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最新トレッキングポールおすすめ人気ランキング!選び方も解説

最新トレッキングポールおすすめ人気ランキング!選び方も解説

トレッキングポールは、登山をより安全に快適にしてくれるサポートアイテム。

しかし見た目に違いがなく、どれを選べばいいのか悩みますよね。

そんな不安を解消すべく、この記事ではトレッキングポールの選び方をわかりやすく解説。また初心者におすすめのモデルを、人気ランキング形式で紹介しています。

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目次

トレッキングポールを使うメリットとは?

トレッキングポールを使って登る人

撮影:ane46

登山の疲労を軽減し、歩行に安定感をもたらせてくれるトレッキングポール(以下、ポール)。ストック・ステッキとも呼ばれます。
必須装備ではありませんが、ポールを使うことで上半身のバランスが取りやすくなり、前に進む推進力を得られます。
また足腰にかかる負担を減らせるため、歩行時の疲労を軽減するのも大きなメリットです。

登山でポールを使う主なメリット

  1. 平地や登りで、前に進む推進力を得られる
  2. 歩行バランスを保持し、転倒リスクを下げる
  3. 足腰への負担を減らし、膝の痛みや疲労を軽減する

①歩行の推進力アップを手伝う

平地では、ポールを後方に押し出す動作で、前に進む推進力を得られるのがメリットです。
登りでは、腕の力を利用して前に進めるため、足腰にかかる負担を分散し、疲労を軽減します。

②歩行バランスを保持し、転倒リスクを下げる

ポールを使うことで上半身のバランスが取りやすくなり、ガレ場のような足場が不安定な場所でも歩行が安定するため、転倒のリスクを下げることにつながります。

③負担を減らし、膝の痛みや疲労を軽減する

下りは、からだの重心が前方に移るため、膝に負担がかかりやすくなるもの。
しかしポールを使うことで地面からの衝撃を腕に分散できるため、足腰にかかる衝撃をやわらげて、疲労を軽減します

トレッキングポール選び7つのポイント

快適に安全な山歩きをサポートしてくれるトレッキングポール。しかし、見た目では違いがわかりにくく、どうやって選べばいいのか悩ましいところ。
この項目では、ポールの選び方を7つのポイントに絞って解説します。

①グリップの形状|登山なら「I型」、ハイキングなら「T型」もあり

トレッキングポールT型T型の比較
撮影:YAMA HACK編集部

まずはポールのグリップ(持ち手)に着目してみましょう。

その形状から「I型」と「T型」、どちらも備えた「2WAY型」があります。
I型は起伏のある山道、T型は平坦な道、とそれぞれ得意とする環境が異なるため、「どのような山で使うのか」を考えて、グリップの形状を選びましょう。

「I型」は、起伏のある山道を歩く登山向け

I型グリップの握り方
提供:mont-bell
  • 2本使いが基本で、横から握るように持つ
  • 平地や登りで推進力を得やすく、不安定な足場でもバランスが取りやすいのが特長
  • 距離があり、起伏のある山道を歩く登山に適している

「T型」は、整備された平地を歩くハイキング向け

T型グリップの握り方
提供:mont-bell
  • 1本使いが基本。上から被せるように持つ
  • 体重をかけやすく、杖のように体を支えて歩行時のバランスを補助する
  • 起伏が少なく、整備された遊歩道を歩くハイキングに適している

製品数は限られていますが、T型にI型グリップの機能をつけ、登りでも使いやすくしたモデルも出ています。

グリップの素材にも注目!

グリップ素材、コルクとEVAの解説
撮影:YAMA HACK編集部
  • グリップの素材は、主に「コルク」「EVA」との2種類ある
  • どちらも耐久性に優れており、また濡れても滑りにくい
  • コルクのほうがやや値が張るが、通気性や吸湿性に優れ、手にも馴染みやすい

②シャフトの収納方式|「伸縮」は強度に優れ、「折りたたみ」は軽量で持ち運びしやすい

伸縮タイプと折りたたみタイプの比較
撮影:YAMA HACK編集部(左:伸縮タイプ 右:折りたたみタイプ)

次は、ポールの収納方式をチェックしましょう。
シャフト(パイプの部分)が「伸縮するタイプ」と、ワイヤーなどで繋がれシャフトを分解して「折りたたむタイプ」の2種類あります。
どちらか一方が優れているわけではなく、ポールを使う山の環境、自分の登山スタイルに合ったタイプを選ぶことが大切です。

「伸縮タイプ」は強度に優れ、常時使うのに適している

ザックに外付けしたトレッキングポール
撮影:筆者(ザックに外付けした状態)
  • メリットは、シャフトを伸ばすだけですぐ使える
  • デメリットは、ザック内に収納するのが難しい
  • 強度が高く、がっつりポールを使う登山に適している

