【800FP以上】最高品質ダウンジャケットをイン⇔アウトで着こなすスタイルサンプル

2021/01/20 更新

極寒になる真冬のアウトドアシーンで欠かすことのできないダウンジャケット。街でもそのまま流用して着ているという人も多いかと思います。だけど正直、アウトドア用の本格派ダウンジャケットは、デザイン的に街ではなかなか着にくいものです。なので今回は、あえてファッション用ではないアウトドア用のダウンジャケットの街着コーディネートを考察!お気に入りダウンジャケットの普段着への流用にお役立てください。


記事中画像撮影:烏頭尾 拓磨

ハイクオリティ&ハイセンスな800FP以上のダウンジャケット3着を厳選!

800フィルパワー以上の高品質ダウン
今回はもはやお馴染みとなった数値「FP(フィルパワー)」をひとつの基準として、800FP以上のダウンが封入されたダウンジャケットを選定!誰もが1着は持っているであろう「チノパン」を使って、そのイン⇔アウトでの着こなしをご紹介します。

なお予算の都合上、渋々モデルをつとめる筆者は177cmのガッチリメタボ体型であり、皆様のご参考になりうるかどうか不安を覚えるところです……。うまく皆様ご自身の体型に脳内補完していただけますと幸いです!

高FP=高品質ダウンジャケット?

ダウンボール
出典:PIXTA
FP基準でのダウンジャケット選びということで、ひとつ注意点を前置きします。一般的に700FP以上のダウンは高品質とされており、800FP以上となれば最高品質といえるクオリティになります。

ただしダウンジャケットという製品に関して言えば、ダウンとフェザーの封入割合によっても保温性は変わってきます。そのため一概に「高いFP採用=いいダウンジャケット」となるかといえば、そこは注意が必要ということです。

しかしここで紹介する3着に関しては、その組成も胸を張って高品質といえるダウンジャケットばかりです!

素材感とシルエットのバランスの良さが光る!

L.L.Bean 「メンズ ウルトラライト 850 ダウン・ジャケット、フード付きL.L.Bean「メンズ ウルトラライト 850 ダウン・ジャケット、フード付き」 ¥30,800(税込み)

名門<エル・エル・ビーン>のダウンジャケットといえばこちらがオススメ。年々アップデートを繰り返している一着で、今季はまた最高の仕上がりを見せます。

特筆すべきは、撥水性と復元性を誇る850FPの“ダウンテック™ダウン”を使用していること。ダウンの量も従来に比べ約15%アップしていますが、作りは薄くコンパクなままなのもポイントです。

L.L.Bean 「メンズ ウルトラライト 850 ダウン・ジャケット、フード付き 表地には耐久性、防風性、防水性に優れたパーテックス社のクアンタム素材を採用。これによって超軽量ながら高い機能性を実現しています。またパッカブル仕様のため、ポケットに小さくまとめて持ち運ぶことも可能です。

アウターとして着る

L.L.Bean 「メンズ ウルトラライト 850 ダウン・ジャケット、フード付き
Lサイズを着用
L.L.Bean 「メンズ ウルトラライト 850 ダウン・ジャケット、フード付き ネルシャツの上に厚手のパーカを着て、その上から着用しています。シェル感覚でオーバーに、だけどシェルよりもフィット感高く着られるのは、軽くしなやかなナイロン素材と良質なダウン素材の組み合わせのなせるわざ。

チンパン×リバースウィーブパーカというゴリゴリのアメカジとの相性の良さもさすが<エル・エル・ビーン>といったところでしょうか。

インナーとして着る

L.L.Bean 「メンズ ウルトラライト 850 ダウン・ジャケット、フード付きL.L.Bean 「メンズ ウルトラライト 850 ダウン・ジャケット、フード付き 一転、フレンチワークのジャケットの中に着込んだインナー使いのコーディネート。先ほどのネルシャツの上に直接ダウンジャケットを着て、その上からワークジャケットを合わせています。

ハイクオリティなダウンを使っていますが、そこまでハイロフトな作りではないため、インナーダウンとして使っても全体のシルエットが大きく崩れることはなくバランスよく着られますね。そして何と言っても温かい!

【まとめ】“イン⇔アウト”を器用にこなしてクロスオーバーに使える

L.L.Bean 「メンズ ウルトラライト 850 ダウン・ジャケット、フード付き アウトドアフィールドで存分に使える機能を持った一着ながら、街着としてもアウター、インナーとバランスよく着こなすことのできる一着。ダウンの程よいロフト感と柔軟性のある素材のシルエットがバランスよく組み合わさることで、万能性を高めている印象です。

トレッキングなどのアクティビティはもちろん、ファッションピースとしてもぜひオススメしたいアイテムといえるでしょう。

L.L.Beanメンズ ウルトラライト 850 ダウン・ジャケット、フード付き

(問)エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター
TEL:0120-81-2200

デザインもパフォーマンスも超一流!

karrimor 「コンコルディアライトダウンジャケット」karrimor 「コンコルディアライトダウンジャケット」 ¥35200(税込み)

昨今、徐々に目にする機会が増えてきた超ハイクオリティな1000FPのダウンを封入したジャケットが、イギリスのアウトドアブランド<カリマー>からも登場!

1000FPのダウンはその圧倒的なロフト感から、少量で十分な嵩と保温力を生み出してくれます。

デザインは重ね着の干渉を防ぐオフセットされたフロントジップ、五角形のチェストポケットなどが特徴的で、カリマーのデザイン力の高さも十分に感じられる渾身の一着となっています。

karrimor 「コンコルディアライトダウンジャケット」 素材には7Dという極薄ナイロン素材を採用。封入されたダウン素材が透けて見えるほどに薄い生地ながら、しっかりと耐久性と撥水性も兼ね備えます。


アウターとして着る

karrimor 「コンコルディアライトダウンジャケット」
Lサイズを着用
karrimor 「コンコルディアライトダウンジャケット」
モックネックTシャツの上にウールシャツを一枚合わせ、その上から羽織ったスタイル。着た時の丈感が程よく、特徴的なデザインもしっかり効いています。また何と言っても着ていることを忘れるくらいライトな着心地は魅力!

