都会とローカルをアウトドアで繋ぐ場所。原宿の新店を訪れて感じた<スノーピーク>のこれから(2ページ目)

アウトドアウェア

撮影:PONCHO

そして今年社長に就任した山井梨沙さんは、アパレル業界で働いてきた経験を活かし、既存のアウトドアウェアとは一線を画す、日本が誇る伝統技術や職人の手仕事、そして日本の文化、風土を活かしたアウトドア用の着物やLOCAL WEARを提案しています。もちろんそれらのアパレルもランドステーション原宿店で購入できます。

さらに幅広い人たちに、野遊びを楽しんでもらう道具を

そうしたスノーピークのこれまでを踏まえ、執行役員で、商品開発の責任者でもある吉野真紀夫さんに、これからのスノーピークのモノづくりについて質問をしてみました。

スノーピーク バーナー

撮影:PONCHO

「登山、キャンプ、そして近年は日本のよさを活かした、アウトドアでも街でも着られるウェア、さらには街づくりも手掛けています。より軽く、質の高いもの目指した道具は、例えばギガパワーストーブ 地のように98年の発売以来ロングセラーを続け、クッカーはウルトラライトを志向する方に注目され、今も愛用してもらっています。

今後はこれまでのモノづくりのDNA、エッセンスを継承しつつ、キャンプや登山用というだけでなく、公園でピクニックをする時に、お母さんやお子さんでも使いたくなるような幅の広い道具にも注力していきたいと思っています。とはいえカジュアルなアウトドアブランドを目指している訳ではなく、『人生に、野遊びを』というスノーピークのスローガンの通り、自然に触れる喜びを感じられる、使う人、使う場所を限定しない、幅の広い道具です」

スノーピークらしいアイデアに期待

ランドステーション原宿店

撮影:PONCHO

今回、ランドステーション原宿店を訪れて、既存のアウトドアショップにはないアイデアを多く見つけられました。

中でも道具好きとして見逃せなかったのが、陳列棚に使われていた「ソリッドステーク」というスノーピークを象徴するアイテムです。頑健さが特長のソリッドステークを補強に使うなんて、さすがです!

コーヒーのドリッパーの台

撮影:PONCHO

カフェスペースで見つけたのは、ソリッドステークを柱にした、コーヒーのドリッパーの台。これがいい感じにアウトドアの雰囲気を演出していました。それほど難しい作りではないので、アウトドア好き、キャンプ好きの間で、真似して自作する人が増えるんじゃないかと、想像します。

スノーピーク アイテム

撮影:PONCHO

こうした固定観念にとらわれないアイデアこそが、スノーピークの真骨頂。

自由な発想で、日本的なウェアを手掛けるなら、歩き遍路で着用する白衣をスノーピーク的な解釈を施した登山ウェアなんてどうですか?と商品開発の責任者の吉野さんに問うと、「ありですよね。日本向けだけでなく、アメリカをはじめ海外向けの販売に力を入れているので、可能性はあると思います」とのこと。

日本ならではのアウトドア道具に、さらに期待が高まります。

スノーピーク ロゴ

撮影:PONCHO

Snow Peak LAND STATION HARAJUKU(スノーピークランドステーション原宿)
東京都渋谷区神宮前1丁目14番30号 ウィズ原宿B1F
営業時間 10:00〜20:00
定休日 不定休 ※ウィズ原宿の休館日に準ずる
電話番号 03-5843-1794

それでは、よい山旅を!

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