「伸縮タイプ」はシャフトを伸ばして固定するだけのシンプルな構造で、簡単に扱えるタイプ。
衝撃にも強く折れにくいため、常にポールを使いたい人に向いています。

「折りたたみタイプ」は携行性に優れ、岩場や鎖場のある山にも適している

ザックに収納したトレッキングポール
撮影:筆者(折りたたみタイプを専用スタッフサックに入れ30Lザックに収めたところ)
  • メリットは、ザック内に収納できるコンパクト性
  • デメリットは、ポールの長さを調節できないモデルもある
  • 岩場や鎖場などがある、難易度の高い登山に適している

「折りたたみタイプ」は軽量で、ザックに収納できるのが最大のメリット。
岩稜帯など滑落の危険が高い場所では、ポールをザック内に収納することで、障害物への引っ掛かりを防ぎ、予期せぬ事故を防げます。

なお、折りたたみタイプには、1本100g台の超軽量ポールがあります。しかし強度が低いため、長時間使わない、過度に体重を掛けないなど、扱いには注意が必要。
そのような超軽量ポールは、トレイルランニングやULハイクなど、軽装備のアクティビティに向いています。

③シャフトの素材|安価で丈夫な「アルミ」、軽くて疲れにくい「カーボン」

アルミとカーボンの比較
撮影・作成:YAMA HACK編集)

続いては、意外と大事なポールの素材です。

伸縮式も折りたたみ式も、主な素材は「アルミ(ジュラルミン)」または「カーボン」が使われています。
一般的に「カーボン」を使ったポールのほうが高価です。しかし「アルミ」の性能や耐久性が、カーボンに劣っているわけではありません。
それぞれの強みと弱みを理解し、自分が求める条件に見合うものを探しましょう。

アルミカーボン
軽さ
価格
錆び×
強度曲がりやすい折れやすい

「アルミ」は、コストパフォーマンス重視の人におすすめ

  • 高い耐久性をもち、折れにくい
  • カーボンより安価
  • 素材が硬く、地面からの衝撃が伝わりやすい

アルミは耐久性も高く、手の届きやすい価格で初心者にもおすすめです。
一方で地面からの衝撃が伝わりやすいため、「アンチショック」を装備して疲労を軽減するモデルもあります。

「カーボン」は、軽さ重視の人におすすめ

  • アルミより軽い
  • しなやかで、地面からの衝撃を吸収する
  • 局部的に強い衝撃を受けると、折れてしまう

アルミより値は張るものの、軽量で持ち運びやすいのがメリット。
また素材自体が衝撃を吸収するため、手や腕にかかる負担をやわらげて疲労の軽減に貢献します。
一方で、局部的に強い衝撃を受けると折れるリスクもあるため、扱いには注意が必要です。

ポールが折れた状態
撮影:筆者(折れたカーボン素材のトレッキングポール)

なお、強度や重量は素材だけでは判断できず、製品によって異なるため参考程度に留めておいてください。

④ロック機能|操作のしやすさをチェック

トレッキングポールのロック機能の比較
提供:モンベル(左:レバータイプ 中:スクリュータイプ 右:ピンロックタイプ

ポールの長さを固定するロック機能にも違いがあります。

代表的なのは、「レバーロック」 「 スクリューロック」「ピンロック」の3種類。
近年主流となりつつあるのはレバーロックで、初心者や力が弱い人にも扱いやすいのが特長です。

軽さ重視のモデルだと、スクリューやピンロックが採用されているポールも多くあります。

レバーロックタイプ

レバーを倒すだけでロックできる、操作が簡単なタイプ。厚めのグローブをしていても開閉しやすく、煩わしさがありません。初心者でも扱いやすく、近年では主流となっています。また、凍っても動かせるため雪山にも適しています。

スクリューロックタイプ(ツイストロックタイプ)

シャフトをまわしながら、固定強度を調節してロックをかけていくタイプ。昔からある構造で、比較的安価で購入できるポールに採用されています。
ただし連結部を締めるときの力加減が難しく、慣れが必要です。

ピンロックタイプ(ラチェットロックタイプ)

ピンをシャフトの穴に引っ掛けてロックを掛けるタイプ。イメージとしては、折りたたみ傘に使われているロック構造に似ており、操作もシンプルで簡単。
ただしポールの長さが固定、もしくは調節範囲が狭い場合もあるので、製品をみる際に確認してみてください。

⑤アンチショック(AS)|あると足の疲れを軽減する

トレッキングポールのアンチショック機能

撮影:筆者

アンチショック(AS)とは、ポールを突いたとき地面からの衝撃をやわらげる、クッションのような機能です。腕や手首にかかる負担を抑えられ、疲労の軽減にもつながります。
とくにアルミ製のポールは、硬さがある分まともに衝撃を受けるため、アンチショックの有無を確認しておくといいでしょう。
カーボン製のポールは、素材自体がしなやかで衝撃を吸収するため、アンチショックの必要性は低いといえます。

⑥アンダーグリップ|長さ調節の手間が省ける

トレッキングポールのアンダーグリップ機能

撮影:筆者(赤枠部分がアンダーグリップ)

