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登山用ブラの選び方のポイントとおすすめモデル15選|快適性を高める重要アイテム!

登山用ブラの選び方のポイントとおすすめモデル15選|快適性を高める重要アイテム!

体にもっとも近いところに身につけるインナーウェアであるブラ。登山中の快適性に大きく影響する重要なアイテムです。

しかしなかなか話題に上がらないことも事実。選び方のポイントもわかりにくいかもしれません。

「一見どれも同じに見えるけど何が違うの?」「私の登山スタイルにぴったりなブラってどれ?」そんな疑問をスッキリ解決する登山用ブラの選び方のポイントと、おすすめモデルをご紹介します

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目次

アイキャッチ画像撮影:まつだしなこ

普通のブラとどこが違う?登山に適したブラってどんなもの?

登山中に休憩する女性
出典:PIXTA

登山時に着用するブラ、普段使いのブラと同じものを使っていませんか?実は登山の快適性をアップするために特別な機能を備えているブラがあるんです!

では、「登山に適したブラ」には、どのような特徴があるのでしょうか?

①乾きやすさ|冷えから体を守る

登山用ブラの特徴①吸汗速乾性
撮影:まつだしなこ(モンベル「ジオライン メッシュ ソフトブラ」)

まず1つめの特徴は、汗をかいてもすぐに吸汗し、しかも乾きやすい「吸汗速乾性」に優れていることです。
ブラは体の中心で肌に直接触れている時間が長いアイテム。いくら吸汗速乾機能が高いTシャツを着ていても、汗で濡れたままのブラを着用しつづけると体が冷え低体温症につながります。そのため登山時に着用するブラは、吸汗速乾性が高いことが重要になります。

一方普段使いのブラは吸水性の高い綿素材のものが多く、一度汗を吸収すると簡単には乾きません。

②動きやすさ|動きに追従するフィット感

登山用ブラの特徴②ストレッチ性
撮影:まつだしなこ(モンベル「ジオライン メッシュ ソフトブラ」)

普段使いのブラはバストをキレイに見せる機能に優れている一方で、激しい運動時に着用することはあまり想定されていません。そのため、体をダイナミックに動かしているとズレてくることもあります。

登山のときは、全体的にストレッチ性の高い生地で作られていて、動いても体にしっかり密着するブラが理想です。肩や背中をダイナミックに動かしてもズレる心配がなく、バストの揺れも抑えてくれるものがよいでしょう。

③快適性|ザックと干渉しないデザイン

登山用ブラの特徴③ザックと干渉しないデザイン
撮影:まつだしなこ(モンベル「ジオライン メッシュ ソフトブラ」)

普段使いのブラのままザックを背負うと、肩のストラップがザックと干渉し違和感を感じることがあります。登山用のブラは、肩紐の幅が広めにとられ、ショルダーハーネスの重みでブラのストラップが肩に食い込んでいく感覚が軽減されるものがよいでしょう。縫い目の位置が肩の真上にこないものや、フラットになるように工夫されているタイプもあります。

登山用のブラは、背中にホックがないか、フロントホックタイプのモデルが多いです
撮影:まつだしなこ(モンベル「ジオライン メッシュ ソフトブラ/ジオラインメッシュ フロントホック コンフォート ソフトブラ」)

また普段使いのブラだと、背中のホックがザックを背負った拍子に外れてしまうことも。登山時は背中のホックがないタイプか、フロントホックタイプがベター。行動中にホックが外れてしまうアクシデントを防止します。

④防臭機能|汗のニオイの発生を抑える

ブラは肌に直接触れているものなので、長時間着用しているとニオイが気になります。
縦走時には、インナーを毎日取り替えられない場合もありますね。防臭抗菌機能を備えたタイプであれば、数日間連続で着用してもニオイが発生しにくくなります。

ブラ選び、注目してほしい5つのポイント

登山に適したブラは、登山ウェアのブランドからだけではなく、スポーツアパレルブランドからもさまざまなタイプが販売されています。自分にぴったりな登山用ブラを選ぶために、注目してほしい5つのポイントをご紹介します。

素材の違い|化学繊維か天然繊維か

まずは生地の素材に注目してみましょう。素材は大きく分けて、化学繊維(ポリエステル/ナイロンなど)100%のタイプと、天然繊維であるメリノウールを使用したタイプがあります。

