ハイクオリティ&ハイセンスな800FP以上のダウンジャケット3着を厳選!
今回はもはやお馴染みとなった数値「FP(フィルパワー)」をひとつの基準として、800FP以上のダウンが封入されたダウンジャケットを選定!誰もが1着は持っているであろう「チノパン」を使って、そのイン⇔アウトでの着こなしをご紹介します。
なお予算の都合上、渋々モデルをつとめる筆者は177cmのガッチリメタボ体型であり、皆様のご参考になりうるかどうか不安を覚えるところです……。うまく皆様ご自身の体型に脳内補完していただけますと幸いです!
高FP=高品質ダウンジャケット?
FP基準でのダウンジャケット選びということで、ひとつ注意点を前置きします。一般的に700FP以上のダウンは高品質とされており、800FP以上となれば最高品質といえるクオリティになります。
ただしダウンジャケットという製品に関して言えば、ダウンとフェザーの封入割合によっても保温性は変わってきます。そのため一概に「高いFP採用=いいダウンジャケット」となるかといえば、そこは注意が必要ということです。
しかしここで紹介する3着に関しては、その組成も胸を張って高品質といえるダウンジャケットばかりです!
素材感とシルエットのバランスの良さが光る!
L.L.Bean「メンズ ウルトラライト 850 ダウン・ジャケット、フード付き」 ¥30,800(税込み)
名門<エル・エル・ビーン>のダウンジャケットといえばこちらがオススメ。年々アップデートを繰り返している一着で、今季はまた最高の仕上がりを見せます。
特筆すべきは、撥水性と復元性を誇る850FPの“ダウンテック™ダウン”を使用していること。ダウンの量も従来に比べ約15%アップしていますが、作りは薄くコンパクなままなのもポイントです。
表地には耐久性、防風性、防水性に優れたパーテックス社のクアンタム素材を採用。これによって超軽量ながら高い機能性を実現しています。またパッカブル仕様のため、ポケットに小さくまとめて持ち運ぶことも可能です。
アウターとして着る
ネルシャツの上に厚手のパーカを着て、その上から着用しています。シェル感覚でオーバーに、だけどシェルよりもフィット感高く着られるのは、軽くしなやかなナイロン素材と良質なダウン素材の組み合わせのなせるわざ。
チンパン×リバースウィーブパーカというゴリゴリのアメカジとの相性の良さもさすが<エル・エル・ビーン>といったところでしょうか。
インナーとして着る
一転、フレンチワークのジャケットの中に着込んだインナー使いのコーディネート。先ほどのネルシャツの上に直接ダウンジャケットを着て、その上からワークジャケットを合わせています。
ハイクオリティなダウンを使っていますが、そこまでハイロフトな作りではないため、インナーダウンとして使っても全体のシルエットが大きく崩れることはなくバランスよく着られますね。そして何と言っても温かい!
【まとめ】“イン⇔アウト”を器用にこなしてクロスオーバーに使える
アウトドアフィールドで存分に使える機能を持った一着ながら、街着としてもアウター、インナーとバランスよく着こなすことのできる一着。ダウンの程よいロフト感と柔軟性のある素材のシルエットがバランスよく組み合わさることで、万能性を高めている印象です。
トレッキングなどのアクティビティはもちろん、ファッションピースとしてもぜひオススメしたいアイテムといえるでしょう。
L.L.Bean|メンズ ウルトラライト 850 ダウン・ジャケット、フード付き
(問)エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター
TEL:0120-81-2200
デザインもパフォーマンスも超一流!
karrimor 「コンコルディアライトダウンジャケット」 ¥35200(税込み)
昨今、徐々に目にする機会が増えてきた超ハイクオリティな1000FPのダウンを封入したジャケットが、イギリスのアウトドアブランド<カリマー>からも登場!
1000FPのダウンはその圧倒的なロフト感から、少量で十分な嵩と保温力を生み出してくれます。
デザインは重ね着の干渉を防ぐオフセットされたフロントジップ、五角形のチェストポケットなどが特徴的で、カリマーのデザイン力の高さも十分に感じられる渾身の一着となっています。
素材には7Dという極薄ナイロン素材を採用。封入されたダウン素材が透けて見えるほどに薄い生地ながら、しっかりと耐久性と撥水性も兼ね備えます。