アンダーグリップとは、グリップ(手で握る場所)の下にラバーなどを貼ることで、ポールを短く持てるようにした機能です。

トレッキングポールの使い方
出典:イラストAC、いらすとや(作成:YAMA HACK編集部)

登山では、登りはポールをやや短めに、下りではやや長めに持ちます。しかし縦走路などアップダウンを繰り返す山で、小まめに長さを調整するのは手間がかかり、体力消耗にもつながります。
しかしアンダーグリップがあればポールを短く握れるため、長さを調節する機会をぐんと減らせるのです。

アンダーグリップが付いていない状態(シャフトそのもの)でも握ることはできますが、滑りやすく危険なため適切な使い方ではありません。

⑦ポールの長さ|身長に合う「サイズ」を知る

ポールは、身長に合ったサイズ選びが重要です。I型T型それぞれの選び方を紹介します。

I型タイプの場合

トレッキングポールの正しい持ち方
撮影:筆者

I型タイプはグリップを横から握ります。
グリップを握った状態で平地を突いたとき、肘が直角に曲がるくらいがちょうどいいサイズです。

なおこのサイズは、下記のような計算式で求めることもできます。

身長に合わせたサイズ計算例(I型の場合)

肘が直角に曲がるくらいのサイズは、身長(cm)×0.63で計算できます。

例えば、
身長170cmの場合は、170×0.63=約107cm
身長160cmの場合は、160×0.63=約101cm

計算結果の+-5cmをカバーするサイズを基準に選びましょう。
また体形には個人差があるので、実際にショップ等で試してみるのがおすすめ。

また登りの場合、ポールの先端は高い位置を突くため、ポールを短く持ちます。逆に下りでは低い位置に突くため長く持ちます。
したがって、上記で算出した数字より+-5cmぐらいサイズを調整できるモデル、もしくは短く持てるアンダーグリップ付きのポールを選ぶと良いでしょう。

T型タイプの場合

T型はグリップを上から掴んで体を支えるので、I型より短くなります。身長の半分ぐらいが最適なサイズです。そのためT型のポールは最大でも長さ90~100cm前後のモデルが多く、大半がワンサイズとなっています。

トレッキングポールおすすめ人気ランキング

長年の実績があり、信頼性の高いメーカーより、おすすめトレッキングポールを厳選。
さらに、より選びやすくするためランキング形式で紹介。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの各ECサイトの売れ筋を参考に、独自に順位付けしました。
I型かT型、伸縮、折りたたみの収納タイプ別に紹介します。

登山向け「I型」おすすめ人気ランキング

推進力を得やすく、起伏のある山道で使うのにピッタリなI型モデルを紹介します。

■I型・伸縮タイプおすすめ10モデル

1位

シナノ FAST-115A/S

サイズ (使用サイズ)95~115cm
(収納サイズ)62cm
素材 アルミニウム
ロック方法 レバーロック
重量 約250g(1本)
A/S(アンチショック)機構
アンダーグリップ

アンチショック搭載で腕の負荷を軽減

FAST A/Sシリーズは、グリップ内部にアンチショックを内蔵したモデル。ポールの重心が手元に寄り、振り子のように振られることなく快適な歩行をサポートします。
グリップも日本人の手の大きさにあわせて設計されており、下山時も握りやすいよう卵型の形状を採用。レバーロックでサイズ調整も簡単で、登り始めから下山までポールを使いたい人におすすめです。

おすすめポイント

  • ●ポールの重心が手元に寄り快適
  • ●グリップは日本人の手の大きさにあわせて設計
  • ●下山時も握りやすいよう卵型の形状
2位

シナノ ロングトレイル115

サイズ (使用サイズ)90〜115cm
(収納サイズ)55cm
素材 アルミニウム
ロック方法 レバーロック
重量 約240g(1本)
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ

初心者に最適なベーシックモデル

創業100年以上の歴史を持つ国産ポールメーカー、シナノを代表するベーシックモデル
同社の中でも控えめな価格設定で、はじめてポールを買う人にもおすすめです。

シャフトは超軽量で、耐久性が高いアルミ合金を採用。操作が簡単なレバーロックを装備するなど、初心者にも扱いやすいポールとなっています。

おすすめポイント

  • ●国産ポールメーカー、シナノを代表するベーシックモデル
  • ●シャフトの材質には超軽量で耐久性が高いアルミ合金を採用
  • ●コストパフォーマンスの高いモデル
3位

LEKI マカルーライト

サイズ 67~135cm
素材 アルミニウム
ロック方法 レバーロック
重量 約500g(ペア)
A/S(アンチショック)機構
アンダーグリップ

レキを代表するトレッキングポール

世界的なポール専門メーカー、レキの代表するモデル「マカルーライト」。グリップは上からも横からも握りやすいレキ独自の形状で、長時間の歩行もしっかりサポートします。レバーロックを採用し、長さの調節も簡単でスピーディー。軽量性重視の人におすすめです。

