登山靴って高いのに、出番が少なくない?
毎週行くほどじゃないけど、何度か山に行って楽しくなってきたから「登山の時に履くシューズが欲しいな~」と思って探してみると、驚くのがその値段。
いろいろな機能がついているのもなんとなくわかるけど、たまにしか履かない靴に何万円も払うのは正直なかなか決心がつかない・・・。
そこで本格的な登山はしないけど、山でも使える靴を探している人にぜひ試して欲しいのがコレ!
メレル『オンタリオ 85 ミッド ウォータープルーフ』
2019年夏に、アウトドアブランドのメレルより販売された『オンタリオ 85 ミッド ウォータープルーフ(以下、オンタリオ 85)』。
ソールには登山でおなじみビブラム社のメガグリップアウトソールを採用するなど、ハイキングや軽登山でも活躍しそうなスペック。
この靴がどうしておすすめなんでしょうか?
山だけで履くのはもったいない!街でもイケメンな機能と見た目
登山に使うシューズというと「ゴツい」「靴が硬くて街では歩きにくい」なんてイメージありませんか?
でもこのオンタリオ 85は、山ではもちろん街履きとしても超イケメンなので、たまにハイキングで使うだけでなく普段からガンガン履けるんです。
クラシカルな見た目がかっこいい
茶色いスエードを使っており、レトロで落ち着いた雰囲気が。デニムやカーゴパンツとの相性も良いので、幅広いコーディネートで楽しめます。
街歩きも快適なやわらかいクッション性
そして、注目すべきはクッション性。ミッドソールが固いコンクリートからの突き上げをしっかりと緩和してくれるので、快適に歩くことが可能。
こういった機能性の高さは、さすが多くのアウトドアシューズを手掛けるメレルと言ったところ。
抜群のクッション性だけでなく、防水機能も搭載しているので普段履きとしても満足です。
でも、肝心の山での実力は?
普段履きとして良さそうなのはわかったけど、知りたいのは登山でどれくらい使えるのか?という部分。
次は、実際にオンタリオ 85で登山をして感じたポイントをレビューしていきます。
8月某日。オンタリオ 85を履いて登山を行いました。
場所:雨飾山(長野県と新潟県の間に位置する、標高1,963mの山)
雨飾高原キャンプ場から山頂へのピストンを行う、コースタイム約6時間半のコース。木道、濡れた地面、岩など、いろいろな道を歩いてみました。
さすがビブラムソール!グリップ力は良し!
登山靴でもおなじみのビブラム社のメガグリップアウトソールを採用しているだけあって、グリップ力に不安を感じる場面もなく快適に登山を楽しめました。
抜群のクッション性は山でも軽快な歩きをサポート
オンタリオ 85を履いて感じた登山靴(※)との大きな違いは、軽さとクッションの質。
ミッドソールには反発性の強いクッション素材が使われており、あまり登山靴では感じることのない”フワフワ”とした感覚です。登山口までのコンクリートや舗装された道、木道などでは、このクッション性はかなり足の負担を軽減してくれるでしょう。
スムーズに歩ける軽さがうれしい!
シューズ重さ(片足)を比べてみると、オンタリオ 85のほうが約300g軽量です。軽量なシューズのほうが軽快に進んでいけるので、荷物の少ない日帰りハイキングや登山にピッタリ。
しかし、重い荷物を背負ったり、ゆっくりと歩いたりする場合は堅牢な登山靴のほうがおすすめです。
こんな場合は、登山靴を選んで
オンタリオ 85のソールは登山靴に比べるとやわらかく、屈曲性に優れるため歩きやすくなっています。しかし、足の屈曲は疲労にもつながるため、長時間歩いたり、岩や枝で不安定な登山道で長時間歩いたりする場合は、ソールの硬い登山靴が安心です。
なので、以下のような登山をする場合は、ソールのしっかりとした登山靴を選びましょう。
・テント泊などの重い荷物を長い時間背負って歩く
・岩場などの岩稜帯ルートを歩く
細かい部分ですが、登山靴の方はつま先が硬くなっているので多少岩などにぶつけても痛くありません。
オンタリオ 85のほうは、つま先部分も柔らかく歩きやすいですが岩にぶつけると痛いので注意が必要です。
クラシカルなデザインと機能性を両立させたイケメンアウトドアシューズ
クラシカルなデザインだけでなく、クッション性や防水性を搭載したオンタリオ 85。
普段は街履き用として愛用し、軽い登山やフェス、キャンプなどのアウトドアシーンでも活躍間違いなしです。
一足あれば、街もハイキングどちらも楽しめるので、特に「本格的な登山はしないけど、時々ハイキングも楽しむ」という人には、試して見る価値ありのシューズです。
■メレル オンタリオ 85 ミッド ウォータープルーフ(メンズ)
メレル公式サイトはこちら
■メレル オンタリオ 85 ミッド ウォータープルーフ(レディース)
メレル公式サイトはこちら