6月だけの特別企画 ココヘリ入会金無料キャンペーン 今すぐ申し込み
コーヒー

山でミル挽きコーヒーを飲もう!必要な道具、淹れ方、マナーまで解説

「山コーヒーを始めたい」なんて憧れを持っている人必見です。登山でおいしい山コーヒーを飲むために、ミル挽きコーヒーの淹れ方から必要な道具、そして気をつけたマナーまで解説。これを見れば初めての方でも「おいしい山コーヒー」を楽しむことができます。ぜひ、山での贅沢な時間のために役立ててください。

目次

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

「山頂でコーヒーを飲むために登山してます」って言ってみたい!

山 コーヒー

出典:PIXTA

山頂で豆を挽いて、コーヒーを飲んでいる人を見かけたことはありませんか?景色を見ながら、コーヒーを飲んでいる姿って、なんだかカッコよいですよね。

今回は「私(俺)もおしゃれに山でコーヒーを飲みたい!」という方のために、コーヒーの淹れ方と必要な道具を解説していきます。

なぜ人は、コーヒーを飲むために山に登るのだろう

実は、登山好きの人の中には、“山でコーヒーを飲むために山に登る”という人もいるほど。

登山では、無駄を省きできるだけ荷物を軽くするのが基本。それにも関わらず、山で飲むコーヒー(通称:山コーヒー)好きの人は、コーヒー豆やミルなどの、コーヒーにしか使わないようなものを入れてまで、山コーヒーを楽しみます。

もしかしたら、山コーヒーには『コーヒー以上の何か』があるのかもしれませんね。

山で飲むコーヒーはひと味違うらしい

山で飲むコーヒー

出典:PIXTA

『自然の中で味わうコーヒーは絶品だ』と、山頂でコーヒーを楽しむ人は言います。美しい山々や満点に広がる星空を見ながら飲むコーヒーは、普段と違う味わいを楽しめるようです。

山でコーヒー飲むのって難しくないの?

疑問

出典:PIXTA

とはいえ、山コーヒーに憧れはあっても、“結構ハードル高そう…”と感じる人も多いのではないでしょうか。
その理由は「コーヒーの淹れ方を知らない」や「何が必要かわからない」というものがほとんど。手軽さや出来上がるコーヒーの味に違いはあるものの、山でコーヒーを飲む方法が大きく5つあるんです。

山でコーヒーを飲む方法は5つ

山 コーヒー

出典:PIXTA

①ミル挽き
その場でコーヒー豆をミルで挽いて、ドリップする方法。道具や手間はかかりますが、挽きたての香り高いコーヒーを楽しめます

②ドリップバック
市販のドリップバックに頂上でお湯を淹れる方法です。ミル挽きより味は劣るものの、手軽においしいコーヒーを楽しむことが可能。

③インスタントコーヒー
お湯に入れるだけの簡易さが魅力。いろいろ凝るのはめんどう!という方にはピッタリの方法です。

④水筒に入れて持っていく
事前に家で淹れたコーヒーを水筒で持ち運ぶという方法。淹れたてにはかないませんが、本格的なコーヒーがサッと飲めます。

⑤山荘で購入する
山荘がある場合はそこで購入するのもOK。一切の手間なく、コーヒーを飲むことができます。

それぞれ、良し悪しがあるので、自分にあった方法を選びましょう。ただ、どの方法でも山で美しい景色を見ながら飲めば、美味しく感じると思います。

でも、憧れるのはやっぱり”ミル挽き”

山コーヒー

撮影:YAMA HACK編集部

山で優雅にコーヒーを楽しむなら、やはり”ミル挽きコーヒー”が断然おすすめです!山で味わう挽きたてのコーヒーは格別。豆を“ゴリゴリ”と挽いている姿も上級者っぽくて魅力的です。

実際にミル挽きコーヒーを淹れてみよう!

それでは、実際に豆を挽くところからコーヒーを淹れてみましょう。
山でやる前に自宅でしっかり練習して、しっかりと順序を身に着けておきましょう。
※コーヒーの淹れ方は、人によって好みがあり、お湯の注ぎ方ひとつでもいろいろな方法があります。
今回は、一般的なコーヒーの淹れ方を、元コーヒーショップ店員の編集部員にポイントを聞きながら、やってみました。
山コーヒー 必要なアイテム
撮影:YAMA HACK編集部
まずは、必要な道具を確認しましょう。

■ミル挽きコーヒーに必要な道具一覧

名称詳細
①ペーパーフィルターコーヒーの粉を入れて、コーヒーを抽出するのに使用。
②ドリッパー抽出時にフィルターをセットする。
③ミルコーヒー豆を挽き、粉の状態にする道具。
④コーヒー豆豆は空気に触れると味が落ちるため、なるべく密封しよう。
⑤コップコーヒーを飲むためのコップ。お気に入りを選ぼう。
⑥ガスバーナー抽出のための、お湯を沸かす道具。
⑦コッヘル水を入れて、お湯を沸かす。

