赤倉沢登山口〜会津朝日岳登山コース
最高点の標高: 1588 m
最低点の標高: 584 m
累積標高(上り): 1966 m
累積標高(下り): -1966 m
- 【体力レベル】★★★☆☆
- 日帰り
- コースタイム:6時間45分
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
赤倉沢登山口(50分)→三吉ミチギ(60分)→人見ノ松(40分)→叶ノ高手(30分)→熊ノ平(45分)→会津朝日岳(30分)→熊ノ平(35分)→叶ノ高手(30分)→人見ノ松(40分)→三吉ミチギ(45分)→赤倉沢登山口

登山口から出発後すぐに木製の橋を渡り、しばらくは赤倉沢と平行する登山道を歩きます。途中には渡渉ポイントもありますが、普段は問題なく越える事が可能。

約50分で水場のある三吉ミチギに到着します。

三吉ミチギを過ぎると森の中の急登が続きます。九十九折に高度を上げてから約60分で、人見ノ松という展望スポットに到着。開けた視界は遠くまで広がり、天気が良ければ磐梯山や安達太良山、吾妻連峰や飯豊連峰まで見渡すことができます。

人見ノ松から先、急坂に変わってところどころ岩場が現れます。濡れているときは滑りやすいので、スリップに注意しながら登りましょう。叶ノ高手の手前で視界が開けると会津朝日岳から南へ伸びる比較的なだらかな稜線が確認できます。


樹林帯の中にある叶ノ高手から少し坂道を下ると現れるのが「朝日岳の大クロベ」。太い幹からは途方もない年月の流れを感じることができるはず。

細かいアップダウンを繰り返すと避難小屋に到着です。

避難小屋から先は樹林帯を抜けます。空に向かうようにまっすぐ伸びる登山道を直登すると、再び岩場に。傾斜が急なので足場を確かめながら慎重に登りましょう。避難小屋から約40分で会津朝日岳の山頂に到着です。


山頂に立つと見渡す限りの絶景が目の前に広がります。遥か彼方まで続く山並みは一見の価値あり。山深い山域が周囲に広がる会津朝日岳ならではの景色ということができるでしょう。その緑の深さに、しばし見とれてしまうほどの美しさです。

息を飲むような絶景を楽しんだら山頂を後にしましょう。下山路は辿ってきたルートを戻ります。