徹底的にメイド・イン・ジャパン!
1Fの店内は、右手に大きな杉を用いたテーブルがあり、一見ミーティングスペースかのように広々とした空間が広がっています。肝心の商品は、真ん中の印象的な吊り棚を挟んで左手に固まっていました。
「茶室をモチーフにした」という吊り棚。ここにも日本のわびさびの精神が込められています。
遊び手が創り手。こだわりぬいた製品たち
先ほど大堀さんが言っていた「5レイヤリング?」。登山では、それぞれの機能に長けた異なるウェアを重ね着することで体温調節をします。このことを「レイヤー(層)を重ねる」という意味で「レイヤリング」と呼んでいます。finetrackは実際にスタッフがフィールドで感じた細かな部分を製品づくりに反映し、重ねるウェアを5層に分け、シーンに応じて快適に過ごせるようなレイヤリングを提唱しています。
<5レイヤリング?をもっと詳しく!>
Finetrack 最強の5レイヤリング?
ずらりと並んだウェア。「例えば、この山に行きたいんですけど、何月にここに登るんですけど、といったように、お客様のニーズは様々です。1人1人にどのようなウェアが最適か提案し、選ぶ。そういった場にしたいと考えています」と語るのは大堀さん。
なるほど、そのための机と椅子だったのですね!「ここで地図を広げて、ルートを悩んだりしてもいいなと思います。ただ物を買うだけではなく、山にかんする色々な情報や知識を共有できる場になればいいですね」
まさに、店名の”TOKYO BASE”ですね。
ちなみに、この写真だけ見るとアウトドアショップ店内の床だとまさか思いませんよね?「山での岩稜歩きの感覚を」というコンセプトのもと、あえて表面をあまり均一にしていないそうです。こだわりがすごい…!