※今回は⑦コッヘルでお湯を注ぎましたが、できるだけ細くお湯を注ぎたいので「注ぎ口」があるコッヘルや、ヤカンがおすすめです。

必要な道具がそろったら、実際にコーヒーを淹れてみましょう。

【1】お湯を沸かす

山コーヒー お湯を沸かす

撮影:YAMA HACK編集部

POINT①:お湯の温度は95℃前後

お湯が沸くのには時間がかかるので、一番最初に取り掛かりましょう。
ぬるすぎるとコーヒーの味が抽出できず、高すぎると酸味が強くなります。目安は、お湯がボコボコと沸騰し始めたら火を止め、表面の泡がしずまったぐらいが95℃。中には温度計で、温度を計るこだわりを見せる人も。

ただし標高により、沸点が変わるなど山での温度管理は困難です。そういった場合は、あまり神経質になりすぎないようにしましょう。

【2】コーヒー豆をミルに入れる

山コーヒー コーヒー豆を入れる

撮影:YAMA HACK編集部

POINT②:一杯分の目安は10g~13g

一杯分の量がどれくらいなのかを、事前に家で確認しておくとスムーズ。また、必要な量だけを小分けにして持参するのもおすすめです。

【3】コーヒー豆を挽く

山コーヒー 豆を挽く

撮影:YAMA HACK編集部

POINT③:ペーパードリップには”中挽き”がおすすめ

グラニュー糖位の粒の大きさが目安です。ミルの種類によって、豆を挽く粗さの調整の方法が異なるので、注意しましょう。

POINT④:焦らずゆっくりと優雅に豆を挽く

早く飲みたいからといって、急いで回すとコーヒーに熱が加わり、味が落ちてしまうことも。

山コーヒーは焦らず優雅に!を心がけ、豆を挽く「ゴリゴリ」という音を楽しみましょう。中には「豆を挽いているだけで幸せ」という人もいるくらいです。

山コーヒー 豆を挽く

撮影:YAMA HACK編集部

実際に豆を挽き終わった状態です。挽きたての香りがなんともたまりません。この『挽きたての香り』を感じられるのは、ミル挽きの特権です。

【4】ペーパーフィルターを折る

山コーヒー 折り方

撮影:YAMA HACK編集部

フィルターの種類は、ドリッパーの形によって変わります。味や使いやすさに差がでるので、必ず適したフィルターを選びましょう。今回は、右のタイプを使用します。

フィルターを、ドリッパーにフィットさせるために、赤くなっているギザギザした接着部分を折っていきましょう。
山コーヒー ペーパーを折る

撮影:YAMA HACK編集部

ギザギザの部分を手に取って、左から右に向かって折っていきます。
山コーヒー ペーパーを折る

撮影:YAMA HACK編集部

接着部分をきちんと折ることで、フィルターとドリッパーが密着し、おいしいコーヒーを淹れる準備が整います。

【5】フィルターをセット

山コーヒー

撮影:YAMA HACK編集部
POINT⑤:フィルターをセットする際に、軽くドリッパーに押さえつける

折ったフィルターを、ドリッパーにセット。この時に、ドリッパーとの隙間をなくすと、コーヒーが抽出されやすくなります。その後、ドリッパーをコップの上に設置してください。

