【登山】東京の人混みに疲れたサラリーマンへ。エクストリーム出社のススメ

2018/06/01 更新

「エクストリーム出社」という単語、聞いたことはありますか? 朝、登山やサーフィンなどのアクティビティを楽しんでから定時に出社する「エクストリームスポーツ」です。通勤電車でぎゅうぎゅうに潰されてげんなりしている山好きなあなた。人より早く活動すると、1日を長く楽しめてお得かも!

アイキャッチ画像出典:PIXTA

都会に住む人々は、オアシスを求めている

満員電車
出典:PIXTA
都会、それも東京に居住している人、もしくは通勤する人々にとって朝の通勤は戦場といってもいいほど過酷。満員電車ではぎゅうぎゅうに押しつぶされ、電車の制動の度に人のかたまりが右へ左へ…。
出勤前から既にへとへとになってしまう人も、少なくないのではないでしょうか?

多忙な人
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しかも月曜日ともなれば憂鬱。これからまた一週間、都会の人込みの中職場と自宅を往復する日々が始まります。考えるだけで辟易してしまいそうですが、まとまった休みは年に数えるほど。「どこか旅行に行きたい!」と思っても、今日明日でいきなり叶いそうにもありません。

たとえ平日であっても、心や体をリフレッシュできる「何か」があれば理想的ですよね。

時間は有限…作るしかない

夜遅くまで仕事をしていて、時間が取れない!という方も現代では少なくありません。日中は仕事で頭をフル稼働、帰ったら寝るだけ。それでは、朝に時間を作るのはいかがでしょうか。そんな選択肢の1つとして、「エクストリーム出社」があります。

日本エクストリーム出社協会 エクストリーム出社とは、『早朝に全力でレジャーを楽しんでから定時に出社する』というエクストリームスポーツ。とあるサラリーマンがストレスから出社拒否になりかけ、時間つぶしに行っていた散策から発展したものです。様々な「〇〇をしてから出社」の模様がインターネットで話題になり、新聞をはじめ数々のメディアに掲載されるほど注目を集めました。

現在では、複数人で一緒にエクストリーム出社を行うイベントも数多く行われています。(詳細は下記をご覧ください)

エクストリーム出社協会

究極の朝活の、たった1つのルール

遅刻しそうな男性
出典:PIXTA
何をするか、は特に決まりがなく自由です。つまり、起床してから出社時刻までの数時間で楽しめるものでOK。リフレッシュを目的としているので、非日常性が強いものほどよいとされています。
ただ、1つだけルールがあります。それは「遅刻をしてはいけない」ということ。あくまで、定時に出社しなければ失格、となります。

山が好きな私たちのエクストリーム出社

高尾山からの眺め
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話を戻しましょう。東京に住んでいる人にとって、出社前に登山、というのはなかなか難しいミッション。全ての人ができるわけではありません。しかし一定の条件に当てはまる人は、山に登って出社することは可能。そう、その山とは登山者数世界一を誇る東京都八王子市・高尾山です。
今回実際に、京王線ユーザーの編集部スタッフが高尾山に登ってからエクストリーム出社をしてみました。


高尾山始発の看板
撮影:YAMA HACK編集部(京王線高尾山口行の始発電車)
これができるのは、恐らく京王電鉄沿線に住んでいる人に限られます。

高尾山口駅
撮影:YAMA HACK編集部(朝6時の高尾山口駅。誰もいません)
編集部スタッフが住んでいる調布から各駅停車で約1時間、乗り換えなし1本で高尾山口駅へ。6:13に着きました。

ところで、どれくらい使える時間があるのか?

実際に、高尾山エクストリーム出社ではどれくらいの時間が許されているのでしょうか。ざっくりと調べてみました。
京王線沿線であると、例えば調布始発では6:13に高尾山口に着きます。
オフィス
出典:PIXTA
【9:00始業の場合】
会社が新宿⇒高尾山口を7:40に出れば間に合います。渋谷なら7:27、六本木なら7:24、新橋なら7:15に乗ればOK。
およそ1時間ちょっと、朝高尾山を楽しむ時間が用意されているというわけです。これが9:30、10:00出社ならもう少し余裕がありますよね。

【8:45始業の場合】
会社が新宿だと7:15の電車に乗れば間に合う計算なので、時間は1時間未満とやはり少し短くなってしまいます。少し厳しそうです…。
とはいえ始業時間によりけりですが、都内で朝に山を楽しもうと思ったら、やはり高尾山となるのではないでしょうか。

誰もいない高尾山

早朝高尾山の道
撮影:YAMA HACK編集部(1号路の道)
さすがの登山者数世界一を誇る高尾山も、平日の早朝は静かです。土日はごった返している道も、独り占めしたみたいで嬉しくなります。

早朝の高尾山
撮影:YAMA HACK編集部(途中の景色)
まだ街が動き出していない中、東京を見下ろす…なんとも贅沢な時間です。

頂上でゆっくりする時間はあまりありませんでしたが…

高尾山頂上でコーヒー
撮影:YAMA HACK編集部(サーモスのお湯でコーヒータイム)
いつもならバタバタと家を「いってきます!」と飛び出していたのが嘘のよう。頂上で富士山を眺めながら、清々しい時間です。7時過ぎの電車に乗らなくてはいけないので、景色の堪能もそこそこに下山。この後いつも通り、9時過ぎに渋谷へ出社しました。

荷物はコインロッカーに預けると◎


例えばスーツで出社される方は、汗をかいても良い恰好で来て、ジャケットや着替え、仕事道具はコインロッカーに預けるのをおすすめします。荷物が増えて少し手間ですが、高尾山口駅には2か所コインロッカーがありますよ。

エクストリーム出社をしてみて

早朝の高尾山山頂
撮影:YAMA HACK編集部(朝7時ごろの高尾山山頂)
いわゆる“朝活”は、知識を蓄えたり人脈を作るなどの目的があります。しかしエクストリーム出社の目的はリフレッシュ。朝から体を動かすと脳が一気に目覚め、すっきりと爽やかな気持ちで出社できました。満員電車も、既に山を登って下ってきた身としては体も起きているのでいつもより苦痛ではありません。

何より驚いたのは、「早起きして眠くなるかな?」と思っていたのが、脳が活性化されて日中眠くなることがなかったのです。朝に体を動かすと、こんなにも調子がいいんだ!ということを思い知った編集部スタッフなのでした。

24時間思い切り楽しむ! エクストリーム出社はいかが?

朝の通勤のようす
出典:PIXTA
今回ご紹介した高尾山登山エクストリーム出社は、限られた条件の人しか実現できません。(京王線沿線住まい、9:00以降出社、会社の場所など…)しかし、出社前に思い切り何かを楽しみ、脳とカラダを目覚めさせることは1日を過ごす上でとても良い影響を与えてくれることがわかりました。別に何をしたっていいんです。定時に出社さえすれば。みなさんもぜひ、できる範囲で朝から活動的に! エクストリーム出社、試してみてはいかがでしょうか?

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エクストリーム出社
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YAMA HACK編集部
YAMA HACK編集部

YAMA HACK運営&記事編集担当。登山をきっかけに自然の力に魅了される。山で飲むコーヒーが大好き。何かあれば必ず山に行き、心身共に整える。山について新しい視点を与えられるような記事作りを心がけて日々執筆活動を行う。

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