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コーヒードリッパー集合写真

徹底検証!登山に持っていくべき最強の相棒「コーヒードリッパー」はどれだ?

最近、青空の下でハンドドリップコーヒーを淹れる人も増えてきているそう。そんな時代だからこそ、多種類のアウトドア用のコーヒードリッパーをお店で見るようになりました。 今回、その中でも山コーヒーを楽しみたいと思っている皆様に向けて、山に持っていきやすい【コンパクト化】可能なコーヒードリッパーを選出し、「山での使いやすさ」を徹底検証!ぜひ、自分好みのドリッパーを見つけてみてください。

目次

選ぶならどれ?相棒に最適な「登山向けコーヒードリッパー」を徹底検証!

コーヒードリッパー集合写真

撮影:筆者

最近、青空の下でハンドドリップコーヒーを淹れる人も増えてきているそう。そんな時代だからこそ、多種類のアウトドア用のコーヒードリッパーをお店で見るようになりました。

今回、その中でも”山コーヒーを楽しみたい”と思っている皆様に向けて、山に持っていきやすい【コンパクト化】可能なドリッパーを選出し、「山での使いやすさを徹底検証したいと思います!

検証のポイントは以下5点。

①サイズ感
②重量
③安定感
④組立収納のしやすさ
⑤掃除のしやすさ

検証したのはなんと10種類!ひたすらコーヒーを淹れ続けた結果の先に見えてきたものは、どれも使い勝手が異なること。
この検証調査が、皆様の登山用コーヒードリッパー選びの参考になってもらえれば幸いです。

今回検証する登山用コーヒードリッパー10種類

コンパクト&軽量化を重視しこの10種類を選定!
まずはファーストインプレッションから。
コーヒードリッパーNo.ふり

撮影:筆者
メーカー商品名参考価格(税込)
ユニフレームコーヒーバネットcute¥2,200
ミニュークテトラドリップ(PP)¥1,000
シートゥーサミットX-ブリュー¥2,420
モンベルo.dコンパクトドリッパー2¥1,980
ベルモントOUTDOORドリッパー¥1,650
ゼブランV60 フラットドリッパー¥1,650
キッカーランドコラプシブルコーヒードリッパー¥1,520
キャプテンスタッグフォールディングネットコーヒードリッパー¥1,980
カリタかんたんドリップ¥418
ダイソー折り畳みコーヒードリッパー¥110
すぐに検証結果が見たい!という人はここをクリック!

①ユニフレーム コーヒーバネットcute

ユニフレームドリッパー

撮影:筆者

金属加工が有名な新潟県燕三条に本社があるユニフレーム(UNIFLAME)。登山用品からキャンプ用品まで幅広く取り扱っている、アウトドア総合メーカーです。

ユニフレームバネット折りたたみ

撮影:筆者

シンプルなバネット型は組立、収納が楽な商品。
持った感じはとても軽く登山に向いていそうですが、安定感が気になるところ。

②ミニューク テトラドリップ(PP/SST)

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Minimal Unique Equipment(=直訳:最小限の唯一な機器)の意味する、MUNIEQ(ミニューク)は、必要最低限のデザインのシンプルでコンパクトな商品を作るアウトドアメーカー。
このテトラドリップは、ポリプロピレン(PP)とステンレス(SST)仕様がありますが、PPの方がSSTより11g軽量化され、全体重量は12gと非常に軽量。今回はPPで検証します。

テトラドリップ収納時

撮影:筆者

3枚の特殊な形の板を組み合わせ立体的に組み立てる方式でものすごくシンプル。収納時はカード状になりザックの中でかさばらない仕様はとても魅力的でした。
ただ、組立や収納のコツが必要そう…。

③シートゥーサミット X-ブリュー

シートゥーサミットX-ブリュー

撮影:筆者

「海から山頂まで」使える幅広いギアを揃えるオーストラリア発祥のメーカーとして、登山ユーザーもお世話になることが多いシートゥーサミット(Sea to sumit)。