素材の違いによる特徴比較
作成:まつだしなこ

化繊素材は素早く乾くので、汗を大量にかくようなシーンに向いています

メリノウールを使用したタイプは速乾性の面でやや劣りますが、冷えを感じにくいので1年を通して快適に着用することができます。抗菌防臭効果にも優れているので頻繁に着替えられない縦走時にもおすすめです。

通気性|カップやパッドの通気性も重要

メッシュ生地は通気性が高い
撮影:まつだしなこ(モンベル「ジオライン メッシュ スポーツブラ」)

通気性も重要なポイント。通気性が高いメッシュタイプが主流です。

カップやバッド部分にもしっかり通気性があるかも確認しましょう。

動きやすさ|ストレッチ性やフィット感

モンベルのジオライン メッシュ スポーツブラの背面
撮影:まつだしなこ(モンベル「ジオライン メッシュ スポーツブラ」)

全体にしっかり伸縮性のある素材を使っているかがポイント。
アンダーのゴム部分に薄くて柔らかいゴムが使われており、締め付け感が少ないものを選びましょう。

鎖場や岩場など上半身でダイナミックな動きをとることが多い場合、肩甲骨に肩紐がかからないタイプだとより動きやすいです。

ホールド力|運動量によって使い分けたい

モンベルのジオライン メッシュ スポーツブラとジオライン メッシュ ソフトブラ
撮影:まつだしなこ(モンベル「ジオライン メッシュ スポーツブラ/ジオライン メッシュ ソフトブラ」)

デザインによって、バストのホールド力にも違いがでます。メーカーによってホールド力が2段階や3段階に分かれていることもあるため、運動強度や好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

たとえばモンベルの場合、カップがしっかり付いているタイプ(画像手前)はホールド力が高く、ハードな動きが多いときにバストの揺れを防いでくれます。薄手のパッド入りのタイプ(画像後方)はソフトなホールド力なのでリラックスした付け心地。長時間つけっぱなしでも疲れません。

ハードな動きが少ないハイキングやゆっくり歩く縦走登山なら、締め付け感のない優しいホールド力のブラがおすすめ。反対に激しく動くトレイルランニングやスピードハイクなら、ホールド力が高めのモデルが向いています。

形状|ホックの有無やブラトップタイプ

形状の違いにも着目してみましょう。ホックの位置の違いや、ブラトップタイプなどさまざまなタイプがあります。

ホックの有無

モンベルのジオラインメッシュ フロントホック コンフォート  ソフトブラ
撮影:まつだしなこ(モンベル「ジオライン メッシュ フロントホック コンフォート ソフトブラ」)

ホックが全くないタイプと、フロントホックタイプの2つが登山用ブラの主流です。

ホックがないタイプはフロントホックタイプに比べて、体へのフィット感やバストのホールド力が高いタイプが多いです。

一方、フロントホックタイプはソフトな付け心地が魅力です。ホックを外せば、山小屋やテント内などでTシャツを着用したままでもバスト全体を拭きやすいというメリットもあります。

着脱がとても楽なこともポイント。たとえば下山後、汗で体が湿った状態でもスムーズにブラを外すことができます。

ブラトップタイプ

ブラトップタイプもある
撮影:まつだしなこ(モンベル「ジオライン L.W.フィット タンクトップ ウィズブラ」)

ブラとキャミソールやタンクトップが一体化したブラトップタイプもあります。ブラの上からドライ系インナーを重ねて着る方も多いでしょう。ブラトップタイプであれば重ね着の必要がないので、レイヤリングがシンプルになります。着用枚数を減らしたい方におすすめのアイテムです。冬用にはロングスリーブタイプもあります。

おすすめの登山用ブラ15選

アウトドアブランドやスポーツウェアを発売しているアパレルブランドから、形状別におすすめのアイテムをピックアップしました。

ブラタイプ10モデル

  • 化繊素材

モンベル ジオライン メッシュ スポーツブラ

素材ジオライン®メッシュ(ポリエステル78%、ポリウレタン22%)
サイズS-AB、S-CD、S-EF、M-AB、M-CD、M-EF、L-AB、L-CD、L-EF、XL-AB、XL-CD、XL-EF
カラー4色
重量47g

