この記事ではクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」のプロジェクトから、アウトドアシーンにぴったりな注目のプロダクトを編集部が厳選してお届けしています。
今回ご紹介するのは、とことん帽子にこだわる職人とアウトドアのプロが作り上げた”オールラウンドハット”。タフさと機能性、さらにデザイン性を追求したまさに究極の帽子です。
※クラウドファンディングとは……自分が考えたアイデアをWeb上でプレゼンすることで、資金を集める仕組み。プロジェクトが成功したら支援者にはお礼(リターン)としてサービスを先行体験したり、商品を受け取ることができます。
<以下、起案者、株式会社倉田が展開するブランド「A WANDERING TAILOR」のプロジェクト内容>
帽子バカが作ったオールラウンドハット「ケーブハット365」

アウトドアの帽子って、軽いけどへにゃへにゃでなんだかだらしない。
とはいえ、がちがちのスポーツものだと肩の力が入りすぎてる気が、、
そんなお悩みに答える、”ちょうどいい”帽子が完成しました。
プロジェクトの詳細はコチラ

釣りやキャンプなどのがっつりアクティビティから、音楽フェスなどの気軽なレジャー、休日にさらっと出かける時もこれ一つで。

強い日差しの中で被っていても蒸れにくいように、直接アタマが触れる部分には、速乾性・吸水性・抗菌性に優れた3種類の生地を使いました。

表面に採用したのは、リュックなどによく使用されてる耐水性、耐久性に優れた素材。
丈夫な反面、伸びにくく加工が非常に難しい素材なので、繊細な縫合が求められる帽子に使われることはなかなかありませんでした。
そんな生地を複雑に縫い合わせ、街でも活きるかっこいいシルエットに仕上げる。そして快適なかぶりごこちを実現する。
自分で言うのもなんですが、限られた職人にしかできない芸当です。

アウトドアのプロと共同で、機能・デザインを徹底的にブラッシュアップ。
約5年間かけてルックスと機能性のいいとこ取りに成功しました。
創業106年の技術と”帽子バカ”を自称する作り手集団『A WANDERING TAILOR』の愛を注ぎ込んだ、僕たちにしか作れない(作りたがらない)帽子です!
これさえあれば
休日の楽しみのために帽子を買うとき。機能性はしっかり欲しいけど、見た目を犠牲にしたくない。そしてできれば、いろんな場所・シチュエーションで使いたい。しかしいざ探してみると、使いやすいけどスポーティすぎる見た目か、おしゃれだけど実用性があと一歩なものが多くて、どこかを妥協してしまう。なんて経験ありませんか?

そんな悩みを解決するべく、機能とルックスどちらも追求することに振り切ったのがこのハットなんです。
その特徴を大きく4つに分けてご紹介します。
徹底的に考えました
僕たちの帽子づくりの哲学は「機能がデザインになる」こと。生地選びはもちろんですが、通気性やかぶり心地を徹底的に考え、ミリ単位の修正を繰り返してデザインに落とし込みます。ここがルックスありきにならない最大の理由です。

①雨にも負けず、風にも強い。

アウトドアに使うなら、やっぱりタフであってほしい。
「CORDURA」という繊維を使うことで、ちょっとやそっとじゃへこたれないボディに。小雨くらいなんて事ありません。風を遮ってくれるので、山道の寒さもしのげます。

②蒸れずにさらさら、臭わず安心
夏場やアクティビティの際には、通気性が重要ですよね。強度の高いCORDURAは、直に頭に触れない設計に。蒸れを抑えて快適さにかぶれるよう、空間をもたせた設計にしています。

内側に「クールマックス」「アクアステルス」「トリコット鹿の子」という速乾性・吸水性に優れた生地を3種類合わせています。
肌に触れる部分は抗菌・防臭加工も施されているので、イヤな蒸れを防ぎ、臭いもつきづらく。
③コシはあるけど柔軟にスタイリング可

生地のコシを生かしたツバの部分は、まっすぐにしたり反らせたり、自分好みのスタイルに。遮光性も考えてミリ単位の調整を繰り返し、ベストなステッチの幅を見つけました。
トップ部分はどんな頭にも馴染む、きれいなシルエット。形状を記憶してくれる生地と一緒に縫っています。こうする事で、CORDURAの硬い印象を和らげて、自然なふっくらしたシルエットが出るようになりました。
④頭にフィットする安心感

