あじさいの咲く梅雨の時期には、雨蛙の鳴き声もよく聞こえます。静かにしとしと降る雨の中、雨蛙の鳴き声に耳を澄ませるのもまた一興。「太平山あじさい坂の雨蛙」は、環境省が選定する“残したい日本の音風景100選”にも選ばれているんですよ。
紅葉の時期には毎年「もみじまつり」が開催されていて、太平山名物の卵焼き体験教室や、随神太鼓の演奏等のイベントも開催されています。
80ものハートを探せ!恋愛運UPの太平山神社
1番のご利益が“家内安全”である本殿は瓊瓊杵命(ににぎのみこと)・天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)・豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)が主祭神。縁結びの鳥居や撫で石などのほかに、本殿の境内には、80個以上のハートに見える模様が隠れているそうです。見つけた数と一緒に、願いを絵馬に書いて、願いとともに奉納するとよいのだそうですよ!
桜の名所!謙信平からの絶景
上杉謙信も見事な眺望に感動したことからその名前が付けられた謙信平。展望台からは関東平野が一望できます。特に地上が霧に包まれているときの、眼下の峰々が霧に浮かぶ雄大な景観は素晴らしく、陸の松島と称されているほど。桜の花も見事で、夜桜と夜景の美しい桜の名所でもあります。
太平山 メインルートを紹介!
太平山は太平山神社を中心に歩くルートです。ここでは基本のルートを紹介します。
初心者におすすめ!新道コース
距離 | コースタイム | 日程 | 難易度 |
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約8.5km | 約3時間45分 | 日帰り | ★ |
新大平下駅(30分)→謙信平(65分)→太平山神社(30分)→ぐみのき峠(30分)→大中寺(70分)→新大平下駅
東武日光線の新大平下駅です。駅から客人神社方向に進み、神社の西隣りをゆくと石碑のある登山口、そしてそこから約30分で謙信平です。
謙信平で少し休憩して、眺望の素晴らしさや名物のおだんごなどを堪能したら、太平山神社に向かいます。桜やあじさい、紅葉のシーズンはもちろんですが、うっすらと雪が積もるような時期には、静かで厳かな雰囲気を味わえます。