最近「化繊ジャケット」派が増えてる!?


ダウンはもう古い?

ふわふわなダウンが空気を含むことにより暖かいダウンは、水に濡れてしまえばそのロフト(かさ高さ)はなくなり、保温性がなくなるどころか乾きづらく一気に冷えの原因に。その弱点を解消すべく、最近ではダウン自体に撥水性を持たせたアイテムも出てきました。
とはいえその機能も完全防水とは言えず、依然水濡れに弱いのはダウンの最大の特徴とも言えます。
高い保温力がゆえの「暑すぎる」

そこでかいた汗・こもった熱や蒸気は、再び寒空の下へ出て外気に触れると急速に冷えていきます。
そう、ダウンは暖かい反面調節が難しい。そこで最近もっぱら人気なのが化学繊維綿を使用した「化繊ジャケット」なんです。
化繊ジャケットの特徴って?
「中綿ジャケット」といった呼び方もされる化繊ジャケットの特徴を見ていきましょう。まず、寒い時に着る保温着として、主にダウン、化繊、フリースの3種類が選択肢として挙げられます。その中で、・通気性がありムレにくい
・水に強く、洗濯しやすいのでケアが簡単
・耐久性がある
これらの特徴を持つのが化繊ジャケット。先ほどの「暑くなりすぎる」という点も、化繊ジャケットなら解決!さらに羽毛量が多くない薄手のダウンに比べると、化繊ジャケットの方が暖かいケースもしばしば。「保温力もあり、水にも強く、動いていても着続けていられる」のが最大の特徴です。
こんなシーンに最適!

・ぎゅうぎゅうの電車(通勤時など特におすすめ)
・気温が低い中、徒歩や自転車で動くことが多い人
・室内で肌寒いとき
逆に屋外で寒い時・じっとしている時は保温力の高いダウンが活躍してくれますよ。
フリースとはどう違う?

・乾きやすい
・通気性がありムレにくい
・そこそこの保温力
これらが挙がりますが、通気性があるがゆえに「風を通してしまう」という点がデメリット。何枚服を着ていてもスース―してしまうと暖かくなりません。また、コンパクトになりにくいという点も「持ち運びやすさを欠いている」と言えます。保温力は、恐らくダウンや化繊を下回るものが多いでしょう。
「次世代ハイテク化繊綿」がなんだかすごい

素材メーカーのPolartec社が2012年頃に開発したPolartec Alphaは、着たまま行動し続けて汗をかいても快適に過ごせる「新しい行動着」として、アウトドアウェア界に革命を起こしました。それ以降、各メーカーが次々と画期的な新素材を発表し、化繊ジャケットのアイテムの幅は広がりを見せ続けています。
Polartec社「Polartec」
Polartecは、繊維の集合体であるシート型のものではなく、シートの両面に綿繊維が生えた形状のものとすることで高い通気性を実現。従来の化繊綿よりも2倍の通気性と1.5倍の速乾性を備えた仕上がりです。また、綿抜けも少ないので、表生地の織りも緩めにし、適度に熱を逃して動きやすい構造にウェアを仕立てることができます。マウンテンハードウェア Monkey Man/2 Jacket
軽く、着心地が柔らかなジャケットで、行動保温着として活躍する一着。動きを制限せず、きつすぎずゆるすぎないスタンダードなフィットが魅力です。寒さもシャットアウトし、暖かく、動きやすいモデルです。通気性が優れていて、ウェア内が湿気しにくいです。
マーモット アルファ60ジャケット
こちらもATherm Hooded同様に、Polartec Alphaの表面を起毛させたAlpha Directを裏地に使用したジャケットです。プルオーバータイプのフロントは長めのジッパーで着脱しやすい設計。汗が抜けるのに暖かいというのを実感できる一枚です。腹部のポケットにコンパクトに収納が可能です。
【デザイン】まずまず
【フィット感】良いです
【着心地】良いです
【保温性】良さそうです
【動きやすさ】動きやすいです
【その他】大き目のつもりで買ったのですが、ジャストフィット
出典: 楽天みんなのレビュー
フーディニ Houdini Power Houdi
部位によって、ストレッチ性と通気性に優れた柔らかい着心地のDiffusion Stretchと摩耗に強い2種類の生地を使い分け、Polartecのポテンシャルを最大限に引き出して寒冷期のミドルやアウターに最適な一枚に!フロントはダブルジッパー仕様で換気もGOOD!
フルレンジ・インサレーション
パタゴニアと日本の繊維メーカー大手の東レが組んで開発された素材フルレンジ・インサレーションは、濡れても保温性や通気性を維持するとともに、伸縮性があるのが大きな特徴です。数種類のポリエステル繊維から作られ、繊維が安定しているためダウンと違って繊維移動が起こりにくいのも特徴で、シェルに固定するステッチを減らすことができて動きやすさを後押ししてくれる素材です。パタゴニア メンズ・ナノエア・フーディ
ベースレイヤーや薄手の中間着を着用できる余裕を持たせた細身のシルエットが特徴で、パタゴニアにおけるスリムフィットの着用感となっています。フルレンジ・インサレーションをDWR加工済みリップストップナイロンの表地と平織りの裏地との間に挟み、抜群の通気性を備えています。袖には伸縮性ニット装備で暖かさを逃がしません。

パタゴニア ウィメンズ・ナノエア・フーディ
パタゴニア ナノエア・フーディのレディースモデルです。メンズ同様の機能性や着用感を備え、メンズモデルには無い鮮やかなブルーグリーンのカモ柄をカラーバリエーションにラインナップしています。

ファインポリゴン
日本のアウトドアブランド「finetrack」が独自開発した素材。極薄でとても軽いシート状の生地にシワを持たせてボリュームをつけ、積み重ねて立体構造にすることで保温性を発揮する素材です。シート状なので扱いやすく、様々なものへ応用が可能です。優れた保温性と透湿性を備え、濡れに強い上に濡れてもすぐ乾くといった特徴があります。また、1平方メートルのシートが僅か9gと軽量なのも特徴です。ファイントラック ポリゴン2ULジャケット(メンズ・レディース)
ファインポリゴン®︎を2枚封入し、コールドスポットが発生しないフローティングレイヤー構造による作りで、ウェア内外からの濡れに強く効率的な保温性を発揮する行動着に仕上がっています。また、大容量の換気が行える脇下のリンクベント装備により、行動中のオーバーヒートを防ぎ快適な着心地を持続できます。
ファイントラック ドラウト®ポリゴン3フーディ(メンズ・レディース)
ファインポリゴン®を胴に3枚、腕とフードに2枚使用したモデルで、濡れても保温性が低下しにくく、雪山登山など冬の行動着として着用できる確かな暖かさと抜群の通気性が特徴です。また、腕の部分は、肩を動かしやすいトルネードスリーブとなっています。
Coreloft™
「アークテリクス」が独自開発したコアロフトは、弾力維持のための太い繊維と保温力を維持するためにデッドエアを溜め込むための細かな繊維が混ざり合ってできています。このことで、綿の層が維持され、優れた保温性を発揮します。また、綿が抜けにくい特殊な構造によって生地の通気性を維持でき、蒸れにくいという特徴があります。他にも、化学繊維の持つ速乾性で濡れに強く乾きやすいのも特徴です。アークテリクス アトムLTフーディ
胴、腕、フードにCoreloft™を中綿として配置し、サイドパネルや脇下にはPolartec® Power Stretch®を使って通気性と動きやすさを高めています。また、ジッパーが引っかからないデザインで設計されているので、片手での開閉も楽に行えます。軽さを追求しつつも優れた耐久性や機能性を保持しているモデルです。
サイズ感が微妙ですがいい商品です。
170 70kでMにしました。Sだときつかったです。
出典: 楽天みんなのレビュー
アークテリクス アトム SL フーディ
重量360gのアトムLTフーディに対して、こちらはさらに軽量の260g。中綿としてCoreloft™Compactを採用、最適な部位に配置し、保温性と通気性のバランスのとれたサイドパネルを備えています。軽量化しても機能性を犠牲にすることなく、ファストパッキングで登山を楽しみたい人やミニマリズムを追求する人に最適な行動着です。
アークテリクス アトム AR フーディ
スキーやスノボなどウインタースポーツからアイスクライミングなどのアクティビティまで、多用途で着ることができることを重視したオールラウンドなモデルです。アトムLTやSTのように動きやすさを狙いつつ嵩張るのを抑えるトリムフィットに対して、こちらのモデルはレギュラーフィットタイプとなります。綿の量も他の2モデルに比べ多めとなっています。
今使用しているアトムSVがあるのですが、若干生地が傷んできたので新しく買い換えようとしていたときにこの商品を見つけました。現在はアトムARになっているんですね。当方身長173センチ、体重55キロでサイズSを購入。中に薄手のフリースを着て若干余裕があるくらいです。ピッタリと着たい方はXSでも大丈夫だと思います。ダウンジャケットよりお手入れが簡単ですし、きていて暖かいお勧めなジャケットです。今年のモデルのカラーはあまり好きではなかったので昨年のモデルの在庫を探していました。お安く購入できたラッキーでした。
出典: 楽天みんなのレビュー
3DeFX+
東レが開発した3DeFX+®は、コイル状に成形された1.5~6.0デニールの極細糸が絡み合ってできており、フレキシブルな動きを可能としています。そのため、中綿ジャケットにもかかわらず抜群のストレッチ性を発揮し、暖かく蒸れない上に動きやすいという特徴があります。化繊ジャケットで行動時の快適性をぐぐんとUP!

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