あのZOZOTOWNから、なんだか凄そうな商品が発売された!

12月7日に『ZOZO HEAT(ゾゾヒート)』という、寒い日にうれしい発熱インナーが発売されました。
定価990円という価格だけでもうれしいのですが、気になるのが「高品質メリノウール混の吸湿発熱インナー」というこの商品のコピー。
メリノウールを使ったインナーであれば、登山者としては「山用に使えないか?」が気になるところです。
登山でおなじみのメリノウール
こんなに安いのなら嬉しすぎる!
もちろん商品によって違いはあるものの、メリノウールを使った登山インナーは安くても5,000円くらいはするもの。
それがたった990円で手に入るのであれば、たとえ普段着用に開発された商品であっても、登山用として買わない理由はありません!
ZOZO HEATは登山でも使えるのか?
登山メディアとして気になるのはこの「ZOZO HEAT」で登山に行けそうか?という部分。商品の素材などを見て考えてみましょう。
ウールは5%。でも着てみると・・・

気になるZOZO HEATの素材は「レーヨン44%、アクリル48%、ウール5%、ポリウレタン3%」。値段相応といえばそうですが、登山用ウェアに比べるとウールの割合は低く、その他の素材を多く使用しています。
吸湿発熱量の多いレーヨンを使用したり、保温性の高いアクリルを使用しているので、タウンユースとして使う分には十分な暖かさが期待できそう。実際に着てみても体にほどよく密着するため、肌とウェアに隙間ができずしっかりと暖かさを実感。このフィット感は、想像以上に暖かさに寄与しているように感じました。
しかし、激しく動くと暑くなり汗が・・・。街では問題ないですが、汗による冷えが命に関わる登山では、速乾性の部分も気になります。
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