POINT⑥:コーヒーを注ぐ前にコップを温めておく

このひと手間で、コーヒーの味わいが格段にアップします。

【6】コーヒーの粉を入れる

山コーヒー セット

撮影:YAMA HACK編集部
POINT⑦:コーヒーの表面を平らにする

コーヒーをフィルターに入れたら、ドリッパーを軽く揺すってコーヒーの表面を平らに。こうすることで、お湯を均一に注ぎやすくなります。

【7】コーヒーにお湯を注いでいく

山コーヒー お湯を注ぐ

撮影:YAMA HACK編集部
POINT⑧:お湯は”ゆっくり、細く”を心がける

お湯を注ぐ角度は90度になるように意識し、フィルターの壁面などからお湯をかけないように注意しましょう。
山コーヒー のの字

撮影:YAMA HACK編集部
POINT⑨:”の”の字を書くようにお湯を注ぐ

中心から「の」の字を描くように、お湯を注ぎます。
山コーヒー お湯

撮影:YAMA HACK編集部

POINT⑩:コーヒーは”蒸らし”でうまくなる

お湯を注ぐと、コーヒーのガスで粉が膨張するので、一旦お湯を注ぐのを止めます

コーヒーに含まれるガスを放出させ、コーヒーとお湯をなじみやすくします。これを”蒸らし”と呼び、おいしいコーヒーを抽出するために大切な工程になります。
山コーヒー 

撮影:YAMA HACK編集部

水面が上から1/3程度減ったら、泡が消えないうちに、ゆっくりお湯を注いでいきます。
山コーヒー お湯のライン

撮影:YAMA HACK編集部

注いでは止めを何度か繰り返して、コーヒーを抽出していきます。

【8】あとはゆっくりと景色を見ながらコーヒーを楽しむ

山コーヒー

撮影:YAMA HACK編集部

POINT⑪:景色を見ながらゆっくりと飲む

コーヒーを淹れ終わったら、あとはゆっくりとコーヒータイムを楽しみましょう。
山コーヒー

撮影:YAMA HACK編集部

普段は挽いた状態で販売されたコーヒーを飲んでいるのですが、挽きたてのコーヒーは、想像以上に香りがたっていて、おいしかったです。

飲み残しは絶対に捨てない

山コーヒー 残り

撮影:YAMA HACK編集部

飲みきれない場合は、ティッシュに吸わせたり、ペットボトルに入れたりして、必ず持ち帰るようにしましょう。コーヒーを捨てると環境に負荷をかけてしまいます。

山でミル挽きコーヒーを淹れるためのアイテム

山 コーヒー

出典:PIXTA

ミル挽きコーヒーの淹れ方がわかったら、あとは道具を揃えるだけ。必要なアイテムをみていきましょう。

ガスバーナー

山で抽出用のお湯を沸かすために必要なガスバーナー。すでにお持ちの方は、手持ちの物でOKです。
■プリムス P-153 ウルトラバーナー
バーナーの定番、プリムス。軽量・コンパクトながら圧倒的なパワーが人気のアイテムです。4本のゴトクは安定性も◎。

プリムス P-153 ウルトラバーナー

ゴトク径:大148mm/小90mm
収納サイズ:7.5×8.8×3.0cm
本体重量:116g

ケトル

少々かさばりますが、注ぎ口があってお湯をゆっくり注ぎやすいケトルはコーヒーを入れるのに最適です。コッヘルでも代用可能。
■ユニフレーム 山ケトル
軽量で持ち運びしやすく、たっぷりとお湯が沸かせる優秀ケトル。一度にコーヒー約5杯分のお湯が沸かせます。

ユニフレーム  山ケトル

サイズ:φ165mm×深さ74mm
満水容量:0.9L
適正容量:0.85L
重量:188g

クリアボトル

コーヒー豆の酸化を防ぐために便利なクリアボトル。ジップロックなどでも代用可能です。
■ナルゲン コーヒービーンズキャニスター 150g
コーヒー豆150gを保存可能。目盛り付きなので容量を一目で確認することができます。

ナルゲン コーヒービーンズキャニスター 150g

素材:本体/飽和ポリエステル樹脂、キャップ/ポリプロピレン
耐熱温度:本体/100℃、キャップ/120℃
耐冷温度:本体/-20℃、キャップ/0℃

コーヒーミル

コーヒー豆を挽くために必要。持ち運びしやすいコンパクトなモデルは、家でもアウトドアでも大活躍!
■ポーレックス セラミックコーヒーミル
コンパクトな設計でアウトドアにピッタリ。サイズは2種類。耐久性が高く錆びにくいセラミック刃を採用。細挽きから粗挽きまで、挽き方も調整可能な本格派のコーヒーミルです。

ポーレックス セラミックコーヒーミル

材質:グラインダー(刃)/セラミック、本体/ステンレス
サイズ:【スタンダード】本体:約 高さ19×直径5cm、ハンドル:約 長さ15cm
    【ミニ】本体:約 高さ13.5×直径5cm、ハンドル:約 長さ15cm
挽けるコーヒー豆:【スタンダード】30g(約3人分)
   【ミニ】20g(約2人分)

ドリッパー

コーヒーを抽出する時に必要。コンパクトに収納できるタイプのものが、登山には最適です。
■スノーピーク フォールディングコーヒードリッパー 「焚火台型」
キャンプでお馴染みの焚き火台をモチーフにしたドリッパー。抽出具合が上から確認しやすいのも特徴。

スノーピーク フォールディングコーヒードリッパー 「焚火台型」

素材:ステンレス
サイズ:本体使用時:104(W)×104(D)×96(H)mm/収納時:170(W)×140(D)×14(H)mm
重量:140g

コーヒーフィルター

ドリップする時に必要なコーヒーフィルター。大容量のものを購入しておけば、お家でもアウトドアでも、存分にコーヒータイムを楽しむことができます。
■Kalita コーヒーフィルター FP101濾紙 【1~2人用】
初めてのハンドドリップでも使いやすい設計。100枚入りなので、お家でのドリップ練習にもピッタリ。

Kalita コーヒーフィルター FP101濾紙 【1~2人用】

素材:パルプ100%
サイズ:200㎜×45㎜×82㎜
重量:86g
枚数:100枚

コーヒー豆

コーヒーの種類は実に豊富。産地によって、風味やコクが全く違います。お好みの豆をチョイスして、最高のコーヒータイムを堪能しましょう。

山で贅沢なコーヒータイムを満喫しよう!

山コーヒー
撮影:YAMA HACK編集部(淹れ方を習ったあとすぐに実践。富士山を見ながらの一杯は最高!の一言)

山でのコーヒータイムって優雅でおしゃれですよね。“コーヒー豆を挽くのって難しそう…”と思われがちですが、道具さえ揃えてしまえば、案外簡単に始めることができちゃいます。あとは、時間をかけて自分の好みの温度や味を研究してみましょう。

この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます。