登山靴って高いのに、出番が少なくない?

いろいろな機能がついているのもなんとなくわかるけど、たまにしか履かない靴に何万円も払うのは正直なかなか決心がつかない・・・。
そこで本格的な登山はしないけど、山でも使える靴を探している人にぜひ試して欲しいのがコレ!
メレル『オンタリオ 85 ミッド ウォータープルーフ』

ソールには登山でおなじみビブラム社のメガグリップアウトソールを採用するなど、ハイキングや軽登山でも活躍しそうなスペック。
この靴がどうしておすすめなんでしょうか?
山だけで履くのはもったいない!街でもイケメンな機能と見た目

でもこのオンタリオ 85は、山ではもちろん街履きとしても超イケメンなので、たまにハイキングで使うだけでなく普段からガンガン履けるんです。
クラシカルな見た目がかっこいい

街歩きも快適なやわらかいクッション性

こういった機能性の高さは、さすが多くのアウトドアシューズを手掛けるメレルと言ったところ。
抜群のクッション性だけでなく、防水機能も搭載しているので普段履きとしても満足です。
でも、肝心の山での実力は?

次は、実際にオンタリオ 85で登山をして感じたポイントをレビューしていきます。
8月某日。オンタリオ 85を履いて登山を行いました。
場所:雨飾山(長野県と新潟県の間に位置する、標高1,963mの山)
雨飾高原キャンプ場から山頂へのピストンを行う、コースタイム約6時間半のコース。木道、濡れた地面、岩など、いろいろな道を歩いてみました。
さすがビブラムソール!グリップ力は良し!

【木道】
ソールが柔らかく、シューズの屈曲性が高いので、スニーカーを履いているように軽快に歩けました。
【濡れた地面】
特に濡れた粘土層といった滑りそうな部分では、少し滑る感覚はありました。しかし、歩行の妨げになったり危険につながるほどではなく、しっかりと地面に足をつけることを意識することで対応できるレベル。
【乾いた地面】
クッション性が高い分、かなり楽に歩けます。ただし、ソールが柔らかいので大きく尖った石を踏んだ場合などは、足裏に石の感覚が。
【岩】
滑ることもなく問題なし(濡れた岩は試せていません)。グリップは問題ないものの、岩につま先だけを乗せて登るような場面ではソールの柔らかさが少し不安定さにつながりました。
抜群のクッション性は山でも軽快な歩きをサポート

ミッドソールには反発性の強いクッション素材が使われており、あまり登山靴では感じることのない”フワフワ”とした感覚です。登山口までのコンクリートや舗装された道、木道などでは、このクッション性はかなり足の負担を軽減してくれるでしょう。
スムーズに歩ける軽さがうれしい!

しかし、重い荷物を背負ったり、ゆっくりと歩いたりする場合は堅牢な登山靴のほうがおすすめです。
こんな場合は、登山靴を選んで

なので、以下のような登山をする場合は、ソールのしっかりとした登山靴を選びましょう。
・テント泊などの重い荷物を長い時間背負って歩く
・岩場などの岩稜帯ルートを歩く
オンタリオ 85のほうは、つま先部分も柔らかく歩きやすいですが岩にぶつけると痛いので注意が必要です。
クラシカルなデザインと機能性を両立させたイケメンアウトドアシューズ

普段は街履き用として愛用し、軽い登山やフェス、キャンプなどのアウトドアシーンでも活躍間違いなしです。
一足あれば、街もハイキングどちらも楽しめるので、特に「本格的な登山はしないけど、時々ハイキングも楽しむ」という人には、試して見る価値ありのシューズです。
■メレル オンタリオ 85 ミッド ウォータープルーフ(メンズ)
メレル公式サイトはこちら
■メレル オンタリオ 85 ミッド ウォータープルーフ(レディース)
メレル公式サイトはこちら