帰宅後、いつものケア方法と比べてみた

温泉に入る前に目立つ汚れを落としたあとは、帰宅してから改めて登山靴をメンテナンス。
今回は、同じ山行で使用した左右の登山靴を使い、片方は「3-Way ブーツメンテナンス ブラシ」、もう片方は筆者の普段どおりのケア方法で、それぞれどこまできれいになるのかを比べてみます。

まず、「3-Way ブーツメンテナンス ブラシ」を使う方の靴は、付着した土やホコリをブラシで落としていきます。
もう片方は普段どおり、アウトソール部分を靴用のタワシでゴシゴシ。アッパーのピッグスキンレザーやメッシュ部分は、濡らした雑巾で汚れを拭き取ります。
汚れ落ちは大きな差なし。でも、ゴシゴシするならいつもの方法

それぞれメンテナンスしたあとの靴を並べてみると、見た目の汚れ落ちに大きな差はありませんでした。
どちらも、山行で付いた土やホコリをある程度落とすことができ、ぱっと見では十分きれいです。
ただ、細かな部分までしっかり汚れを落とすという点では、普段使っているタワシや雑巾のほうが力を入れやすく、ゴシゴシと洗いやすい印象。
特にアウトソール周辺など、しっかり付着した土を落としたい場合は、いつもの方法に軍配が上がりそうです。
汚れ落ちだけではわからない、このブラシの魅力
比較してみてわかったのは、「汚れを落とす力」だけでこのアイテムを評価するのは少し違うということです。
しっかり水を使って洗う場合や、アウトソールについた土をゴシゴシ落としたい場合は、専用のタワシのほうが使いやすいこともあります。
一方で、「3-Way ブーツメンテナンス ブラシ」には、通常の方法とは違った便利さがありました。
繊細な素材を、なるべく濡らさずケアできる

普段の方法では、ソールを洗ったり濡れ雑巾で拭いたりするため、アッパーのレザーやメッシュ部分まで湿ってしまうことがあります。
もちろん、登山靴の汚れを落とすためには必要な作業ですが、「できるだけ水に濡らさずにケアしたい」と感じる素材もあります。
今回使ったブラシなら、まず乾いた状態で表面の土やホコリを落とすことが可能。特にレザーやスエードなど、より慎重に扱いたい靴には、いきなり濡らして洗う前のひと手間として活躍しそうです。
汚れを徹底的に落とすための道具というより、素材や汚れの状態に合わせて、必要なケアをサッと行うための道具だと感じました。
むしろ「携帯用」としての便利さが際立った

そして、実際に山へ持って行ってみて特に便利だと感じたのが、そのコンパクトさでした。
今回のように、下山後に温泉へ立ち寄るときはもちろん、公共交通機関や車に乗る前などにも活躍します。
登山口で登山靴についた土や泥を落とすのは、駅や車内を汚さないためだけではありません。土に付着した植物の種子などが別の場所へ運ばれるのを防ぎ、貴重な生態系を守るためにも大切な登山者のマナーです。
willow
電車の中で自分の靴だけ泥だらけなの、いたたまれないですよね(笑)。サッと払えるだけで、気持ち的にもだいぶ違うかも……。
とはいえ、大きな靴用ブラシをわざわざザックに入れて持ち歩くのは少し面倒。
その点、「3-Way ブーツメンテナンス ブラシ」なら手のひらサイズ。ザックの隅に入れておけば、気になったときにサッと取り出せます。
自宅でじっくり靴を洗うための道具というより、下山後の“ちょっと気になる汚れ”をその場でケアする道具。
そう考えると、このコンパクトさこそが最大の強みなのかもしれません。
靴のお手入れを、もっと気軽に

コンパクトで持ち歩きやすく、下山後に温泉や公共交通機関を利用する前など、その場でサッと汚れを落としたいときに便利でした。登山靴についた土や泥をその場で落とすという、登山者のマナーを実践しやすいのもポイントです。
ブラシ・クレープブラシ・消しゴムの3つの機能が1つにまとまっているので、道具をいくつも用意する必要がなく、気負わずお手入れできるのも「3-Way ブーツメンテナンス ブラシ」の魅力。
大がかりなお手入れにはいつもの道具、ちょっとした汚れのケアには「3-Way ブーツメンテナンス ブラシ」。そんなふうに使い分けると、このアイテムのよさを生かせそうです。
モンベル 3-Way ブーツメンテナンス ブラシ
| 素材 | 本体:ポリスチレン ブラシ:ポリプロピレン クレープブラシ:熱可塑性エラストマー 消しゴム:主素材PVC |
|---|---|
| 重量 | 73g |
| サイズ | 8×8×2.5cm |
