絶賛された映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界』が完全版に!
今年3月に開催された「TBSドキュメンタリー映画祭2022」において、クローズド作品として上映され絶賛された『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界』。
そこに9分間の新規カットを追加、そして、本編ナレーションを岡田准一が担当した作品が《完全版》として、11月25日(金)より全国の劇場で順次公開されます。
クライマー・山野井泰史
山野井泰史(やまのい やすし、1965年4月21日生まれ)
2021年、登山界のアカデミー賞、登山界最高の栄誉とも称される「ピオレドール生涯功労賞」を受賞した世界的クライマー。《単独・無酸素・未踏ルート》で数々の巨壁への登頂に成功。
2002年、妻・妙子氏とヒマラヤ「ギャチュン・カン」北壁登頂後、嵐と雪崩に見舞われ、手足10本の指を凍傷で失う重症を負いながらも生還した壮絶なクライミングは、沢木耕太郎の著作「凍」で描かれました。
その後も熊に襲われ重傷を負うなど、アクシデントに見舞われながらも、パートナーの妙子氏とともに数々のクライミングに挑戦し続けています。
映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』とは
完全版として公開される本作は、山野井氏の登山家の魂にカメラが迫った“極限の挑戦”の記録です。
山野井氏の“垂直の世界”にカメラが密着
起点は1996年のマカルー西壁。ヒマラヤ最後の課題といわれる難壁にアルパインスタイル(※)・ソロで挑む、究極の挑戦への密着取材から始まり、前述のヒマラヤ「ギャチュン・カン」北壁のサバイバル、2008年の奥多摩山中でトレーニング中に熊に襲われ重傷を負った事故、そして、その後も挑戦し続ける“垂直の世界”にカメラが密着しました。
※アルパインスタイル
大規模なチームで登山する「極地法」とは違い、前もって設営したキャンプや、酸素ボンベ、固定ロープなどに頼らずクライマーの自身の力を最重要視した登山スタイル。
メガホンはジャーナリスト武石浩明氏
本作品の監督は武石浩明氏。自身もヒマラヤ登山経験のあるジャーナリストで、山野井氏とも25年来の交流。長期に渡り取材し、今回のキャッチコピーでもある《極限の人》山野井氏の実像に迫ります。
ナレーションを岡田准一氏が担当
映画『エヴェレスト神々の山嶺』にも主演した俳優の岡田准一氏が完全版のナレーションを担当。語りには、極限へ挑むクライマーへの敬意と共感が感じられます。
11月25日(金)より角川シネマ有楽町ほかで全国順次公開!!
作品概要
語り:岡田准一
監督:武石浩明
撮影:沓澤安明 小嶌基史 土肥治朗
編集:金野雅也
MA:深澤慎也
音楽:津崎栄作
企画・エグゼクティブプロデューサー:大久保竜
チーフプロデューサー:松原由昌
プロデューサー:津村有紀
TBS DOCS事務局:富岡裕一
協力プロデューサー:石山成人 塩沢葉子
製作:TBSテレビ
配給:KADOKAWA
宣伝:KICCORIT
2022年/日本/109分/5.1ch/16:9
©TBSテレビ
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