世界的なポール専門メーカー、レキの代表するモデル「マカルーライト」。グリップは上からも横からも握りやすいレキ独自の形状で、長時間の歩行もしっかりサポートします。
レバーロックを採用し、長さの調節も簡単でスピーディー。初心者にも扱いやすいモデルです。

おすすめポイント

  • ●グリップは上からも横からも握りやすいレキ独自の形状
  • ●レバーロックを採用し、長さの調節も簡単でスピーディー
  • ●軽量性重視の人におすすめ
4位

ブラックダイヤモンド トレイル

サイズ (使用サイズ)100~140cm
(収納サイズ)64cm
素材 アルミニウム合金
ロック方法 レバーロック
重量 486g(ペア)
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ

シンプルで扱いやすいスタンダードモデル

口コミ・レビュー

初めてのトレッキングポールなので、他製品と比較はできませんが、使用すると疲労感が全く違うことに驚いています。
一度使うと手放せません。

出典: 楽天市場

質の高い登山品を展開する登山用品メーカー、ブラックダイヤモンドの定番モデル。登山での使いやすさにこだわり、軽量ながらも必要十分な機能を備えています。
パウダーバスケット(スノーバスケット)を付けることで4シーズン対応に。同ブランドの中で最もリーズナブルな価格設定となっています。

おすすめポイント

  • ●軽量ながらも必要十分な機能
  • ●パウダーバスケット(スノーバスケット)を付けることで4シーズン対応
  • ●ブラックダイヤモンドの定番モデル
5位

レキ ジャーニーライト

サイズ 66~135cm
素材 アルミニウム
ロック方法 レバーロック
重量 約510g(ペア)
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ ×

ハイコストパフォーマンスモデル

口コミ・レビュー

とても使い易いです。軽くてもしっかりした商品でした。

出典: 楽天市場

使いやすさを追求しながらも、コストパフォーマンスを高めたモデルです。グリップ上部に丸みを持たせ、下りの際にも握りやすい形状になっています。
搭載されたレバーロックは、緩め過ぎても外れないよう工夫されており、スピーディーな長さ調節が可能に。アンチショックは装備されていません。

おすすめポイント

  • ●グリップ上部に丸みを持たせ、下りの際にも握りやすい形状
  • ●スピーディーな長さ調節が可能
  • ●アンチショック装備
6位

シナノ LT ONE

サイズ (使用サイズ)95〜125cm
(収納サイズ)60cm
素材 アルミニウム合金
ロック方法 スクリューロック
重量 220g(1本)
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ ×

伸縮機能のみのシンプル設計

伸縮機能のみというシンプルな設計のため、ハイキングや低山へのトレッキングに最適なベーシックモデル
アルミ合金製でありながら、1本およそ220gと軽量です。スクリューロックでシャフトの長さを固定します。

おすすめポイント

  • ●縮機能のみというシンプルな設計
  • ●ハイキングや低山へのトレッキングに最適
  • ●1本およそ220gと軽量
7位

マジックマウンテン ペアーライトアルファ

サイズ 59~125cm
素材 ジュラルミン♯6061/6061/7001
ロック方法 ツイストロック
重量 230g(ラバープロテクター付き片方)
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ

滑りやすい地面でも安定する石突き

滑りやすい地形で安定性を高める、ロングシュピッツェ石突きを搭載したポール
登りや下りで、一時的に長さを変えたいときに便利なアンダーグリップ付き。雪山で便利なラージスノーリングを使用可能です。

おすすめポイント

  • ●アンダーグリップ付き
  • ●安定するロングシュピッツェ石突き
  • ●雪山で便利なラージスノーリング使用可能
8位

マジックマウンテン クワトロショートSLSⅡ

サイズ 52~120cm
素材 アルミニウム
ロック方法 ツイストロック
重量 260g
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ ×

ロックをゆるませない、SLSスマートロック&リリース搭載

収納サイズ52cmのコンパクトに収納可能な4段式のトレッキングポール
歩行中、不意にロックがゆるんでシャフトが縮んでしまうアクシデントを防ぐ、SLSスマートロック&リリース機能を搭載しています。求めやすい1本売りです。

おすすめポイント

  • ●コンパクトに収納
  • ●不意に緩まないSLSスマートロック&リリース機能
  • ●求めやすい1本売り
9位

シナノ FAST-130 カーボンW

サイズ 105~130cm
素材 超軽量アルミ+カーボン
ロック方法 レバーロック
重量 約213g(1本)
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ

日本人の手に馴染みやすいグリップ形状を採用

重心が手元に近いので、歩行時に振りやすく疲れにくいポール。上からもつかみやすいグリップは日本人の手に馴染みやすいのが特長で、グリップの下にはアンダーグリップが搭載されています。カーボンなので軽量なのもメリットです。