X-ブリュー収納時

撮影:筆者

アコーディオン式に折り畳めるドリッパー。メッシュが付いていて、紙フィルターが不要。環境に配慮している商品です。
また、メッシュを取ればペーパーフィルターで淹れることができるとか。
紙フィルターを使わないことでエコに思えますが、掃除のしやすさなどは検証が必要そうです。

④モンベル o.dコンパクトドリッパー2

mont-bello.dコンパクトドリッパー2

撮影:筆者

国内登山メーカーとして人気の高いモンベル(mont-bell)。ドリッパーにに箸、または拾ってきた枝を2箇所に刺して固定する組立方式。
素材は、約60マイクロメートルの目を持つマイクロ・メッシュ地で、洗って繰り返し使える紙フィルターがいらない商品。

o.dコンパクトドリッパー2収納時

撮影:筆者

ものすごく小さく畳んで収納することができ、手に持つと驚くほど軽い!
こちらの商品も掃除のしやすさなどが気になるポイント。

⑤ベルモント OUTDOORドリッパー

ベルモント OUTDOORドリッパー

撮影:筆者

新潟県燕三条でフィッシングとキャンプのギアを製造しているメーカー、ベルモント(belmont)。
今回紹介するのは、ポリプロピレン素材の組立式のドリッパー。組み立てると作りはしっかりして安定感が抜群。また取手が付いているので扱いやすそう。

OUTDOORドリッパー収納時

撮影:筆者

ただし、組立に少しコツが必要そう…。

⑥ゼブラン V60 フラットドリッパー

ゼブラン V60 フラットドリッパー

撮影:筆者

国産コーヒー器具メーカー「HARIO」からは、屋外用コーヒー器具ブランドの「Zebrang(ゼブラン)」。コーヒー愛好家がこぞって使っていたHARIOのV60ドリッパーを折りたたみ式にした商品。
ドリッパー部分はシリコンゴム、ホルダーはポリプロピレンで作られていて、ドリッパー部分はクルッと丸めてポケットに入るサイズ。

V60 フラットドリッパー収納時

撮影:筆者

簡単に組み立てられ、安定感もよく見た目以上に軽く感じました。

⑦キッカーランド コラプシブルコーヒードリッパー

キッカーランド コラプシブルコーヒードリッパー

撮影:筆者

ニューヨーク発祥のメーカー、キッカーランド。世界各国のデザイナー作品を商品化しています。インテリアショップやミュージアムショップを中心に販売し、見た目がとてもおしゃれな製品が多いのが魅力のメーカー。
今回のコラプシブルコーヒードリッパーも、登山用品専門メーカーではありませんが、折り畳み式で薄くなるためエントリー。

キッカーランド コラプシブルコーヒードリッパー収納時

撮影:筆者

ワンタッチで立ち上がる仕様の簡単なドリッパー。畳むのも同様に上から押せばすぐにぺたんこに。
カップに接する部分は円形で、とても安定感が良さそうです。ただ、重さが気になるところ。

⑧キャプテンスタッグ フォールディングネットコーヒードリッパー

キャプテンスタッグ フォールディングネットコーヒードリッパー

撮影:筆者

新潟県燕三条に本社があるアウトドア総合用品メーカーのキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)。その歴史は長く、このブランドが生まれたのは1976年!老舗ながらも現在のアウトドアスタイルに合わせた商品を作り続けている信頼のおけるメーカーです。

キャプテンスタッグ フォールディングネットコーヒードリッパー

撮影:筆者
素材はステンレス製で非常に軽く、簡単に組み立てられる特徴のコーヒードリッパー。軽いため安定感が気になるところですが、収納時はとてもコンパクトになる商品です。

⑨カリタ かんたんドリップ

カリタかんたんドリップ

撮影:筆者

コーヒー機器総合メーカーとして有名な国産メーカーカリタ(Kalita)。台座もフィルターも全て紙でできているため、ものすごく軽い!同じように紙でできているドリップパックとは違い、自分の好きな粉を入れることができるため、紙製品なが好きなコーヒーが楽しめるのが魅力的。
カリタかんたんドリップ収納時