しかし薄手の作りではあるため、本格的に真冬のアウターとしての使い道を模索するのなら、中にフリースや厚手のスウェットを着込みたいところです。その場合、ややタイトめなシルエットなので、ワンサイズ上を選ぶのが常套でしょう。

インナーとして着る

karrimor 「コンコルディアライトダウンジャケット」karrimor 「コンコルディアライトダウンジャケット」
Tシャツの上にカットソーを一枚着てその上からこちらのダウンジャケットを着用、さらに黒のローングコートで全体をまとめたスタイリング。やはりインナーとしての使い勝手は抜群というのが正直な感想です。

前述の通り真冬に本格的なアウター使いを考えているのならワンサイズ上げて、一枚厚手のインナーを挟みたいところですが、これ自体をミドラーとして活用することでより1000FPのダウンの性能が活きてきます。

というのもダウンジャケットは体温を使って保温力を産むアイテムのため、より体に近いところに着て、さらに上から一枚羽織ることで熱を閉じ込め効率よく温かくしてくれるからです。

【まとめ】圧倒的クオリティゆえにサイズ選びが悩みどころ!

karrimor 「コンコルディアライトダウンジャケット」
インナー使い、アウター使いどちらで使うかマトを絞ってサイズ選びをしたいアイテムですが、基本的にはインナー使いを優先したサイズのセレクトがオススメです。

いずれにしろ他の薄手のダウンに比べ性能が高く保温力も抜群のため、真冬や極寒地ではインナー使いに。それ以外の季節や場所であれば十分にアウターとしての機能を果たしてくれるでしょう。

karrimor|コンコルディアライトダウンジャケット

(問)カリマー インターナショナル
TEL:03-3221-6883

名ブランドの代表作すなわち、超名品!

Patagonia 「メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ」Patagonia 「メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ」  ¥49500(税込み)

2009年に初めて登場したアルパインクライミングを念頭に置いたビレイ用ダウンジャケット。800FPのトレーサブル・ダウンが封入されたハイロフトな一着は、超軽量ながら抜群の保温性能を備えます。

またアクティブに対応するスタイリッシュなデザインが街着としても人気。パタゴニアを代表する名作ダウンとして広く認知される一着です。

Patagonia 「メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ」 アクティブなシーンで重宝するチェストポケットが左右両方に付くフロント。ハンドウォーマーポケットも備えており、収納力もバッチリ確保されています。

アウターとして着る

Patagonia 「メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ」
Lサイズを着用
Patagonia 「メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ」 カットソー、ウールパーカをそれぞれインナー、ミドラーとして着用しています。ハイロフトながらアクティブにも対応する細身のシルエットなので、アウターとしての見え方は抜群。見た目のモコモコ感は控えめながら、保温力の高さは着るとすぐに感じることができます。

着こなしに関してはややロング丈のアイテムとなるため、インナーの丈感も注意したいところです。今回はダウンジャケットと同じくらいの丈を持つインナーを合わせ、カジュアルさをアップ!これによってチノパンとのフィッティングも高まり、より街着として使いやすくなりました。

インナーとして着る

Patagonia 「メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ」Patagonia 「メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ」 インナー使いが難しいハイロフトなダウンジャケットなので、ざっくりとしたステンカラーコートを合わせました。ポイントはダウンジャケット以外のアイテムをアースカラーでまとめたところです。コーディネートに統一感が出る一方で、ダウンジャケットの悪目立ちを防いでくれています。

シルエットはやはりボリューミーになるので、同じチノパンでももう少し細身のものを合わせられると、よりメリハリが効いたコーディネートになるでしょう。

【まとめ】ハイロフトだけど絶妙なバランス感で幅広く使える

Patagonia 「メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ」
パタゴニアのブランドロゴに刻まれたマウンテンモチーフはフィッツロイ山を象ったものです。ブランドタグに使われている山の名称をモデル名に冠したダウンジャケットとなれば、このモデルにかけるパタゴニアの想いを窺い知ることができますね!

ハイロフトな一着なのでアウター使いが基本になると思いますが、美シルエットかつ行き過ぎないロフト感でインナー使いの可能性も十分に感じさせてくれます。寒い季節のマストウェアとしてアウターにインナーにうまく使い分け、山でも街でも余すことなくフィッツロイ・ダウン・フーディを魅力を堪能してみてはいかがでしょう。

Patagonia|メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ

(問)バンブーシュート
TEL:03-5720-1677

この冬は本格派ダウンジャケットをイン⇔アウトで着まわそう!

ダウンジャケットコーデ
冬の着こなしの主役となる800FP以上のダウンが封入されたハイクオリティなダウンジャケット。本格派は街着にしにくい?と思いきや、インナー使い、アウター使いそれぞれ向き不向きは幾ばくかあるものの総じて“二刀流OK”!でした。

ということで、今までフィールドで着るダウンジャケットと街着するダウンジャケットを使い分けていたそこのアナタ!アウトドアで着る高価なダウンジャケットを買うのなら、ぜひ街着でのレイヤードも頭に置いて選んでみてはいかがでしょうか?


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岡本546

アウトドア雑誌・WEBメディアを中心に、企画立案から撮影や執筆までこなすマルチエディター。服とギアと車に関心強めの30代男性。

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