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時計がほしい!スントがほしい!


いろんなモデルがあって、どれがいいのかわからないぞ・・・

「SUUNTO + 数字」といった感じで、なんだか名前も似ています。これだけでは特徴がわからないので、もう少し詳しくみてみることに。

そこで、メーカー担当者に選び方のポイントを聞いてみることにしました。
ご協力いただいたのは、スントのマーケティングマネージャーさん!

スントマーケティングマネージャー 三浦さやか さん
本国と製品やブランディングに携わりながら、国内のマーケティングを担当。アメリカ・オレゴン最高峰のマウントフッドから太平洋岸まで走る世界最大級のランリレー「Hood to Coast」の出場経験あり。アーバンなライフスタイルながら、スポーツやアウトドアを好む。
――今日はよろしくお願いします!登山用の時計で自分に合ったモデルを探しているのですが、どういったポイントで選べばよいでしょうか。
三浦さん
こちらこそよろしくお願いします。2021年現在、スントが登山用に展開しているのは、
『SUUNTO 9 PEAK』
『SUUNTO 9 BARO』
『SUUNTO 5』
の3モデルです。
『SUUNTO 9 PEAK』
『SUUNTO 9 BARO』
『SUUNTO 5』
の3モデルです。

三浦さん
まずはスントユーザーの中で最も使われているモデル『9 BARO』から紹介します。本格的なアスリートから趣味として登山を楽しむ人まで、すべての冒険者の欲求を満たしてくれるGPSウォッチです。
トップアスリートも御用達のフラッグシップモデル『SUUNTO 9 BARO』

三浦さん
『9 BARO』のバッテリー駆動は最大170時間で、一週間近い遠征やレースにも対応します。さらに高度計・気圧計・コンパス・GPSナビゲーションも搭載。「山で困ることはない」という機能が詰まったモデルです。
――アップデートによってさらに便利な機能が加わったんですよね。

三浦さん
はい。2020年9月、スント史上最大のアウトドアアップデートにより、アウトドアに特化した機能が追加されました。
いくつかの機能がありますが、なかでも
は登山でも役立つ機能ですね!
SuuntoPlus™️の機能ついて、詳しくはこちら
「タフさ」こそ、スントの強み

三浦さん
よくぞ聞いてくれました!スントにとってタフであることはマストのスペック。数え切れないほどの過酷なテストをクリアし、その証としてアメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)にも合格しています。
――冬山もクライミングも、ヒマラヤでもまったく問題なしと?
三浦さん
ガンガン使ってください!-30℃の冷凍庫に入れても、車で轢き潰しても、思いきり地面に叩きつけても大丈夫。「9 BARO」に限らず、そこがスントの一番の強みですね。
スント史上“最もミニマル”な最新モデル『SUUNTO 9 PEAK』

三浦さん
続いては、2021年6月17日に登場したばかりの『9 PEAK』。スントの歴史の中で、もっとも小さく、もっとも薄く、もっともハイスペックなモデルです!
――めちゃくちゃ気になります!どんな機能があるのか教えてください!
三浦さん
まず、先にご紹介した『9 BARO』の機能をまるごと搭載しています。それに加えて
などの『9 PEAK』だけの新機能も組み込まれています。

三浦さん
血中酸素濃度は医療用ではなく、あくまでも目安。でも、運動中の体調がわかりますし、普段から使うことで自分のベストコンディションが把握できます。充電もサクサクなので、長期間の冒険にももってこいですよ!
ミニマルな『9 PEAK』は女性やタウンユースにもおすすめ!
――『9 BARO』と『9 PEAK』では、外見にも違いがありますね。
三浦さん
ミニマルなデザインが『9 PEAK』の魅力。『9 BARO』に比べて、37%薄く36%軽量になっているんです。コンパクト&軽量なので、女性のオンオフにもおすすめです。私もドレスコーデに合わせてみましたが、まったく違和感がないほどでした。
――『9 PEAK』と『9 BARO』は好みで選べばいいですか?
三浦さん
そうですね。小さく軽量で街でも使いたい人は『9 PEAK』。大画面でよりタフに使いたい人は『9 BARO』といった感じで選ぶとよいと思います。
普通の「9」は気圧計が搭載されていない旧モデル
――ちなみに『SUUNTO 9』というモデルもありますが、これはどういった位置付けですか?三浦さん
気圧計が付いていないので登山にはあまり向いていません。
ランニングなどの横の動きしかしない人、気圧計が必要ないアウトドアでの使用にはいいかもしれませんね。今のところ販売はしていますが、旧モデルなので今後の製造予定はありません。
ランニングなどの横の動きしかしない人、気圧計が必要ないアウトドアでの使用にはいいかもしれませんね。今のところ販売はしていますが、旧モデルなので今後の製造予定はありません。
スントの機能を“良コスパ”で体感!『SUUNTO 5』