撮影:筆者

ただ、紙のため不安定感が心配なところです。

⑩ダイソー  折り畳みコーヒードリッパー

ダイソードリッパー

撮影:筆者

100円均一で有名なダイソー。アウトドアグッズも幅広く展開し、アウトドア用品導入における金額的ハードルを下げてくれている、ありがたいショップ。

ダイソードリッパー収納時

撮影:筆者

バネット式の折りたたみコーヒードリッパーは、組立・収納が非常に簡単で、とても軽く使い勝手は良さそう。①のユニフレームと同じような形ですが、スプリングの段数が少なく、強度はユニフレームのものより柔らかく感じました。また、こちらには専用ケースが無いので注意が必要です。

この柔らかさによる安定感が気になるところ。

まずは…山に持って行くのに重要な【サイズ・重さ】

では早速検証してきたいと思います。まずは登山アイテムでは欠かせない、ドリッパーのサイズ・重さをチェック!
今回は各ドリッパーの中で一番小さいサイズで検証していますが、商品によってサイズ(〇人用など)が同じではないため、一概に重さ・サイズだけでの比較は難しいですが…結果がこちら。
重さイメージ写真

撮影:筆者
メーカー/商品名重さ(収納袋付き)収納サイズ
ユニフレーム/コーヒーバネットcute45.8 g(55.7g)W13.5×H11.0×D1.0cm
ミニューク/テトラドリップ(PP)11.1gW10.5×H16.8×D0.5cm
シートゥーサミット/X-ブリュー89.3gφ11.0×D2.0
モンベル/o.dコンパクトドリッパー23.7g(7g)W7.0×H11.0×D0.5
ベルモント/OUTDOORドリッパー47.1g(95.7g)W16.0×H15.5×D1.0
ゼブラン/V60 フラットドリッパー66.4gW10.0×H13.5×D3.0
キッカーランド/コラプシブルコーヒードリッパー98.1gφ14.0×D2.0
キャプテンスタッグ/フォールディングネットコーヒードリッパー48.1gW16.0×H12.0×D1.0
カリタ/かんたんドリップ2.1gW12.7×H8.6×D紙2枚分程度
ダイソー/折り畳みコーヒードリッパー43.5gW12.0×H11.2×D1.0
(※今回は各ドリッパーの中で一番小さいサイズで検証しています)

紙だけでできている使い捨ての【カリタ/かんたんドリップ】の次に、紙とほぼ同じ重さの【モンベル/o.dコンパクトドリッパー2】がとっても軽く、驚きました。
しかし、「山に持っていく=軽いのが良い」と思いがちですが、使い勝手はまた別の話。ここからは様々な観点から各ドリッパーについて検証してみます。

使い勝手の検証開始!

スペックや見た目から感じ取れた商品の外観を紹介しましたが、ここからは実際に使ってみてこの5段階評価で検証してみたいと思います。

安定感     ★★★★★
掃除のしやすさ   ★★★★★
組み立てのしやすさ ★★★★★
持ち運び(収納)のしやすさ ★★★★★
※この5段階評価はあくまでも個人的感想です

①ユニフレーム コーヒーバネットcute

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撮影:筆者

スペック:45.8 g(55.7g)/ W13.5×H11.0×D1.0cm

安定感     ★★★☆☆
掃除のしやすさ   ★★★★★
組み立てのしやすさ ★★★★★
持ち運び(収納)のしやすさ ★★★★☆

この商品はなんと言っても組み立てのしやすさが抜群。外枠に引っ掛けるだけでなんの力も技も必要ありません。
また、掃除もとっても簡単。側面が面ではなく線のため、拭き取りが簡単なところが高評価。
持ち運びも専用のケースがあるので、同じ形のダイソー商品と比較しても、持ち運びポイントも高めです!

