即席カップパスタ『BASE PASTA™ quick』は山ごはんに使える!? 試してみた!

2018/04/22 更新

登山の楽しみの1つでもある山ごはん。湯を入れるだけで出来上がるカップヌードルやカレーメシが定番の人も多いのではないでしょうか。そんな手軽に食べられる即席カップメシには、なぜかパスタがありません。即席パスタもあればいいのに…なんて思っていたら、発見しました!どうやら最近発売されたよう。その名も『BASE PASTA™ quick』。どんなパスタなのか、山ごはんに適しているのか、山で試してみました。

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

山で手軽にパスタが食べたい!

山でパスタを茹でている人
出典:PIXTA
山ごはんの定番といえば、カップヌードルやカレーメシなど、お湯を入れるだけで食べられる即席カップメシ。編集部員Eも愛用者の1人ですが、いつも思うのが「即席麺にパスタがあればいいのにな~」ということ。ショートパスタを使ったスープパスタは見かけるものの、スパゲッティがない…。山でスパゲッティが食べたいけれど、茹でたり自分で作るのはちょっと面倒。同じことを思ったことがある人もいるのでは? そんなあなたに朗報!コンビニで見つけました、即席カップパスタ!

ベースパスタクイック
撮影:YAMA HACK編集部
それがこちら、 『BASE PASTA™ quick』。どうやら2018年4月10日に発売された商品で、お値段は税込み590円。今のところコンビニではナチュラルローソンだけでの取り扱いのようです。まず店頭で目についたのが、『お湯だけ3分!どこでも、かんたんに、完全栄養パスタ!』というキャッチコピー。「どこでも?ということは山でも!?」と山好きならまず考えてしまうことが頭に浮かび、「しかも完全栄養!?登山に良さそう!」ということで購入。早速、えびクリーム味の方を山で試してみることにしました。

『BASE PASTA™ quick』を山で食べてみた!

登山の楽しみの1つである山ごはん。好きなものを食べたいけれど、行動をする上で必要なエネルギーをきちんと補給できるかどうかも重要です。また、あまりに重すぎたり、かさばるものはできれば避けたいもの。そこで、「エネルギー面」「携行性」「調理の手軽さ」の3つのポイントで 『BASE PASTA™ quick』の実力を見てみたいと思います。

【エネルギー面】栄養バランスを考えなくていい!

ベースパスタクイックの栄養成分表
撮影:YAMA HACK編集部
パッケージの裏を見ると、なんだか色んな栄養成分がびっしり! なんと、BASE PASTA™はあらかじめ栄養計算がされており、1食で1日に必要な栄養素の1/3をカバーしてくれる世界初の完全栄養食なのだとか。登山をするときに摂取したい理想的な栄養素である、たんぱく質(アミノ酸)、炭水化物(糖質)、ビタミンB1、ビタミンB2も含まれています。

▼登山時に摂取したい栄養分について詳しくはこちら

そして、『BASE PASTA™ quick』濃厚えびクリーム味のカロリーは453kcal。登山中に必要なカロリーの目安は、体重(kg)×行動時間(h)×5kcalと言われているので、体重60kgの人が1.5時間行動するために必要なカロリー(450kcal程度)を摂取できることになります。

【携行性】持ち運び方には工夫が必要!

ベースパスタクイック
撮影:YAMA HACK編集部(『BASE PASTA™ quick』の中身)
中身は写真のように真空パックに入った生タイプの麺とソースのシンプルなもの。パッケージのまま重量を量ってみたところ228gとカップヌードルの2倍以上あり、即席カップメシの中では重い数値でした。また、長方形のケースがややかさばるのが気になるところです。

【ここでポイント】中身だけ携行で軽量化!
パッケージを外すと195g、麺とソースだけなら174gと軽量化できるので、ゴミ軽減のためにも余計な部分は全て取り除いた状態で持って行くのがベスト。麺自体は柔らかくコンパクトに収納可能なので、クッカーで湯を沸かすのであれば、麺とソースだけを中に入れて持ち運び、クッカーで調理するのが良さそうです。

【調理の手軽さ】山用に作り方もアレンジ!

今回は湯を沸かす手間を省くため、山専ボトルに熱湯を入れて持参。そのためパスタはケースごと山へ持って行くことにしました。作り方はいたって簡単です。

ベースパスタクイックと山専ボトル
撮影:YAMA HACK編集部
①パスタ及びパスタソースを取り出し、湯切り口のツメを持ち上げます。

ベースパスタクイック
撮影:YAMA HACK編集部
②パスタを容器にあけ、熱湯を内側の線まで注ぎ、麺をほぐし、フタをします。

【ここでポイント】山では湯きりができない問題を解決!
商品に記載されている作り方の通り、内側の線(赤線部分)まで湯を注ぐと約400mlの湯が必要です。山では湯を捨てることはできないですし、そんな大量の湯を持ち帰るなんて、せっかく手軽な即席ごはんにした意味がないですよね? そこで、スープに再利用すべく、飲みきれる程度の200mlで作ってみました。

ベースパスタクイック

撮影:YAMA HACK編集部
③3分後、フタが開かないようにしっかりと持ち、ゆっくり傾けながら湯切り口よりお湯を捨てます。
今回は、湯を捨てずにコーンスープの素に投入!

撮影:YAMA HACK編集部
④フタをあけ、パスタソースをよくパスタと混ぜ合わせたら完成です。

おや、なんだかパッケージの写真とだいぶ違いますが…。

ベースパスタクイック
撮影:YAMA HACK編集部
なんということでしょう! 富士山を入れるだけでフォトジェニックに!! 本来の約半分の湯でも麺はきちんと戻っているようでした。小麦やチアシードが練りこまれた麺はそばのような色み。太めでやや柔らかく、モチモチとした食感です。麺自体に味があるのですが、それがまた個性的な味。何かに喩えたいところですが、何でしょう…!? 蕎麦をさらに香ばしくしたような、パンチの効いた豆パンの豆のような、でもなんだかどちらもしっくりこないんです…。表現しがたい味なので、ぜひ試してみてください。ソースはしっかりとえびの風味があります。チアシードが入っているためか、食べた後はものすごい満腹感で、腹持ちも◎。

【ここでポイント!】思わぬ大誤算が…。
麺自体に味があったため、湯切りした湯で作ったコーンスープが不思議な味になってしまいました。苦味?がプラスされ、蕎麦湯でコーンスープを作ったようなイメージでしょうか。普通のスパゲッティのようにはいかなかったので、湯の再利用方法は検討が必要です。

山ごはんというよりは…

ベースパスタクイック
撮影:YAMA HACK編集部
「エネルギー面」「携行性」「調理の手軽さ」の点で見ると、山ごはんとしても活用できなくはなさそうですが、湯きりした湯の使用が難しいので、山ごはんには向かないかもしれません。『BASE PASTA™ quick』を販売しているBASE FOODのHPをよくよく確認してみると、あの独特の麺の味は「穀物由来の風味と昆布のコク」だったようです。味の好みは分かれそうですが、栄養とおいしさの両立は難しいと言われている中、バランスが良いという声も。

日々の健康のために!

2017年度グッドデザイン賞 BASE PASTA™はもともと茹でるタイプが始まりであり、2017年度のグッドデザイン賞を受賞。テレビや雑誌でも話題となり、即席タイプとして『BASE PASTA™ quick』が待望の発売となったようです。手軽に栄養バランスのとれた食事を取れるというところでは、きっと日常生活で重宝するはず。登山のためのコンディション調整やトレーニング時に活用してみてはいかがでしょう。

BASE PASTA™ quick

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ベースパスタクイック
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YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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