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登山ウェアのコーデ

【ザックが青なら、ジャケットは…?】山コーデのオシャレな色の組み合わせを考えた

いつも何気なく見につけているウェアやギア。何も気にせず購入し「あ!ザックとウェアの色がかぶった!」など、やってしまったと感じる時はありませんか?さらに、単品ではカワイイ色なのに、自分が持っている色となんか合わない…しっくりこない…なんかオシャレに着こなせない…。なんとなく感じていたコーディネートの”色”について、実際の失敗談と共に、専門家にアドバイスをもらいました!少しの工夫でオシャレコーディネートに変身!

目次

撮影:YAMAHACK編集部

こんなことってありませんか?

色がちぐはぐな登山ウェア

撮影:YAMAHACK編集部

「気付いたら同じ色のギア・ウェアばかり!」「このウェアにこの色のザック…合わないかも…」「もし、持っているウェア・ギアに似合う色を知っていたら…違う色にしたのに」

自分が持っているウェア・ギアの種類は把握しているのに色や柄は気にせずに購入してしまい…家に帰ってきてからコーディネートしてびっくり。特にセールなどで安いから…と衝動買いし、後で失敗する事、ありませんか?

色がしっくりこない登山ウェア

撮影:YAMAHACK編集部

実際編集部でも、自分が持っているウェア・ギアの色を考えずに購入したところ…色がかぶってしまっていたり、何となくまとまらなかったり…なかなかコーディネートしにくく、出番が少なくなってしまう事も。
こんな事態を奪回したく、色の専門家におしゃれな色の組合せについて教えてもらうことにしました。

色の組合せ方にはコツが!まずは3つの「色の性格」を理解しよう

「色の組み合わせなんてセンス次第でしょ!!」「私はファッション苦手だから…」と、思っている方。実は色の組み合わせには”ルール”があること知っていましたか?そのルールを知るだけで、今よりコーディネートがぐっとしやすくなるとか。

……でもルールって?

そこで、”色の先生”ことカラーコーディネーターの宮崎先生に「色」について教えてもらいました!

宮崎先生
色には「配色ルール」がありますが、実はそのルールは簡単!コツを覚えるだけでコーディネートもしやすくなりますよ。
ルールをお伝えする前に、まずは「色」について理解しておきましょう。

①色相(色味、色合い)

1つ目は…色相。”赤”とか”青”とか”黄色”の事です。
色相は虹の色の並び順に色を丸く並べた色相環と呼ばれるもので示す事ができます。
色相

近くに並んでいる色を組み合わせるとまとまりやすく、色相環の反対側にある色を組み合わせるとメリハリが出ます。ちなみに、この反対側にある色を「補色」といいます。

②明度(明るさ・暗さ)

2つ目は…明度。明るさや暗さの事です。
例えばこの図を見てください。

明度

提供:宮崎純子

色相環の青を明るくすると水色になり、暗くすると紺になります。赤紫も暗くするとボルドーになり、明るくすると薄いピンクに。明度を変える事で様々な色を作る事ができます。

③彩度(色の鮮やかさ・穏やかさの事)

最後は「彩度」。色の鮮やかさの事です。
先に示した色相環の色は原色になるので、全て鮮やかな色になりますが、例えばこちら。黄色を穏やかにしていくと茶色ができあがります。色は彩度を変える事でも様々な色を作る事が可能です。
彩度

提供:宮崎純子
宮崎先生
「色相、明度、彩度」この3つの性格を知っていれば、色はぐっと扱いやすくなります。色の組み合わせで大切なのは、バランスを考える事。何色をどのくらいの量使うかによってまとまり感が出たり、逆に、簡単にちぐはぐになってしまいます。

コーデのコツは「配色ルール」!

しかし、漠然とバランスを考えるのは難しいものです。そこで押さえておきたい「配色ルール」を2つ紹介します。このルールを知ることで、配色バランスが考えやすくなります。

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