②ミニューク テトラドリップ(PP)

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撮影:筆者

スペック:11.1g / W10.5×H16.8×D0.5cm

安定感     ★★★★☆
掃除のしやすさ ★★★★☆
組み立てのしやすさ ★★★☆☆
持ち運び(収納)のしやすさ ★★★★★

一番のポイントは持ち運びのしやすさ!薄さはだいたいクレジットカード3枚分程度。
ただ、軽いため地面が不安定な時の横滑りが弱点。安定感を求めるのであれば重さのあるステンレス製の商品がおすすめです。
そして、気になっていた、組み立てですが…慣れればとっても簡単!結合するときに、最後の1枚をクネっと軽く曲げることで簡単に装着できました。是非写真を参考にしてみてください。

③シートゥーサミット X-ブリュー

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撮影:筆者

スペック:89.3g / φ11.0×D2.0

安定感     ★★★★★
掃除のしやすさ   ★☆☆☆☆
組み立てのしやすさ ★★★★☆
持ち運び(収納)のしやすさ ★★★☆☆
重厚感があり安定感がMAXマグカップにフィットし多少地面に傾斜があってもずれていくことはありませんでした。
ただ、掃除のしやすさとしては難点が…!フィルターを使わないで淹れた場合は、コーヒーのカスを綺麗に取り除くことが難しく、山では少し煩わしさも感じます。
しかし、中のメッシュを取れば紙フィルターが使えるため、家では付属のフィルターで、山では紙フィルターで、と使い分け可能。登山だけではなく、普段使いも考えている人にはとてもおすすめな商品です!

④モンベル o.dコンパクトドリッパー2

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撮影:筆者

スペック:3.7g(7g)/ W7.0×H11.0×D0.5

安定感     ★★★☆☆
掃除のしやすさ   ★☆☆☆☆
組み立てのしやすさ ★★☆☆☆
持ち運び(収納)のしやすさ ★★★★★
使い捨てではないコーヒードリッパーの中では驚くほど軽いのがこの商品。軽量化のため台座がなく、手持ちのお箸か拾ってきた棒でセットします。
そして、マイクロ・メッシュ地が紙フィルターの代わりになるためフィルターは不要ですが、やはりここでコーヒーカス問題。
山の上で淹れたあと綺麗に取り除くことは難しく、そのままビニール袋にくるんで持って帰る事が必要でした。ただ、こちらも紙フィルターを併用できるので、山では紙フィルターを利用しても良いと思います。
また、帰宅後はしっかり乾かしてから収納することも必要。デメリットもあるものの、軽さ重視の方はこの商品を選んでみても良いと思います!

⑤ベルモント OUTDOORドリッパー

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撮影:筆者

スペック:47.1g(95.7g)/ W16.0×H15.5×D1.0

安定感     ★★★★★
掃除のしやすさ   ★★★★☆
組み立てのしやすさ ★★★☆☆
持ち運び(収納)のしやすさ ★★☆☆☆
取っ手もついている使い勝手の良い安定感が素晴らしい商品。山用のドリッパーは基本取っ手がついてないものが多い中、持ち易さは抜群でした。
組み立てに関してはコツを要し、先端を台座に入れたあと取っ手側を入れるときに、先端の引っかかりが弱いとなかなかうまくはまってくれませんでした。ただ、数回試していくうちに引っかかるポイントがわかってきて綺麗に収まるようになります。
一点難点をあげるとすると、ケースを使用した場合95gと重量感があるところ。ドリッパー自体の使い勝手は良いので、ご自身で別の軽いケースを用意してカスタマイズするのもおすすめです。

⑥ゼブラン V60 フラットドリッパー

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撮影:筆者

スペック:66.4g / W10.0×H13.5×D3.0

安定感     ★★★★★
掃除のしやすさ   ★★★★☆
組み立てのしやすさ ★★★★★
持ち運び(収納)のしやすさ ★★★☆☆
コーヒーをこだわる人には感動的な円錐の形。お湯を入れたときに均等に広がる感じがコーヒー好きをワクワクさせます。
組み立ても簡単で台座とドリッパー部分の2パーツにわかれていて、ドリッパーは左右にある凹凸をポチポチはめていくだけ。横モレも一切せず、とても優秀!
折りたためばポケットに収納できるサイズなのに、広げるとしっかりと広がって紙フィルターも綺麗に収まるのもとても好印象でした。
ただ収納袋が無いため今回はゴムで縛ってみましたが、素材的にゴミがつきやすかったため、別途収納袋を用意しても良いと思います。