おすすめポイント

  • ●振りやすく疲れにくいポール
  • ●上からもつかみやすいグリップ
  • ●カーボン使用で軽量
10位

ブラックダイヤモンド パーシュート

サイズ (使用サイズ)S/M=100~125cm、M/L=100~140cm
(収納サイズ)S/M=57.8cm、M/L=63cm
素材 アルミニウム合金
ロック方法 レバーロック
重量 S/M=474g
M/L=508g
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ

コルク素材のグリップを採用したプレミアムモデル

満を持して登場した、ブラックダイヤモンドのプレミアムモデル「パーシュート」。グリップには濡れても滑りにくいコルク素材を採用し、握り心地のいいデザインで快適な歩行をサポートします。
シャフトには「トレイル」と同じ航空機グレードのアルミ合金を採用。レバーロックは少ない力で開閉可能で、長さの調節もスムーズに行えます。

おすすめポイント

  • ●ブラックダイヤモンドのプレミアムモデル
  • ●グリップには濡れても滑りにくいコルク素材
  • ●シャフトには航空機グレードのアルミ合金

■I型・折りたたみタイプおすすめ6モデル

1位

シナノ フォールダーTWIST110

サイズ (使用サイズ)95~110cm
(収納サイズ)36cm
素材 カーボン
ロック方法 レバーロック
重量 約214g(1本)
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ

軽くコンパクトながら安心の強度

多層構造のカーボンシートを採用したシャフトにより、本格的なトレッキングにも耐えうる抜群の強度が特徴のモデルです。
折りたたみタイプの利点である軽量コンパクトを損なわず、25Lのザックや飛行機内持込のスーツケースにもすっぽり収まるサイズ。ワンタッチ組み立てなど操作性も高くなっています。

おすすめポイント

  • ●多層構造のカーボンシートを採用し抜群の強度
  • ●スーツケースにもすっぽり収まる軽量コンパクト
  • ●ワンタッチ組み立て
2位

ブラックダイヤモンド ディスタンスFLZ

サイズ (使用サイズ)
95=95~110cm
110=110~125cm
125=125~140cm
(収納サイズ)
95=34cm
110=37cm
120=41cm
素材 アルミニウム
ロック方法 レバーロック、ピンロック
重量 95=390g
110=420g
120=450g
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ ×

長さの調整ができるアルミ製ポール

口コミ・レビュー

良い
交通機関で山に行くこともあるのでコンパクトにたためてザックに収納出来るのが良い。強度軽さも問題なし。付属のパウダーバスケットも小さいながら雪に埋もれずとても良い。
難あるとすればバスケットが外しづらく、付け辛い。

出典: 楽天市場

折りたたみタイプでは珍しい、全段アルミ製のシャフトを採用したモデル。15~20cmの長さ調整が可能で、レバーロックで固定します。
グリップには、通気性と吸湿性に優れたEVA素材を採用。汗をかいても滑りにくく、握りやすさを向上させます。

また専用バスケットを交換するだけで、スノートレッキングにも使えます。

おすすめポイント

  • ●15~20cmの長さ調整可能
  • ●シャフトは全段アルミ製
  • ●専用バスケットを交換しスノートレッキングにも使用可能
3位

ブラックダイヤモンド ディスタンスZ

サイズ (使用サイズ)
100=100cm
110=110cm
120=120cm
130=130cm
(収納サイズ)
100=33cm
110=37cm
120=40cm
130=44cm
素材 アルミニウム
ロック方法 -
重量 100=316g
110=330g
120=344g
130=358g
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ -

シンプルな折りたたみ型

サイズが固定されたアルミ製のモデルです。シャフトの長さ調整、ロックする機構もなく構造もシンプルで、ペアで316g(100cmモデルの場合)とかなり軽量。
100・110・120・130の4サイズ展開です。

口コミ・レビュー

シンプルで作りに無駄がなく、すごく軽い!長さが調整できないので心配でしたが、サイズもジャストでした。アルミ製なので強度も大丈夫そう。買ってよかったです。

出典: 楽天市場

ポールの長さが固定されたアルミ製のモデル。ペアで316g(100cmモデルの場合)と軽量で、トレイルランナーやファストハイクに最適です。
グリップには、通気性と吸湿性に優れたEVA素材を採用し、握りやすさを向上させています。
100・110・120・130の4サイズ展開。

おすすめポイント

  • ●ポールの長さが固定で、100・110・120・130の4サイズ展開
  • ●EVA素材のグリップ
  • ●ペアで316gと軽量で、トレイルランナーやファストハイクに最適
4位

レキ マカルー FX カーボン

サイズ (使用サイズ)110~130cm
(収納サイズ)40cm
素材 カーボン
ロック方法 レバーロック
重量 約508g(ペア)
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ

軽量なフルカーボン仕様

シャフトすべてにカーボンを使用することで、軽量化・スイングバランスを図ったモデルです。
登りと下りで、持ち方を変えられるアンダーグリップを備え、アップダウンの多い登山にも最適。レバーロックで長さの操作も簡単です。

おすすめポイント

  • ●シャフトにすべてカーボンを使用した軽量モデル
  • ●レバーロックで長さ調節も簡単
  • ●状況に応じて持ち手を変えられるアンダーグリップを搭載
5位

ブラックダイヤモンド パーシュートFLZ

サイズ (使用サイズ)
S/M=110~125cm
M/L=125~140cm
(収納サイズ)
S/M=36.8cm
M/L=42.6cm
素材 アルミニウム
ロック方法 レバーロック
重量 S/M=500g
M/L=532g
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ

プレミアムモデル「パーシュート」の折りたたみ版

口コミ・レビュー

最新モデルだけあってよく考えられている製品だと思います。
デメリットはポール先端に取り付けるゴム製石突が非常に外れやすいこと。
絶対紛失させてしまいます。もう少しキツめにはまる仕様でも良いと思うのですが。

出典: 楽天市場

伸縮タイプでも紹介した「パーシュート」の折りたたみバージョンです。グリップには濡れても滑りにくいコルク素材を採用し、握り心地のいいデザインで快適な歩行をサポートします。
シャフトには航空機グレードのアルミ合金を採用し、強度と軽さを両立。レバーロックは少ない力で開閉可能で、長さの調節もスムーズに行えます。

おすすめポイント

  • ●グリップには濡れても滑りにくいコルク素材
  • ●握り心地のいいデザインで快適な歩行をサポート
  • ●シャフトには航空機グレードのアルミ合金、強度と軽さを両立
6位

レキ マカルー FX TA

サイズ 110~130cm
(収納サイズ)40cm
素材 アルミニウム
ロック方法 レバーロック
重量 約596g(ペア)
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ

マカルー FX カーボン ASにアルミを採用したモデル

口コミ・レビュー

大変に気に入りました。丈夫でコンパクトになるので、これなら飛行機でも山に行けますね!

出典: 楽天市場

4位にランクインした「マカルー FX カーボン」の操作性・機能はそのままに、アルミ素材を使用することで強度・耐久性を高めたモデルです。

おすすめポイント

  • ●アルミ素材を採用し価格を抑える一方で、耐久性を高めた
  • ●レバーロックで長さ調節も簡単
  • ●状況に応じて持ち手を変えられるアンダーグリップ付き

ハイキング向け「T型」おすすめ人気ランキング

杖のように体を支えて、歩行バランスをサポートするT型モデルを紹介します。起伏が少なく、整備された遊歩道を歩くハイキングにおすすめです。

第1位

マジックマウンテン クランプTグリップ MP113T

サイズ (使用サイズ)61~120cm
(収納サイズ)-
素材 ジュラルミン6061/6061/7001
ロック方法 レバーロック
重量 295g
A/S(アンチショック)機構
アンダーグリップ

3段階伸縮で、アンダーグリップ付き

補助グリップ付きで、ポール操作のしやすいモデル。アンチショックを搭載し、地面からの衝撃をやわらげて手首にかかる負担を軽減します。
レバーロックタイプで、長さの固定も容易です。

おすすめポイント

  • ●補助グリップ付きで、登りと下りで持ち手を変えられる
  • ●アンチショック搭載
  • ●レバーロック
第2位

シナノ 4C-R

サイズ (使用サイズ)86~98cm
(収納サイズ)40cm
素材 アルミニウム
ロック方法 ラチェットロック
重量 約220g
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ ×

収納サイズは40cmとコンパクト

3段階の伸縮で、登りと下りで持ち方を変えられる2Wayグリップを採用しています。
収納サイズは40cmと、持ち運びしやすいコンパクトさも魅力です

おすすめポイント

  • ●2WAYグリップで、登りと下りで持ち手を変えられる
  • ●持ち運びしやすい収納サイズ40cm
  • ●1本およそ220g
第3位

シナノ 3YS-HSS 2W

サイズ (使用サイズ)66~90cm
(収納サイズ)47cm
素材 アルミニウム
ロック方法 スクリューロック
重量 約235g
A/S(アンチショック)機構
アンダーグリップ ×

2WAYグリップでアンチショック搭載

4段階伸縮で、登りと下りで持ち方を変えられる2WAYグリップを採用。アンチショック搭載で、歩行時にかかる手首への負担を軽減します。

おすすめポイント

  • ●2WAYグリップで、登りと下りで持ち手を変えられる
  • ●アンチショック搭載
  • ●1本約268g
第4位

レキ ワンダーフロント マカルー

サイズ (使用サイズ)63~120㎝
(収納サイズ)-
素材 アルミニウム
ロック方法 レバーロック
重量 約268g
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ ×

人間工学に基づいた握りやすいグリップ

上から握ったときでも安定して使えるよう、人間工学に基づいて設計されたグリップを採用。軽く握っているだけで、しっかり手の平の中でフィットする形状をしています。
レバーロックで長さの固定も容易です。