アウトドアのハットによく見られる、だらんと垂れ下がるヒモ。かわいいけれど、邪魔に感じる瞬間って少なからずありますよね。スポーツをするとなると、なおさら気になります。
でもヒモがないと飛んで行ってしまうのでは、、と思いきや内側にちゃんとサイズ調節機能が。自分の頭囲にフィットするので、風が強い時やたくさん動くときでも安心感があります。
他にも使える機能たち

フックが付いているので、カラビナなどに付けられる。バッグの中に入らないとき、いちいちしまうのが面倒なときにも、邪魔にならない工夫です。

メガネやサングラスもホールド可能。紛失や落下を防止するこの仕様は、ゴルフや釣りなどで活躍します。

実際に被っていただいた方の意見

・釣りのときの日差し避けにピッタリ!つばが広いので背中までガードできるし、風通しが良いので熱中症対策にもなりそう。(Y.Iさん 27歳女性)
・ゴルフ専用のハットを買うのはもったいないし、でもゴルフで便利な機能を持ったかっこいい帽子はなかなかない。と思ってたからコレは本当にちょうどいい。(M.Mさん 32歳男性)
・フェルトハットが流行していたとき、なかなかサイズが合うものが見つからなかった。コレならサイズ調整できるし、季節や着こなしの幅が広い!(R.Sさん 28歳男性)
・スタイリングに合わせやすい。シルエットやつばの確度で印象を変えられるところが憎い!(T.Oさん 25歳男性)
徹底的に作っています。
「設計図さえあればできるのでは?」いえいえ、精密さだけじゃこの帽子はできないんです。

そもそも帽子づくりとは二次元を三次元に起こすこと。
生地に最適なパターン設計はもちろん、長さの違う辺を縫い合わせて立体にする「イセ込み」という技術が見栄えや質に大きく関わるのです。

ギャザー(縫い目周辺のひだ)が出ないようにするには、目と手の感覚でしかないんです。

帽子づくりは些細な工夫が、被り心地に大きな違いを生みます。
縫い合わせた部分はそのままだと立ち上がって後頭部にあたってしまいますが、一つ一つ、なでつけるようにアイロンがけしています。


一緒に考えました。
「ポパイ」などのファッションモデルを経て、タレント活動の他、快適生活研究家として幅広い活動をされている田中ケンさん。
アウトドアイベントやキャンプ場のプロデュース、ボランティア活動「東海自然歩道清掃登山」の主宰などアウトドアを通じた幅広い活動をしているケンさんとの出会い。そこからこのプロジェクトは始まりました。
使用していただくうちに出てきた「もっとこうして!」をどんどんアップデートしていき、この形にたどり着きました。ケンさんと一緒に帽子を育ててきたような感覚ですね。

—-「もともと、A WANDERING TAILOR の似た形のハットを気に入って被っていたのがきっかけですね。単純にかっこよくて被っているうちにその細かい利便性にも気がついて、これはすごいと思いました。
山や川、世界中いろんな場所に行くので、水に強い点はもちろん、フックがついていたり、風を遮って寒さから守ってくれたり、とにかく気が利いて頼もしい。

実際に僕からもよりかっこいいつばの広さや、サイズ調節など色々提案させていただいて、ベストなものができたと思っています。
職種は違えど、好きなことにこだわって人の心に届ける、その哲学が僕のアウトドア活動と通じるものを感じています。」(田中ケンさん) —-

好きなものを突き詰めて行くと、それに共感してくれる人、力になってくれる人とたくさん出会えます。ケンさんがその一人です。
こういう出会いは心から嬉しいですし、本当に人に助けられてやってると思います。帽子は僕を、いろんなところへ連れて行ってくれるんです。
結局、好きなんです。
株式会社倉田は106年前から東京の浅草橋の地で、帽子を作り続けてきました。明治45年、初期は小学生用の「紅白帽子」の製造をメインにスタート。大正時代に入り小学生が「学帽」をかぶるようになると、学帽作りにも展開。

