<カリマー>縦走向け大容量モデルの定番といえば!「クーガー」
<カリマー>の縦走向け大容量定番モデル「クーガー」。ブランド名の由来である“carry more = もっと運べる”を追求し、長距離の山旅でも快適な背負い心地を実現してくれるアイテムです。今回はアップグレードされた「クーガー」の実力に迫ってみました。
実力はいかに!「クーガー」を徹底解剖
それでは、さっそく「クーガー」のスペックを細かくチェックしていきましょう!
【安心の強度】コーデュラナイロン採用
クーガーのメイン素材として採用されているのは、耐久性に優れた高強度のコーデュラナイロン。岩場や木の枝張り出した場所でも安心してガシガシ足を進めることがきます。
【収納力抜群】大小の豊富なポケット
フロント部分にはビックサイズのマチ付きポケットを配置。ギア類はもちろん、ジャケット着脱の際の出し入れも楽々行うことができます。さらに、サイド部分には拡張型のポケットやドリンクの収納に便利なワンドポケットも。行動食や貴重品などの小物には、ヒップポケットの活用もできます。
【可動式!】ヘルメットクリアランスデザイン
ヘルメット着用時に頭がザックと当たってしまうことがないよう、ザックの上部を後ろに動かすことができるデザインを採用。ザックが頭にボンボンと当たってしまうのって結構ストレスを感じるものですが、「クーガー」なら目の前の登りに思い切り集中できますよ。
【カスタム自在】デイジーチェーン&ループ
中央部分には、太めのデイジーチェーン、サイド部分には細身のデイジーチェーン&ループが配置されています。ポールやコード類の携行にとても便利。カラビナなどを装着して自分の使いやすいようにカスタマイズすることができます。
【フィット性◎】シームレス ショルダーハーネス
新開発されたシームレスショルダーハーネスは、優れたフィット感を発揮する立体的な構造。長時間の着用による肩へのストレスを軽減してくれます。
【肩への負荷軽減】アップデートされたヒップベルト
ザックの荷重がしっかりと腰に乗るようアップデートされたヒップベルトにも注目。フィット感が向上し、肩にかかる負担の軽減に一役買ってくれます。
さらに注目すべきは、「サイズアジャストシステム」。ヒップベルト部分のテープを引っ張ることで背面パッドの位置調整が可能。体格に合わせたフィット感の調節や急登時の荷重位置の調整を行うことができます。
「クーガー」のラインナップ【メンズ】
メンズモデルは、3サイズ展開。週末の縦走なら45-60L、数日~1週間程度に及ぶ場合は55-75Lがおすすめ。75-95Lサイズでは、海外への遠征や数か月に渡っての山旅にも対応することができます。
cougar 45-60
cougar 55-75
cougar 75-95
クーガーシリーズのラインナップ【レディース】
レディースモデルは、2サイズ。1泊でのテント泊なら45-60L、数日~1週間程度の場合、55-70Lを選ぶのがおすすめです。
cougar grace 45-60
cougar grace 55-70
【担当者に聞いた!】気になるQ&A
大型ザックとなるとしっかり背負えるか心配。そんな悩みについて、クーガーを実際に使用している「カリマーインターナショナル株式会社」プレス担当の平野 咲さんに聞いてみました。
日本人の体型でもフィット感は大丈夫?
日本人の体型に合わせて考え抜かれた設計なので、むしろ日本人にぴったりです。このフィット感をぜひ感じてほしいです!
「サイズアジャストシステム」がしっかり使いこなせるか心配…
SAシステムをわかりやすく説明した動画を用意しています!ぜひご参照ください。
実際に山で使った感想は?肩の痛みや使い勝手はどう?
実際に私は2泊3日のテント泊(爺ヶ岳〜針ノ木岳)で使用しました。20kgを背負っていきましたが、グループの中でクーガーを背負っていた私がいちばん元気でした(笑)。肩3:腰7の割合で背負うので、肩周りの疲労感が少なく、本当に快適なんです。
縦走向けのザックが初めての人でも大丈夫?
初めての人にこそ使っていただきたいなと思います。疲労が少ないから、体力に不安がある段階でこそ頼もしいやつです!
肩や腰回りや華奢な女性でも安定感は保てる?
「クーガーグレース」という女性向けのモデルも出しているので、サイズ感が不安な方はやはり店舗でフィッティングしていただくのがおすすめですね。
「クーガー」を相棒に、もっと遠くへ。
多彩な機能を搭載し、さらに快適さがアップした「クーガー」。フィット感や荷重バランスの調整も楽々行うことができるので、環境やシーンに合わせて最適な着用感を実現してくれるアイテムです。これから縦走デビューや長期の山旅を計画しているのなら、「クーガー」を相棒に高みを目指してみてはいかがでしょうか。