本体&ガス缶を携えて雪山でフィールドテスト!

撮影:筆者
雪山でも問題なく使えるCBタフは、「−5℃の環境下でも火力不足やドロップダウンに悩まされることなく安心してご使用いただけます」とのこと。はたして本当に低温化でも使えるのか。実際に雪山に登って確かめてきました。

撮影:筆者
テストした山の標高は1,537m。残雪期ということもあり夕方でも氷点下にならず、気温は雪山にしては暖かい3℃でした。この条件下で、トライトレイルと満タン(新品)のCBタフを使い、とりあえずお茶を沸かしてみることにします。

撮影:筆者
結果は、使用上まったく不具合は生じず、OD缶と同等の火力でお茶を沸かすことができました(沸かしたお茶の量と沸騰するまでの時間は記録するのを忘れてしまいました……)。
そしてその夜、雪を溶かす水作りにも、トライトレイルとCBタフを使用。約6Lの水を作るのに40分以上使い続けたものの、火力の低下は一切見られず、一定の火力を保ったまま、ゴトクの先端が熱せられすぎて真っ赤になるほどの連続使用にも耐えることを確認しました。
雪のない山で沸騰時間を計測

撮影:筆者
雪山で失念した水の量と沸騰時間をチェックするために、日を改めて別の山でも同様のテストを行ってきました。

撮影:筆者
登った山の標高は1,632m、気温は27℃という条件で、500mlの水を火にかけます。

撮影:筆者
最大火力でクッカーを熱し続けると、ボーっとする暇もなくフタがカタカタ鳴り出して、隙間から湯気が立ち上りました。

撮影:筆者
気になる沸騰時間は、1分54秒27。驚くほど早くはないですが、気になるほど遅くもなく、使用上ストレスはないといった感じです。
OD缶に対応するバーナーの上位互換、とは言えなそう……
一年中、どんな環境でも問題なく使えるトライトレイルとCBタフの組み合わせ。ランニングコストを抑えられることを考えると、初めのうちは、これからはOD缶に対応するバーナーではなく、トライトレイル&CBタフの一強時代が到来するのでは? と思うこともありました。
ただ、使用回数を重ねるうちに弱みも見えてくるわけで、トライトレイル&CBタフのセットが最強! とはなかなか言えなそう……。

撮影:筆者
まず気になったのは、トライトレイルの収納サイズ。OD缶対応の直結型バーナーと比べると、やっぱり大きいです。普段持っている浅型クッカーに収めることができず、なんだかんだで、かさ張るなと感じています。

撮影:筆者
それと、テストするまで気づかなかったのが、水平を保つのが難しいという弱点。トライトレイルは取り付けたCB缶がゴトクを支える足として機能するため、接地面積が広いんです。
接地面積が広いということは、それだけ地面の凹凸の影響を受けやすいということでもあり、写真のようなゴツゴツした地面では、水平に置ける場所を探すのが結構面倒。これはちょっと、う〜んと感じてしまうウィークポイントでした。
ランニングコストか、それ以上の使い勝手か、どちらを選ぶかはユーザー次第

撮影:筆者
ガスバーナーを使う上で、ランニングコストを1円でも安くしたい!という方にとって、トライトレイル&CBタフの組み合わせは、とても魅力的に映るでしょう。
でも、バーナー本体がかさ張ったり、凹凸のある地面では少々置きづらさを感じたり、細かなストレスがあるのも事実。
バーナー本体をクッカーにしまってスマートに持ち運びたい、どんなにゴツゴツする地面でもストレスを感じずに使いたい、そんなニーズには、まだまだ従来のOD缶対応のバーナーがおすすめといえそうです。
そして、どちらを選ぶかはユーザー次第。 十分悩んで納得できるバーナーをチョイスしましょう!
SOTO レギュレーターストーブ トライトレイル(ST-350)
| サイズ(使用時・本体のみ) | 幅138×奥行156×高さ111mm |
|---|---|
| サイズ(収納時) | 幅112×奥行47×高さ113mm |
| 重量 | 約135g |
| 発熱量 | 2.9kW(2,500Kcal/h) |
SOTO CBタフ125(ST-711)
| 重量 | 約220g |
|---|---|
| 容量 | 125g |
| サイズ | 直径65×高さ120mm(キャップ含む) |
| 成分 | 液化プロパン、液化イソブタン、液化ノルマルブタン |
| 使用時間(ボンベ1本あたり) | 約1.0時間 ※トライトレイル(ST-350)使用時 |
SOTO CBタフ220(ST-712)
| 重量 | 約334g |
|---|---|
| 容量 | 220g |
| サイズ | 直径65×高さ186mm(キャップ含む) |
| 成分 | 液化プロパン、液化イソブタン、液化ノルマルブタン |
| 使用時間(ボンベ1本あたり) | 約1.3時間 ※トライトレイル(ST-350)使用時 |
