メリノウールが990円!?話題の『ZOZO HEAT(ゾゾヒート)』は登山でも使えるのか。

2019/01/09 更新

2018年12月7日に「ZOZO HEAT」という吸湿発熱インナーが発売された。驚きなのは990円という価格にもかかわらず、「メリノウール」を使用しているということ。「これが登山で使えるのであれば、嬉しすぎる!」ということで、実際に商品を購入し、どんなものか調べてみました。

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

あのZOZOTOWNから、なんだか凄そうな商品が発売された!

ZOZOHEAT ゾゾヒート
撮影:YAMA HACK編集部
12月7日に『ZOZO HEAT(ゾゾヒート)』という、寒い日にうれしい発熱インナーが発売されました。

定価990円という価格だけでもうれしいのですが、気になるのが「高品質メリノウール混の吸湿発熱インナー」というこの商品のコピー。
メリノウールを使ったインナーであれば、登山者としては「山用に使えないか?」が気になるところです。

登山でおなじみのメリノウール

ブラックメリノ種
出典:PIXTA
メリノウールとは、オーストラリア、ニュージーランド、フランスで飼育されるメリノ種の羊だけから採れる最高級のウールのこと。
その保温性や防臭性、体から出る湿気を吸収する機能などから、特に秋冬の快適な登山に欠かせない定番の素材です。

こんなに安いのなら嬉しすぎる!

お金
出典:PIXTA
もちろん商品によって違いはあるものの、メリノウールを使った登山インナーは安くても5,000円くらいはするもの。
それがたった990円で手に入るのであれば、たとえ普段着用に開発された商品であっても、登山用として買わない理由はありません!

ZOZO HEATは登山でも使えるのか?

登山メディアとして気になるのはこの「ZOZO HEAT」で登山に行けそうか?という部分。商品の素材などを見て考えてみましょう。

ウールは5%。でも着てみると・・・

ZOZOHEAT ゾゾヒート
撮影:YAMA HACK編集部(ラベルタグがないので、チクチクしない)
気になるZOZO HEATの素材は「レーヨン44%、アクリル48%、ウール5%、ポリウレタン3%」。値段相応といえばそうですが、登山用ウェアに比べるとウールの割合は低く、その他の素材を多く使用しています。

吸湿発熱量の多いレーヨンを使用したり、保温性の高いアクリルを使用しているので、タウンユースとして使う分には十分な暖かさが期待できそう。実際に着てみても体にほどよく密着するため、肌とウェアに隙間ができずしっかりと暖かさを実感。このフィット感は、想像以上に暖かさに寄与しているように感じました。

しかし、激しく動くと暑くなり汗が・・・。街では問題ないですが、汗による冷えが命に関わる登山では、速乾性の部分も気になります。

次のページでは、速乾性について考察➡

速乾性には注意が必要

ZOZOHEAT ゾゾヒート濡れ
撮影:YAMA HACK編集部
肌に直接触れるインナーが濡れた状態だと、休憩中や風が吹いた時に冷えて体温を奪われてしまうため、登山用インナーはすばやく乾くことが大切です。

ZOZO HEATには、水に濡れると乾きにくいレーヨンが多く使われています。そのため長い時間歩き続けて汗をかく登山では肌をドライに保つことが難しく、避けた方がよいでしょう。

肌が濡れないように、ドライインナーをZOZO HEATの下に着るなどのレイヤリングの工夫は可能。ですが、発汗量をコントロールする必要がありますし、わざわざドライインナーを買うのであれば、登山用のインナーを購入する方が金額的にもおすすめです。

街用としては期待大!でも、登山用としては控えたほうがよさそう

ZOZOHEAT ゾゾヒート
撮影:YAMA HACK編集部
「メリノウール」で「低価格」というキーワードに飛びついてみましたが、速乾性の部分に不安を感じるため、登山で直接肌にふれるような使用は避けたほうがよいでしょう。

ただあくまでも「ZOZO HEAT」は登山用ではなく、タウンユースとして作られた商品。正直この低価格で自分の体にピッタリのサイズのウェアが注文できるというのは、かなり魅力的。
着用時にジャストフィットするので、暖かさのヴェールが体を包んでくれるような感じです。この冬、毎日着たいあったかインナーを探している人は一度試してみるのはいかがでしょうか?
ZOZO TOWN公式

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ZOZOHEAT ゾゾヒート
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YAMA HACK編集部 大迫
YAMA HACK編集部 大迫

YAMA HACK運営&記事編集担当。六甲山で飲んだサイダーの味に感銘を受け、『これが登山だ!』と山歩きに目覚める。関西、四国、中国地方の野山を満喫し、山で遊ぶおもしろさを伝えるべく関東に移住。 読者の皆さんが安全に山を楽しめるよう、わかりやすい記事制作を心がけています。

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