【レビュー】『The 3rd Eye Chakra』の新作#002ザックを試してみた!

2018/11/05 更新

ネパール発の注目ブランド『The 3rd Eye Chakra』。タレントのイモトアヤコさんがテレビ番組で使用していたことから、注目している方もいるかもしれません。2017年に産声を上げたばかりのこのブランドから、この度新作ザックが発売されました! 大容量ながら『軽量で丈夫』と謳われるこのザックの実力やいかに? 実際に山で使用してきたので、所感をレビューします。

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

登山大国・ネパールで生まれたザック

The 3rd Eye Chakra タレントのイモトアヤコさんが使っていたことで話題をさらったザック“The 3rd Eye Chakra Field Bag Works(ザ サードアイ チャクラ フィールドバッグワークス)”。
テレビを見ていて、「あのカッコいいザックはどこのもの!?」と気になった方、結構いるのではないでしょうか?

The3rdEyeChakra 知らなかった方にもぜひご紹介したいのがこのネパール発のブランド。2017年に産声を上げたばかりの同ブランドは、2018年2月に極地向けの大型ザック『The Back Pack#001』を発売。イモトさんが背負っていたのはこのタイプです。


満を持して軽量モデルの新作が登場!

ザック正面と横 そんな大注目の新進気鋭ブランドから、#001を軽量化させたモデル『The Back Pack#002』が2018年7月30日に発売になりました!

商品名:The Back Pack#002(ザ バックパック #002)
販売価格:50L+/34,560円(税込) 70L+/38,880円(税込)
容量 :50L+/70L+
重量 :50L+ ⇒ 1,450g
70L+ ⇒ 1,650g
サイズ:50L+ ⇒ H590×D210×W300mm
70L+ ⇒ H630×D220×W350mm
素材 :X-Pac(TM) VX21、BEATTEX、X-PAC VX07/420D PU、210D Oxford ナイロン
カラー:ブラック/ホワイト/ブラウン

ブラック カラー/ブラック

ホワイト カラー/ホワイト

ブラウン カラー/ブラウン

奇をてらわず、シンプル&ミニマルに

ツルッとしたザックの“顔”。サイドポケットなども付属せず、男らしい一本締め。雨蓋とウェストベルトは取り外しができます。

使用者に合わせたカスタムを楽しむザック

ピッケルも細引きで対応 ピッケルホルダーも装備していないこのザック。ここまでシンプルな理由を、ブランド側は下記のように謳っています。

(ピッケルホルダーがないのは)閉所や狭い場所での引っかかりに配慮した設計思想によるものです。その代り、計6点に設けられたループ状のハードポイントに、細引きやバンジーコードをご自身の装備と用途に適合した形でタイオフして頂く事により、ご自身の装備や状況に合わせた機能拡張が可能な設計になっています。

ザックとギア

なるほど、“シンプル&ミニマル”だからこそ、使用者が自由度高く使うことができるというわけですね。自身の持ち物をしっかりと把握し使いこなすことができれば、これほど便利なものは逆にないのかもしれません。

背負い心地はいかに? 山で使ってきた

ザック
撮影:YAMA HACK編集部
では、その背負い心地やいかに? ということで、50L+のモデルを3日間のテント泊縦走で使用してみました。

1.5kgを切るザックがもたらすもの

ショルダーの厚さ
撮影:YAMA HACK編集部(横から見たショルダーの厚さ)
まず、これだけ軽量であるということはショルダーとウェストが薄いということ。ここは押さえておかねばならないところです。ここで言う「薄い」は、いわゆる一般的な『テント泊向けザック』のそれに比べて、ということ。

縦走ザックのショルダー
撮影:YAMA HACK編集部
写真は別ブランドの縦走用大型ザックのショルダー。もっと分厚くふにふにとして、クッション性は抜群です。

ウェストベルト
撮影:YAMA HACK編集部(ウェストベルトの厚さ)
ウェストベルトがこちら。もちろんポケットなどはなく、厚みも薄くギアループが付属しているのみ。行動食などは別途サコッシュなどを使用して持ち運ぶ必要性があります。

じゃあ痛いのか?と言われれば

ザックを背負っているところ
撮影:YAMA HACK編集部
決してそんなことはありません。むしろ重くて辛い、とは道中ほとんど感じませんでした。ただし、これは正しく背負えていてこそ。

ひっぱりすぎNG
撮影:YAMA HACK編集部
「ロードストラップ」と呼ばれているこの肩のベルト。これを”引っ張りすぎている”ことが肩の痛みの原因のほとんどです。いくらクッション性の高いショルダーのザックでも、ここを引っ張りすぎると肩に荷重がかかりすぎてしまいます。ゆる~く少しだけ引っ張る程度でOK。

ヒップベルト
撮影:YAMA HACK編集部
ただし、その際ヒップベルトは骨盤の出っ張った部分を覆うようにしっかり固定しましょう。これができていないと、そもそも肩の荷重が腰に分散されてくれません。正しく背負えていれば、パッドが薄いからといって痛くなるということはありませんよ!

その他の感想

背面
撮影:YAMA HACK編集部
背面から見たところ。底部分がひときわぶ厚くマチがしっかりあり、形は前面が削れていないタイプなのでバランスが取れれば自立もします。

ザック前面
撮影:YAMA HACK編集部
特に印象的なのは、ザックの生地。X-Pacという丈夫な素材を使用しているのですが、割とぶ厚くかなり頑丈な印象。パリパリとした触り心地で「これは岩にぶつけたり引っかけても全然平気だな…」という安心感があります。軽さと丈夫さを両方兼ね備えている点は、天候や環境が絶えず変化する登山においては最高の条件。

ハイドレ対応
撮影:YAMA HACK編集部
ハイドレーションにももちろん対応。バタつくチューブは、ショルダーに付属しているループに通せば邪魔になりません。

総評:無駄がなく、レベル問わず誰にでも扱えるザック

ザック前面
撮影:YAMA HACK編集部
使用した感想は「無駄がなくとても使いやすいザック」ということ。先述のとおり、あらゆるギアもアイディア次第で携行できるシンプルさでありながら、『袋に荷物を詰めて1本ベルトで締めるだけ』なのでバリエーションルートを行く上級者でなくても扱いやすいのが魅力です。そして何より、軽い! 3日間背負って歩きましたが、長い時間背負っていればいるほどこの”軽量さ”はますます重要度を増してくることを実感しました。

あえて懸念点を挙げるなら、先ほども述べたようにポケットがないので行動食の取り出し方法を検討しなければならないこと。また、「どうしてもクッション性を犠牲にしたくない!」という人は残念ながら他のモデルを検討した方が良いかもしれません。

なんてったってカッコいい!

ロゴUP
撮影:YAMA HACK編集部
色々と使用の所感を述べましたが、何と言ってもこのデザインのカッコよさは一番の魅力といっても過言ではありません。シンプルで無骨、「自分はただ荷物を運ぶだけですから…」とでも呟いていそうな寡黙な佇まいは、道具好きなら心擽られるはず。

現在はオンラインショップで先行販売中。今後iciスポーツ石井山専新宿東口ビックロ店、vic2(吉祥寺)といった実店舗でも取り扱い予定とのことです。詳細は下記をチェック!

The 3rd Eye Chakra THE BACKPACK#002

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The Backpack#002
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YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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