難読レベル★3つ!全国各地の“読めないイイ山”
いよいよ本格的に読み方が分からない山に突入!ローカルな山は「名前が読めないから」と敬遠しがちですが、「名前が読めない = 魅力がない」というわけではありません。読めないイイ山の魅力をどーんと紹介しますよ!
月出山岳(大分)
パッと見では読めそうな漢字ですが、意外な読み方のこの山。正解は「かんとうだけ」です。
月出山岳は、見る位置によっては富士山にも似た端麗なフォルムをしているので、別名「日田富士」と呼ばれることもあります。標高約709mの山で、登山というより気軽なハイキングにちょうどいいですね。
全3時間ほどのコースは、道が整備されていて難しいところもありません。展望台は見晴らしがよく、願い事を祈る「天空の鐘」は見逃せないおすすめスポットです。
雲母峰(三重)
三重県の鈴鹿山脈にある山の読み方は「きららみね」。昔、谷からパワーストーンとしても知られる幸運石「黒雲母」が発掘されたことが名前の由来とされています。
雲母峰で最も景色がいいのは、コース途中の「Ⅱ峰」で、伊勢平野を一望できるパノラマです。山頂の展望こそありませんが、きれいな緑や植物が楽しみたいという方にはおすすめといえます。鎌ヶ岳などと合わせて登る人も多く、鎌尾根周辺は気持ちのいい景色が広がりますよ!
岨巒堂山(佐渡)
出ました!全く読めない名前。まるで中国語のような山名は「しょらんどうやま」と読みます。ネット検索でひらがな入力しても全然変換されないので、気になる方は試してみてください!
新潟県佐渡島にある岨巒堂山は、いい意味でアクセスが悪いことが魅力!フェリーに乗って、バスに乗って、ようやく登山口に到着する見事な旅行感です。
登山道からはさらにアドベンチャー感が高まり、トレースが不明瞭だったり、川を横断したりすることも。登山レポも少ない、秘境感たっぷりの登山スポットです!
越百山(長野)
読めそうで読めない山の名前は「こすもやま」が正解。宇宙っぽい名前はいろいろなところへアクセスできそうですね。実際、中央アルプスの真ん中ら辺にあるので、南駒ケ岳などへ縦走する登山者も少なくありません。
越百山の見どころは、標高2,613mの山頂から眺める絶景ビュー。御嶽山や乗鞍岳、晴れていれば南アルプスなども見渡せます。澄みきった青い空で気分もリフレッシュです!