1970年代には空前のスキーブームと一緒に、ニット帽が大流行し、当時は「ニット帽が得意な倉田」として業界内で知られるように。現在は婦人向けの商品を多く手がけています。
柔軟な製品企画や製造の担い手として、さまざまな時代のニーズに応えてきました。
下請けとして生き残る難しさ
倉田の強みは、長い歴史で築かれた工場との繋がりと実現力。あらゆる注文に応えます。とはいえ、海外での大量生産が主流になり、安くものが手に入る時代。下請けメーカーはやはり厳しい状況で、同じエリアの歴史ある同業他社もどんどん姿を消しました。
このような流れの中で、自分たちはどうしたいかと考えました。

だって好きだから。手間をかける楽しさを伝えたい
結果、”素直に好きなものを作って、帽子の良さを伝え続ける”というシンプルな答えに行き着いたのです。
職人兼デザイナーでもある室岡努と、わたくし前田崇雄による倉田のブランド『A WANDERING TAILOR』。
アパレルという部類になるのかもしれませんが、デザイン以上に『体験』を大事にしています。

もともと帽子づくりが好きでたまらない僕らが、百貨店などで帽子づくりの実演を始めたのがきっかけ。
お客さんから「これはどこで買えるんですか?」という声が数多く寄せられブランド化に至りました。

百貨店やアウトドアのイベントへ、ミシンを持ってどこでも行き、カタカタと帽子づくりを始めます。いきなり現れた工房に老若男女、いろんな人が立ち止まってその様子を眺めてくれるのが嬉しいんです。
”放浪する仕立て屋”(A WANDERING TAILOR)というブランド名はそこから名付けました。

今はものづくりを知らない人が増えているから、手間をかけて作られる良品、こういう世界もあるっていうことを知ってもらいたいんです。
なんのために?というよりは、生きるために選んだものが好きなことで、それを突き詰めて伝えることで共感が生まれる。自然な流れでした。
いつかニューヨークの道中で実演するのが夢ですね!きっと、言葉も文化の壁も関係ないはずだから。

物好きな大人による、あなたのためのハット
帽子好きだったり、ものづくりが好きな人たちが喜んでくれるような帽子を純粋にこれからも作り続けたいと思っています。これまで以上にたくさんの人を喜ばせたくて、このプロジェクトは動き出しました。

物好きな大人が本気でこだわりを詰め込んだ「ケーブハット365」。一針一針、丹精込めて縫い上げます。みなさまのご支援をお待ちしています!
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サイズについて
つば:75mm高さ:約10mm(前後) 約11.5mm(左右)
頭周り:最大 585mm 最小560mm
もしもサイズが合わない場合、一回限りにはなりますが調整させていただきます!
その際、しっかりとサイズを合わせられるようできるようお電話でヒアリングさせて頂く場合がございます。
送料はご負担くださいますようお願い致します。
リターンについて
「ケーブハット365」は市場販売価格20000円を予定しています。送料は全品弊社で負担させていただきます。今回は、生産量鑑みて200様名分のご用意となります。
17,000円コース(税込)

【早割15%off50名】定価より3,000円OFF!
20,000円→17,000円(税込)<配送6月>
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18,000円コース(税込)

【Makuake限定価格10%off50名】定価より2,000円OFF!
20,000円→18,000円(税込)<配送7月>
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FAQ
洗濯はできますか?
素材的には問題ありませんが、型崩れなどの恐れがあるのでお避けください。表面の汚れは、布で軽く拭き取ってください。
配送時期はいつになりますか?
4月、5月、6月、7月発送になります。各リターンの説明文を御覧ください。一つ一つ手作りのため、お時間を頂くことをご了承ください。
一般販売は予定していますか?
現在のところ予定はしておりません。
色違いや特注サイズはありますか?
恐れ入りますが、ございません。
返品交換は可能ですか?
お客様によるご都合ではお受け出来ませんが、不良品やサイズ調整は対応いたします。その際、サイズ感などお電話でヒアリングさせて頂く場合がございます。一回までのご対応、送料はご負担くださいますようお願い致します。
プロジェクトの詳細はコチラ本記事は「Makuake」から情報提供を受けて作成しております。著作権は提供会社・起案者に帰属します。