赤城山の「知る人ぞ知る登山道」って…?
赤城山は群馬県の中央に位置する火山群の総称で、最高峰は標高1828mの黒檜山(くろびさん)。様々な登山コースが充実しており、初心者から上級者までが楽しめる日本百名山のひとつ。そんな赤城山ですが、実は知る人ぞ知る登山コースがあるんです。
平成28年に開通したばかり、「知る人ぞ知る」登山道とは…?
新開通の「船ヶ鼻登山道(ふねがはなとざんどう)」は、群馬県昭和村から船ヶ鼻山を目指すコース。全長は9.8kmで、牛石コース(5.8km)と楢水コース(4km)の2つの登山道からなります。国有林の作業路を登山用に整備し、平成28年に開通しました。
日本百名山の山々を望める展望の良さ!
道中の「つつじ平」は、西方が開け浅間山、榛名山、谷川連峰や沼田市街などを望めるビューポイント。また「わらび平」では東方の眺望が素晴らしく、遠望に尾瀬の山並みや皇海山を楽しめます。赤城山に登ったことがある人でも、また違った景色を望めるコースです。
初夏はレンゲツツジが鮮やか!
つつじ平では初夏の6月上旬ごろに、鮮やかなレンゲツツジの群生が見頃を迎えます。この季節はレンゲツツジを目的に登る人も多いのだとか。ツツジ越しに見える爽快な展望も一緒に満喫してみては?
歩きやすい登山道で安心!
船ヶ鼻の登山道は良く整備されており、道標もたくさんあるので迷う心配はあまりないでしょう。急な登りがある箇所には要所にロープが張られているので安心。初心者でも気軽に日帰り登山が楽しめます。
船ヶ鼻登山道を歩いてみよう!
船ヶ鼻山頂(標高1466m)へは「楢水コース」と「牛石コース」の2つのコースがあります。登りは楢水コースを、下りは牛石コースを利用して、ぐるりと周回するのが人気のようです。