ワークマンの「クライミングパンツ」が、今シーズンも“良さげ”です!
低山ハイクで活躍するアイテムが低価格で揃い、山好きにも親しまれている<ワークマン>。なかでも「クライミングパンツ」は、毎シーズン“ばか売れ”の人気商品なのだそう。
定番の「エアロストレッチクライミングパンツ」からの派生モデルも多数展開。今回は2022年春夏シーズンモデルにフィーチャーし、その特徴をチェックしていきたいと思います!

ワークマンのベストセラー「エアロストレッチクライミングパンツ」
ワークウエア由来の優れた機能性に定評がある「エアロストレッチクライミングパンツ」。山で穿いている人を、一度は見かけたことがあるのでは?
めっちゃ伸びる!全方向ストレッチ最大130%
最大の特長とも言えるのがストレッチ性の高さ。生地を引っ張ってみると、特に斜め方向によく伸びます。
採用しているストレッチ素材は、ポリウレタンを使っていないため経年劣化しにくいのが利点。“エアロストレッチ”のモデル名の通り、空気のような軽さを追求しているのだとか。持ってみると確かに軽いです。
開脚もスムーズ!クライミングカット180%
一般的なクライミングパンツと同様のガゼット・クロッチ(=180度開脚できるような股下のマチ)仕様。そもそも90度くらいしか開脚ができない筆者には、この特性を活かすことができなそうですが……足上げをしやすいことは確かです。
曲げ伸ばし楽々!膝の立体裁断
ご覧ください、ハンガーにかけた状態でも膝カックンしているような見事な立体フォルムを。
なくてもいいけどあると役立つカラビナループ
ベルトループとは別に、カラビナループが付いています。
ポケットが全部で6つも!
右モモ部分はスナップボタン付きのフラップポケット。なんと、フラップの上からペンが差せるようになっています。作業服のワークマンならではの仕様ですね。
左モモは縦ジップのポケット。“FieldCore”の文字は、リフレクターになっています。
右膝裏にもリフレクターあり。
バックポケットは2つ。左はスナップボタン付きのフラップポケット、右はオープンポケットです。
両サイドにもポケットがあります。落とし物防止のためにも、ジップがあるのは安心ですね。引き手が付いており、開閉しやすいのもいいところ。
6つのポケットの裏地はすべてメッシュ素材になっています。ジップを開放すれば、ベンチレーション代わりにもなりそうです。
わがままボディでもOK!? ウエストはゴム仕様
ウエストはお腹に優しいゴム+スナップボタンの仕様。ドローコードはありませんが、ベルトループがあるので手持ちのベルトで微調整できます。
細身シルエット、それでいて動きやすい!
吸汗速乾!ベタつきにくい独自開発の裏地に注目
裏地をよ~く見てみると、小さい正方形が端正に並んでいるのがわかるでしょうか。これはドライ感のある穿き心地を追求した、ワークマン独自開発の裏地。凹凸により肌に触れる面積を少なくすることで、汗によるベタつきを軽減しているんです。
撥水性はないので注意
【特別仕様①】防虫加工の「エアロストレッチクライミングパンツ」DGブラウン
2021年春夏シーズンにエアロストレッチクライミングパンツから登場した、2つの特別仕様モデルは2022年も継続。
その1つが「カラー:DGブラウン」。生地に防虫加工“DIAGUARD®”が施されているのがポイントです。虫が寄りつきにくいだけでなく、抗菌・防臭性が高く、洗濯耐久性にも優れているのだそう。
ノーマルのエアロストレッチクライミングパンツよりも厚みがあってしっかりとした生地感です。
【特別仕様②】ゆったりシルエットの「エアロストレッチクライミングパンツ」アーバングレー
もう1つの特別仕様モデルは、本来は細身であるエアロストレッチクライミングパンツを、ゆったりシルエットにアレンジした「カラー:アーバングレー(写真は2021年カラーの「BRチャコール」ですが、仕様や機能は同様)」。
クライミングカットや膝の立体裁断こそ同じですが、シルエットだけでなくディテールもノーマルモデルとは大きく異なります。
ボルダリングシューズも入っちゃう!目を惹く大きなヒップポケット
ヒップに4つの大型ポケットを装備。左上段はオープンポケット、右上段はジップポケット、下段はいずれもベルクロテープ付きのポケットです。
下段のポケットは、ボルダリングシューズの収納ができてしまうほどのビッグサイズ。試しに500mlのナルゲンを2本入れてみたところ、写真の通りすっぽりと収まりました。
ポケットの深さは下段が約25cm、上段が約18cmもあります。
左サイドはオープンポケット、右サイドはスナップボタン付きのフラップポケット。
裾の長さをアレンジできるアジャスター付き!
裾から25cmほどの位置に、ベルクロテープを配したアジャスターが付いています。好みの長さにまくり上げて穿くことができるんです。
アクティブに行動したい時など、裾周りをすっきりさせることができるはありがたいですね。
裾をまくって内側に入れ込み、アジャスターを引っ張ってベルクロテープを留めるだけ。やや内側に入れ込みにくい印象でしたが、操作はいたって簡単です。