アイキャッチ画像撮影・加工:はらぺこworks
大山の下山後は、その土地ならではの味覚をとことん味わう!

標高1,252m。丹沢山塊の東にあり、地域の方々から愛されている大山。古くから山岳信仰の対象とされ、江戸時代には「大山詣り」が一大ブームになりました。
今回はこま参道から登り、大山山頂を周遊するコース。登りに要する時間はそう長くはありませんが、獲得標高は1,200mを越えるためそれなりの体力は必要です。下りは木段が整備され、途中で鎖場などもありますが、難しいところはほぼありません。
そんな大山下山後の「いただきます!」に、ぜひおすすめしたいのが「地もの御馳走処GEN」。店名にある通りこの地域ならではの食材を楽しめる本格居酒屋で、素材本来の魅力を大切にした数々の料理を味わえます。歴史ある大山を登った後で、その地域の味覚を堪能する……。そんなゲザン道はいかがでしょうか。
山岳信仰の歴史を踏みしめてたどり着く、その土地ならではの味覚への道

コース概要
大山ケーブルバス停~大山寺~大山阿夫利神社~大山~見晴台~阿夫利神社駅
▼参考コースタイム:約4時間(休憩を除く)
▼合計距離:約6.9km
▼累積標高(上り):約1,250m
▼累積標高(下り):約872m
▼主な山頂:大山1,252m
※コースタイムや累積標高などは、ヤマタイムを参考にしています。
※歩く時の注意点:山頂まではひたすら登りが続きます。ペースを上げ過ぎるとバテやすくなるので、少しゆったりとしたペースで歩くことをおすすめします。下りのルートは登山道が整備されていて歩きやすいですが、一部で鎖場などもあります。全体を通して難しいところはほぼありませんが、季節や天候によってぬかるみや凍結などもありますので、その時の状況にあわせた装備を心がけてください。
こま参道を抜けて、まずは中腹の大山阿夫利神社を目指す

バス停近くには、チップ式の公衆トイレや観光案内所などがあります。また、靴を洗う場所もあるので、下山後にはここで汚れを落としてから帰ることができます。

レトロな雰囲気のこま参道。古くから親しまれている大山こまを販売するお店や、大山名物の豆腐料理を出す宿坊などが建ち並びます。

こま参道を抜けた先にある、男坂と女坂への分岐。今回は大山寺のある、女坂コースを選択します。なお、この分岐の手前にはケーブルカーの駅との分岐があります。

女坂に入ってすぐに出会ったニホンジカ。この日は、5~6頭の群れでのんびりと過ごしている姿が見られました。

女坂の中腹に建つ、大山寺に到着。かつては、現在の大山阿夫利神社下社に建っていましたが、明治時代の廃仏毀釈の影響を受けて取り壊しとなり、その後現在の場所に再び建立されました。

大山寺では崖下の輪を目掛けて天下ぼしの土器を投げる、「かわらけ投げ」を体験できます。厄除け、開運の御利益があるとされ、投げた土器が輪の中をくぐると幸運がもたらせると言われています。ちなみに、この日投げたかわらけは、なんと輪の中をくぐり抜けました。

男坂と女坂の分岐から1時間ほど歩くと、茶屋が建ち並ぶエリアへ。大山では有名な「ルーメソ」ののぼりは、ここで見られますよ。

茶屋のあるエリアから石段を上がると、大山阿夫利神社下社へ。登山客だけではなく、多くの観光客も訪れ、境内には抹茶ティラミスで有名な茶寮もあります。

大山山頂への登山口は、本殿左の道を行った先にあります。

頂上登山口の鳥居をくぐり、山頂へと向かいます。
大山阿夫利神社の頂上本社が建つ山頂へ

登り始めからしばらくは、ごつごつとした岩や石が転がる登山道が続きます。

江戸時代には茶屋が置かれていたという富士見台。ここから山頂までは、コースタイムでは50分程度です。

別名雨降山とも呼ばれる大山ですが、天気のいい日は雄大な富士山を富士見台から眺めることができます。

山頂手前にある鳥居。この先には、大山阿夫利神社の頂上本社のある山頂が広がります。

おでんやとん汁が食べられる山頂茶屋。登山道を歩いていると、この茶屋に荷物を運ぶ歩荷さんに出会うことも。

山頂にある大山阿夫利神社の頂上本社。神職の方がいる場合は、こちらで御朱印を頒布しています。

大山山頂にはテーブルやベンチが数多くあり、景色を眺めながら山ごはんを楽しむ人で賑わいます。

山頂の裏手方面からは、丹沢の山々とその奥にそびえる富士山の姿を見ることができます。


下山は見晴台方面へ。登りとは異なり、歩きやすい木段の道が続きます。

広々とした見晴台。背後には、先ほどまでいた大山の姿を眺めることができます。

見晴台からは、比較的平坦な道が続きます。途中、道が狭いところもありますが、基本的にはよく整備されています。

見晴台から歩いた先にある鳥居。ここから5~10分ほど歩けば、ケーブルカーの阿夫利神社駅にたどり着きます。

男坂と女坂の合流地点。今回はケーブルカーで下山します。もし、歩き足りない方は登りとは反対に、ここから男坂へと下るのもおすすめです。