独自開発の極細繊維である「ジオライン®」を使用。
速乾性、通気性、保温性の全てにおいて優れた機能を発揮する、バランスのよいブラ。
しっかりバストをホールドするカップつきで、激しい運動でもバストの揺れを防ぎます。

  • 化繊素材

モンベル ジオライン メッシュ ソフトブラ

素材ジオライン®メッシュ(ポリエステル78%、ポリウレタン22%)
サイズS-AB、S-CD、S-EF、M-AB、M-CD、M-EF、L-AB、L-CD、L-EF、XL-AB、XL-CD、XL-EF
カラー4色
重量50g

同じく「ジオラインメッシュ」生地のブラの、パッド入りタイプ。柔らかく通気性のよいパッドが縫い込まれています。
大きめのパッドなので、バスト全体を締め付けることなく優しく包み込んでくれます。

  • 化繊素材
  • フロントホック

モンベル ジオライン メッシュ フロントホック ソフトブラ

素材ジオライン®メッシュ(ポリエステル78%、ポリウレタン22%)
サイズS-AB、S-CD、S-EF、M-AB、M-CD、M-EF、L-AB、L-CD、L-EF、XL-AB、XL-CD、XL-EF
カラー3色
重量53g

同じく「ジオライン®メッシュ」生地のフロントホックタイプのブラ。
フロントホックタイプのブラはホールド力がやや弱いことが懸念点でしたが、こちらのブラはフロントホックを縦に配置することでしっかりバストを固定。バストの揺れを防ぎます。
通気性のよいパッド入りタイプです。

  • メリノウール

モンベル スーパーメリノウール L.W.ソフトブラ

素材スーパーメリノウール(ウール83%、ポリエステル13%、ナイロン3%、ポリウレタン1%)
サイズS-AB、S-CD、S-EF、M-AB、M-CD、M-EF、L-AB、L-CD、L-EF、XL-AB、XL-CD、XL-EF
カラー2色
重量54g

汗をかいても冷えにくく、暖かさが持続するスーパーメリノウールを使用したブラ。
天然素材なので肌触りも滑らかで、ほどよいフィット感なので長時間着用していても不快感を感じにくいです。
防臭機能に優れていることも特徴です。

  • 化繊素材

ファイントラック ドライレイヤーベーシックフィットブラ

素材本体:ポリエステル94%、ポリウレタン6%
内側前面部:ポリエステル100%
サイズS、M、L、XL
カラー2色
重量36g

汗抜けがよくドライ感が続く、独自開発の三層構造ブラカップがポイント。カップ自体が保水しないため、汗をかいてもひんやりとせず、快適な状態が長続きします。適度な保温力もあり、一年を通じて使い勝手のよいブラ。
耐久撥水性や抗菌防臭性の高さも魅力です。

  • 化繊素材
  • 冷涼感

ファイントラック ドライレイヤークールフィットブラ

素材ナイロン88%、ポリウレタン12%
サイズS、M、L
カラー2色
重量42g

汗かきさんや真夏の登山時におすすめな冷涼感のあるタイプ。ナイロンが含まれているので肌触りが滑らかです。しかも極薄メッシュ生地なので、着心地の軽さも特徴。
ブラカップは締め付けないのに揺れにくい、左右一体型になっています。

  • 化繊素材

ワコール CW-X スポーツゆれケアブラ

素材ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
サイズS、M、L、LL
カラー10色
重量

しっかりバストをホールドしてくれる”揺れ”防止機能が人気のアイテム。自然なまるみの成形カップが内臓されているので、バストラインが綺麗にでます。
汗をかいてもベタつきにくい吸汗速乾素材を使用。
カラーバリエーションが多いのも魅力的です。

  • 化繊素材

C3fit エアーベントスポーツブラ

素材身生地:ナイロン84%、ポリウレタン16%
ゴム:ポリエステル70%、ポリウレタン30%
サイズMAB・MCD・LAB・LCD
カラー3色
重量

全面メッシュ仕様で、通気性と速乾性は抜群。
体にしっかりフィットする立体構造で、バストをしっかりホールドします。上下運動が激しいアクティビティ時にもおすすめです。

  • 化繊素材

C3fit ハイブリッドメッシュブラ

素材前身頃:ポリエステル82%、ポリウレタン18%
後身頃:ナイロン76%、ポリウレタン24%
ゴム部分:ポリエステル70%、ポリウレタン30%
サイズSAB、SCD、MAB、MCD、LAB、LCD、LEF、MEF
カラー3色
重量