三浦さん
そこで登場するのが『SUUNTO 5』。「そこまでスペックは必要ない」「時々山に行くけど、ランニングがメイン」という人におすすめです!
バッテリー駆動は最大40時間持続し、GPSナビゲーションも搭載。日帰りの登山・トレランなどなら十分なスペックです。ハイスペックモデルに比べてコストを抑えられるのも、ユーザーには嬉しいポイントですね。
バッテリー駆動は最大40時間持続し、GPSナビゲーションも搭載。日帰りの登山・トレランなどなら十分なスペックです。ハイスペックモデルに比べてコストを抑えられるのも、ユーザーには嬉しいポイントですね。
他モデルは“登山推奨”ではないが、スントらしさは健在!
――『SUUNTO 7』や『SUUNTO 3』、『SUUNTO CORE』はどういった位置付けなのでしょうか。三浦さん
これらのモデルは登山での使用は推奨していませんが、簡単に各モデルを紹介しますね。
SUUNTO唯一のOS搭載モデル!

三浦さん
2020年に登場した『SUUNTO 7』は、SUUNTO 唯一のWear OS by Google™ を搭載したモデル! 厳密にいうと他のモデルは「スポーツウォッチ」という括りになります。Wear OS by Google™ が内蔵されていて、「アップルウォッチ」のような時計がほしい人向けのモデルです。
――それなら便利な機能も多くて、山でも活躍しそうな気がしますが?
三浦さん
『SUUNTO 7』のバッテリー駆動は最大12時間。半日程度のハイキングなどであれば使うこともできますが、やはり本格的な山での使用はバッテリー切れの危険が高いです。「日常使いがメイン」「たまにランニング、サイクリング、トレッキングをする」という人におすすめです。
日常で使えるエクササイズ向けスポーツウォッチ

三浦さん
『SUUNTO 3』はフィットネスモデル。ジムやスタジオでトレーニングしたい人向けです。小さく軽量で女性が好むデザインですが、スペックはそれほど高くありません。よりハイスペックなモデルがいっぱいあるので、ぜひそちらを使ってほしいです!
基本機能を搭載したアウトドアウォッチ

三浦さん
『SUUNTO CORE』は高度計・気圧計・コンパスのABC機能を搭載したベーシックなアウトドアウォッチ。「それほど機能はいらない」「ファッションとして使いたい」という人向けのモデルです。無骨なデザインが根強い人気で、『SUUNTO 9 BARO』と『SUUNTO CORE』の2個使いをしている人もいます。
自分に合ったモデルをチャート表でチェック!
今回教えていただいたポイントを踏まえ、スントの各モデルをチャート表にしてみました。
あとは「どれくらい山で使うか」「日常ではどんな使い方をするか」などを絞っていくことで、自分に適した時計が見つかるでしょう。
詳しいスペック比較は公式サイトをチェック!
最高のパートナー<SUUNTO>の時計と冒険に出かけよう!

そしてこれからも、スントはみなさんの相棒になるはず。最高のパートナーとともに、山を、アウトドアを、思いっきり楽しみましょう!
山に必要なあらゆる機能を網羅|SUUNTO 9 BARO
SUUNTO 9 PEAK & SUUNTO 9 BARO
最薄・最小・最高スペックの最新モデル|SUUNTO 9 PEAK
SUUNTO 9 PEAK & SUUNTO 9 BARO
軽量・コンパクトなGPSウォッチ|SUUNTO 5
SUUNTO 5
多彩な機能を搭載したスマートウォッチ|SUUNTO 7
SUUNTO 7
ジムトレーニングにおすすめのエクササイズモデル|SUUNTO 3
SUUNTO 3
ファッションとしてスントを楽しみたい人に|SUUNTO CORE
SUUNTO CORE