ゆっくり山マイマイに賛同してくださった方からは、たくさんのお声をいただいたそうです。
「延命治療中だが、『病気を治してから登れば?』と言われて悲しい思いをした。」
「子連れ登山中、子供とランナーがぶつかって子供が怪我をしてしまった。」
「登山を始めたばかりだが、人の多い山だと迷惑をかけてしまうかもと思い、行くのを躊躇してしまう。」
a:「見た目は元気でも、いろんな事情を抱えて山に登っている人が実はたくさんいます。そういった方々が一様におっしゃるのが『ゆっくり歩くことで他の登山者に迷惑をかけそうで、申し訳なくて山に行けない』ということ。
ですが、病気と戦っている方は『好きな山に登ること』が闘病の支えになることも多いんです。健康な方であっても、「ゆっくり歩くこと」に対して後ろめたく思ってしまったら、山を続けることが難しくなってしまいますよね。」
ゆっくりでも、「また山に行こうかな」と思ってもらうことが一番の目標
ホームページに寄せられたお声はなんと500通以上。
「山でマイマイ見かけて、声をかけたら喜ばれました。」
「ゆっくり歩きたいのは自分だけじゃないと気づき、励まされました。」
「いつかマイマイをつけている人に出会いたいな。」
こういったお声をいただくと、「ゆっくり歩く楽しみ方」が広がっているように感じられて、とても嬉しく感じるそうです。
あなたの山頂を決めればいい
a:「『申し訳ない』なんて思わないで、自分のペースでゆっくりとでもいいから『また山に行こうかな』と思ってもらえるキッカケを作っていくのが一番の目標です。もちろんゆっくり歩く人以外にも、『お先にどうぞ』のしるしを知ってもらえたら嬉しいですね。」
a:「ゆっくりとしか歩けない人は、とにかく無理をしないで欲しい。無理して山頂まで行かなくても、自分の山頂を決めて、そこまで登れればいいと思うんです。無理をしてトラブルが起こったら、きれいな景色よりも嫌な思い出が残ってしまうから。
どんな人でも笑顔で下山できることが何より大事です。」
「歩く行為そのもの」をもっと楽しめるように
今回のYAMA HACK読者アンケートでは「あなたが登山に求めるものは?」という質問にも答えてもらっていました。
なんと半数以上の方が「歩く行為そのもの」という項目を選択。登山者の多くが「山を歩くこと自体を楽しんでいる」ということがわかりました。
「もしゆっくり歩いている人がいたら、自分が思うよりちょっと早めに声をかけてもらえたら嬉しいです。『こんにちは~』とか、『先に行きますよ~』とか簡単な一言で大丈夫。そうすれば、安心して道を譲れると思うので」
そう語るangelinaさん。
ゆっくり歩いている人がいたら自分から声をかけてみる、ゆっくり歩きたかったら「マイマイ」をつけてみる。そんな小さなことでも、少しずつの積み重ねで、誰もが「歩く行為そのものを楽しめる」山が作れるのではないでしょうか。
ゆっくり山マイマイ入手方法
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