おすすめポイント

  • ●上から握るだけで安定するエルゴムドグリップを採用
  • ●1本およそ約235g
  • ●レバーロック
第5位

マジックマウンテン ベーシックTグリップ SLS MP402SL

サイズ (使用サイズ)50〜95cm
(収納サイズ)-
素材 ジュラルミン♯6061/6061/7001
ロック方法 -
重量 255g
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ ×

ロックのゆるみを解消する独自機能を搭載

歩行中にロックがゆるんでしまうのを防ぐ、独自のSLSスマートロック&リリースを搭載したモデル。

3段階伸縮で、プラスティック製のグリップを搭載。
アンダーグリップが付き、登りと下りで持ち手を変えられます。

おすすめポイント

  • ●歩行中のロックのゆるみを防ぐ独自機構を採用
  • ●1本約255g
  • ●3段階伸縮

登山ブランドで人気の「モンベル」のトレッキングポールも要チェック

モンベルのトレッキングポール
撮影:YAMA HACK編集部

登山ブランドで有名なモンベル。ポールは店舗または公式オンラインストアでのみしか販売されていないため、前述したランキングには入っていません。

モンベルのポールは、使う環境や用途に応じたラインナップが豊富で、1本から購入できるのもメリット。
とりあえず予備で備えておきたい人や、2本使いで片方が故障してしまった場合も交換・買い替えなどが柔軟に対応できます。

登山向け「I型」モデル

推進力を得やすく、起伏のある山道での歩行をサポートするI型モデルを紹介します。

■I型・伸縮タイプ12モデル

モンベル アルパインポール

サイズ (使用サイズ)105~130cm
(収納サイズ)60cm
素材 (シャフト)アルミニウム合金
(グリップ)EVA
(ストラップ)ナイロン
ロック方法 スクリューロック
重量 210g(1本)
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ ×

最初の1本にちょうどいいスタンダードモデル

軽量性と歩行性に優れたバランスが取れたスタンダードモデルです。下段シャフトは伸ばすだけで自動ロックされます。
軽い力で調節できるスクリューロックを搭載し、スピーディーな組み立てと収納が可能です。

おすすめポイント

  • ●軽量性と歩行性に優れたバランスが取れたスタンダードモデル
  • ●下段シャフトは伸ばすだけで自動ロック
  • ●スクリューロックを搭載でスピーディーな組み立てと収納が可能

モンベル アルパイン カーボンポール

サイズ (使用サイズ)105~130cm
(収納サイズ)59cm
素材 カーボン
ロック方法 スクリューロック
重量 177g
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ ×

軽量と強度のバランスに優れたモデル

軽い力で素早く確実にロックできるツイストロックシステムを採用。各段で強度を最適化し、驚異的な軽さと、強度を両立したポールです。

おすすめポイント

  • ●各段で強度を最適化
  • ●軽さと強度を両立
  • ●軽い力で素早く確実にロック

■I型・折りたたみタイプ4モデル

モンベル U.L.フォールディングポール 100

サイズ (使用サイズ)90~100cm
(収納サイズ)32cm
素材 (シャフト)アルミニウム合金
(グリップ)EVA
(ストラップ)ナイロン
ロック方法 ピンロック
重量 139g(1本)
A/S(アンチショック)機構 ×
アンダーグリップ

超軽量コンパクトでデイパックにも収まる

軽量とコンパクト性に主眼を置き、小さなデイパックなどにも収納可能なモデル。サイズ固定ですが、グリップが長めに設計されており、握る位置を調整できるのもポイントです。
軽量コンパクト収納を実現するため、強度は低くなっています。したがって長時間常時使用するのではなく、歩行サポートが必要な場面のみ使用し、過度に体重を掛けないなど注意が必要です。

 

軽量とコンパクト性に主眼を置き、小さなデイパックなどにも収納可能なモデル。サイズ固定ですが、グリップが長めに設計されており、握る位置を調整できるのもポイントです。
軽量コンパクト収納を実現するため、強度は低くなっています。したがって長時間常時使用するのではなく、歩行サポートが必要な場面のみ使用し、過度に体重を掛けないなど注意が必要です。

おすすめポイント

  • ●軽量コンパクト性にすぐれ、小さなデイパックなどにも収納可能なモデル
  • ●固定サイズ。グリップが長めなので、握る位置でサイズ調整できる
  • ●強度が低いので、必要なときに使う一時使用におすすめ

ハイキング向け「T型」モデル

体重をかけやすく、杖のように体を支えて歩行時のバランスをサポートするT型モデルを紹介します。
起伏が少なく、整備された遊歩道を歩くハイキングにおすすめです。

モンベル Tグリップ アンチショック

サイズ (使用サイズ)80~100cm
(収納サイズ)54cm
素材 アルミニウム合金
ロック方法 スクリューロック
重量 223g
A/S(アンチショック)機構
アンダーグリップ ×

アンチショックを搭載し、腕や肩への負担を軽減

アルミ構造で、アンチショックを内蔵したモデルです。エラストマー製のグリップは、無理なく握れるよう工夫された構造になっています。またグリップの素材自体が保水しないため、低温下での凍結も防ぎます。

