい! 9つの理由

1.防水性が高い

見た目からもわかるとおり、ゴム手袋なので当然のことながら完全防水。水に浸けようが雪や氷に触れようが、水分を通すことはまったくありません。

2.起毛素材で暖かい

テムレスの裏地
出典:Amazon
ゴム手袋といえばペラペラで、冷たい水や氷に触れるのがつらいイメージがありますが、これはなんと裏起毛。裏側全体、指先まで余すところなくふわふわとしたボア素材に覆われていて、薄手ながら外側の冷たさを直接手に感じることはありません。

3.指先が動かしやすい

防寒テムレスでブーツを履くところ
出典:SHOWA
普通のスノーグローブは指先に縫い目があるため、どうしても靴ヒモを結んだり小さなファスナーを開け閉めしたりという作業がしづらいのですが、「防寒テムレス」は指の形をそのまま覆うような細身の形状。しかも、力を抜いたときの自然な手の形のように、少し指が手のひら側に曲がるような立体的な形をしているので、動きが自然で、指を曲げたときにもたつくこともありません。

ゴム手袋にありがちな、冷えると硬くなってゴワゴワする感覚もなし。ちなみに私はこれを着けたまま、15㎝四方の折り紙で鶴を折ることができました!

テムレスで折り鶴を折る
撮影:小川郁代

4.ムレにくい

テムレスの防水透湿性
出典:Amazon
アウトドアの世界では「防水透湿性」はもはや必須の要素。普通ゴム手袋は、着けていると内側がべたつきがちですが、「防寒テムレス」は手にかいた汗の湿気を外逃がすので、内側のムレを防いで快適に使えます。

5.丈夫で長持ち

しっかりとした厚みがあるので、岩や木を掴んでも、簡単に破れたり穴が開いたりする心配はありません。登山道の凍った鎖やハシゴも躊躇なくしっかり握れます。レザーなどのグローブに比べれば劣るとはいえ、もともと農業や水産業 、清掃や物流などの業務用に作られたものなので、耐久性を重視しているのは当然ですね。

6.軽くてコンパクト

テムレスの重さ
撮影:小川郁代
何かと荷物の多い冬のアウトドアでは、軽量性はとても重要ですが、「防寒テムレス」は、Mサイズペアでわずか92グラム。しかも丸めて小さく持ち運ぶこともできるのでとても便利。予備の手袋としても最適です。

7.滑りにくい

テムレスの手袋
出典:SHOWA
ゴム素材なのでもともと滑りにくい上に、表面に細かいツブ状の滑り止めが施されているため、ポールのグリップなどの樹脂素材や、ピッケル、鎖などの金属にもとてもよくグリップしてまったく滑りません。滑って開けにくい保温ボトルの蓋も、グローブを脱がずに楽々とオープンできます。ただしあまりのグリップのよさのため、鎖やクライミングに使う確保器などの狭い隙間に巻き込まれてしまうことがあるので、注意が必要です。

8.どこでも手軽に手に入る

登山用品専用店などに行かなくても、ホームセンターなどで簡単に手に入るのもいいところ。例えば山に行く途中で「ああっ、グローブ忘れた!」などというときも、途中のホームセンターに駆け込めばOKです。

9.安い

なんといっても価格の安さは最大の魅力。販売店によって違いますが、1000~1500円程度で手に入ります。これなら汚れても失くしてしまっても、ダメージは最小限。試しに買ってみて損はない価格だと思います。

サイズやカラーは?

テムレスとストック サイズはMから3Lの5サイズ。普通サイズの成人女性でMサイズ、男性の小さめの手でLサイズがちょうどといったサイズ感です。単独で使うならもちろんぴったりサイズが使いやすいですが、寒さが厳しい環境や運動量が少ないときは、防寒性を高めるために「防寒テムレス」の下にグローブを重ねるのもおすすめ。吸水速乾性のよいインナーグローブを重ねればさらにムレ感を抑えられるし、厚みのあるウールグローブを重ねれば、保温性もさらにアップします。

アクティビティ以外にも、テントの設営やタイヤチェーンの着脱、雪かきやスキー後の荷物の積み込みなど、使い道は多様。雪だるまや雪合戦、かまくら作りにも、ベストチョイス間違いないでしょう!

ITEM
防寒テムレス
素材:ポリウレタン
サイズ:M~3L
カラー:青

まず防水性については基本ゴム手袋なんで当たり前ですが完全防水です。
そして一番の売りについての透湿性は、値段で言うならトップクラスに良いです!
洗車では外気温5度前後だと汗もかかずムレる事なく丁度良い具合です。

登山では運動状態になるので透湿が追い付かず蒸れますので他の方のレビュー通りワンサイズ上を購入してインナーを入れてから使用した方がいいと思います。 値段からすると数倍の価値があるのでお得ですが通常のテムレスに比べ防寒タイプは乾きが遅く日帰りなら問題ございませんがテン泊をされる方は予備の防寒タイプか通常テムレス(コンパクトなんです)を持って行くのがオススメです。
ゴアを使った手袋もやはり同じように蒸れは発生するのですが乾く速度はゴアの方が早いです。
後は300メートル先からでも目立つ格好の問題ですが気にせず生きましょう(笑)


注意!クライミングのビレイには使用しないで

これだけ万能なテムレスですが、クライミングのビレイグローブとしてはお勧めできません。特殊樹脂コーティングで滑り止め加工がしてあるため、制動が効いて巻き込まれる恐れがあります。テムレスを発売しているショーワグローブ株式会社も「回転体を伴う作業(ボール盤、面取り盤等)には使用しないでください。手が巻き込まれるおそれがあります。」としています。詳細はこちら

防寒テムレス しかし、残念ながらおしゃれ感はゼロ。手首に輝く「防寒テムレス」の文字も、堂々たる「ゴム手」感をかもし出しています。カラーも1色しかありません。それでもみんなが使うのは、それを上回るよさがあるからにほかなりません。山で同じ“青いヤツ”を見かけると、なんだかシンパシーを感じるものですよ。

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    小川 郁代
    小川 郁代

    犬と音楽とお酒大好きのインドア派が、クライミングと出会ってアウトドアの世界へ。登山、ハイキング、最近は沢登りとBCクロカンに夢中。山に行くだけじゃわからない「山のコト」を伝えたい。

    登山専用コミュニティサイト「ヤマレコ」

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