ところで「三段紅葉」って、なにが“三段”なの?
「三段紅葉」というのは、山麓の木々の「緑」、中腹の紅葉の「赤」、山頂の冠雪の「白」という、緑・赤・白の3色(三段)が山を彩るさまのこと。迫りくる赤や黄色の錦繍の紅葉は登山中ならではの景色ですが、少し山から離れて全景を眺めると、ダイナミックな3色の紅葉が楽しめるのです。
美しい三段紅葉が見られる条件とは?
三段紅葉が見られるのは、「紅葉の時期」と「冠雪の時期」が重なるタイミングになります。穂高連峰や立山・後立山連峰といった3,000m級の雪山がある北アルプスでは、この条件を満たすため、三段紅葉を見ることができるのです。
山頂の初冠雪時期にもよりますが、例年10月上旬~中旬が見ごろなので、小屋じまいの時期にちょうど見られるかもしれません。
今回は後立山連峰のふもと、白馬村と大町市からの三段紅葉スポットをご紹介します。
行列覚悟のあの話題スポットは、映え確実の紅葉最前列!
2018年10月にオープンし、紅葉シーズンに約3万人の来場者が訪れた、白馬・岩岳の「白馬マウンテンハーバー」。
白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬槍ヶ岳)に向かってせり出ている山頂テラスは、ほかに視界を遮るものがない絶景中の絶景スポット!