カップにこだわって作られたブラ。
肌のドライ感を長持ちさせるため、カップ部分には水分を外側に逃しやすいシートを採用しています。
また独自開発のカップ形状がバストをしっかり支えて、揺れを軽減。
サイズ展開が豊富なことも魅力で、バストにぴったりフィットするブラを見つけたい人におすすめです。

  • メリノウール

アイスブレーカー メリノ 125 クールライト スプライト レーサーバック ブラ

素材本体:再生繊維 56%(リヨセル) ウール 40%(メリノウール) ポリウレタン 4%
裏地:再生繊維 56%(リヨセル) ウール 40%(メリノウール) ポリウレタン 4%
サイズXS、S、M
カラー4色
重量

天然素材のメリノウールと、さらりとした風合いがあるリヨセルを組み合わせたジャージー生地で、肌触り抜群。
ストレッチ性がある生地が体にフィットし、バストを優しくホールドします。自然な着心地重視の方におすすめ。
パッドは取り外し可能です。

ブラトップタイプ5モデル

  • 化繊素材

モンベル ジオライン L.W.フィット タンクトップ ウィズブラ

素材ジオライン®(ポリエステル93%、ポリウレタン7%)
サイズS、M、L、XL
カラー2色
重量

優れた速乾性や吸水拡散性をもつジオライン®にポリウレタンを含めることで、全体的に高いストレッチ性をもたせたタンクトップタイプ。
体にフィットするシルエットながらも、締め付け感はなく長時間着用しても疲れない心地よさです。
保温力もあるので、体温を逃しません。

  • 化繊素材

ファイントラック ドライレイヤーベーシックブラタンクトップ

素材ポリエステル100%
サイズS、M、L、XL
カラー2色
重量52g

上半身全体の汗冷えやベタつきを軽減するタンクトップタイプ。
伸縮性の高い柔らかなメッシュ生地なので、フィット感はありつつも締め付けを感じないストレスフリーなつけ心地。
汗抜けのよい独自開発の三層構造ブラカップで、バスト全体の冷えを予防します。

  • 化繊素材
  • 冷涼感

ファイントラック ドライレイヤークールブラタンクトップ

素材ナイロン88%、ポリウレタン12%
サイズS、M、L
カラー2色
重量69g

発汗量の多いシーンにおすすめの、極薄メッシュ素材でつくられた冷涼感のあるタンクトップタイプ。
抗菌防臭効果もあるので、長時間着用していても快適です。
ブラカップは締め付けないのに揺れにくい、左右一体型になっています。

  • 化繊素材
  • 保温

ファイントラック ドライレイヤーウォームブラトップロングスリーブ

素材本体:ポリエステル 90%、ポリウレタン 7%、複合繊維(ポリエステル) 3%
ブラ部分:ナイロン 88%、ポリウレタン 12%
サイズS、M、L
カラー1色
重量105g

秋山や冬山登山に適したロングスリーブタイプの肌着とブラカップが一体化したモデル。ドライレイヤー®ベーシックの約1.5倍の保温力があります。
ロングスリーブで上半身全体にフィットしますが、動きやすさを追求した立体構造なので大きな動きにもしっかり追従します。

  • 化繊素材

ミレー ドライナミック メッシュ ブラ

素材ドライナミック メッシュ ポリプレピレン66%、ナイロン28%、ポリウレタン6%
サイズS、M
カラー2色
重量106g

厚みのあるメッシュ生地が特徴的。立体的な凹凸構造が、汗によって生地が肌にはりつくことを防ぎます。また、通気性のよい穴あきのパッドは、必要に応じて取り外して交換できる点もポイント。
程よいバストのホールド感なので、長時間着用していても快適です。

登山用ブラで登山の快適度が劇的にアップ!

登山を楽しむ女性
出典:PIXTA

登山に適した機能を備えたブラを着用すると、劇的に登山が快適になります!

快適性だけではなく、安全面でも汗冷えを防ぐ機能のあるアンダーウェアを着用するのは大切なことですね。

普段使いのブラほどサイズが細分化されていないので、購入する前にお店で試着してみることをおすすめします。体にフィットしたブラを着用して、思いきりアクティブな登山を楽しみましょう!

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