アルミ構造でアンチショックを内蔵したモデルです。エラストマー製のグリップは、無理なく握れるよう工夫された構造になっています。またグリップの素材自体が保水しないため、低温下での凍結も防ぎます。

おすすめポイント

  • ●無理なく握れるよう工夫されたエラストマー製のグリップ
  • ●低温下で凍結しない保水しないグリップ
  • ●耐久性が高いアルミ構造

モンベル 2-Wayグリップ アンチショック

サイズ (使用サイズ)80~120cm
(収納サイズ)59cm
素材 アルミニウム合金
ロック方法 スクリューロック
重量 250g
A/S(アンチショック)機構
アンダーグリップ ×

I・T型が一緒になったハイブリッドモデル

T型グリップの下にI型グリップを配置したハイブリッドモデル。推進力が必要な登りは伸ばしてI型。体を支える必要がある下りは、縮めてT型という使い方も可能です。
またアンチショックを内蔵し、ポールを突いた時に生じる地面からの衝撃を和らげ、腕や肩にかかる負担を軽減します。

T型グリップの下にI型グリップを配置したハイブリッドモデル。推進力が必要な登りは伸ばしてI型。体を支える必要がある下りは、縮めてT型という使い方も可能です。
またアンチショックを内蔵し、ポールを突いた時に生じる地面からの衝撃を和らげ、腕や肩にかかる負担を軽減します。

おすすめポイント

  • ●T型とI型グリップのいいとこどり
  • ●推進力が必要な登りは伸ばしてI型
  • ●体を支える必要がある下りは縮めてT型

トレッキングポールに関するよくある質問

ここからはトレッキングポールに関する、よくある質問と解決法を紹介します。

【Q】トレッキングポールの手入れはどうすればいい?

トレッキングポールの手入れ
撮影:筆者

ポールを山で使うと水分や砂などが付き、そのままにしておくと素材が劣化してしまいます。ポールをきれいに保ち、正しく保管することで長く使うことができます。

  1. シャフトごと分解……伸縮式はすべてのシャフトを抜き取る。折りたたみ式はロックを解除しシャフトを伸ばす
  2. 汚れがひどい場合は水洗い……気になる汚れがあれば水洗い
  3. 乾いたタオルで拭き取る……乾いたタオルで水分が残らないようにふきあげる
  4. よく乾燥させる……分解した状態で、風通しがいい日陰におき、よく乾燥させる

乾燥後は、元の状態に戻しておきましょう。

【Q】保管時の注意点は?

トレッキングポールのロック機能

撮影:筆者

レバータイプの場合、パーツにかかる負担を軽減するため、開放したままにせず緩めに締めておきます。
また、シャフトの錆防止に油や潤滑剤を塗るのはNG。滑りやすくなると、シャフトが固定できなくなってしまいます。

よく乾燥させた後、風通しの良い場所で保管します。

【Q】ゲレンデスキー用ストック・ポールを、登山で使ってはダメ?

トレッキングポールとスキー用ストックの比較
出典:PIXTA (左:トレッキングポール 右:ゲレンデスキー用ストック)

ゲレンデスキー用ストック・ポールは、トレッキングポールとよく似ていますが、以下のような理由で、登山で使用するのはおすすめできません。

  • 畳んで収納することができないので、持ち運びしにくく、岩場などで邪魔になり危険
  • 先端(石突き)が鋭利な上、歩行時用の先ゴムが無いので、登山道や植生を痛める

登山にはトレッキングポールを使用するようにしましょう。

【Q】トレッキングポールの正しい使い方は?

トレッキングポールで登る人
出典:PIXTA

ポールの使い方は、コツさえ覚えてしまえば簡単です。
ポイントは、「グリップの持ち方」と「突くことを意識しすぎない」こと。この2点をしっかり押さえておけば、体力をセーブできて楽に山登りが楽しめます。
詳しくは下記記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

トレッキングポール以外の登山アクセサリーもチェック

トレッキングポール以外にも、山歩きをサポートしてくれるアイテムがあります。
いずれも必須ではないものの、快適性や疲労軽減に一役買ってくれるため、ぜひチェックしてみてくださいね。

ピッタリのトレッキングポールで楽しい登山を

トレッキングポールを山で使っているところ

撮影:筆者

登山する場合、トレッキングポールは絶対に必要ではありませんが、あればとっても便利なアイテムです。ただし、自分に合ったものを正しく選ぶことが重要。合っていないと、逆に邪魔なものになってしまうかもしれません。

本記事で紹介した選び方のポイント、おすすめモデルを参考に、ピッタリのトレッキングポールを選んで、登山を楽しみましょう。

トレッキングポールに関するおすすめの記事はこちら

▼基本的なトレッキングポールの使い方はこちら。

▼山岳ガイドに聞いた!トレッキングポールはこんな人に「あると便利」

▼トレッキングポールの正しいメンテナンスと使用法をプロに直撃取材しました。