⑦キッカーランド コラプシブルコーヒードリッパー

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撮影:筆者

スペック:98.1g / φ14.0×D2.0

安定感     ★★★★★
掃除のしやすさ   ★★★★☆
組み立てのしやすさ ★★★★★
持ち運び(収納)のしやすさ ★★★☆☆
このラインナップの中では1番重い商品。やはり山用ではないのか山に持っていくには少し重めですが、台座も大きめに作られていて、安定感は抜群。それになにより組み立てがとても簡単
使う時はセンターを指で押しながら引き上げ、収納する時は円錐の中腹部を親指で押してたたむだけ。普段お家で使いつつ、近場の低山のときにさっと畳んで持っていくには重宝しそうです。
ただ一点…、紙フィルターが綺麗に広がらず、コーヒーを入れたあと多少クシャっとなってしまうところが弱点でした。

⑧キャプテンスタッグ フォールディングネットコーヒードリッパー

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撮影:筆者

スペック:48.1g / W16.0×H12.0×D1.0

安定感     ★★★☆☆
掃除のしやすさ   ★★★★☆
組み立てのしやすさ ★★★☆☆
持ち運び(収納)のしやすさ ★★★★☆
軽くて使いやすく、全体のバランスが良いドリッパー。ユニフレームや100均一のバネットとは違いメッシュ型のため、安定感がよりあるように感じました。
組み立ても簡単で、円錐の真ん中の引っ掛かりに突っ張り棒的な感じで挿入するだけ。ただ、中心部分の穴がまっすぐに開いてないため、紙フィルターの先端がうまく入らなかったのが弱点。コーヒーを入れていくうちに紙フィルターが歪んで隙間ができるようになりました。

⑨カリタ かんたんドリップ

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撮影:筆者

スペック:2.1g / W12.7×H8.6×D紙2枚分程度

安定感     ★★☆☆☆
掃除のしやすさ   ★★★★★
組み立てのしやすさ ★★★★☆
持ち運び(収納)のしやすさ ★★★★★
全て紙でできているため、軽い上にそのまま捨てられる掃除のしやすさが山では重宝できます!
ただ、紙を組み立てる時の折り目線がカーブになっていて、明け方や夜のテントの暗い中での作業はちょっと難しいかも知れません。
また一番不安だった安定感はそこまで気にならず、風がなく平坦なところでは全く問題なく淹れることができました。

⑩ダイソー  折り畳みコーヒードリッパー

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撮影:筆者

スペック: 43.5g / W12.0×H11.2×D1.0

安定感     ★★☆☆☆
掃除のしやすさ   ★★★★★
組み立てのしやすさ ★★★★☆
持ち運び(収納)のしやすさ ★★★★☆
まずは安いというのが大きな魅力。安いだけでなく、とても軽く組み立てがものすごく簡単
同じ形のユニフレームと比べて、螺旋数が少なくバネが少し弱いので、安定感に少し不安がありました。傾斜があるところでの使用は控えたほうが良さそうです。また、こちらの商品はケースがついてないのが注意点!
ただ、最初の外コーヒー用のドリッパーとしては申し分無く使え、お値段含め初めての購入にはとてもおすすめです!

調査をしてわかったこと!自分のスタイルによって選べるものばかり

登山向けのコーヒードリッパーには様々な形があり、さらに収納の仕方にも色々な方法があることに驚かされました。
その中で見えてきたものは、

・どれも持ち運びが便利で組み立ても簡単!
・コーヒーを淹れるには十分なスペックが揃っている!

ということです。
それぞれの特徴から、どんな人に向いているのか筆者なりにカテゴライズに分けて紹介したいと思います!

