
令和7年8月より、室堂平でツキノワグマの目撃情報が相次いでいることを受け、環境省、林野庁、富山県、立山町の4者が協議した結果、立山登山線の一部の歩道が一時閉鎖されることになりました。
閉鎖されるのは、立山登山線における通称、母恋坂及び代替歩道。
これらのエリアは、8月の目撃記録からツキノワグマの活動圏内にあると判断されています。ハイマツやミヤマハンノキなどの樹木が茂り、視界が悪い場所もあるため、クマの行動を把握するのが難しく、利用者の安全確保が困難なため、閉鎖が決定されました。
閉鎖期間は9月6日(土)から、室堂平でクマの目撃情報や痕跡が10日間連続で確認されなくなるまでとされています。利用再開については、状況に応じて判断されるため、今後の情報にご注意ください。
閉鎖区間、また今後の情報は、各機関のホームページをご確認ください。