◆総合評価TOP

ユニフレーム

撮影:筆者

「ユニフレーム コーヒーバネットcute」は、重さ・組み立てやすさ・持ち運びのしやすさで総合的にバランスが良く、登山コーヒー初心者でもとても使いやすい一品。サイズも2展開あるので、人数によって使い分けできるのもいいですね。

◆安定感を求める人

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撮影:筆者

シートゥーサミット X-ブリュー

ベルモント OUTDOORドリッパー

キッカーランド コラプシブルコーヒードリッパー
山での安定感を重視したい人にはこの3つが安心感がありおすすめできます。山で安定的なところの方が少なく、気を使わないのは高評価。

キャプテンスタッグ

撮影:筆者

上の3つほどの安定感は求めないけど、ユニフレームのコーヒーバネットcuteよりは安定感が欲しい…という場合は、メッシュタイプの「キャプテンスタッグ フォールディングネットコーヒードリッパー」がおすすめ!バネットタイプよりぐらつきがなく、安定性抜群です。

◆軽量化したい人

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撮影:筆者
ミニューク テトラドリップ
モンベルo.dコンパクトドリッパー2
カリタ かんたんドリップ

どれもものすごく軽く、重さやサイズのことは気にせずカバンに収納できるのが高ポイントでした。あとは紙フィルターなのか、フィルターレスなのか…など、どのように使うのかによって好みのタイプを選んでみてください。

◆自宅利用と併用したい人

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撮影:筆者

シートゥーサミット X-ブリュー
モンベル o.dコンパクトドリッパー2
お家に1個あれば家・外と1個で使い分けができるとてもエコロジーな商品なのも魅力的でした。SDGsの観点からもこれからの時代とても重宝される商品に間違い無いです。

◆コスパ重視の人

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撮影:筆者

ダイソー 折り畳みコーヒードリッパー

カリタ かんたんドリップ
まずはアウトドアコーヒーを楽しみたいという人は、コスパ重視でこちらをチョイスしてみてもいいと思います!安いながらも使い勝手として申し分なく、そのまま長い間相棒にもなれるスペックありますよ。

◆味わいを重視したい人

ゼブラン

撮影:筆者

今回の評価ポイントにはいれてませんが、コーヒーの味わいを重視し山コーヒーをよりこだわりたい方にはぴったりの「ブラン V60 フラットドリッパー」

自分好みの一品で贅沢なコーヒータイムを

自分にあったドリッパーはありましたでしょうか?山で素敵な景色の中で飲む淹れたてコーヒーは格別なもの。
是非お気に入りのドリッパーを持って山ライフを存分に楽しんでくださいね!

今回紹介しているドリッパー

ユニフレーム|コーヒーバネットcute

サイズ
使用時:約11×7(高さ)cm
収納時:約11×2(厚さ)cm
収納ケース:13.5×12cm
材質本体:18-8ステンレス(SUS304 WPB熱処理済)
収納ケース:ナイロン
重量:約46g

ミニューク|テトラドリップ(ポリプロビン)

サイズ : 103 x 69 x 4.5mm
重さ:12g
素材 :PP


モンベル|o.dコンパクトドリッパー2

【素材】●フィルター:ポリエステル・マイクロ・メッシュ●ワイヤー:超弾性合金
【重量】4g
【容量】2-4杯用

ベルモント|OUTDOORドリッパー

材質:ポリプロピレン、抗菌材:バクテキラー、収納ケース:帆布(パラフィン加工)
サイズ:使用時:約142×83mm
収納時:約112×97×23mm
重量:約47g

ゼブラン|V60 フラットドリッパー

サイズ
ドリッパー/径120mm × 高85mm
ホルダー/幅130mm × 奥行75mm × 高15mm
重 量 70g
実用容量 1~4杯
材 質
ドリッパー/シリコーンゴム
ホルダー/ポリプロピレン

キッカーランド|コラプシブルコーヒードリッパー

商品寸法 (長さx幅x高さ) 22.2 x 7 x 7 cm
商品重量 130g

キャプテンスタッグ|フォールディングネットコーヒードリッパー

製品サイズ(約) 120×160×高さ80mm
収納サイズ(約) 120×160×厚さ25mm
材質(品質) ステンレス鋼(クロム18%・ニッケル8%)
仕様/その他 適応サイズ(約):口径60~120mmのカップ・容器